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猫はブラームスを演奏する
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猫はブラームスを演奏するの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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リリアン・J. ブラウン女史(1913-2011)の代表作「シャム猫ココ・シリーズ」の第5作(英語版1987刊行)です。 クィラランは長期休暇をとり、シャム猫のココやヤムヤムと一緒に、北部の小さな町で過ごすことにします。母の友人だったファニー伯母さんの所有する湖畔のログ・キャビンを借り、悠々自適な休暇を送る予定でしたが、キャビンの周辺は何やら怪しい雰囲気があるようで・・・。詮索好きなクィラランは、周辺の住民に聞き込みを開始します。 本作から、舞台がムース郡の北部の田舎町になります。クィララン、ココ、ヤムヤムがますます活躍しそうです。 カバーイラストは、山城隆一氏(1920-1997)の素敵なイラストです。山城隆一氏は、猫のイラストや絵本で有名です。 | ||||
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クィラランが大富豪となる経緯が明らかとなります。 クィラランは休暇を取り母の親友の資産家ファニー伯母さんを40年ぶりに訪ねることになりますが 都会育ちの主人公は 田舎の暮らしに戸惑うことばかり。 ここでのブラームスは『バイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調』。 私は ブラームスというと 『恋人たち』や『さよならをもう一度』などの恋愛映画を思い浮かべてしまう薄気味悪い爺です。 | ||||
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シャム猫ココ・シリーズ5作目。 ブルーバードさんお薦め作品で、題名にも魅かれ、初めてココ・シリーズを読みました。 主人公クィラランとココ(フルネームは、カウ・コウ=クン)とヤムヤムが絡む場面が最高! 焦げ茶の顔に青い目、ミンクが一段劣って見えるほどのつややかな淡い子鹿色の毛並み、優雅な長い茶色の脚、上品に左右に振られる尻尾を持つココとヤムヤム。豊かなごま塩の口ひげをたくわえる老練なジャーナリスト、クィララン。そして、ムース郡の雰囲気や住人たちミルドレッド、ロジャー、ローリとニック夫妻、メリンダが実在したらどんな感じだろうと、想像がどんどん膨らみました。 ココとヤムヤムがクィラランと出会い、一緒に暮らすようになった経緯、クィラランの上司アーチ・ライカのことも知りたくなりました。 蛇足ですが、クィラランがローズマリーに「ブラームスはお好き?」“Aimez-vous Brahms?” )と尋ねたけれども、彼女にはクィラランの冗談が通じなかったという記述がありますが、これは、フランソワーズ・サガンの小説“Aimez-vous Brahms?”のことでしょうか? | ||||
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シャム猫ココシリーズ。 文庫の表紙の絵は、猫のいろいろな姿勢を書いています。色使い、猫の姿の捉え方など、それだけでも購入する価値があると思いました。 主人公クィラランは母の知り合いの金持ちから遺産相続を受ける人です。猫との間友達のような、猫に使われているような関係を作っていきます。 猫と主人公が特別の能力を少しづつ持っているのかもしれません。 今回、新聞記者のクィラランは、女性資産家の招待で、初めてピカックスを訪れた。カセットデッキのブラームスが鍵となる。 | ||||
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