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検察側の証人
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【この小説が収録されている参考書籍】
検察側の証人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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逆の逆。 裏の裏。 思い込みへの駄目押し。 ところで、クリスティの設定の癖なのか、パターンなのか。 「夫は生きていますが、精神病院にいるのです」 本書では、ロメイン・ヴォールに言わせる。 「杉の柩」にも出てきた設定だったような・・・ 夫の存在を匂わせ、入院しているのであれば普段は独りで生活しているはず・・・ 他に男がいる、それも複数・・・ あるいは献身的で定期的に見舞いに行く貞淑な妻を演じる・・・ 夫の実態はないわけで、死んでいるかもしれない・・・ クリスティのプロットは話の筋だけではなく、登場人物のプロットで読者を惑わせる | ||||
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クリスティらしい、傑作。BBCのドラマ見たけど原作の面白さにはとうてい及びません。傑作なんだからアレンジせずそのまま表現するだけで最高の出来になるのに。と、クリスティ原作のドラマみるたびに思います。まあ、原作が最高のものなので当たり前のことですが。映像作品だと情婦の方が雰囲気出てる気がした。 | ||||
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年季の入ったイギリスの裁判風景が面白い。まるで眼前で演じられているような脚本です。 更にお奨めは DVD をご覧あれ。タイトルは「情婦」。 | ||||
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英語勉強ために | ||||
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1回ひっくり返るだろうな、クリスティだし、と読んでいると二転三転……。 お見事。 | ||||
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NHK-BSでドラマ化されたもののシリーズが放映され始めたので、オリジナルを読んでみた。え?戯曲なん?って感じで愕然としたけど、そこはそれ、ここはこれって割り切って読んでいったが、期待を裏切らない面白さで、もうなにおかいわんや、まあ、一度読んでごらんなさい!って感じなんだな。 この二転、三転するどんでん返しは、ずるい!としか言いようがない。この終わり方には、好き嫌いがあるかもしれない。 映画「情婦」もある。次はこれを観ることになるのかも・・・ (PS:2019-06-15) NHK-BSで放送された2016年制作のイギリスのドラマでは、エンディングが全く違ってる…これは、これで、”こんな終わり方でええのん?”って、感じなんだけどね | ||||
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クリスティーの作品の中では、比較的短く、手に取りやすい物語です。 普通の小説ではなく、劇の脚本風に、「場面説明」「人物名 セリフ」「人物動作」の繰返しの形式で書かれているので、最初はとっつきにくいと思いましたが、読み進めるうちに慣れ、物語に夢中になりました。 短い物語の中に、クリスティーらしい驚きやどんでん返し、そして鋭い人間描写が凝縮されたような作品。 | ||||
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「検察側の罪人」というミステリーが最近ありましたが、そのタイトルはこの小説のもじりなのですね。知りませんでした。 しかも、クリスティがこうした戯曲を書いていたことさえ初めて知りました。彼女の作品群は奥が深いですね。 ストーリーも、名作と言われるだけあって素晴らしい。まさに二転三転です。今読めばその古さは否めませんが、当時としては画期的なプロットとオチだったでしょうね。 | ||||
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短いけれども面白さが濃縮されていて、一気に読めた。 二転三転する展開に、最後は参りました、という感じ。 さすが、ミステリーの女王。 | ||||
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以前小説版を読んだ記憶があったのですがこれは戯曲でした。お芝居好きな人にはお勧めです。「情婦」というタイトルでビリー・ワイルダー監督、マレーネ・ディートリッヒの映画にもなっていますがタイトルは「検察側の証人」の方が好きです。 | ||||
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およそ彼女に騙されたことのない読者はいないだろうと思う。 騙されないよう、慎重に読めばおそらくラスト直前までは予期できたと 思うが、今回はトリック云々より、純粋に芝居をみるよう読み進めた。 やはりクリスティーは読者の期待を裏切らないな、と改めて感心した。 奇をてらったトリックに終始するミステリーは多いが、 クリスティーは人の心を描くのも一流だと思う。 そのうえ、現在ではよく使われているトリックもクリスティー発のものが多い。 この作品も、決して期待を裏切らない良作だ。 | ||||
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これをパクった小説や映画は無数にあるだろう。 結末付近で「ん?読んだことあったっけ?」という既視感に襲われたが、おそらくそういうことだろう。 50年前にこれを書いたことの凄さよ。。 | ||||
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クリスティの短編集。 長編でなくてもクリスティのセンスが鋭く光る短編ばかりであっという間に読めます。 当時の風俗を現すような料理人や使用人の話、庭(ガーデン)の話など、イギリス的な風情があり楽しい。 特に「検察側の証人」はやはり傑作でしょう。 あっと言わせてくれますよ! お勧めです! | ||||
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ひょんなことから街で偶然知り合い、心を惹かれ合っていく金持ちのオールドミスと青年レナード。 ある夜、その年配女性が撲殺される事件が発生。殺人容疑をかけられた青年レナードは無実を訴えるが、状況証拠は彼にとって不利なものばかり。金が目当てだとすれば、動機も十分。おまけに、あろうことか、彼の味方であるべき妻までが、夫の犯行を裏付ける証言をする。そのスリリングな展開と、二転、三転する結末はまさに驚愕。ハラハラ、ドキドキすること間違いなしです。 | ||||
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一見すると無実の罪を 晴らそうとする弁護士の奮闘とも とれるかも。 しかしおもわぬところで その無罪とおもわれた犯罪は 暗雲が立ち込め… とにかくいえることは 女性の「怖さ」ですね。 むやみやたらに女性を 敵にするものではありません。 なので被告は本当に災難でしたね。 そして最後にはおもわぬ 一撃が読者に参ります。 お気をつけください。 | ||||
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裏とか、裏の裏までは、読み込むことができる場合がある。 しかし、検察側の証人は、「裏の裏の裏」まで読めないと、うまくいかないことがある。 登場人物一覧の女性の数を数え、どのような関係があるかを想定してから読むと、 推測がどれだけ外れたかが分かるかもしれない。 グリータ ローマイン ジャネットマッケンジー 若い娘 死亡した「フレンチ」は登場しない。 | ||||
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クリスティは演劇の見せ方もよく知っているということが 分かる作品です。 ちなみに 私のアガサ・ベスト5は、 定番『そして誰もいなくなった』ラストの鮮やかさ 定番『オリエント急行の殺人』歴史に残る意外な犯人 大穴『ホロー荘の殺人』推理というより一般小説の面白さ 戯曲『アクナーテン』一神教の狂気をみごとに描写 戯曲『検察側の証人』これ舞台で見たらショッキングだろうな 次点:『ABC殺人事件』こんな理由で殺されたくない です。 | ||||
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嘘とは? 言葉の意味は分かっていても、 それぞれのウソを見分けるのは難しい。 それをついた“人”が分からないように。 P146 | ||||
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私がアガサ・クリスティを読みあさるきっかけとなった作品です。 途中まで、「多分こうなるんだろうなー」 とかのんきに思ってたら…大間違い! 読み終わった後、自分まだまだでした…と反省しました(笑) みなさま書いているとおり、大どんでん返しが最後に待っています。 二回目、三回目…と繰り返し読んでももちろんおもしろいんですけど やっぱりミステリー小説って最初に読んだ時の感動は格別です。 まだ読んでない方がうらやましい…!! | ||||
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元々は戯曲として書かれ、その好評ぶりに小説化されたもの。映画化もされたが邦題「情婦」はヒドイ。トリックを半分、割っている。戯曲として構想されたものだけに、夫と妻との対決シーンを中心にした法廷場面が見もの。そこに、検察側の証人が...。 そして、現在では模倣作品が多いのだが、最後に明かされる真相にクリスティの真骨頂がある。もっとも、クリスティ自身も繰り返し本アイデアを使っているのだが。読者へのサプライズを大切にするクリスティの真価が出た傑作。 | ||||
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