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ペテロの葬列
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ペテロの葬列の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全207件 141~160 8/11ページ
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妻の浮気に怒髪天を突く、みたいな行動は、杉村らしくない。そもそも自転車に乗って何処かに旅立ちたい彼にとって、ある意味渡りに舟?だった気がする。男の感想を一般化しないでいただきたい。誰もが妻の浮気に逆上する訳じゃない。 | ||||
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ドラマの1話を見てから、急いで読み終えました。 このシリーズでは、ずっと杉村三郎主観の語り口であり、 すっかり杉村三郎になった気分で読み進めてきた為、 ラストの菜穂子との会話は衝撃でした。 「聡明で優しい貴女でも踏みとどまれなかったのか?」 次回作で、もう少しハッピーな揺り戻しを期待させて頂きます。 | ||||
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運送会社を一代で巨大企業に成長させたオーナー社長にすぎないのに、どうしてか経済界の重鎮という嘉親。 その妾の子なのになぜか親族から受け入れられ、富と立場を自分の権利と勘違いしている菜穂子。 菜穂子と結婚したいがために、駆け落ちする小僧のように親と縁まで切る分別のない児童書編集者の三郎。 これら荒唐無稽の登場人物を使い、小説上起こさざるを得ない事件も当然荒唐無稽となり、全編を通じてあり得ない展開が続く。 結末に至ってはもう苦笑せざるをえない。 作者は自分の作り出した設定に翻弄されて、もはやストーリー作りができていない。 以前はファンだったが、宮部みゆきはもう終わったなというのが正直な感想です。 願わくば、菜穂子と三郎の復縁などというまたも荒唐無稽な続編が出ないことを祈るばかりである。 | ||||
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ペテロを例に挙げなくても、人間が犯した罪を悔い改めることは珍しくない。しかし、改心した結果の行動がバスジャックとは・・・。 老人がピストルをもってバスジャックをするというのが現実離れしているが、そういう老人もいると考えても、目的が詐欺商法の加害者を晒すというのはねえ。 悔い改めた人がやることは「警察に自首する」「共犯者を告発する」「被害者に金品を返す」「詐欺被害に遭わないよう訴える」などであって、バスジャックをして注目を集め、加害者のうち数名をさらし者にするというものではないと思う。 犯罪者を糾弾するために、バスジャックという重い犯罪を犯す。こんなことは現実離れしているし、許されることでもない。 作者は、悔い改めた者の行動を描きたいのか、詐欺商法を糾弾したいのかわからないが、いずれにしても、この小説では説得力がない。 | ||||
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「ペテロの葬列」 結末の意外な展開には驚かされました。宮部みゆきさんの新境地をみた思いです。 | ||||
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初めて、中古品を購入しました。 クリーニング済みと書いてあったので、買う事にしました。 新品同様にきれいで、大変満足しています。 | ||||
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宮部さんの作品は大好きで、ドラマの[名もなき毒]もとても素晴らしかったので、今回続編が始まると知って、いつもは文庫が出るまで待つほうですが我慢できなくて購入、読み終えました。読み終えてアマゾンレビューを見て、評価の低さに驚いてます。まあ、宮部みゆき大好きな者としてですが、今回の作品で、これから始まる杉村三郎の物語のプロローグを読み終えたというところでしょうか。寂しさの残るラストでしたが、続編を期待してます。 | ||||
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テレビで役者陣が紹介されちゃう前に(^^;)急いで読みました。 やっぱり、自分なりのイメージで読みたいからね、人も風景も。 最初の出だしからぐいぐいと宮部ワールドに突っ込むような感じで始まります。彼の脳裏に残ったもの、が語られて、じゃぁ本当のところはどうなの?何があったの?と前のめりに読み込んでいく感じ。このシリーズにある独特の世界観は、主人公の彼が動くスタントがフィルターで世界観でベースです。前の二冊もあわせて、もう一度通読したくなります。 さて、テレビバージョンにあたしは納得出来るのでしょうか??なんて^^; | ||||
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(ネタばれを匂わせてますので注意) 「誰か」「名もなき毒」から杉村と菜穂子の家庭には違和感があったので最後にこうなることは納得しました。 むしろ何故、杉村が今の状態を受け入れてきていたのかという想いがありましたし。 ただ、こうなるにしても菜穂子の裏切りともいえる行為は果たして必要だったのでしょうか? 私は菜穂子は嫌いなキャラですが、踏み出すためにやる行為として、このような選択をするキャラだとも思えませんでした。 宮部さんは好きな作家さんですけれども、子供や年配の方と違い、このタイプの女性内面描写はあまり上手くないと感じることがあります。 編集長など読んでて楽しいのですけれども。 杉村の最後の「立場」は気の毒に思います。けれど杉村もまた本当に「菜穂子」を見ていたのでしょうか?物語のはじめから感じていた家庭の違和感は、夫婦ふたりともわかっていながら「おままごと」を続けてきたように思えるからなのかもしれません。 | ||||
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あまり書くとネタばれになるので、なるべく控えておきますが、私の感想としては、 「それはないだろう。金持ちのお嬢様ってやっぱりわがままで身勝手なんだな。」 という感じです。 このシリーズで唯一、読み終えて納得いかない結末でした。 でも宮部ワールド満喫できます。 | ||||
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2010年9月12日~13年10月3日の新聞22紙に連載されたものに加筆修正。やや、まとまりにかけるものの、巧妙なストーリー展開には、堪能しました。杉村三郎のプライベートな結末が悲しく、ありふれたことになったのは、残念です。次の新しい展開への布石なんでしょうが、違った流れもあったでしょうに。 | ||||
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宮部さんの小説は結構好きで多くを読んできました。 模倣犯、蒲生邸事件、・・また初期の作品も好んで読んできました。 しかし、次第にファンタジーや時代物に走ってからは、少しずつ宮部さんも限界かな、と思って来ました。しかし、期待感はずっと持ってきました。 今回、この作品を読みました。最後の最後に来て、結末に愕然としてしまいました。600ページを超える大作で、それなりの評価は出来るかと思っていましたが、最後に愕然として、エピローグまででに救いがあるのではないかと期待しましたが、そのまま終わってしまいました。がっかりというか、かなり主人公に感情移入したために、本を閉じたあと、読み終えた本に触るのも汚らわしく思えました。そんな感情を想起させるという点で、ある意味、すごい作家だと思いますが。1週間かけて読み、読み終わりが夜中だったのでしばらくの間、寝付けませんでした。何か宮部さんの悪意を感じました。 どこかに不満を出さないと自分の中でくすぶってしまいそうなので、申し訳ないと思いながら、この欄を利用させていただきました。 今後、宮部さんの本は二度と読まないと思います。 | ||||
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読後感がスッキリしないのは確かなんですが、ミステリ小説として面白かったです。若干、とっちらかってるような気がしないでもないですけどね。 「名もなき毒」って読んだことがあるはずなんだけど、内容を今一つ覚えてないんです。だけど、本作は、多分、内容を忘れない本じゃないかと思います。 結局、メインストーリーで語られているものとは別の悪(こっちは悪意)の伝染が主人公を苦しめる結果になったと解釈しました。 宮部みゆきワールドが十分に発揮されていると感じました。 | ||||
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宮部みゆきの作品は後味の悪さが必ず読後に来ます。 ですがこれはとびっきりですねぇ。 少なくとも小説として、一気に読ませる作品ではありますし、次々とページを捲る手を止められなかったので面白いのは確かなんですが。 しかし、胸糞悪くなる展開でしたね。 終盤もう一幕あるとしたら、友達の店自体が詐欺のであるとかそっちかなぁと思ってましたし、あの優しい家族が傷つくのは嫌だなとか思いながら読んでましたが、しかしまぁ酷いラストだ。 | ||||
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今まで幾多の作品で楽しませていただきました。 しかしこの作品の読後感は全くいただけません。 他の方も書かれていましたが、宮部作品を今後手に取ることはないでしょう。 残りの人生に読める本の数が少なくなるのに、こんなものとつきあっていられません。 大変残念ですが、私はこの辺でお別れします。 | ||||
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初の宮部作品に期待に胸を膨らませて読み始めたものの・・・ 素人ながら、自分でも小説の執筆を嗜む身として、著者の技法に「?」が多く、個人的には反面教師的な作品。 まず、鍵かっこの会話文が、誰による発言なのかが非常に分かりづらく、その度に前後を考えながら読むことを余儀なくされて、集中してスラスラと読むのが困難。 肝心のプロットも、強引な展開が多く、「こんなのでOKなんだ」と素人の私に思わせてしまう ”ページをめくる手が止まらない”という場面が一切なく、ただただ苦痛。 不必要と思われる場面説明や、本筋を忘れてしまいそうな無駄な展開が、いたずらにページ数を稼ぐ。 最後の最後で大どんでん返しは?という期待も虚しく、後味の悪い終わり方。 初めての1冊で、著者への興味が消え去ってしまった。 | ||||
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宮部みゆきの新作で「誰か」「名もなき毒」に連なる話しが出てたんだと書店に並んでいたのを見て手に取り買いました。 このシリーズとして主人公の杉村さんの事件を解決しながらも自分の事は二の次、三の次で身体が弱いけど気立てがよく杉村が愛しまた愛してくれている奥さん菜穂子、その夫婦から頑張って産まれた元気な娘桃子を大事にしてる話しが好きで・・・本当に好きで・・・・・しかしあんな結末が待ってるとは 宮部みゆきの作品を読んでいると、はまる話しはその主人公の目線で話しが見えてくるので文字を目で追いながらどうなる?どうなっていくんだ!?っと時間を忘れるくらい読みふけってしまいます、今回の「ペテロの葬列」も序盤に杉村さんがバスジャックに巻き込まれ中盤終わりまでにその事件の概要が分かるにつれ、そんな事をしてまでお金持ちになりたいんか?偉くなりたかったんか!?っと同情はできないにせよ何故犯してしまったのかと主要犯行人物達の気持ちが伝わります、また一歩間違えたらやるかやらないかは別として同じような事を考えてしまうかもしれない、少し魔が差すだけの悪意が人を巻き込み、さらに人を不幸にさすんかな?っとさすが宮部みゆきはおもしろいと読みふけっていきました。 しかしラストの40ページほどはなんですか? 最後まで読んでここまで胸糞が悪くなった本はまぁないです(失礼)、読み終えてから「んんっふ~!!」と変な声まで出てしまい、男性ですからかね心の中では「ハァっ~!!!なんでやねん!!」を連発していました。 菜穂子ってたしか身体弱かったでしたよねぇ??けど作中で自分から夫の杉村さんに、しかもお父さん直属の秘書課の部下と浮気して「何度も何度も抱かれました」って疲れてる杉村に言うしやりますか!?アホか?こいつは?? まぁ何時旦那か親父か親父の部下かにばれるかっていうドキドキと営みはさぞスリリングで楽しかったんでしょう?? 菜穂子さん・・・・・あなた本当に身体弱いんですか? 一番許されなかったのは今多会長です。最後の方で杉村さんに対して「菜穂子は強くなった。」・・・いやいや身体が弱い女性は浮気したら精神と身体も強なるんかい?? また次に会うときに今みたいなひどい顔していたら許さんぞ的な事をいわれますが、ちょっと待て!!!バスジャックに巻き込まれ、同乗していた上司の園田さんがPTSDで休暇したのでその仕事も兼任、バスジャック事件での警察の事情聴取や他の乗客とのとの交流、バスジャック事件の裏側を調べろとの会長(あんたの!!)の特命、肉親である父親が不治の病との連絡、再度模倣事件勃発、事件解決、元部下の告発からの最愛の妻の浮気・・・(杉村さんが可哀想で書いてて悲しくなりました(T-T)) これだけの事をしてるのに元義父のあんたからは今回はご苦労も、娘が浮気して離婚する事になって申し訳ないとも、このお詫びに対し何をすればいいかともなんにも言いませんでしたね。次会うときにはましな顔してろよと・・・ こんな人の気持ちも分からん人間が会長やってる今多コンツェルンはもう間違いなくブラックです!!(そら色んな事件に巻き込まれるし直属の部下が結婚している会長の娘に手出すわ) ものの見事なシリーズ設定のちゃぶ台返し!!のぶち壊し!!なんの同情もわきません、ただただ杉村さんが可哀想です。 鈍い男には真意は分からへんねやったら帯留めにでも女性と敏感な男に限るとでも書いといて下さい。 伝染するんじゃなくて混線してるんじゃないですか? 読後にこんな不愉快な気分にさせられた本はいりません、売ってもまた嫌な気持ちになる人がいたら増えたら嫌なのでこのシリーズと他の宮部みゆき著も併せて捨てました。おかげで本棚が少しスッキリです。 16年間今までありがとうございました、二度とあなたの本は買いません。 ここまで長文駄文に付き合って下さった方、申し訳ありません有難う御座いました。 | ||||
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「誰か」「名もなき毒」に続くシリーズ第3弾。 僕は退屈せずに読んだし、本の厚さや値段と釣り合わない程の駄作だとは思わなかった。 宮部みゆきが、M.Z.リューイン的な庶民派ハードボイルドのスタイルを借りて語ろうとしているのは、 社会の歪みや、見るに耐えない犯罪のあれこれも、私やあなたの心の中に潜む小さな「悪意」や、ネガティブな心性の集積だと言う事なのだと思う。 宮部みゆきが「龍は眠る」の頃から伝えようとしてきたテーマ、 それは、悪は犯罪者のうちに特別に存在するものではなく、誰の心にもある悪や悪意を飼いならす事ができなかった不幸な場合に犯罪が起こる、という現実認識だ。 彼女が描く犯罪者が、どんな非情な犯罪を犯していても、どこか人間くさいのはそのせいだ。 宮部みゆきは、犯罪者と一般人を隔てる垣根をとても低いものだと考えている。 だから、みな用心した方がいい。誰もセーフティな位置に居続けられるとは限らない。あなたも私も。そう語っているのだ。 一見、人情派に見える宮部みゆきの凄みはそのシビアな現実認識によって担保されていて、 今作のキーワード「悪は伝染する」とはそういう意味のことだ。 だからこそ、今作のラストの「裏切り」(それは、主人公に対する裏切りであると同時に、読者に対する裏切りとも感じられているようだ)に対して、 過剰に反応する事には違和感を感じる。 このシリーズにおいては、全ての登場人物が「罪を犯す」か「傷を負う」か、どちらかを逃れる事はできないように筆者は定めているように考えている、そんな風に思うからだ。 自分の欲望を優先すれば罪を犯さざるを得ないし、理性を保とうとしても返り討ちのような傷からは逃れる事ができない。 じゃぁどう生きるのか。何を選択するのか。その時に支えとなる確かな基準はどこにあるのか。 むしろその生き方の基準そのものが、犯罪を選ばせる事もあるのではないか。やむを得ず。 作者は、読者を傍観者の位置にとどまる事を許さない。 そして、主人公である杉村に対してシリーズを通して、過剰に負わされる傷。 世間的には恵まれたと思われる立場で、世の不正にフェアに振る舞おうとする「いい子」の杉村に対して、 数々の登場人物から投げかけられる呪詛のような言葉の数々(それは常に、彼のとても痛い所を的確についている)と、そして今作のラストで見舞われる裏切り。 それは、どこか過剰すぎるようにも思える。 想像する。これは、宮部が自分に向けて投げかける毒であり傷なのだ。 自らが信じる正義(公正さ)を大切にする中で、どこかそこにヒロイックに酔ってしまう所もある杉村という主人公の心は、 作家という神の立場から社会を裁こうとしている自らであり、 彼に負わせた傷は、自らが負わなければいけないと考えている傷なのではないかと。 そして、宮部はもう一方で信じているように思う。 小説において読者に投げかけた擬製的な毒が、現実世界では薬となる事を。 宮部みゆきは、村上春樹と同じように、フィクションというものが持つ効能を、高いレベルで信じている作家のように思える。 彼女の圧倒的な作品群の中で、 これが「新たな代表作」と言えるほどのレベルのものなのかはわからないが、 今という時代の中でこれを書かなければならないと信じた、宮部みゆきの志はしっかりと受け止められた一作だった。 | ||||
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大企業の娘と結婚した「私」は、義父の会社の広報誌を編集する部署にいる。 取材の帰りにたまたま遭遇したバスジャック。 その犯人の奇妙な要求と一か月後に贈られてきた慰謝料。 受け取って良いのか、悪いのか…。 他の人質たちと「私」は、誰から贈られたものなのか調べ始める。 人の良心とはどこにあるのか、正邪の判断は何を基に語られるのか、 小説の本髄を鋭く抉り、読者をそらさない。 ウソはいずれ暴かれる。 そんな世間の常識は、果たして真実なのか。 聖ペテロは最後までイエスを離れず、一度だけついた嘘を恥じて イエスとともに磔刑にかけられた。 ひとは嘘をつかずに生きられず、誰しも人に言えない秘密のひとつや 二つは抱いて、生きている。 文明が発達して便利になればなるほど地球が相対的に狭くなってゆけば、 世間がだんだん狭くなり、人は生きづらく、窮屈になってくる。 便利になる一方で、他方では新たな不便が生じてくる。 漱石も「とかく人の世は住みにくい」と言っていた。 | ||||
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とにかく長かった。特に第7章からが辛かった。最後まで読んでも共感できない動機や手法、意外というよりは強引な展開、シリーズ前作への依存度の高さ、そして何よりもこの思わせぶりなだけのタイトル。時間と金のムダだった。これで『ソロモンの偽証』3部作は文庫化まで先送り決定! | ||||
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