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11/22/63
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【この小説が収録されている参考書籍】
11/22/63の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全105件 41~60 3/6ページ
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いよいよLHOとその一家、そしてJDMが登場する中巻。結局のところ本作は、主人公の人生やラブ・ロマンスとJFK暗殺をめぐるストーリーが綾をなしながら進行する物語であるので、前者の描写が長くなるのはやむを得ない。寧ろ、前者が深くなればなるほど、後者が印象づけられ、ふくよかな味わいを醸し出す構成とされているように感ずる。60年代初頭のアメリカの姿もよく描かれていると思われ、読者としては話の流れに身を預け、たうたうように脳内想念を任せればよいのではなかろうか。 過去の強靭さ過去と未来の共鳴、「ジムラ」など、謎めいた趣向が頭にこびりつく中巻でした。また、ジョージ・デ・モーレンシルトの正体も・・・ | ||||
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キングが初めて手掛けた(らしい)タイムトラベルものだ。J.F.ケネディ暗殺を阻止すべく、一人の教師がその時代に戻って必死に「過去」と戦う 姿を文庫にして約1400ページの超長編で描かれる。作品の評価は、頗る高く「このミス」や「週刊文春」のランキングでも一位を獲得し、過去の キングの作品である、「ミザリー」、「グリーンマイル」、「IT」、などの中でも最高評価を得ていることになる。私も、読むのを楽しみにしていた作品の 一つであり、今回文庫化に伴い、読んでみた。キングは、ケネディ暗殺において、いろいろと出てくる「陰謀説」を自分なりの調査によって、 それを否定し、あくまでもリー・オズワルドの単独犯説が正しいという前提で、物語を進める。今でも多くのアメリカ人や世界中の人々が、もし ケンディがあの時暗殺されなかったら、という「IF」を語ろうとする。その「IF」に対するキングなりの考え方や、彼独特の諧謔と皮肉の世界も 最後に語られる。だが、この作品でより多くのページが割かれるのは、主人公の教師ジェイクと、60年代に彼がタイムトラベルすることで知り あった図書館の司書セイディーとの淡い恋物語であり、50年代後半から60年代初めの米国の独特の雰囲気と人々の生活である。 キングはこの時代を絶賛することはしないが、やはり「古き良きアメリカ」を体現する時代の一つとして位置づけている気がする。このような タイムトラベルものは、過去を変えるという行為が描かれるために、都度「お約束ごと」が必要になる。「過去」を変える際に、「過去」は 変えられることを激しく抵抗したり、過去に戻る度に、過去はリセットされるというのが今回の決まりごとだ。シチュエーション上致し方ないのだが、 ご都合主義でちょっと読むのがしんどくなることもある。自分としては、キングの力作という点では評価するも、作品自身の総合点としては、 過去の「グリーンマイル」や、「刑務所のリタ・ヘイワース(「ショーシャンクの空に」原作)の方が好きというのが、私の偽らざるところだ。 | ||||
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ネタバレは避けるとして、正直云って前半はかったるいの一語でした。特に249頁までは・・・ でも、それから物語は大きく動き始め、あとは・・・もう堪能しましたね。『IT』風の、そして『呪われた町』風の味付けもあり、人々の所作にゆとりと輝きのあった古き良き時代のなんだか懐かしいアメリカの風情。中巻・下巻を楽しみにさせてくれる上巻でした。 「いいか、歴史を変えられるんだぞ。わかっているのか? ジョン・ケネディは死なずにすむんだ」(103頁) 「過去を変えられることを望まないなにかが存在してるんだ - そのことにはかなりの確信がある。しかし、変えられないことはない。抵抗されることを最初から勘定に入れておけば、変えられないことはないんだ」(131頁、同旨225頁、264頁、301頁、306頁、336~7頁、380頁、474頁) 「過去がどれだけ強く変化に抵抗するかは、その特定の行動によって未来がどれだけ変化するかという要素に比例して決まるんじゃないか」(425頁、同旨410頁、448~9頁) 「この建物を見ていると、デリーのキッチナー鉄工所が思い出された。教科書倉庫は廃墟ではなかったが、なにやら知性をもつ驚異の気配をうかがわせる点で共通していた。・・・ その闇の奥になにかがいる気配を感じたことも思い出した。生きているもの。ぼくが煙突にはいることを望んでいるもの。ぼくが訪ねていけるように。たぶん、じっくりと長い長い時間をかけて」(476頁)。 なお、本巻で最も印象に残った美しい場面は、マーニー・カラムが主人公に「夫をなにから救ってくれたんです?」(451頁)と言ったシーンですね。それにしても、「イエロー・カード・マン」(いやオレンジ・カード・マン、しかしてブラック・カード・マン)とは一体全体何者であったのか・・・・・・ | ||||
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Can't get enough of Stephen King - by far the best modern American writer. No ones a close second. | ||||
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キング特有のもったいつけた描写やくどいモノローグ、退屈なジョーク、非現実的で説得力のない設定に辟易すること20年余り。 週刊文春のミステリーオールタイムフェイバリットに選出されていたので、思わず手に取りましたが、いつも通りの後悔です。 ネタバレは避けますが、冒頭からキング節炸裂の鬱陶しい括弧書きの連打、陳腐な設定、一冊で収まる話を三冊にも引き延ばす自慰プレイにウンザリ。まあ、ピエール・ルメートルを絶賛する週刊文春のセンスがそもそも疑問ではあるので、私に合わないのも当然かも。 | ||||
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読み始めたら止まらない。始めから読みやすい。怖い内容ではなく切ない想いが残ります。少し物足りない感じがするので4つ。 | ||||
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キングの長編初めて読むけど、後半はもう一気読みだね。クライマックスのあとも感動のフィニッシュで最後まで気持ちよかった | ||||
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女友達にすすめられました かしてくれました がんばってよみたいとおもいます | ||||
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不幸の結節点を除去しても,さらなる不幸につながるだけ・・。 オリバーストーンのJFKに完全に感化されている私は,単独犯行説はどうしても受け入れがたいですが,それはそれとして,ラストシーンはほろっときました。 冗長な感否めませんが,読んで良かったです。 人生には良いことも悪いことも起こりますが,起こったことを受け入れることが人生を豊かにできるということを教えてくれます。 | ||||
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一気に読み進められ面白かった。 しかしラストの盛り上がる部分だけ想像が勝ってしまい、予想通りの結末になったのがらなんとも残念。 話は面白いのに、何故私の頭はゴールを先に描いてしまったのかと悔やまれるところ。 しかし面白い作品なのでオススメです。 | ||||
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腰巻がネタばらし気味なので、読む前から少々興ざめ気味だったけど・・・・・読めば納得!アラ、うれし!最初の数ページでで阿鼻叫喚、疾風怒濤で魑魅魍魎な異次元世界へとどっぷらこんと入り込めること請け合い。 読み進めれば、あれ?これってあの"Back To The Future Part1"の焼き直しじゃない?って感じいるシーンがふんだんに出てくる。 The Rolling Stones の "Honky Tonk Woman" は、当時の世相からすれば、相当ぶっ飛んでいる内容だったらしく、このあたりも似通ってる・・・・・ (上)では、まだまだオズワルドは出てこない。むしろ、スタート点1958年から、着地点1963年までの5年間、何してた? なんて無駄な時間を潰してた?って、さっさと、ダラスへ行かんかい!って気がしないでもないが・・・・ | ||||
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多少なりとも、うんざりとするかも知れなかった(上)巻だったけど、さあ、ついに来たこの(下)巻。ここではいよいよ・・・・・って、その気に読者を追い込むシーンが、これまたふんだんに。 オッカムの剃刀、Kマートのオリジナルヴァージョン、バタフライ効果、過去は共鳴する等々のエピソードが、読者に摩訶面白い情報を提供し、追体験気味に経験させるのが、(上)(下)通じてのもう一つのお楽しみ・・・・ さあ、愛する人に嘆き節を歌わせることはもうないのか?JFKはどうなるのか?ジャッキーは? 大地震で日本列島は沈没しちまうのか・・・・なかなかに興味深く、お楽しみは、まだまだこれからだって感じで、チョー興奮気味にエンディングを迎えるが、ここは読者へのお楽しみということで黙っておく読書人のエチケット! 身近に兎の穴があってもそう簡単に飛び込まないように・・・・・・ | ||||
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本文中には1958年9月9日午前11時58分にタイムスリップすると書いてあるが、カバーや帯Amazonの紹介文には1958年9月19日となっていることが気になった。 | ||||
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Kindleをプレゼントされたので、あの重くて持ち運びの時点で挫折していたキングの新作を早速購入してみました。 もう最初の数ページで傑作の予感がして30分位読んだら止まらなくなりました。 とにかくキングにしては無駄?に細かい描写が少なくなくストーリー進行が速いのであっと言う間に上巻を読みきりました。 | ||||
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キングすばらしいですね。今回も楽しませていただきました。ハードカバーの上下2段組は読むのきついので電子書籍が正解かもです。 | ||||
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ケネディ暗殺に、タイムトラベルを絡めた硬質なサスペンスを期待しました 完全に裏切られました 怒りを通り越してあきれます 本当に暇で暇で、どうしてもやることがなくて他に手に取る本もない そんな人しか読む必要のない本だと思います 以下、ネタバレあり ケネディ暗殺は、話の添え物でしかありません それも、もはや”公然の嘘”ともいわれる、オズワルド単独犯行説を薄っぺらい時系列に並べているだけです スティーブンハンターの”第三の銃弾”の1/100の緊張感もありません 物語の軸になっているタイムトラベルの基本的見解も ”バタフライ・エフェクト”からのパクリですか? 過去に変化を与えてはならないを大前提にした昔ながらの誰もが”やっぱ、そうなりますか” というようなありきたりのものです そもそも、過去に戻れるということがあったならば、 それこそ、”新たな歴史をつくりだすことが歴史の必然”だと 何故考えられないのでしょうか? ”バック・トゥ・ザ・フューチャー”の方が100倍楽しめますし納得できます 何より許しがたいのは、その冗長な文体です 訳者が悪いのか、原書を読破する力のない自分が悪いのか 読み進むのが苦痛でした 特に上巻のはじめは、いらいらしていらいらして堪りませんでした 恋愛作品だと考えれば、過去の世界での主人公の暮らしの描写は読めました 感動的な場面も少なくはありません それでも、過去を変えようとするものに、歴史は容赦なく襲い掛かるという 使い古されたネタには苦笑するしかありませんでした はっきりいいます 有名作家の本を読んでがっかりしたことは少なくありません が、読み終わって破り捨てようと思ったのは久しぶりです もともと好きな作家ではありませんでしたが、もう二度とこの人の作品は買いません それくらいがっかりした本です ”このミステリーがすごい”、もう信用できません | ||||
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あまり物語に入れませんでした。 話の筋がずれすぎかと。 下巻は、あの値段(2000円位?)ならば絶対買いません。 | ||||
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想いは同じなので、重複は避けます。付け加えるとすれば、文庫と異なり保管スペースを割くのが唯一の欠点かな? | ||||
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条件反射で購入しています。それにしても、文庫化を待つのが慣わしでしたが、単行本では初の暴挙に出てしまいました、高いのに…。まっ、いいか。未読です、愉悦に浸るのは後回し。 | ||||
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ん〜、とりあえずオズワルドを1回殺して、現実に帰ってきて、ケネディが暗殺されたかどうか確かめれば早いような気がするのは、僕だけ?それを言っちゃあおしめぇよ!ですよねー(笑) アメリカ小説ならではの、なんでかわからんがタイムスリップできたは置いといて、1960年代のアメリカが抱えていた問題や風景、人々の想いなどを感じれたのは、なかなか良かったです。特に、広島長崎に落とされた原爆の事を心から悔やんで、その報いを受ける日が来たとアメリカ国民が本気で考えた、キューバ危機のくだりは少々胸のすく想いがしました。 まぁ、久しぶりにアメリカ小説読みましたけど、最高とは言わないまでも、おもしろかったです。 | ||||
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