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丕緒の鳥 十二国記
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丕緒の鳥 十二国記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全127件 61~80 4/7ページ
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待ちに待った「十二国記」の新作! 一気に読みました。 続編にまた期待します。 | ||||
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久々の新作。とても面白かったです。早く本編の新作が読みたいです。 | ||||
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面白かったです。 かなり詳しく作り込んでいるため(役職名や法律などの言葉は複雑でした)、十二国記の世界をより深く知ることができます。 個人的な感想として、いつも前半は読むのがキツく、後半は寝食犠牲にしてでも止まらなくなるのですが・・・今回は短編ということもあり本編に触れることがなくても読みやすい内容だったと思います。 内容は本編にニアミスしてないこともないので、本編では語られない世界観のようなものが見えて興味深かったです。 ただ・・・12年ぶりでこれかぁ、という印象は拭えません。 待ちに待ったファンには肩すかしをくらったように感じてしまうかも。 がっかりまではいきませんが、読後は釈然としない気持ちになってしまいました。 もちろん作品自体は面白かったので、次回作に期待大です。 | ||||
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約束されていないのに 12国記というからには12国全ての様々な物語を出版するのだろう と長年思い込んでいました。 レビューをみるとそれについてみなさん触れてないので 思い込みが激しかったのは私だけみたいです。 待ち続けるうちに12国全ての物語を読めない可能性があると心配していました。(自分の寿命的問題で) でも小野不由美さんの紡ぐ世界に魅入られている私としては 今回の作品で初めて、12国を読めることをただ喜びとすればよいのだと気付きました。 12年空いたからこその気付きです。 読む前はなんで今?って。 でも読んだら素晴らしくって。 要求せず享受できる幸せに浸ればよいだけでだった。 無理に書いてほしくないし、今回の作品を含めこれまで出版した12国はどれもすばらしく 私を充分幸せにしてくれました。 | ||||
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今回は短編集でしたね。 十二国記の世界観が好きな方には、 待望の一冊ではないでしょうか? 本編?では、世界の一角を担う王と麒麟を 中心に描かれてますが、今回は、十二国記の世界を 担う人々の話です。 よくここまで架空の世界の話にリアリティを出せるなぁ~と感心 してしまいました。 本編寄りのストーリーを期待している方には、 ちょっと期待に応えないかもしれないので☆4つで。 | ||||
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簡単に人間が仙人になり、仙人も簡単に人間になれる。 ほぼ、名簿に登録されるだけという制度としてあまりに簡易でありながら、 もはや人を離れ、不老不死となった王、ひいては国を支える官僚たち。 それも、王に会うこともほとんどない下級の者たち。 そんな彼らにも、民との間には超えようのない壁が、溝があるのだ。 あくまでサイドキャストであった彼らに焦点が当たるサイドストーリーです。 この短編で世界が奥深くなったと思うか?といわれると、YES。 メインキャストが誰もいなくても、確かに十二国記の世界です。 でも、本編読みたいなあ、が、YES。 | ||||
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今回の短編集は王と麒麟、いわゆるメインキャラの物語ではありません。 いつもなら脇役になるような官吏や市井の人々が主役です。 物語の内容もすっきりハッピーエンド、とはいかないものもあります。 正直なところ少し残念でもありますが、十二国の世界を知る上では重要な一冊だったと思います。 普段ならスポットライトの当たらない「その他大勢」の人々が どんなことを考え、何に苦しみ、どんなふうに生きているのか。 それを知ることで、これから読む十二国の物語により一層深みが出るのだと思います。 王と民との距離感や、天に対するイメージなど、民の立場から十二国記の世界観が掘り下げられた感じがします。 本編ではカットされてしまう部分をじっくり読めるのも短編集の面白さですね。 まず本筋には関わらないであろう陶鵲の設定が個人的にはとても興味深かったです。 陽子や尚隆たちの「キャラクター」が好き、という方にはおすすめしにくいですが、 十二国記の世界が好き、という方にはぜひ読んで頂きたい一冊です。 そして新作長編がなるべく!早く!出ることを祈っています。 | ||||
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十二国記の新作短編集が読める、ということが嬉しいです。 ※以下、内容に触れている部分があります。 私がこのシリーズを初めて読んだのは中学生の頃、講談社文庫版でした。といっても、新作が出るまでの間何度も読み返していたわけでもなく、新潮文庫の完全版を買いそろえたわけでもない、ぬるい読者です。 12年ぶりという事を考えず、新潮文庫版刊行の流れで読むと普通に面白いとは思いますが、待ちに待った…という熱心な読者の方には少し物足りないかも知れません。私はぬるい読者なので普通に面白かったです。ただ、国の名前や用語がうろ覚えだったので、久しぶりに読む人は既刊本を少し読み返しておいた方がいいかも知れません。 めったにいないでしょうが、この短編集から読み初めようとしている方は要注意です。基本的な世界観の説明やこれまでのあらすじ的なものは一切ないので。 設定は細かく作り込まれていますが、前々から疑問だった里木についてもうちょっと詳しく知りたい所です。 どうしても気になったのは、251頁の[包荒は各地の府第に命じて、(中略)植林するよう命じていた。]という一文。私の国語能力に問題があるのかもしれませんが…。登場人物の名前がいれかわっている箇所もあります。小野先生の文章は重厚で緊張感があるだけに、こういう「…?」となる箇所があると緊張が一気に解けます。 なんやかんや書きましたが、ぬるい読者にとっては面白い物語たちでした。新作長編、楽しみです。 | ||||
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短編は雑誌に載っていたものですが、それ以外も 十分に楽しめました。近々 シリーズの他の本が出る予定も書かれていたし ますます楽しみです | ||||
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久々の新作! この本を見たときはうれしかったです。また、十二国記が読める・・・なんて、注文前からひとり盛り上がっていました。 また、シリーズを最初っから読み返すきっかけになりました。 短編ですが、十二国の話が読めてうれしかったです。 次に出る長編楽しみにしています。 | ||||
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所謂本編と言われているものとは異なる視点で描かれた話で、物語としては物足りないと思われた読者も多いかもしれない。 でもこれこそが作者のもっとも描きたいものであり、まさにこの作者だからこそ表現し得た世界ではないかと思う。 作者の真骨頂である計算しつくされた世界で、矛盾・不条理にあえぐ人々と先の見えない不透明な、けれどその現実に立ち向かう人々、そこから生まれてゆく何かを動かしていく力を感じずにはいられない作品だった思う。ここまで作りあげてきたシリーズあってこそ説得力を持って伝えることの出来た作品だろう。 本編を進める話か否か云々ということではなく、この世界の仕組みを読み進めてきた読者として、この一作は外せないものだと思う。前作までに説明されてきた世界の仕組みがあってこそ理解出来る、けして華やかではないけれど、これからこのシリーズと向き合う上で必要な一作ではないだろうか。 読者によっては陰鬱と表現するだろうこの作品を挟むことで、長い期間をおいたこのシリーズへのこころ構えを作ることが出来た作品だと思う。 小野作品を知らない人にはぜひ一読を勧めたく、けれどもシリーズ最初から通して読まなくては共感を得られないだろうこのもどかしさをすら感じられる嬉しくも複雑な作品であることはお伝え出来るだろう。 | ||||
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表紙イラストがきれい。 短編集ですが、それぞれの内容が興味深く印象深かったです。 読み始めはこれはどこの国のお話か、はっきりとは書いてないので謎解きのようです。 ちらっと出てくる、この本より前の本のお話の中の人物が輝いて感じられます。 懸命に生きる主人公たちの救いになるところが、ほかの仙とは違うのですね。 | ||||
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なんら、進展はありません。 どの王も主人公でありません。 下級官吏や一般の人々が主人公です。 でも、読むことをお勧めします。 長いこと待ち伸びていた十二国記の世界へ行けますよ。 多少、時代を遡りますが、満足されますよ。 | ||||
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12年ぶりの新刊ですが, これまでの十二国記シリーズと一線を画しているのは確かです。 これまでの十二国記シリーズは, 王や麒麟を主役に据え,国を治めるエピソードを主軸にしながら, 主題はむしろ,「個人として,人はどのように生きていくか」の方にあったと思います。 これに対し,本作は,王や麒麟でない,一般の人々を主役に据えながら, 「公の中にある個人の役割,考えるべきこと,あるいはその結論」と言うべきものが 主題であったと感じました。 各短編は,主人公たちの成長物語ではありません。 つらい時代を生きる人々が, 自分に与えられた「仕事」を 悩みながらも真摯にこなしていく姿を描いたものです。 この本における「仕事」は, 生活を得るための糧でなく,いわば「公への奉仕」「社会への貢献」という 意味合いを持っています。 政治的に無力な人間が,いかにして社会に貢献するかという問いに対する 一つの答えであると感じました。 物語が現実的なのは当然です。 十二国記の世界を舞台に, 現実の世界にフィードバックすべき社会的なテーマを扱っているのですから。 そんな物語ですので, 時間を忘れて没頭する冒険譚ではありません。 じっくり読んで,何かを考える,そんな本です。 それを読み応えがあると評価するか, 期待外れと評価するかは,人それぞれでしょう。 「華胥の幽夢」が出てから12年。 その間に,政権交代,震災等々色々な出来事がありました。 十二国記久しぶりの新刊がこの本だったことこそが, 作者にとっての12年間を象徴しているようにも思えます。 様々な人工の鳥でもって,王に何かを伝えようとした丕緒は, 表現者という共通点で見れば,作者自身の投影にも見えるのです。 | ||||
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王や麒麟や将軍といった、立場が確立されていて作者から役割を与えられているキャラクターたちが活躍するのは、とても当たり前の話。 そういった華々しい立場とは真逆の、末端の役人や荒廃で困窮している名前も出てこない普通の人たちが起こす奇跡だからこそ、とても読み応えがありました。 この物語だけ、どこの国のいつの時代の話か序盤からぼかされています。 ずっと気になりながら読み進めて、目指している場所がようやく明確になった時の鳥肌ったら。 同シリーズの中にある「あの時代」の話かもしれないと思い至った時、それにまつわる様々なエピソードを思い出し、作者の凄さを感じました。 そのため、「王と麒麟が出てこないから物足りない」というレビューが目立ちますが、私はそうは思いませんでした。 ただ、シンプルかつズバッ!とした表現を淡々と積み重ねた文章が魅力的だと思っていましたが、特に屍鬼以降からくどくどしてきているような…。 「そこまで書かないと読者に伝わらない」と思われているのか、本来の文体がくどくど系で出版社が変わり顕著になってきているのか。 ゆえに、「青条の蘭」以外の3話は歯切れが悪くて「そこまでくどくど書かなくても、ちゃんと伝わるしちゃんと考えて読んでますよ」と思ってしまいました。 | ||||
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待望の新刊でとても楽しみにしていた。短編集で、内容は濃く楽しめたが、暗い話が多く「あー面白かった!」とはならない。 十二国の世界観を広げる意味では読みごたえがあった。 本編が待ち遠しい・・・ | ||||
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まさしく、十二国に生きる「人」の話です。 長編の続き物ではなく、短編集。でも確実に、待ちに待った国や王にまつわる話だと、私は思います。 確かにどの国の話なのかよく読みこまないと判りにくいので、読み手を選ぶかもしれませんが・・・・この作品を「暗い」とか「重い」とか、そういう風には思いません。 これまでの話をしっかりと踏襲した「十二国記」です。 王と麒麟が主体の話だけが「十二国記」ではないです。長い期間待たされた分、期待が先走ってしまった方には物足りなく感じたのかもしれませんが(苦笑) 私は十分に満足できました!小野主上、次回作もお待ちしています! | ||||
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十二国記、幕間の物語としては深みのある内容で素晴らしかったと思います。 特に、タイトルにもなっているひしょの鳥は、12年前を思わせる 12国記らしいステキな物語でした。 この12年という歳月が、小野先生の描き口にどのような影響を与えたのか、 と想像しますと、以前までの作品(同シリーズ)と比べるとより重く、より静かに 物語が進行していく、といった感触を受けました。 その分、前作までの、どこかコ気味良いテンポ、すっきり感が薄れているのは 仕方のないことだと思いながら、少し残念な気もしています。 私が小野先生のとても素晴らしい、と感じるのが 「人物描写の妙」であります。 相反する価値観、いろいろな人々を、コレだけ描ける人は多くはないと思っています。 自分(筆者)の価値観とは異なる価値観を描く、と言うことはとてもとても困難なことですから。 そう言う深い部分をより深く追い求めていくのかな、とも感じながら 本編の続編も楽しみにしています。 | ||||
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十二国記シリーズの新作を、首を長くして待っていました。 4つの短編は、それぞれ読み応え十分で、色々な角度から 国を成り立ちを描いています。 相変わらずの不由美ワールドにどっぷりと浸かれます。 この先新作長編も刊行されるとのこと。 またさらに首を長くして発売を待つことにします。 | ||||
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とても面白かったです。できたら小野不由美さんにまたシリーズの続きを書いてもらいたいです。 | ||||
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