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ペテロの葬列
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ペテロの葬列の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 1~20 1/6ページ
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さすがの宮部さんの作品だと思いました。 これは、自分では書けない。 バスジャックと、マルチ商法の詐欺事件。 それらが複雑に絡み合う。 関わった人たちの人生は、それぞれ大きく違う。しかし、それぞれが必然となる理由を持っている。 最後には驚きました。 彼女の言動には違和感を感じていたんですが、それにも必然となる理由があった。 気をつけようと思いました。 | ||||
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さすがの宮部さんの作品だと思いました。 これは、自分では書けない。 バスジャックと、マルチ商法の詐欺事件。 それらが複雑に絡み合う。 関わった人たちの人生は、それぞれ大きく違う。しかし、それぞれが必然となる理由を持っている。 最後には驚きました。 彼女の言動には違和感を感じていたんですが、それにも必然となる理由があった。 気をつけようと思いました。 | ||||
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1ミリの共感も持てない 他の登場人物も作者の設計図通りに動いてるだけという感じがする | ||||
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大ファンです。この作品は読み応えがありました。入院中の退屈凌ぎ用にと買ったのですが、一揆に読んでしまいました。 | ||||
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サスペンス調と精緻な人間描写が良い。が、大きな財閥の妾の子のお嬢様育ちの妻のキャラクターが、体が弱く、頭もお花畑で個人的に、こんな人が身近にいたらやだなと嫌悪感でなんとも言えない。彼女と桃子の場面は内容にほぼ関係なく、飛ばして読んだ。次からは杉村のみの設定でほっとしている。彼女らのところで一つ引いて、星四つ。 | ||||
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楽しく、またハラハラしながら読ませていただきました。さすがただでは終わらない宮部作品です。今回もマルチ商法といった別の作品での自転車事故、カード破産や占有家などの社会問題に踏み込んでおり非常に面白いです。 ただ、菜穂子にはがっかり。夫を解放してあげる、と言いながら自分が独立した大人になりたいがための口実に思えました。またその手段の一つが解せない(これから読まれる方のために伏せておきますね!)。彼女は相変わらず父親や兄の庇護のもと生活し独立などできない性格なんじゃないでしょうかね。 | ||||
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このシリーズでも最長で、文庫二分冊。宮部みゆきさんは長編作 家で、とても「らしい」作品だ。冒頭にバスジャック事件が発生するのだが、その前説が入り、事件が起こっても簡単には進まず、ここで読み終えとくか、と言う箇所までなかなか行かなかった。 とにかく心理描写を含めて、情報量が多く、余分と思われる内容まで、丁寧に書き込んでる感じ。恐らく人によっては「くどい」と感じ、展開が遅くてイライラするのではないか。が、これこそ宮部節で、不要(と思われる)箇所を削ってしまったら、作者の味が消えてしまう。そして、長い文章を飽きさせず、興味を持たせて読ませるのが、宮部みゆきさんの筆力である。 恐らく宮部さんは、書きたい内容を全部、文字にしてしまう作家なんだろう。そして抜群の筆力が、それを可能にしてしまう。この上巻だけでも、豊田商事詐欺事件と言う実話や、洗脳によるセミナー商法など、興味深い内容が盛り沢山。個人的には全く長さを感じなかった。 この作品が自分に向いているかどうかは、立ち読みすると良い。初めの区切りまで面白く読めたら、購入を勧めるが、駄目な人もいるだろう。特に「杉村三郎シリーズ」は、万人向けではないと思う。 | ||||
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宮部みゆきさんの初刊からずっと好きで何度も読み返していつの間にか手放してしまい、再度の購入。 久しぶりに読むと初版で読んだ感想とは違う思いがして何度も読み返しています。 | ||||
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予想以上の出来栄えに満足 | ||||
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満族です | ||||
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宮部みゆきさんは、天才だと思います。 特に、模倣犯は凄かっです。 この、作品も面白いです。 宮部みゆきさんは、時代物もたくさんありますが、私は時代物は好きではなくて、現代物ばかり読んでいます。 | ||||
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宮部さんの作品は大好きです。ただ杉村三郎シリーズは全然知らず最近になり「希望荘」を手に取りました。まさかシリーズものとも知らず「途中から読み」をしてしまった次第です。ですから今作の衝撃的結末を知ったうえで読みました。リアルタイムでそのうえ以降続刊の予定を知らずに読んでいれば他の方のレビューにもある通り低評価だったかも知れませんし知っていてラストを迎えてもかなり精神的ショックがありました。今までの氏の作品でこういう類の後味の悪い結末は記憶にありません。 ただ、氏曰く「探偵杉村三郎」を作るにあたりどうしても先の三部作が必要(ペテロの葬列が上下巻の長編になってしまったことは氏も苦笑していたようですが...)だったとコメントしておりました。 ここからは私の希望的観測改め希望的妄想でしかないのですが、これら四作品(この時点で私は「昨日がなければ明日もない」はまだ未読です。)降りかかってきた依頼や事件、その真相に辿り着くまでをあれだけ丁寧に書き綴られてきたのに「菜穂子の不倫」だけはあまりに唐突でそれでいて扱いがあっさりし過ぎている。結果的に彼女にお咎めといったお咎めも読み取れず、相手の橋本氏は会長付き秘書から格下げの一社員に。離婚が決まった後、会長は三郎と会話を交わすも娘のやらかした事に激昂するでもなく何処か淡々とした姿勢。これって「菜穂子の不倫」自体が三郎を自由にする為の苦肉の演技だったのでは?と思ってしまってなりません(そうであって欲しいという妄想ですが...)。 問題が露呈するきっかけとなった井出氏の写真も先の彼の問題行動を鑑みたら秘書室の誰かが井出自身の行動を常にマークしていてもおかしくない。そこに杉村の嫁がこれ見よがしに他の男と腕を組んでマンションから出て来れば意地汚い性格の井出なら必ず何かしらのアクションを起こす事は明白。これを不倫劇に利用したのでは? そして杉村が会社を去る際の「睡蓮」のマスターの言動と今後の予定そして氷の女王との別れ際のタイミング。「打ちひしがれること間違いない杉村三郎をよろしくお願いします。と会長が仰っておりました。」くらいのやりとりがマスターと氷の女王との間であったのでは?(実はこの二人元夫婦?ってのは妄想膨らませ過ぎですね、失礼致しました。) いろいろと妄想を膨らませてしまいましたが、三郎と菜穂子の縁も今後この作品の一つのバックボーンになっていくのではないかと思えてなりませんしそうであってほしいと強く思います。 氏の描きたかった「探偵杉村三郎」はまだ始まったばかりという事なのでしょう。これからも末永く楽しませていただければ幸いに思います。 長文駄文失礼致しました。 追伸、ドラマ版の杉村が小泉Jr.なのは些か納得いかなかったなぁ。 | ||||
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意外とレビューの星が分かれました。意外でもないか。 僕は杉村さんが嫁さんと別れようが別れまいがそれ程気にしていないのでそのあたりは全く無頓着に「へー別れさせたのか?」という感じで終わってしまいました。 個人的に昔々マルチ商法の社長さんがお客さんだったこともあって業界の中身をある程度知っているものとしては宮部さんよく調べたなあと感心。でもこの人、いつも思いますが題材を徹底的に調べますね。 マルチ商法って、頂点に立つものがいつも裁かれますが、その下の幹部って意外と次々と渡り歩いていい暮らししているんですよね。そのあたりを裁こうっていう趣向が今までにないマルチ糾弾のアイデア(小説の上の話ですが)かなと思う。 それとバスに乗り合わせた被害者にお金が届く、それをもらった人間の葛藤がよく書かれてます。最近の宮部さんはこういう部分が実に含蓄が深く、単純なミステリーでないところが素晴らしい。時代時代の世相の市民の喜び・苦悩等々がすらっと会話の中に表れて、僕はその部分を読むことが最近は気に入ってます。 マルチのトレーナーって、やっぱり特殊才能なんですが、洗脳されたいという人種がいることも確かです。実体はひと山儲けたい人間とそれに乗っかろうとする人間との集まりが商材を次々と替え普通の庶民を巻き込んでいく。この巻き込まれた普通の庶民がやけどをするという構図ですね。 それと企業の研修ね。あれも一種の企業の暴力ですね。昔、富士山のふもとで大声で叫ぶ訓練が流行りました。あれで会社やめた人間も見てきたけど、ものは考えようで企業にとっては将来役に立たん人間を早く発見できてよかった云々となる。 宮部さんは、世相の語り部役をミステリーを交えて語ってくださっていると考えるのは僕だけでしょうか。 僕は大変楽しく読ませていただきました。いつも徹夜になる。 | ||||
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下巻に入ったら、とまらなくなり、 掃除せず、料理せず、一気に読んでしまいました。夢中になれる小説。豊田商事の事件が、コアにあるのも興味深い。 | ||||
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杉村三郎シリーズは4作品あるなかでこれは3作品目だが「希望壮」の後の読書となり順番が入れ替わってしまった。 杉村三郎を知るうえでは順番に読んだ方が面白いだろう。 バスジャック事件はその後も尾を引き慰謝料を支払った人物探しに乗り出し、マルチ商法との関連を調べ上げる。 事件解決後に妻の不倫が発覚し杉村は離婚を決断し今多コンツェルンとの関係も切れ退職する。 一般文学通算2386作品目の感想。2020/04/11 16:55 | ||||
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「名もなき毒」の続編的作品。 杉村三郎と編集長が乗り合わせた乗客7人のバスがバスジャックに遭った。 犯人は老人で銃を持っている。 要求は3人の人物を連れてくることで、人質の乗客には迷惑をかけたとして慰謝料を後で払うという。 バスの下部の点検口を吹き飛ばし事件は解決。 犯人は自殺と発表された。 その後、乗客には一人現金100万円が届けられる。 杉村は会長よりこの不信な事件を調査するよう命じられる。 果たして犯人の老人と金の関係が注目される。 一般文学通算2386作品目の感想。2020/04/09 13:45 | ||||
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登場人物の多さ、それに加わる、人物のくどいほどの説明、相変わらずの少々へ奇癖するほどの、長編だが、それを差し引いても、面白い展開が、最終にまっている。 | ||||
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他の方が書いていたように、主人公の人柄で、救われます。テレビドラマで見てしまいましたが、改めて読むとドラマでは描ききれなかった事件を起こした男や周囲の人の苦悩が丁寧に描かれていて、宮部みゆき氏は人の弱い部分を描かせたら随一だと思いました。 | ||||
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「バスジャックの話か、どれどれ」と読み始めたらバスジャックはすぐ終わってびっくりしました。その後そういう展開になるのかって感じでワクワクしました。編集長は好き。 | ||||
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日商フロンティアと豊田商事事件を重ねて書いていて興味深かった。最後の方の車の中のあのシーンは読んでいて心臓がドキドキした。こんなにドキドキしたのは、「魔術がささやく」のラストの方で少年があるセリフを言っちゃうのかどうかのシーン以来だった。 | ||||
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