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ペテロの葬列



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ペテロの葬列の評価: 3.29/5点 レビュー 207件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全207件 61~80 4/11ページ
No.147:
(1pt)

読後感が悪い...

テーマが複数有る小説は多々有るが、ぺテロの場合それらに関連は薄く、訴えかけるものはもっと薄い。宮部さん、ちょっと乱暴になっていませんか?
小暮写真館で新境地を拓いたと楽しみにしていたのに残念です。
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
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No.146:
(3pt)

【悔い改めたものの象徴か・・・・】読破しました。

正直、今までのものに比べると面白味にかけると感じました。
話も途中までは大変面白く、ページを捲る手が止まりませんでしたが、犯人の目的に近づくにつれ少しこじつけ感が否めない。
なかなか話に入り込めない部分もありました。

が、事件が解決した後の展開は驚き。
必要だったのか。
それは『希望莊』を読めばわかることなのか。。。

ただ、やはりタイトルの伏線はおもしろいと感じました。
ペテロの葬列Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列より
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No.145:
(5pt)

好きな本もネットで購入

以前にドラマでやっていたので本も欲しかったのですが、文庫本になるまで待って購入しました。
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
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No.144:
(5pt)

好きな本もネットで購入

面白くてあっと言う間に読破。先がどうなるのかとドキドキしながら読みました。
ペテロの葬列 下 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 下 (文春文庫)より
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No.143:
(5pt)

松本清張の正統的な後継者

数時間で解決したバスジャック事件の中に奇妙な謎を潜ませ、主人公の会社員にその謎解きをさせながら、社会的な犯罪問題がその背景にあることが徐々明らかになると言うストーリー。
謎の全貌が容易には予想のつかないものであるため、先へ先へと読み進めたい気持ちにさせるのは、やはりこの著者のストーリーテラーとしての手腕か。

物語としての面白さに、社会的な問題の広がりを持つと言う点で、松本清張の作品をほうふつとさせる。
文体やプロットにの味わいにはかなり違いがあるが、宮部みゆきは作品の構造から言うと松本清張の正統的な後継者と言ってよいのではないだろうか。

宮部みゆきの作品には、さらに主人公の杉村という滋味をたたえたキャラクターの造形が加わっている。
この杉村にふりかかる境遇に、不快感を抱く読者のレビューアーも多いようだ。自分はまだ、この杉村というキャラクターにそれほど強い思い入れがないせいもあるが、著者はこのキャラクターで3つの大きな作品を紡いだこの段階で、マンネリに陥るのを避けるために、杉村の境遇を大きく変えざるを得なかったのではないか。自分としては、この決断はよく理解できるような気がする。
ペテロの葬列Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列より
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No.142:
(5pt)

希望荘の次楽しみ

シリーズで読み引き込まれ現実に起こった事柄とダブリ深みを感じました
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
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No.141:
(1pt)

最悪の読後感

主人公を探偵稼業に就かせるため、続編のためのラストだと思うけど、ラストがあんまりだ。
主人公がリアリティが無いぐらい「善人」(小説のテーマの悪意との対比のためだけど)
で嫌いだったけど、これは酷いでしょ。どうせなら脳内お花畑の嫁と不倫相手のエリートと会長も
地獄の落としてくれなきゃ納得いかない。架空の話とはいえ腹が立ちましたよ。
結論:このシリーズで一番の悪人は菜穂子でした。
ペテロの葬列Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列より
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No.140:
(2pt)

宮部みゆきの作品で一番嫌いです

物語の大筋であるバスジャックとそれに絡む因縁の事件とその結末までは面白かったです。

しかし終盤の展開は嫌い…と言うかもはや不快ですね、菜穂子も杉村もはっきり言って気持ちが悪いとすら思いますね。

宮部みゆきの人間の描き方はとても好きです、人間が多面体である事はもちろん視点を換えることで複雑な着色がなされていることをまで描いている。
だからこそ時代ものも含めてこの人の作品の結末は非常に人間臭いものが多くある種切実なまでのリアリティを浮かび上がらせたもので…だからこそもやもやしても納得できなくても理解は及んだし、好みでなくても受け入れられました。

しかしこの作品の結末はダメでした、個人的な好みとしても嫌いな内容でしたし物語の流れに登場人物が合わせたような不快感がありました。
ペテロの葬列Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列より
4087715329
No.139:
(4pt)

感動しました。

低い評価が目立ちますが、良作だと思います。
私は主人公にかなり感情移入してしまうたちなので、米澤穂信のボトルネックなどは、読み終えた後、かなり心が折れました。
この本でも、かなり落ち込まされます。
宮部さん、早く続編を書いて杉村三郎を救ってください!
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
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No.138:
(2pt)

長いだけでスリルもサスペンスもない内容に乏しい凡作

長いだけでスリルもサスペンスもない内容に乏しい凡作。「名もなき毒」に続いて、世の中には「毒」を持った人間が存在し、それが知らず知らずの内に伝染・拡散し、杉村の様な平凡な人間にも害を与える得るというテーマを扱った作品だが、これだけの事を書くにしては長過ぎる。

冒頭に、銃を持った老人が起こしたバス(たまたま、杉村が乗り合わせていた)・ハイジャック事件(この事件にもまるで緊迫感がない)が描かれ、この老人の正体・動機が不明というのが基本設定。読者としては、この正体・動機を追及するサスペンス小説かと思いきや、物語は遅々として進まず、挙句の果ては、明かされた動機に全く説得力がない点が痛々しい。この動機なら、バス・ハイジャックを起こす必然性など何処にもないし、更に、老人がこの動機に至った経緯も噴飯物。「人生、立ち直るキッカケは何時でもある」とでも言いたかったのだろうか。サスペンス小説としても、社会派小説としても期待を裏切る出来である。作品(シリーズ)の体裁上、致し方ないのかも知れないが、警察がバスを取り囲んだ時点で、この事件は警察マターの筈で、ワザワザ杉村が捜査に首を突っ込む必然性も全く感じられない。

同様に作品(シリーズ)の体裁上、致し方ないのかも知れないが、杉村のプライベートに立ち入り過ぎている点に違和感を覚えた。個人的には杉村のプライベートなんて関心がないのに、<会長の婿殿>としての杉村の悲哀の描写の押し付けにはウンザリした。作者には、テーマや物語構成をもっと良く練った作品の発表に期待したい。
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
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No.137:
(5pt)

杉村三郎シリーズの重要な転換点

宮部さんは人間の闇を見つめる目が鋭い。かなり深い認識を持っている。しかしエンターテイメントにのせて、誰でもアクセスしやすい物語にしている。哀しい結末の物語でも読後に清涼感あり。そこが同じ人間の闇や悲劇を書いた松本清張とちょっと違うところ。

 『指輪物語』または映画『ロードオブザリング』などがこの小説の基底音になっている部分もある。この映画は観たことがないが、人間の毒が感染していくことを描いているらしい。この小説読んでこの映画も観てみたいと感じる。

 人間の闇を描き、また臨死体験のような経験で人間が変わってしまう部分の描き方など観てもこの人はかなり深い瞑想体験のようなものを経験されているのではないかと感じる。臨死体験で現れる自分の死んだ家族が実は自分の意識の深い層の一部なのではないかなどと描くあたり、「わかってらっしゃる」という感じ。

「鶏が鳴くまでにお前は3度裏切る」とペテロに対して予言したイエスの言葉はキリスト教に興味がある人なら知っている有名なエピソードだが、人間はそれくらいどうしようもないということをこの小説では描いているのだろう。また自分で罪を自覚したペテロは壮絶な殉教を果たすが、それが葬式では、なく葬列となっているところに、特殊な人の物語でなく、人は一歩間違えばだれでもそのような要素を持っているということがメッセージ込められていると感じる。

 杉村三郎が探偵にならざるを得ない状態になってしまったことを描く。杉村三郎シリーズの重要な物語。
ペテロの葬列 下 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 下 (文春文庫)より
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No.136:
(4pt)

11話のドラマみたい

11話のドラマをレンタル店で借りて一気に観たような感じ。
超細描写の好き嫌いは分かれますが、私は好き。
奥様の最後の告白、意外にどこにでもあるのでは?
とりあえず眼精疲労、甚だしいです、、、
ペテロの葬列Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列より
4087715329
No.135:
(5pt)

宮部みゆきは天才です 杉村三郎にはまりつつあります

宮部みゆきは天才です。人間の闇を見つめながら、それをエンターテイメントの中でさらっと書く。しかも読後に清涼の風が吹くような印象を与えます。20年ほど前に年下の知り合いが「宮部みゆきにはまってます」と言うのを聞いたとき「くだらないもの読んでるなあ」と思ってましたが、反省します。私の方が間違ってました。この作家は並の作家ではありません。人間のどうしようもない闇とそこから派生する犯罪、その哀しさを書いて来たのは松本清張だと思いまが、清張のある意味後継者であり、清張より明るく、しかも人間描写は深いと思います。

 この上巻はバスジャック事件に巻き込まれる杉村三郎描きます。事件後バスジャックに関係する人たちにちょっとした謎があらわれはじめます。謎に巻き込まれながら主人公の人生が動きだします。その謎を解こうと杉村三郎が決意して動き出すまでを描いています。ささいな事実の積み上げから物語が大きく動き出すところや、複数の伏線を張っておいてあとで全部つながっていくところなどは本当にこの作家の器用なところだと思います。

 最近出版された『希望荘』を先に読んでから杉村武三郎シリーズに興味が湧き、この本を読み始めたので、その後彼が探偵になっていくことが見えているのですが、そういう目で見てもそのための伏線がこの本の中に張り巡らされていることに驚きます。

 また洗脳の手段を駆使したセミナー商売がマルチなどの犯罪へつながっていくという展開もなかなか興味深い。その中で豊田商事事件という実際に起きた詐欺事件の名前が小説の中で出てくるのにはドキッとします。カメラの目の前で殺人事件が起きたのを報道で何度も見ている我々世代としてはなんとも生々しい感触を覚えました。
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
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No.134:
(3pt)

小説を削れない宮部大先生

宮部さんは、細部まで、いろいろなことをすべて書き込みたい方だと、以前から思っていました。
私は長編でも全然OKなのですが、「理由」以降、無駄に長い作品が多すぎます。「ソロモンの偽証」はその典型。
若い頃の作品はそうでもなかったということは、有能な編集者がついて、削らせていたのでしょうか?
しかし大家となった今の宮部さんに意見を言える方は皆無となり、ページ数だけの大作が続いているのでしょうか?
この作品はまさにその典型です。四分の一程度にシェイプアップすれば、スピード感のあるいい作品に仕上がったのでは
ないでしょうか。
たしかに、長くても宮部さんには、読者を飽きさせない筆力があり、そこは本当にたいしたもんです。
しかし、その筆力に頼って、たいしたことない題材を、長々した作品にするのは、もう勘弁してほしいです。
ついでに言えば、「ペテロ」だの「ソロモン」だの、一見壮大なイメージの題名をつけることも止めてください。
内容と釣り合ってないですよ。
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
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No.133:
(3pt)

続編で口直しを期待・・・

ラストの衝撃は、私にとって宮部作品のうち1、2を争うものでした。
そういう意味では星5つなのですが、ただ、ラストを迎える前までの幸せそうな三郎と菜穂子との描かれ方が辛くなりそうで、読み返したくない・・・・。
よって、星3つです。

続編で口直しできることを期待してます。
ペテロの葬列 下 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 下 (文春文庫)より
416790585X
No.132:
(2pt)

エンディングでほんの少し救われた。それまでは苦行ともいえる退屈な小説。

男の側から納得いかないとかそんなわけないでしょう。こんな魅力のない男に引く手あまたの大金持ちのお嬢さんが惚れるとかいい加減にしてもらいたいですね。「誰か」の時からこの設定は納得できないと思っていましたが今回もなんかつまんない話だな~これで終わりか?と思っていたら最後に大ネタ。杉村ザマーとスッキリしました。続編が有りそうなので次はみじめにどん底な杉村が読みたいです。ファンの方ごめんなさい。
ペテロの葬列Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列より
4087715329
No.131:
(5pt)

円熟の傑作。

宮部みゆきの代表作は『火車』であると、それに加えて『火車』周辺の時代の作品を読んでいれば十分だと、漠然と思っていた時期があった。大きな間違いだった。もし、同じように考えている人がいるならば、ぜひこの「杉村三郎」シリーズを、さらには『ソロモンの偽証』を読んでほしい。円熟を迎えた著者の傑作。
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
4167905841
No.130:
(1pt)

残念です

宮部みゆきなら一定以上の作品を書くだろうと思って読みましたが期待はずれでした。文章はいつものように巧みにうまいので、下巻も含めて最後まで読めましたが、今後もうこの作者の作品は購入する事は止めようと思いました。(といっても、新作を見かけるとついつい買ってしまうこともありますが)
宮部みゆきさんっていつも上から目線の文書をお書きになるなって思っていました。今回は、登場人物が世間に対して上から目線の見方をしているのではなく、作者自身が主人公や登場人物 また読者に対して非常に上から目線に書かれていると感じる作品で、作品の内容とは関係なくとても読後感が悪いです。
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
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No.129:
(4pt)

杉村三郎 暗殺か?!

悪は誰にでも潜んでいる 今回の杉村三郎氏も 様々な悪意 悪態 悪夢に悩まされ 翻弄され捲り しかも今回においては まさかの伏兵 身内の裏切り 三郎氏の背後に音も無く忍び寄り 錐刀で延髄奥深くまでブスリ お花畑さんの華麗なる暗殺テク 胸糞悪い後味と虚脱感 何時も以上の犠牲者 ラストの桃子姫の無邪気な笑顔 全Amazonカスタマーの苦笑い これもある意味宮部ワールドである......と思いたい。
ペテロの葬列 下 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 下 (文春文庫)より
416790585X
No.128:
(1pt)

ときめきませんでした つまんねー  老人が企てたバスジャックを起こす物語

拳銃を持った、丁寧な口調の老人が企てたバスジャック。乗客の一人に、杉村三郎がいた。呆気なく解決したと思われたその事件は、しかし、日本社会のそして人間の心に潜む巨大な闇への入り口にすぎなかった。連続ドラマ化もされた、『誰か』『名もなき毒』に続く杉村シリーズ第3作
ペテロの葬列 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペテロの葬列 上 (文春文庫)より
4167905841

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