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星降り山荘の殺人
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星降り山荘の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 21~40 2/3ページ
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途中から「一番怪しいのはコイツじゃないか?」と思っていたので、犯人の正体については特に驚きはありませんでした。 真の探偵役については予想外でした。 | ||||
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名作と誉れ高い作品。今読むと少し懐かしい感じがした。 〜以下、ネタバレを含む〜 大ネタについては、冒頭から予測がついてしまった。だがこういう作品をある程度フェアに書こうとすると、読者に勘づかれやすくなってしまうのは仕方がないことなのかもしれない。個人的には星園氏のキャラが良かったと思うので、同キャラで他のシリーズも読んでみたかった…。 | ||||
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ネタバレあり 登場人物に9トリックと動機が1という割合の様な小説 自分は登場人物のキャラがとても気に入ったので大変楽しく読んだが、トリックや動機を重視する人は絶対に読まない方が良いと思う あのキャラを使い捨てにしせずシリーズものにして欲しかったのでその点が非常に残念 | ||||
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1996年刊行の新装版。80年代の作品は文体自体にやや古めかしさを感じるが、90年代の作品はそういった違和感が少なく、文明(情報機器)の差はあるものの比較的手に取りやすいのではないかと思う。 本作品の注目点は、広義の意味でのトリックにある。といって、同時期の森博嗣のS&Mシリーズのような系統ではない。密室などの狭義のトリックにのみ期待している方にはお薦めできない一方、幅広くミステリーを楽しめる方は是非読んでいただきたい作品である。発表から20年以上経ち、同様の騙しに慣れた方なら気づくとは思うものの、少なくとも当時はなかなかのインパクトがあったのではないだろうか。 文章自体は癖がなく読みやすい。全体の展開は、終盤やや物足りなさを感じたものの、作品の構成上これは致し方ないところか。満点とは言えないが、一読の価値はあると言い切れる。 | ||||
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この小説を手にしたのはいつ頃のことだっただろうか。文庫版が出てあまり時間が経っていなかった頃だと思うので、そうなるともう20年近く前のことになるのか。 とはいえ、ミステリーというものは必ず読まないといけないものではない。なのでその時は、いつか読むつもりで積ん読にしていたら、読まないまま今になってしまった。本もどこかに行ってしまったようだ。 それが最近本屋に行ってみると、なんと新装版が出ているではないか。 本の評価というものは時間の流れの審判が一番確実だと思っている。書かれてから長い時をへて読み継がれるものこそ、傑作の名にふさわしい。この本も今まで読み継がれ新装版まで出るということは、これは傑作に違いないと思い、今回読んでみたという次第。 さて、ミステリーしかも本格推理小説というものは、レビューが難しい。ちょっとでも突っ込んだことを書けば、ネタばれになってしまい、これから読もうとしている諸氏のお楽しみを害してしまう。 なので、レビューはこの一言にしておこう。この著者は全力で「あなた」を騙しにくる、と。 旧版にはレビューがたくさん付いているので、見てみるとやはりトリックがわかってしまった、という人は評価が低く、★をたくさん付けている人は「やられた」という人が多いように感じる。 私は完全に騙された。ラストの謎解きにには仰天した。やられたよ・・・ だから★5つ。 | ||||
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犯人は誰なのか、手掛かりや伏線はいくつも用意されているのに、最後まで分かりませんでした。 山ほどミステリーを読んできたにもかかわらず、悔しい。騙されました。お見事。 | ||||
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読み始めてすぐに後悔しました。私との相性が悪いのでしょうか読んでるだけでイライラしてくるような文体だったからです。でも、皆さんのレビューがとても良かったので、物語の最後に来るであろう大どんでん返しを期待しつつ我慢して読み進めました。読み終わってしばらくして気づきました、作家に騙されるのを楽しみに読んでいたけど、実はレビューが私をだましてたんだって。しばらく笑いが止まりませんでした、見事などんでん返しでした。 | ||||
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久しぶりに読みごたえのある推理小説で、一気に(と言っても3日ほどかかったが)読破した。 論理が二転三転する小説では、往々にしてその論理的な追求のために、小説そのものが無味乾燥なものになりがちだが、この小説はとても読みやすく、主人公に感情移入しやすい小説で、それが高い論理性を併せ持つ、というのは、なかなかできることではないと思う。 章の冒頭に、「まず本編の主人公が登場する」とか、「探偵役が登場する。探偵役は犯人ではありえない」などの、プロット(粗筋?)が紹介される。実はこれが曲者である(なぜ曲者かは読めばわかるが)。 これはいわば、「広義の叙述トリック」になっていて、大半の読者は騙されること必定だが、私は実は、早い段階で、「これは作者が仕掛けた罠ではないか?」という感じがしていた。最後のどんでん返しで、なるほど、と合点した次第。作者は嘘はついていないが、ストライクゾーンぎりぎりの球は投げているので、要注意!? 感心した謎のひとつが、犯行現場に、なぜミステリーサークルが作られたのか、ということ。その解釈が二通り示されて、その論理の構築に、思わずうなってしまった。他にも文中で、さりげなく伏線が張られていて、よく考えぬかれた小説である。 また西澤保彦氏の解説は、ユーモアに富んでいて、なおかつ含蓄に富んでいて、一粒で二度おいしい本になっている。 推理小説好きとしては、不覚にも作者の小説を読んだのはこれが初めてで、ほかの作品も猛烈に読みたくなってしまった。 | ||||
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第1ページは、こう始まる。 「まず本編の主人公が登場する 主人公は語り手でありいわばワトソン役 つまり全ての情報を読者と共有する立場であり 事件の犯人では有り得ない」 このような、栞のような「解説」が、大きく場面が変わるごとに挿入される。 読み進んでいくと、登場人物は少ないし、「意外な犯人」なんて有り得るのだろうかと心配になってくる。 意外な犯人といえばこの人だが、この人だけは犯人であってほしくないという願いも切実になってくる。 結末を恐れながら読んでいくと、物語は意外な方向に展開していく。 最終盤に至っては「!」の一言で、前の方のページを読み返さずにはいられない。 読後感も爽やか(?)で、著者の他の作品も読みたくなった。 | ||||
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各キャラが、とても個性的で立ってて面白かったと思います。 各節の冒頭で作者が簡単に要旨を書いていて わかりやすくて珍しいですね。 | ||||
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紀伊国屋の電子書籍にて読了 推理小説を電子書籍で読むと 『登場人物一覧や、建物見取り図などをブックマークしてすぐに確認できる』というメリットがあるが 今回は、残念になことにデメリットもあった。 通常、本には裏表紙や帯などがあって 裏表紙にはあらすじ、帯には宣伝文句が書かれてたりする。 しかし、電子書籍にはそれらがなく今回、そのことがとても残念だった。 それらを読んだ上で本書を読んだらもっと楽しめたと思うので ネットで拾ってきた裏表紙のあらすじを引用します。 =================== 「雪に閉ざされた山荘。そこは当然、交通が遮断され、電気も電話も通じていない世界。集まるのはUFO研究家など一癖も二癖もある人物達。突如、発生する殺人事件。 そして、「スターウォッチャー」星園詩郎の華麗なる推理。あくまでもフェアに、真正面から「本格」に挑んだ本作、読者は犯人を指摘することが出来るか!?」(講談社、裏表紙あらすじより) =================== ミュージシャンのアルバムが、音源だけではなくジャケットや歌詞カードを含めて作品であるように 映画が映像本編だけでなく、ポスターや予告編などを含めて作品であるように、 小説、装丁や帯、全て含めて作品なんだなぁって改めて思いました。 その意味で、推理小説家もまだまだ 伏線を張る領域を広げられるんだなぁ、って思いました。 この小説、大掛かりなワンアイディアのみの作品で 事件の内容は、あまり面白くないです。 クローズドサークルものですが閉塞した中での緊迫感といったものは ほとんど感じません。 ただ、そのワンアイディアは素晴らしく、それだけで読む価値があると思うし こういうアイディアはもっとマネて発展させていいと思う。 *マンガやテレビ、映画でも使えると思う。 最後に1点、小さなことですがリクエスト この小説、後半に登場人物たちの 『犯人当て』推理で色んな角度の条件から、 消去法で犯人を除外していくシーンがある。 ただ、このところが文章のみで判り難い。 登場人物が、 ”こう言ってホワイトボードに次のように図示した”なんて注釈して 各登場人物と、それぞれの条件で除外される人物を一覧表にして欲しかった。 こういうところは図解していいと思います。 そもそも、推理小説って見取り図やら地図やら図解が多いのだし。 楽しめる作品でしたし、このアイディアはどんどん発展させて 他の作品でも応用してもらいたいって思いました。 | ||||
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優れた推理小説は再読されるのを待っている。作者がこっそり隠した手掛かりを、通常の読者はそれとは知らず読み飛ばしてしまうものである。そして大団円になって、それまでうっかりと読み飛ばしてきたものの多さに気付き、待てよ、あの時かなと思って頁を戻す。あるいは、最初からもう一度慎重に再読して、作者の巧妙な仕掛けの一つひとつを味わうことになる。 「星降り山荘の殺人」の最大のトリックは作者の叙述トリックである。表面だけをなぞるように読めば、凡百の推理小説なので、多読、濫読、速読を得意とする人には、隠された作者の意図をどこまで汲んで理解したのかと忖度してしまう。 各章の冒頭に作者のメッセージが挿入されている。例えば、――本編の主人公の登場である。主人公はワトソン役であり、全ての情報を読者と共有する立場だから、犯人ではありえない。あるいは、――探偵の登場である。探偵はこの事件に偶然巻き込まれたので犯人ではありえない。 これらは事実であるが、こう云った叙述で固定観念が形成されていき、最後にドンデン返しを目にする。このトリックを創作した作者に、素直に拍手喝采をおくりたい。 | ||||
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ネタバレしないように慎重にレビューします。 雪山の山荘に隔離される形になった登場人物たち。 その登場人物たちに連続殺人が降りかかる。 というオーソドックスな設定。 場面が切り替わる各章の頭には、ナレーションのような説明が入ります。 そのおかげで、やみくもに手がかりを探しまくる必要はなくなっています。 例えば、ある場面のそれは偶然だったり、この順番は犯人の意図とは関係ない、 ということが予めナレーションの形で章の頭に告げられます。 本書には推理物の定番である、ワトソン役の主人公と、事件を解決する探偵役が登場します。 そして、一番最初に探偵役とワトソン役は犯人では有りえないことも告げられており、 無駄な邪推をせずに正当に推理を楽しめるようになっています。 にも関わらず・・・やられました。 図も多く散りばめてあり、推理する環境は十分だったんですが、 完敗を喫しました。 真相を知った時・・・ドッカーンですよ。頭の中が炸裂します。 顔の表情にもその状態が出てしまうでしょうね。 だから電車の中とか人の多いところで最後は読まない方がいいですね。 まだ未読の人は是非、謎ときに挑戦した方がいいです。読まないのはもったいないです。 内容もドロっとしたところが無いので、少年少女たちでも十分楽しめます。 超、オススメ。 | ||||
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この作品は、本格ミステリが好きな読者なら、まず登場人物一覧と、事件の舞台となる建物の見取り図とを良く見た上で、本文に取り掛かるであろうという前提のもとに、書かれている。 そして、そういう読者を騙すための仕掛けがなされている。 かつてノベルス版で読んだ時、読了後にカバー裏の紹介文を読み返しつつ、 「とうとう、ここまで来てしまったか」 と思ったものだった。 それが理解できないと、推理小説ファンが何故、こんな単純なラストに驚くのかも、理解できないと思う。 その意味では、初心者向けではない。 「すれっからしのマニア向け」である。 | ||||
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ある記述によってすっかり騙されました(笑) この作品の肝は、探偵役が誰かということに尽きます。 それ以上はいえませんが。 | ||||
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クローズドサークルものの 推理小説です。 変わってるのは それぞれの章の最初に作者の説明文が載っていること。 「この章では○○××なことが起こります。 これは偶然のことなので真相には関係ありません」 とかそういう風に。 読んでる時はこの作者正気か などと思ったのですが 真相で 見事に騙されました。 まさに本格推理小説的な 愉快で見事な騙しのトリックでした。 あくまでいい意味でのバカバカしさのある 良き本格推理小説作品だと思います。 | ||||
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これは本当によく覚えてる作品。これを見破った嬉しさは僕のミステリ体験の上位に来るものだ。いやほんと・・・・・よく考えたから(笑)。 しかもなんか一人ブームが来てね、このトリックをもっと多層的に広げていって遊んでいたら、もうちょっとで斬新な色彩感覚がにじみ出す ところだったんだけど頭が痛くなってきたんでやめたわ。ちょうど体調を崩していた時期だったな。。だから、だから?暇だったんだね(笑)。 まさかのヴァン・ダインか(笑)。ああ、あれだよヴァン・ダインって人はね、もともとは美術評論家をやっていたんだけど、病気療養中の 2年間でおよそ2000冊の推理小説を読んでしまい、その後もうほとんど必然といっていい流れとして推理作家になって衝撃の傑作を次々と 発表していくことになる本格黄金時代(1920年代)の巨匠のことなんだ。 推理作家におもちゃは要らないって言ったのは誰だったか。有栖川だったか。でもほんとに金がかからないな。時間と場所も選ばずにね。 しかし四六時中、人間をいかに奇抜に殺すかなんて考えてるのは理解あるミステリマニア以外からみればただの危ない奴じゃないか(笑)。 で、何が言いたかったんだっけな。。そうだよこの超越したアイデアのことだよ。でも僕が思うに本当に凄いのは、この新しい切り口を 特異性を浮き彫りにする上での演出の焦点にしてないところ。すべてはよどみない流れのなかにある。一見肝心なところが竜頭蛇尾に なっているようでそれすら超越してるスケールの大きさ。。 よってただ驚けばいいゲーム性にならず読み応えがある。しかもその過程に存在したあらゆる場面における解剖学的知識も決して無味乾燥に 体系立てたものじゃないところが憎いんだろう。結局ユーモアもただの引き立て装置じゃない。この倉知クオリティー。。 気に入るか気に入らないかはまったくの別次元として、もっと本格推理小説のメカニズムについて知りたいという欲求を湧き起こさせてしまう その一種の奉仕精神あふれる非主観的な生産性にして、あくまでミステリにも温かみが必要というこだわりを貫いたのほほんとした読後。。 だからほんとこのジャンルが発展していくには倉知みたいな姿勢を持つことが不可欠なんだなあ。でもきっとそれはこのジャンルに限った事では ないんだよね。だのでこっからは僕がつくづく思ってる愚痴になるわけさ。どちらにも腹が立ってるんだよ。でもだからどちらも許せるんだよ。 でもそれは矛盾を折り合わせるなんて高等技術を駆使してるわけじゃなく、ただあたりまえの知恵として思うことなんだ。つまるところね、 政治家は優秀だけど国民は馬鹿、もしくは反対に政治家は馬鹿だけど国民は優秀なんてことが果たしてありえるだろうか。両者は等しくちゃんと 同じレベルだよ。あんまり一方的な感情だけでもってしてやいのやいの言っちゃうんだから。。そしてそんな一番単純な真理が一番のミステリー になってしまってる創造性と前進性のなさに驚嘆してしまってるんだよワトソン君!ってホームズ風に言ってみたかった今日この頃なんだよ。 でもあれだったな、ホームズは政治自体にあんまり興味がない人間だったな(笑)。 | ||||
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著者はなかなか長編を発表しないが、たしか本作が長編第一作だったはずである。登場する探偵が古のテレビドラマの探偵を彷彿とさせるが、今の若者たちにはピンとくるだろうか(しばしば再放送もしてはいるが)。 いわゆるクローズド・サークル物という、本格ミステリのガジェットを踏襲している。都筑「七十五羽の烏」を模倣したような作品スタイルだけではなく、詳しくノベルわけにはいかないが同氏の「黄色い部屋はいかに改装されたか」における名探偵論を意識した設定など、明らかにミステリ作家都筑道夫にチャレンジした作品といえよう。そのチャレンジは成功したのか?実は都筑ファンの私は、まんまと騙された。そういう意味では、チャレンジは成功したようである。 ちりばめられた伏線とそのきれいな回収は、本作がまぎれもなく本格ミステリであることを示しており、著者が最もこだわったと思われる解決部分のロジックも、大変きれいに決まっている。本作をものした著者のが長編ミステリがまほろ市とミステリーランドを除くと本書と「壺中の天国」しかないのは、実に残念である。 都筑なき後に都筑の衣鉢を継げるのは、著者しかいないと思っている。猫丸シリーズは、「なめくじ長屋シリーズ」にも似たオーラを持っている。本作のテンション、いや、著者の短編作品のテンションで、ぜひとも新作長編を発表してほしい。 | ||||
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本書の一人称はワトソン役となる『和夫の視点』から書かれているが、其れともう一つ、太字で書かれている俗に言う『神の視点』の部分があり、この部分には一切の嘘が含まれていないという、作者からの配慮による徹底したフェア・プレイ精神の元に作られている。私自身も之は最初に読んだミステリ小説であるが、本書は現代のミステリの教科書的作品だと思う。ミステリ小説に於いて作家と、その読者が其々「何を」求めてミステリを書き、読んでいるのか?という事を理解してもらうにはちょうど良いっ教材であり、今までミステリ小説を読んだ事がない様な読者にこそ呼んで欲しい作品である。 | ||||
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各章冒頭に作者からのヒント・メッセージなどがあり、これが面白さのポイントです。また、星園のキザなキャラクターが最高です。彼はこの一作にしか出ていませんが、スターウオッチャーという職に就いた理由でもある、彼が冤罪と信じている故郷の事件のことなど、ぜひ前日譚として執筆していただきたいです。また、この推理小説は連続ドラマとして放送すればかなり面白いものになると思います。どんでん返しもありますしね。ぜひ、星園役は唐沢寿明さんでお願いします(笑)。 | ||||
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