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悪いものが、来ませんように
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悪いものが、来ませんようにの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.48pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全97件 81~97 5/5ページ
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| 暗いです。頭の弱いタイプの女性ばかり登場して、ちょっとイラッとしました。 | ||||
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| どんでん返しがスゴイらしいがそこまで読むに至らなかった そのくらい引きが弱い 文章も詰めすぎで、これではページ数の割にテンポが悪い | ||||
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| どこか不自然に歪んだ描写が多々あってわかりにくく 作家なのに文章が不得意な人のかとさえ思えてきた ラスト近くで「あること」が明かされ それを隠し続けていたためにそうなっていたことがわかった。 ここで〇丸の有名作のように「やられた!」と思えたら大喝采なのだが 力量の差が大きすぎて比較にもならない。 もう一度読み直してみたくなることは絶対になかった。 登場人物が全員、病んでいる人というのにも疲れるが すんなりと共感できる人もいるのかもしれない。 読む人を選ぶ・・とはこのあたりの分かれ目だろう。 | ||||
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| 他のレビューにも書かれていますが、この本は、読者を選びます。 女性、特に子供を持つ母親なら、この作品に深く共感し、感動できると思います。逆に、男性読者や、結婚・出産などを経ていない方は、あまり楽しめないかもしれません。 物語の最後には、大きなどんでん返しがあるのですが、このどんでん返しのためにキャラクターを無理に作ったという意見があります。 ですが私は、二人の女、奈津子と紗英の関係を通して、この作品の最大のテーマである「母親」というものを強烈に焼き付けるために、このどんでん返しが必要だったのだと思いました。このトリックがあったからこそ、彼女の本当の想いを知って驚かされ、感動することができます。 「我が子に、悪いものが来ませんように」 子を持つ親なら誰しもが願うこと。 この作者は、前作「罪の余白」でもそうでしたが、女という生き物の心をよくつかみ、うまく表現できる人だと感じました。 | ||||
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| 読者を欺すだけの意味の無いトリックでした。だから何としか思えません。女二人の性格がトリックのために不自然に作られすぎていて読み終わって一気にしらけちゃいました。 | ||||
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| 推理小説かと思ってがんばって読んだが、最後までつまらなかった。 | ||||
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| この小説は女性と男性では大きく評価が割れるのでは。 トリックは、レビューが絶賛なので、見破ろうとして、完全ではないにしろ大筋は解った。 ただトリックだけを読むものではない。 当然ネタが割れたからといって作品の評価とは無関係。 それにその後の感情の機微を絡めたやりとりの場面は、やや熟れていない印象は受けるものの、うまい。 感動するのも分かる。 しかしこの作品は、基本的には女性にターゲットを絞りまくっていると思われる。 それ故、女性の心理に焦点が置かれているので、男性としては、前半、中盤部分は退屈に過ぎた。 ミステリというよりは普通小説。 何でもいける人は男性読者でも問題ないのかもしれないが、善くも悪くもゴリゴリのミステリでは無い。 | ||||
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| どんでん返し、というとちょっと違うような。 まさにミステリーです。素晴らしい完成度のミステリー。そして愛もある。 久しぶりにいい本に出会えました。 | ||||
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| 正直、あー面白かった!などと気楽な感想を抱くことはできません。 取り上げられているのは2組の親子関係、そして2組の夫婦関係。 母は子を思い、その思いの重さに自分も子どもも押しつぶされそうになり、結局潰された格好になる。 私もまた母であり、その葛藤に胸が潰れた。 ラスト数十ページの、えっ、誤植?えっ、どういうこと?! というのが、皆さん書かれている大どんでん返し。 全く気づかなかった。でも、これは騙されたのではない。こちらが勝手に決め付けていただけで、ちゃんとヒントがあちこちにある。 さあ、今からもう一度読もう…(^^;; | ||||
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| ラストにはちょっとした衝撃が待ち構えていて、ミステリーファンは楽しめます。 読んでいくうちに、何となく違和感を感じていくと思いますが、見破れる人は少ないのではないかと思います。 ミステリーの出来栄えもさることながら、テーマについてもしっかり書かれており考えさせられる小説でもありました。 | ||||
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| ラストでやられました。 このタイプの大どんでん返し系、最近はめずらしいので全く 警戒してなかったです 笑 他の方も書いてるように、「読者を驚かすためだけの 無理矢理な仕掛け」ではないので、素直に「やられた〜。 やるな〜!!!」と感動できました。 (二度読みしてみると、伏線が至る所に散りばめられてました) 物語としては「イラッとくる女と女の、嫌〜な本質が絡み合う 嫌ミス」なのですが、湊かなえさんや真梨幸子さんの本ほどダーク サイドではないですね。 辻村深月さんの「感動文学路線」じゃないやつ、あるいは 桐野夏生さんの『ハピネス』くらいの嫌ミス度、と言ったら わかってもらえるでしょうか? ということで、星四つです。面白かった! | ||||
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| 当方には、この本の絶妙な、針の穴に糸を通していくような『誘導される』感覚を伝えることが出来ません。 最後の「そう来たか!」がとにかくイイ。 読了してだいぶ経ちましたが、人に薦めまくっています。 「とりあえず読んで」と。 思わずそうしてしまうだけの力が、確かにあると思います。 | ||||
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| ヤバいヤバいヤバいヤバい!!!! これはヤバすぎる。 どうかするとこれは、ここ10年でも3本の指に入るくらいの作品だと思う。 伏線の妙といい、ひねりにひねったエンディングといい、なかなかこれ以上 すごい作品はないのではないか。 前作も素晴らしかったが、本作はそれを遥かに凌駕する作品で、 星10個くらいでもよいくらいでもあるが、残念ながら、 この小説について、これ以上は何も言うことはできない。 まずは読め!としか言えないが、老婆心ながらできれば、帯すら全く読まずに 読み進めて欲しい。 とはいえこれだけでやめてしまうと欲求不満になりそうなので、あとは多少なりともネタバレながら ひとことコメント欄に追記しておく。 (未読の方はご注意のこと。) | ||||
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| ああ、これ、いわゆる「イヤミス」ってやつね。 などと、たかをくくりつつも、話の牽引力が強いので、先が気になりページをめくる手が止まらない。 どう着地するんだろうと、思って読み進めていると…… 後半、見事な不意打ち。なるほど、こう来たか。しかもこれ、単に読者を驚かすためだけの仕掛けでなく、作品のテーマとばっちりシンクロしてる。 気持ち良く騙されました。 | ||||
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| 良質なミステリーでした。 デビュー作で興味を持った作者ですが、成長っぷりにびっくりしました。 しばしばミステリーのトリックは騙すためだけに仕掛けられていることがありますが、 この作品はテーマとトリックが不可分で、謎が解消された時の腹落ち感がすごいです。 この手法だからこそ伝わるテーマがあるんだなあと。 あとは大概ネタバレになりそうで感想が書きづらいですが、 このテーマは多分共感できる人とできない人がいて、共感できない人は ピンと来ないかもしれないです。 | ||||
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| 実は前回の『罪の余白』から芦沢さんのファンであります。 前回も展開の道中の各それぞれの登場人物の細かな描写でさらに読む人のイメージを掻き出させてくれましたが、今回もヤバいです。芦田節、出てます^^ 今回の内容も二人を中心に、更に様々な登場人物が出てきます。とにかく描写が凄いのは先程述べましたが、今回は話の進みの展開が凄いです。凄いとかではなくて凄すぎです。どんどん場面が変わります。でも最期に頭で自然とまとまります。そして、あぁそうなのか!あぁ確かに!あぁなるほど!あぁそういうふうに思っていたのか!等々... 集中しすぎるぐらい読み込んじゃえる本です! | ||||
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| デビュー作が印象に残っていたので読んでみたけど、格段に上手くなっていて驚いた。 帯に「最後まで読んだら絶対読み返したくなる」とあったので警戒しつつ読んだのに、それでもこのトリックには騙されてしまった。 どんでん返しの後も失速しないのは、この物語にこのトリックが使われている必然性があり、テーマと結びついているからだろうか。 もうラスト数ページは涙が溢れてきて止まらなかった。切なくて、胸が苦しくなって……でもきちんと救いも見える。 個人的には今年のベストに入りそうな作品。次作も楽しみ。 | ||||
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