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(短編集)
レタス・フライ
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レタス・フライの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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日常のミステリーを描いた短編集の四作品目です。 S&Mシリーズの西之園萌絵が登場する作品もあります。 出来れば、S&Mシリーズ、Vシリーズ、S&Mシリーズを読んだ後に 読むことをおすすめします。 | ||||
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「刀之津診療所の怪」のオチが分からなかった方は、シリーズ短編集「どちらかが魔女」収録の短編「ぶるぶる人形にうってつけの夜」を読みましょう。 私は本編シリーズも読んでいますが、ぶるぶる人形〜を読むまで、刀之津〜のオチがずっと分からないままでした。 「レタス・フライ」自体、本編シリーズを読んでいないと面白さは半減です・・・ が、これらの短編が同時収録されていないのは流石に不親切だと感じましたので、この評価です。 (ちなみに、「どちらかが魔女」には、両短編が収録されています。個人的には、こちらの短編集の方がおすすめです。) | ||||
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西之園萌絵達が登場する作品を、迂闊にも読み逃していた。 慌てて読んでみた、その『刀之津診療所の怪』。 この作品の本当の楽しさは、Vシリーズ、S&Mシリーズ、Gシリーズを読んでいないと、伝わらない部分が多い。確かに。 それに他に2つ、シリーズを読んでいる方が、より楽しめる作品がある。 でも、こちらの2作品は単独で読んでも結構面白いと思うけど・・・(Xシリーズ関連もある。これが結構いい話なんだなあ!) まあ、それはそれとして、でも、それ以外でも読み応えのある作品も収録されている。 この本の中で一番良い作品は『砂の街』じゃないだろうか。 ちょっとシュールなショートホラーとして、コンパクトでもキラッと光る良い作品だと思う。 さて、もし、上記シリーズを読んでなくて、何だ??って思われたら、ぜひシリーズを読まれることをおすすめする。 逆から辿って読んで、「あ、あれはそうか」っていう発見も、けっこう楽しいと思う。 森博嗣のシリーズ作品は途中参加でも、全然楽しめるのが良いのだ。 | ||||
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巷で人気のある森博嗣の入門として手に取ってみました。 文章そのものは拒否反応を示すこともなく、比較的読みやすかったです。 多くの短篇集が、その作家やジャンルの一見さんへの入門という意図を色濃くしている気がします。 しかし読後に知ったのですが、シリーズものがいくつか収録されているようで、すべてが一見さん向けではないのですね。 それぞれ最低限の説明はされているので、まったくの初めてでも問題なく読めるのですが、どことなく『置いていかれている』という感覚がありました。 やはり本当の魅力は長編にあるのでしょうか。 長編を読んでみたいという気持ちにはなりましたが、この作品単独での評価は『可もなく不可もなく』といった感じです。 | ||||
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ますます、研ぎすまされシャープになり、洗練されている。 すべてを読んでいる人間に向けている短編もあるが、私は十分想像して楽しめた。 とにかく言葉が詩的で、自分の中で多くの解釈を楽しむ事が出来る。 ただ、最初にこの短編を読む事はおすすめはしない。出来れば、初期の作品から読んでいただきたい。 | ||||
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これまで森氏の名前は知っていたが、一度も作品を読んだことが なかったので、まずは短編でも読んでみようかと思い、この短編集を 購読してみた。 「檻とプリズム」など、深く考えさせられる作品もあったが、全体的に 若干消化不良気味な印象も否めなかった。 中でも「刀之津診療所の怪」は、正直言ってプロの書き手としてどうかと 思った。読み終わって考えても私にはオチの意味が全く分からなかったので、 ネットで調べると、森氏の過去の作品とリンクしていることが判明。 小ネタで内輪ウケをするのはいいかもしれないが、作品の肝心な所でそれを やるのは、読者にとって不親切極まりない。 特定の読者だけが、この短編集を購読すると思ったのだろうか? | ||||
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そうかそうか。 また読み直さなきゃいかんのか。 で,読み直してみました。 そうですか・・・ あの二人がというのが収穫。 | ||||
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森ファンとしては買わずにいられないと思いましたが、ちょっとガッカリしました。 短編集なので深みはないのは仕方ないのですが、前半の「刀之津診療所の怪」等作品はなかなかよかったのですが、後半のショート&ショートはさすがに意味不明。相当頭の切れる方にはオススメかもしれませんが、僕には読みこなせませんでした。 ちなみに、新書より新作が1編増えて、このご時世に610円は決して高くないと思います。 | ||||
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何故に講談社ノベルス版より一編だけ追加しているのか不明。 それも実質的に三十頁弱でノベルス版を、所有している人はどうすれば良いのだ? 更に言えば後書きも前書きも無い、著者本人の解説や近況報告、対談の様な物まで無いときている。 立ち読み等は小売店に大変失礼極まりない! しかも、税込み六百十円也では、高すぎるであろう。 単刊で新規のみの短編集を著すのならば、納得が出来るが此はもう詐欺に近い! | ||||
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ショート・ショート4編を含む9編からなる短編集。 よくも悪くも森ワールドです。 森ミステリとして感動があるとしたら『刀のつPQR』のみ。 でも、森ワールドなファンの人はところどころでくすりと笑える。 そういう本。 なので、ミステリを期待して、この本を手にとってはいけません。 森ワールドな人は必読かも。とくに『刀のつPQR』。 改行の多さを表現上の制約と見るか原稿料稼ぎと見るかは、森ワールドへの耽溺度で評価が分かれちゃうだろうなぁ。 | ||||
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著者は長編よりも短編のほうが好きだと事あるごとに発言していた。 そのわりにこの本は、長編を読んでいないともう一つ面白さがわからない。 読んでいなくても面白いという人も中にはいるだろうが、やはり読んでいたほうが絶対におもしろい、そういう構成だ。 ここのところの著者の作品はいつもそういう感覚がついてまわる。すこし残念だ。 | ||||
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この本は薄いです。ノベルズですが2段組になっていないので、すぐに読めます。 また森博嗣さんの本は改行が多いので非常に内容が薄いです。 (作者が原稿代を効率よくかせぐためにこのような方式をとっている) 内容はがっかりものです。昔のシリーズのキャラをだしてファンに「うれしいかい?」というような感じです。 森さんの才能は「すべてがFになる」のシリーズでおわったことを証明しています。 | ||||
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久しぶりの短編です。「ラジオの似合う夜」と「刀之津診療所の怪」は面白く読みましたが、森作品を広く読んでいる読者でなければ、何のことか分からないでしょうね。前作を知らなくても面白いとは思いますが、解けない謎が残り、ちょっとフラストレーションが溜まります。 5編のショートショートは、私にはちょっと・・・。面白さが分かりません。どうもこの手の作品は苦手です。 | ||||
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2006年1月11日リリース。ショート・ショート4編を含む9編からなる短編集。 最近の短編集は読んでいて、あっ、この話は彼が主人公なんだ、と解る楽しさがある。この中で特に傑作の『ラジオの似合う夜』はH氏が主人公だし、最もすばらしい『刀之津診療所の怪』ではなんとN氏とS氏がでてくる。 久しぶりに、うーーんと唸ったのは『刀のつPQR』だ。積み重ねるように森博嗣の本を読んできたファンは、うーーーんあれのことか、と最後に思いつくようにできている。久しぶりに森ワールドの罠に唸った一冊でした。すばらしい。(●^o^●) | ||||
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相変わらず素晴らしいです。詩的で、ますます鋭くなる言葉たち。 文章だけですべてが与えられるのではなく、解釈する、理解するのは読み手側なのです。そんな知的な読み方がとても好きですし、刺激にもなります。自分の人生とリンクしている部分もあり、己の内面について深く考えさせられました。 まだ、森作品をすべて読み返してみたくなる一冊でした。 | ||||
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森さんの書く短編。けっこうサクサク読めてすんなり入ってきます。 が当りとはずれが結構はっきりしてる作家だと思うんです。 まぁ発売したばかりなんで中身の詳細は控えますが。 まぁ「ラジオ〜」は自分的にがOK。ただ今後も新作出るたびに買うか そーかはぁちょっと微妙。。 | ||||
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久々の短篇集です。 今回はVシリーズで始まり、今現在続行中のGシリーズで終わる・・と思いきや、最後の最後に仕掛けがありました。 これは全てのシリーズ・短篇集読んだ人がわかる仕掛けでしょう。 さすが森博嗣。ただでは終わらせません。 この極上の森ミステリィを是非味わってください。 | ||||
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いつも通り、オチのない(よく言えば幻想的な)話がいくつかあります。が、それも伏線として読めば、全体で傑作ミステリを構成していると言えます。特に「証明可能な煙突掃除人」はすばらしいです。これは森博嗣にしか書けないでしょう。私はこれだけで満足しました。森博嗣の小説すべてに言えることではありますが、「実際の場面においては問題を探すところが最も難しいのだ」ということが全体を通して表現されていると思います。注意しないと、問題にすら気付かないまま読み終えてしまうかもしれませんので、初心者(!)にはおすすめしません。 | ||||
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