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ペテロの葬列



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ペテロの葬列の評価: 3.29/5点 レビュー 207件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全69件 1~20 1/4ページ
No.69:
(2pt)

これはやめといたほうがいいかも。

読みたくない部分が多かった。残念。
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
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No.68:
(1pt)

使徒「ペテロ」について調べて欲しい…

タイトルに「使徒ペテロ」と、名前を拝借しているのだから、もう少し聖書を学んで欲しいかった。
作家である以上、ある程度の調べをしていると、期待していたけれど、お粗末。
特にヨハネの福音書21章にある、復活のキリストとの対話と、後に教会へ宛てて記されたペテロの手紙第1は、背景などを含めて、調べて欲しかった。気をひく為に名前を使ったと、考察されても
ペテロの葬列Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列より
4087715329
No.67:
(1pt)

一部ネタバレ。できれば読了後にご覧ください。

ペテロの葬列までの杉村三郎3部作には、全てに「破滅的な人格異常者」が登場する。しかも彼らは節目節目で物語の方向性を支配し決定していく。3部作はこれらの人格異常者と常軌を逸した正義感および行動力を持った杉村との対決である。
ペテロの葬列では異常者の狂気が勢いを増し、終盤ではついに杉村のごく身近に最強の異常者が現れる。しかし猛威を奮う異常者の前で杉村は対決の土俵にも上がれず、ただ破壊されていくしかない運命に翻弄される。
人格異常者の言動には理解や共感はもちろん、哀れみや怒りすらも感じる余地は全くなく、ただ嫌悪感を感じるのみである。そして凡人である私は、彼らに決定的な懲罰が与えられないことにも嫌悪感を感じる。それは宮部氏の狙いなのかもしれないが、大多数の読者は不愉快な読後感を期待して本を読むのではない。

これらの3部作は、あたかもその後に「探偵杉村三郎」を登場させるために逆算して構想されたシナリオであろう。しかし探偵編では杉村と新たに遭遇する人格異常者たちとの間に直接の利害関係はない。したがって探偵編は緊迫感に欠け、異常者たちの脅威も薄れて小者となり、それゆえか短編ばかりとなってしまっている。
宮部氏をストーリーテラーという人もいるが、狂気の異常者を暴れ狂わせないと長編は書けないという程度の力量なのだろうか。

ペテロの葬列に登場した人格異常者の悲劇的な末路を知って溜飲を下げたいために、やむなく探偵杉村三郎編を読んでいる。
現時点ではまだ彼らの再登場はない。

最後に、今多家の一員となった杉村が親族の中で疎まれる場面がある。しかし所詮一代で築いた成り上がりの企業である。彼らの上から目線やあたかも貴族や皇室のようなプライドは理解できない。
美智子様をはじめとして、一般人も婚姻により皇室の一員となる時代である。ごく最近ではK氏の例もあるが、杉村の方が比較にならないほど善良な一市民であろう。
ここには宮部氏の時代錯誤を感じた。
ペテロの葬列 下 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 下 (文春文庫)より
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No.66:
(1pt)

帯が破れていた。

帯も破れてるし表示も折れ曲がってるし最悪。
読むには問題ないが丁寧に扱って欲しい。
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
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No.65:
(1pt)

帯でネタバレをする出版社が最悪、未読の人は要注意

購入した文庫版には2018年11月新刊の告知がのっていたので、2018年に作られたものだ。2016年初版に2018年になって新しい帯をつけたんだろう。

ペテロの葬列の最後の最後で主人公の杉村に訪れるある出来事を、帯にのっている希望荘のあらすじ冒頭でネタバレされていた。うっかり読んでしまって脱力して、読む楽しみが失われてしまった。本当に出版社はこれでいいと思っているのか?? 文藝春秋なのに??
ペテロの葬列 下 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 下 (文春文庫)より
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No.64:
(1pt)

読まないほうがいいです。

最低最悪の読後感
ペテロの葬列Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列より
4087715329
No.63:
(1pt)

カバーがない‼️

カバーがついていないなんてあり得ないでしょ‼️ 酷すぎる。
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
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No.62:
(1pt)

2度と読まない

宮部みゆきさんの大ファンですが、この本だけは2度と読まない。絶対に。

ラスト酷すぎるよ。酷すぎる。あり得ない。

杉村探偵シリーズに発展させるに当たって、杉村さんが独り身になる必要があったのかもしれないけど、こんな終わり方するくらいなら、嫁さんが病気かなんかで死んでくれた方がまだマシだわ。

杉村ガンバレ!ただそれだけです。

宮部さんの作品、これ以外は全部好きです。
ペテロの葬列Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列より
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No.61:
(1pt)

盛り込み過ぎ。読後感悪い

宮部ファンでしたが、これは盛り込み過ぎです。
作者の文章力に助けられて何とか読了しましたが、読後感が悪いことこの上ない。
宮部作品なら間違いないと思って楽しみにしていたのに、こんなにどんよりした気分が残るなら読まなければよかった…。
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
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No.60:
(2pt)

神話が、、、

宮部さんの作品では、初めて釈然としないものを残して読了しました。
勿論、表現的には、核心の人物が最後まで実態がないとか、
モノクロの映像に鮮やかな色素を感じさせる筆致とか、
宮部さんらしい部分もありますが...
バスジャック事件とマルチ商法の繋がりは無理矢理?
解決方法も勿体ぶってる割には関係者がアッサリと見つかって解決!
探偵然としている杉村三郎というキャラクターも信念が見えず、
なんだか中途半端。
挙げ句の果てには、妻の件。ちょっと読んでてウンザリでした。
宮部作品は絶対!という神話が初めて崩れました。
ペテロの葬列Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列より
4087715329
No.59:
(1pt)

残念な・・・

宮部みゆきの本は読んで後悔しないと思ってきたが、どうやらこれだけは例外だったか・・・

ただ、ネズミ講や自己啓発をうまく取り上げている。これはさすが、と思った。

何十年も前からネズミ講の被害がニュースになるが、近頃でもネズミ講に気づかず知り合いを誘う人は珍しくない。
誘う方は良かれと思っているのだから(だます気は更々ない)やっかいだ。

有名企業の名前も出てきたりしてかなり巧妙であるが、一流企業が関係しているのかは???

この二つはセットのようで、まず自己啓発セミナーにやってきた人の不満や不安を解決できると思わせ、そののちネズミ講に誘う。
この世の中、毎日満足に過ごしている人は非常に少ないと思われるのでほとんどの人がターゲットになる可能性がある。

名声と大きな財力を持つ人物を味方に付けた主人公は、つねに他人の立場を尊重して行動する(とてつもなくお人よしな)主人公でもあり、この二つの点は、小説の設定として相性がよくない。
だから『ペテロの葬列』で主人公をそこから引き離したのだろうが、普通の会社員がコンツェルンの令嬢(婚外子ではあるが)と結婚するという、そもそもありえない設定によって、破綻もしくは苦しい展開になるのは必然のように思う。

財力と権力との行使を当然のこととしている妻やその家族に不満を持っているが口に出せない主人公は、事件にのめり込んで妻子をほったらかしにする。
妻は主人公のそんな気持ちを感じているが、自分から夫に歩み寄ろうとせず夫に不満を持つ。そして不倫する。

そうもあろうが、しかし一代で巨万の財を築いた抜け目のない男が、娘かわいさのあまりー娘のいうとおりーそもそも無理な結婚を承諾するだろうか?

次に問題だと思うのは、バスジャックの犯人は過去の悪事を悔いて事件を起こしたとする点。
幼馴染が、犯人は真人間になったといってるが、自分がしたことの責任の取り方が明らかに間違っていると私は思う。

とにかく無理やりの展開で、人気作家H氏の小説を思わせる。
ペテロの葬列 下 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 下 (文春文庫)より
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No.58:
(1pt)

くだらない

くだらない、とはこういう小説のようなものをいうのかなと思いました。
ペテロの葬列Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列より
4087715329
No.57:
(2pt)

レビューを読んで救われた

下巻の最後を読んで、流石に腹が立ちました。小説家としては、プラス・マイナス問わず反響の大きい事は良い事なのでしょうし、小説家が善人である必要性も無いのですが、あのラストはいくつかのレビューにも有りましたが、無理が有ります。これまでの流れの中でのあの夫婦であれば、どなたかも言われてましたが、「離婚覚悟で話し合う」という事になります。美穂子さんと橋本さんの不倫を入れたのは、宮部さんという小説家の名前や続編購入意識にインパクトを与える為なんでしょうか。「何度も寝ました」という言葉も、橋本さんとの事が「テイーンエージャーの恋の様に楽しかった」という言葉も、ただ単に読者(私)には作者を含めて不快感という強いインパクトを残しましたが。ところで、編集の方はこういう反響を予期されていたと思いますが、この方が今後の宮部作品の売り上げ増になると思われたのでしょうね。その反対になる事を願います。
ペテロの葬列Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列より
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No.56:
(2pt)

ラストが…

バスジャック事件の慰謝料の謎等を追う杉村。
個人的にラストが衝撃でした。
ええーっ⁉︎
後味がちょっと…。
姫さまにみんな甘いですね〜。成長といえば成長…なのか。
ペテロの葬列 下 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 下 (文春文庫)より
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No.55:
(2pt)

シリーズ物としての掟破り(悪い意味で)

ぐいぐい読ませる展開は、さすが、宮部みゆき。分厚い本も読み飛ばす事なく一気に読んでしまいました。決して綺麗事だけではない、寧ろグロテスクなまでにリアルな、それでも読まずにはいられない、色々なことを考えずにはいられない物語でした。
……しかし、あのラストはない!伏線はあったとか、もともと無理のある関係とか、そういう問題ではなく、シリーズ物でやってはいけない事、そのシリーズの根底をなす世界観を崩されました。これは『金と権力を後ろ楯に持つ病弱な娘を嫁にした逆玉探偵』のシリーズでしょう?言うなればあのラストは、三毛猫ホームズシリーズで『猫に頼るのはやめよう!』と決意するとか、ミス・マープルが編み棒投げ出して『田舎暮らしにはうんざり!甥に頼らず自立するのよ!』ってニューヨークで事業を始めるようなものでは。
夫婦の崩壊は珍しいことではないし、それ自体がどうこうと言うより(まあ、あんまり独りよがりで無責任なお嬢様にはポカーンでしたが)、シリーズものの前提を崩された事がショックでした。
夫婦の崩壊も杉村風探偵の活躍も別の話でやってほしかった。こんな、はい前作二作はなかったことにみたいな夢オチみたいなラストじゃ納得出来ない……(いやむしろ夢オチであって欲しいか)
好きなシリーズだったのに、前作二作も読み返す気がなくなりました。残念です。
ペテロの葬列Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列より
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No.54:
(1pt)

もう宮部作品は買わない

『ソロモンの偽証』で、もう宮部作品は買うまい、と決意していたのに、こちらは『誰か』から続くものだったので、「ラストを確認しておこう」という意味でのみ購入。
結果は、『ソロモンの偽証』とどちらが駄作か、甲乙つけがたいくらいの駄作。
 宮部氏は、「日常生活の何気ないこと」にスポットを当てて、それを大事件に作り上げるのが非常に上手な人だと思っていたが、この『ペテロ』は、逆に「何がそんなに大問題なの?」と思ってしまうことばかり。
すべてが大げさで、無駄に長く、登場人物の誰にも共感できない。
長々しく書くことで、逆にすべてが嘘っぽく、感情移入できないものになっている。
 菜穂子も、『誰か』の時には、ただただ純粋無垢なやさしくておとなしいお嬢さん、のように書かれていたが、『名もなき毒』では、キリキリとヒステリックなものの言い方をして不快さを感じさせられた。(『誰か』の時にも、違和感のある言動はあったのだが)
 が、この『ペテロ』では、「不快」などという言葉では生ぬるい、という感じ。
現実に人は変わるものだが、3部作を読んでいて、「菜穂子もこういうふうに変化していっても仕方がない」と思わせるだけの説得力がどこにも無い。無理のある設定であれば、筆力でカバーしてくれるべきだろう。
 話の流れでは、主人公は探偵に転身するのだろうと思うし、この主人公が探偵になってからの話を宮部氏は書いていくつもりなのだろうと思われる。
 この主人公は最初から最後まで「良い人」だったので、その活躍には興味がある。
がしかし、宮部氏の小説はもう読む気がしない。
あれほど才能のあるストーリーテラーだったのに、あまりにも残念。
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
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No.53:
(1pt)

読後感が悪い...

テーマが複数有る小説は多々有るが、ぺテロの場合それらに関連は薄く、訴えかけるものはもっと薄い。宮部さん、ちょっと乱暴になっていませんか?
小暮写真館で新境地を拓いたと楽しみにしていたのに残念です。
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
4167905841
No.52:
(1pt)

最悪の読後感

主人公を探偵稼業に就かせるため、続編のためのラストだと思うけど、ラストがあんまりだ。
主人公がリアリティが無いぐらい「善人」(小説のテーマの悪意との対比のためだけど)
で嫌いだったけど、これは酷いでしょ。どうせなら脳内お花畑の嫁と不倫相手のエリートと会長も
地獄の落としてくれなきゃ納得いかない。架空の話とはいえ腹が立ちましたよ。
結論:このシリーズで一番の悪人は菜穂子でした。
ペテロの葬列Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列より
4087715329
No.51:
(2pt)

宮部みゆきの作品で一番嫌いです

物語の大筋であるバスジャックとそれに絡む因縁の事件とその結末までは面白かったです。

しかし終盤の展開は嫌い…と言うかもはや不快ですね、菜穂子も杉村もはっきり言って気持ちが悪いとすら思いますね。

宮部みゆきの人間の描き方はとても好きです、人間が多面体である事はもちろん視点を換えることで複雑な着色がなされていることをまで描いている。
だからこそ時代ものも含めてこの人の作品の結末は非常に人間臭いものが多くある種切実なまでのリアリティを浮かび上がらせたもので…だからこそもやもやしても納得できなくても理解は及んだし、好みでなくても受け入れられました。

しかしこの作品の結末はダメでした、個人的な好みとしても嫌いな内容でしたし物語の流れに登場人物が合わせたような不快感がありました。
ペテロの葬列Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列より
4087715329
No.50:
(2pt)

長いだけでスリルもサスペンスもない内容に乏しい凡作

長いだけでスリルもサスペンスもない内容に乏しい凡作。「名もなき毒」に続いて、世の中には「毒」を持った人間が存在し、それが知らず知らずの内に伝染・拡散し、杉村の様な平凡な人間にも害を与える得るというテーマを扱った作品だが、これだけの事を書くにしては長過ぎる。

冒頭に、銃を持った老人が起こしたバス(たまたま、杉村が乗り合わせていた)・ハイジャック事件(この事件にもまるで緊迫感がない)が描かれ、この老人の正体・動機が不明というのが基本設定。読者としては、この正体・動機を追及するサスペンス小説かと思いきや、物語は遅々として進まず、挙句の果ては、明かされた動機に全く説得力がない点が痛々しい。この動機なら、バス・ハイジャックを起こす必然性など何処にもないし、更に、老人がこの動機に至った経緯も噴飯物。「人生、立ち直るキッカケは何時でもある」とでも言いたかったのだろうか。サスペンス小説としても、社会派小説としても期待を裏切る出来である。作品(シリーズ)の体裁上、致し方ないのかも知れないが、警察がバスを取り囲んだ時点で、この事件は警察マターの筈で、ワザワザ杉村が捜査に首を突っ込む必然性も全く感じられない。

同様に作品(シリーズ)の体裁上、致し方ないのかも知れないが、杉村のプライベートに立ち入り過ぎている点に違和感を覚えた。個人的には杉村のプライベートなんて関心がないのに、<会長の婿殿>としての杉村の悲哀の描写の押し付けにはウンザリした。作者には、テーマや物語構成をもっと良く練った作品の発表に期待したい。
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
4167905841

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