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カインの娘たち
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カインの娘たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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お酒とたばこのやりすぎでモースの具合が悪く妄想推理度数が低めです。その分、アリバイ崩しを主テーマにじっくり読ませる設定になっています。「女性が耐えしのばなければならない望まないセックスの総量は、たぶん、売春よりも結婚生活の方が多い」だって!!うーん、なんて言ってよいのか・・・ | ||||
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オクスフォード大学の元特別研究員が刺殺された。モース主任警部は同僚から捜査を引き継ぐが、最大の容疑者である博物館の係員が行方不明に。やがて、容疑者の男の刺殺体がテムズ河畔で発見されるたが、係員を殺す動機の存在する3人の女には、いずれにも強固なアリバイが…。 タイトルが暗示(明示?)するとおり、犯人はほぼ推定されており、アリバイが捜査の障壁となる点で、これまでのモース作品(私が読んだ範囲内ですが)とはやや趣が異なっている。また、何故それがアリバイと成り得るのかという観点からアリバイを崩していく(崩れていく)という変則的な手法が取られている点も通常のアリバイ崩しとも異なっている。 アリバイが謎の中心であるせいか、これまでのモースものにあるような、仮説の提示と廃棄の反復、アクロバチックな推理の飛翔という点ではやや物足りないところがあり、構造としては比較的シンプルな作品。 また、本作品は、最終作から数えて3作目ということで、モースに老いや病による死の影が顕著に現れてきていることも特徴である。 | ||||
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