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切られた首



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切られた首の評価: 4.00/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

祝・コックリル初登場の習作

イギリスのある村で首を切り取られる殺人が起こり・・・というお話。
この作品から名警部コックリルが登場する記念すべき長編。ですが、お話の方はまだまだ習作だと思いました。オーソドックスな展開、人物描写もまぁまぁ、解決にも若干カタルシスに欠ける憾みがあり、残念ながらあまり高い評価は出来ないと思いました。残虐な殺人もなぜそのようなことをしたのかの解明もなおざりで不満が残ります。言ってみればこのあと凄いものを書く著者の過渡期的試行錯誤的作品ということではないかと思いました。
あと、コックリル初登場ということでいろいろなキャラクター情報が載っていて助かります。一番最初の事件から早くも冷酷な探偵像でこの時点で著者はコックリルのキャラを明確に決めていたようです。
このあと凄いものを書く著者の習作。まぁあまり勧めませんが、ファンはチェックすべきかも。
切られた首 (ハヤカワ・ミステリ 515)Amazon書評・レビュー:切られた首 (ハヤカワ・ミステリ 515)より
415000515X

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