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ダリの繭
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【この小説が収録されている参考書籍】
ダリの繭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
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火村 英生シリーズの長編作。有栖とのやりとりが楽しい。 | ||||
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特筆するようなところは何もないのですが、さらっと読める本格ミステリとして 星三つ分(謎の単位ですが)くらいは楽しめます。ただタイトル通り地味なので、 派手なトリックやエンターテインメント性を求める方には合わないと思います。 話の筋としても、遺産相続の争いか?あるいは男女関係のもつれか?といったと ころにダリで味付けしたような小品です。個人的には、なぜ死体から髭が消えて いたのか?!みたいな、地味すぎる謎も馬鹿馬鹿しくて嫌いではありません。 | ||||
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ネタバレしちゃうので書きませんが どう面白いかとか書きたいけどネタバレしちゃうから書けません でも、本当に面白いです | ||||
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やはり原作を知っておかないと ドラマとか時間の関係で織り込まれない真実みたいなものがたくさんあって 結末とかめっちゃ納得がいかないことが多い だから文庫本でモヤモヤを解決 夏休みに向けて買いました 夏休み中火村英夫漬けです | ||||
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何も考えずに、初期から火村シリーズを読み進めていましたが、途中から、 「面白くない」ということに気づきました。 お義理で10冊以上は読みましたが、本作も内容が全く記憶に残らないほど、 インパクトに欠ける平凡な内容でした。 | ||||
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ミステリー小説として気軽に楽しめました。犯罪心理学と対を成す被害者心理学と言う考え方を教わりました。 | ||||
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1日で、読んでしまったくらい面白かった。 ヒゲがないその理由とか、悩んだけど解けないトリック。 火村シリーズを読むたび思います。 殺人ほど、割りのあわない犯罪はない。 | ||||
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つけ髭の有無での変装とか下らなすぎる | ||||
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金もあり、地位のある人、更に宝石商という三本柱から、高飛車で傲慢な男だと想像させられたところからミスリードが始まっていた。「誰も悪くない」と思わず言いたくなる、不思議な犯罪小説。 | ||||
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火村教授+アリスの2作目長編です。そう思うとごく初期の作品なのですが、今、読んでも古びていなくて充分に楽しめます。各国シリーズではないので、スペインは特に関係ありません。 ダリを崇拝している宝石チェーン店の社長、彼はダリ好きだけあって、店や自宅にもダリの作品やその模倣品がたくさん飾られていました。本人もダリと同じようなひげをはやしていて、それで全国的に有名でした。彼には母親の違う弟が2人いて、1人は同社の副社長、もうひとりは社外ですが取引会社勤務で、3人はいたって良い関係を築いていました。そして社長は秘書の女性に心から惚れていたけれど、その女性は同社勤務の宝石デザイナーとのつきあいもあった様子。そこへ社長が異様な状況で殺されて・・・というお話です。 大きな繭型の中で水のようなものに浮かぶと心が落ち着くという新奇な装置も出てきますが、ごくオーソドックスな本格ミステリです。人物や状況設定にも非現実的で不自然なところがなく、すんなりと話に入っていけました。 舞台はいつもの関西。大阪は夕陽丘のアリスの自宅、心斎橋の宝石店本社、六甲山の宝石店社長の別荘、そして三重県の鳥羽。火村とアリスが調査のために鳥羽に向かうのですが、アリスはそこで小学校時代の修学旅行を思い出します。余談ですが、有栖川氏の世代だと、関西からの小学校の修学旅行は、ほとんどが伊勢志摩2泊3日でした。作中のアリスも、何十年ぶりにやってきて、当時をなつかしく思い出します。同世代の関西人なら、思わずにやりと笑ってしまうのではないでしょうか。 事件が解決してみると、心情的にとても哀しいものがありました。世の中には望んでもどうしても得られないものがある、どうしょうもないことがある、と。ネタばれになるので詳しくは書けませんが。トリックや状況にも無理がなく、なかなかよかったと思います。 | ||||
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作家アリスシリーズの2作目です。 今シリーズの魅力は、証拠や証言を元に、論理的に犯人を指摘する所だと個人的に思っていますが、 今作では犯人を絞り込む根拠がやや弱い様に思いました。 今作では序盤に殺人が起き、それ以降は捜査パートが続く構成なので、ずっと読み進めさせる力がありました。 | ||||
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作家アリスシリーズの第二作。 初めにテレビドラマを見てしまったので、結末まで知ってましたが、内容違うかなと思ったけど、同じでした。(小説の方が内容が濃いですが) 有名宝石店の社長が、ダリが大好きだから、同じひげをはやすって、そんな自由なことあり!?とちょっと突っ込みましたが、好きでもダリのようになれなかったところが切ないですね。 個人的には、誰も買わない伊勢志摩のおみやげ、真珠の女神がツボでした。 ちりばめられた謎が、最後まで分からずに、先が気になりさくさくと読み進めましたし、最後の謎解きで解き明かされる所は、納得感もありよかったです。 自分の決定に迷い、占いに行ったってのは、ちょっとがっかりかな。。。 そんな、描写にも感情移入してしまったところは、作者の手腕かなとうなりました。 | ||||
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今月に入って初めて有栖川作品を読むに至りましたが、探偵役の名前を見て 「あぁ、最近やってたドラマは有栖川作品だったのか」とか思った次第。 火村の本職が学者先生ということで、犀川創平を想起しないでもないんですが、 S&Mシリーズに較べて煩わしい恋愛要素もないしで、いいですね。 度が過ぎた天才でもないし、勿体ぶることもないし、作中人物の有栖川とのやりとりも軽妙で味がある。 今作で最も好きなのは「髭がわかんねぇんだよな…」ってやつ。 ”終盤までは”と書いたのは、色恋の諍いのような?遺産を巡る争いのような? 動機のよく分からない事件に、もっと別の解決を求めていたからです。 「まぁ結局そうなっちゃったか」ってとこでしたが、”あの現場”が成立する過程はこれしかないですね。 その点は過不足なく書かれていたと思います。 この辺りで☆は4に固まりつつありましたが、ラストシーンが良かったので、1つオマケで! 相馬と鷲尾、それぞれの”あの夜”の行動エピソードの辺りは、どうしても必要ではないかもですが それぞれに”人間の業”が込められていて、それなりに面白いパートでした。 作中の有栖川に、自己を投影しているかの如くな箇所も然り。 にしても、 が出てくる(商業)小説ってのは、 世界中探してもこの1冊だけでしょう。吃驚しましたわ。 | ||||
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「46番目の密室」に続いて読了。面白い。面白いじゃないか。特に突っ込みどころはないが他と比べてさほど個性もなくミステリーとして優等生すぎた「46番目の密室」に比べ、本作はあらゆる面でパワーアップしているのを感じた。 第一作目で自己紹介を終えたからと言うように今作ではより愛嬌あふれるやり取りをしている火村とアリス組、それに加えて肝心のトリックもなかなか複雑に入り組んでいて隙のない仕上がりになっており唸らされた。 進展し、新事実が明らかになっていくごとに今までの推理が根底から覆される。そんな小さなどんでん返しが作中いくつも仕掛けられていて「いったいどういう事件なんだ?」と読者を飽きさせずにラストまで引っ張っていく安定した筆力はさすがといったところ。 事件の真相が明かされた瞬間は登場人物と同じく「そんなまさか」と思いましたが、この作家はトリック以外の部分もしっかり書き込み説得力があるので、意外性のわりに無理やりな感じはゼロ。もの悲しいラストとなんともいえないやりきれなさが光る作品でした。 総括して☆4。第三作目も今から読むのが楽しみです。 | ||||
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火村英生シリーズは全て揃えてますが、なんかこれはもうコレクターズアイテムだなと思い購入しました。 ダリの繭、作品自体シリーズ内でも特に面白いのですが、一部ファンにはあの"新婚"なくだりが注目されるところだと思います。 挿絵も挿絵ですし。 そのある意味?大事なシーンに挿絵を入れないのはわかってないとしか。 でも☆5です、作品はとても面白いので挿絵でもドラマでも、気になった方は是非読んでいただきたいミステリです。 | ||||
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少々意外な展開が面白かった。 大変良くできた長編推理小説だと思う。 | ||||
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少々意外な展開が面白かった。 大変良くできた長編推理小説だと思う。 | ||||
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期待通りの面白さで,さくさく読めました。挿絵は,自分のイメージと違うので,ないほうがよかった | ||||
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有名なジュエリーメーカーの名物社長が、自宅のちょっと珍しいカプセルのなかで死亡。その状況に不審な点があったことから、おなじみの二人が登場して謎を解いていきます。いつもどおり楽しみながら読みました。 | ||||
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ダリの繭というタイトルだが、特にサルバドールダリを扱っている訳ではなく、ダリに心酔するダリ髭の被害者を巡ってのいつもの火村シリーズの定番の展開。フランス臭ではなく三重県鳥羽の香りが漂ってくるかのようなタイトルのバタ臭さとは裏腹にドメスティックな雰囲気の作品である。 火村シリーズ長編としては標準以上の出来で最後まで飽きさせない。 | ||||
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