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四つの署名
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【この小説が収録されている参考書籍】
四つの署名の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 21~40 2/4ページ
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とても読みやすく、面白いです。内容は単行本と同じです。暇な時に読んでいます。 | ||||
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「緋色の研究」に続いて、ロンドン出張時に一気読み。ワトソン君も結婚出来てよかった。ホームズの恋愛観も面白い。 「しかし恋愛は感情的なものだからね。すべて感情的なものは、何ものにもまして僕の尊重する冷静な理知と相容れない。判断を狂わされると困るから、僕は一生結婚はしないよ」 | ||||
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本書は The Sign of Four の最新訳です。この作品ではホームズに雇われて情報収集 にあたる Baker Street Irregulars なる浮浪児グループが登場する。本書の訳は「ベ イカー街不正規隊」に「イレギュラーズ」とルビをふっただけ。面白みに欠ける。 既存の邦訳は、irregulars を特務隊、遊撃隊、少年探偵団、少年隊など工夫をこら したものが多い。本書もひと工夫してほしかった。 ほかに気になった点をあげると、たとえば「ほっそりとした白い指が繊細な動きで ~」とか「ほっそりとした白い手を小瓶に伸ばした」という言葉づかい。のちにワ トスン先生の奥さんになるミス・モースタンの話ではなく筋骨たくましい名探偵ホ ームズのことを言っているのだから、違和感を覚える。訳者は long を「ほっそり」 と訳している。 昔の訳にくらべれば、進歩しているのは確かだが、「四つの署名」という題名には 異議がある。原題は The Sign of (the) Four。本文には「四人の符号」(the sign of the four)という言葉が7、8回 出てくる。これは財宝を盗んだ4人の男の名前の 前に書かれていた符号である。四人の名前は主犯格の男が自分と仲間のために署名 したのだが、一人の男が書いたのだから、署名が四つあることにはならない。語学 的にはThe Sign of (the) Fourを「四つの署名」とするのは誤訳である。新訳なの だから、長年にわたる誤訳を孫引きするのではなく、新訳にふさわしい新しい題名 をつけてほしかった。 | ||||
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緋色の研究に続き二作目のホームズ。 相変わらず表紙が素敵。表紙下部に数字を浮かび上がらせているのいいですね。 それにしてもこの古風な新潮訳……落語とかを聞いている気分になるなー。「とっつぁん」とか、銭形警部を思い出しちゃったよ。 緋色の研究の時も思ったが、著者コナン・ドイルの歴史小説家としての一面が物語に深みをもたせているように思う。犯人の背景はイギリスを飛び出して世界の様々な場所を舞台にして語られる(今回は主にインド)。実際にあったインド大反乱を物語にからませているわけで、当時の読者にとってはかなりリアリティが感じられたんじゃないかな。 でも相変わらずミステリとしてはあんまり上手くない気がする。読者も推理に参加できるわけでもなく、一体誰が!?/どうやって!? と謎に驚かされるわけでもない。……まあ、これはフェアな評価ではないかな。そもそも当時の常識や風俗、ロンドンの地理が推理部分に密接に関わってくるので当時のロンドン市民ならいざ知らず、現代日本人が謎そのものを楽しんで頭を捻って真相を考えるのは無理があるだろうから。 とりあえず「四つの署名」とか「アグラの大財宝」とか、読者を惹きつける舞台装置は上手いと思う。 | ||||
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河出文庫の和訳、とても気に入ったので、全集2を購入しました。 | ||||
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『緋色の研究』に続いて『四つの署名』も読みました。やはり、このシリーズが出版された順に読みたいと思っているので。 『緋色の研究』を読んでから、シャーロックホームズってすごく面白いな、と思っていたので今回も期待していましたがやはり今回も面白かったです。 僕は『名探偵コナン』が好きなのですが、コナンも実はシャーロックホームズの影響を受けています。なので、コナンがホームズから引用した発言がでてくるとワクワクしました。 今回の物語は、あのホームズが一時何もできないほど追い込まれましたが、最後はやってくれましたね。 次の作品に早く移りたいと思います。 | ||||
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息子に頼まれて購入しました。面白かったそうで、あっという間に読み終えてました! | ||||
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ホームズシリーズ全体的に言えることかもしれないがリーダビリティは高いとはいえない。 だけど長編のわりに短いので飽きずに読み切れるし、ホームズのかっこいいセリフにしびれるしファンなら必読でしょう。 ホームズ好き、あるいはワトスン好きぜひ。 | ||||
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だが、肝心の小説の中身は「緋色の研究」に引き続き理論的な解決方法では無く、ただただ天才的な閃きや自分だけは知ってました的な後出しジャンケン故に、自分には全く合わなかった。 | ||||
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シャーロック・ホームズの長編小説の2作目で1890年刊行。 1作目の「緋色の研究」と同じ2部構成。 1部が事件そのもの書き、2部でその犯行に至った動機を書く。 事件そのものは入り組んでいるが、さらりと読みやすい。 翻訳家のお陰なのか文体もやさしいし、1作目よりこなれた感じがする。 | ||||
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私が大好きな江戸川コナン君が大好きなシャーロック・ホームズで中でもコナン君が特に好きな話がこの本らしい。正直、、、、つまらなかった。やっぱり海外であり時代風景がイマイチピンと来ない。ホームズが凄いのはよくわかる。でも飽きる。ワトソンのことを暇潰し程度に推理するシーンが1番好き。だから本編はイマイチ。コナン君が好きだからホームズシリーズ買い漁っちゃったよ。内容はイマイチだったけどコナン君が好きだから星3つあげる。ちなみに私は内田康夫の浅見光彦シリーズと歌野晶午の家シリーズが好き。 是非読んでちょ。 | ||||
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小学生くらいの頃、学校の図書室に置かれていた『ホームズ』の本を一度読んだ事があり、それが何とも古い言い回しというか 要領を得ないというか・・・とにかく引き付けられる要素が皆無で正直「スゲー面白くない」という印象が根強く記憶へ焼き付いてしまい それ以来、意図的に遠ざけて来ました。 しかし、数年前に公開された『シャーロック・ホームズ』とその続編『シャドウ・ゲーム』、宮崎駿制作のアニメ『名探偵ホームズ』など “ホームズ関連作品”を見る度、肯定的な考えと少しずつ向かっていき、「もう一度小説―トライしてみるか」になるまで回復。 そして決定打となったのが、角川文庫版『シャーロックホームズの冒険』に巡り合い、それは奇しくもかつて幼少時に読んだのと全く同名の一冊でした。 上述の印象を植え付けた本でありながら、表紙に惹きつけられ(不思議な程)遂に購入・・・はい、実に面白かったです。 翻訳の仕方でこうも違うのかとつくづく感じましたが、とにかく長年に渡った考えは霧散、「ならば他は?」となり、現在角川文庫で発売済みのシリーズを一気購入と相成りました。 『四つの署名』では、“ホームズの悪癖”、“ワトスンに深く関わる人との出会い”など今回も見応えのある展開が目白押しでした。 事件とは関係ない所ですが、今作の時点で、ワトスンは相方の人となり(主に偏屈っぷりと変人っぷりに)に大分慣らされたようで 並の人間なら「こんな奴と生活出来るか!!」と憤慨しそうな彼の言動や行動にも、物凄い懐の大きさで“大人の対応”をしております。 その異様なまでの高い社交性はなんだか妙な面白さがありまして、そういった彼の変人ぶりに理解を示そうとしてくれるワトスンだからこそ ホームズに「僕の友人は君しかいない」や「真実の友」と言わしめ、唯一無二の相棒として強い信頼が生まれたんでしょうね。 短めのレビューではありますが、1世紀以上も前に誕生した本が今も翻訳されている事自体が作品の面白さを体現しています―多くを語るのは無粋と言う物でしょう。 | ||||
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他の全集を持っていたので(日本語・英語各1セット)購入を迷っていましたが、自分へのご褒美という名目で購入しました。 訳注が非常に多いので、単純にミステリーとして読みたい人にはお勧めしませんが、時代背景などが分かるので、より詳しくシャーロック・ホームズや19-20世紀のロンドンについて知りたい方には大変お勧めです。 | ||||
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コナン・ドイルが緋色の研究に続き2作目に書いたホームズものです。 お話は、ドイルの自伝を読むと、彼の生きた19~20世紀とそれ以前のころは、 イギリスがどんどん海外で活躍・略奪していた長い時代であり、 イギリス人が、気骨と頭のある人は、世界中を冒険したり利用したり海外で商売して成功しようとしていたのが 当たり前な時代なので、インドとイギリスの葛藤の中で様々なことがあったのも、歴史好きな彼なら調べて想像を 膨らませたのがうかがえます。その出来事の影響がイギリス本国にも伝わり、こんな事件を、 ホームズのもとにまでもたらす物語を彼が考えたのだなー、と想像しました。 この物語では強烈な個性のホームズと前作で出会ったワトソンが、 彼の無駄を廃した言動に、時にはイラつきながらも、惹かれていくさま また、ワトソン自身の結婚とか、この二人の関係とキャラクターのさらなる掘り下げが描かれていて面白いです。 若き女性の依頼人に惚れたワトソンが、もし彼女が大金持ちになったら、 自分は近づきにくくなる、という価値観は、昔の男っぽくて、すごいと思います。 今の男なら、どう考えるか・・・わからないなー | ||||
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中学生の娘が欲しいと言うので購入しました。 難しい漢字が多く、辞書を引いたりして勉強にもなっているようです。 | ||||
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謎が目の前にあるとすぐ頭の中で情報が整理され関連付けられるホームズは読んでて愉快です 今作は犯人との船での緊張感あふれる追走劇とワトスンの恋愛面に大きく比重が置かれている感じでホームズの推理や活躍がもう少し見たかったという感じでした 前作から続けて読んだのでマンネリなのか緋色の習作を読んだ時の感動はなかったです | ||||
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とても面白くて、あっという間に読めてしまいました。 時間をおいてまた読みたくなる作品ですね。 | ||||
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ホームズ物語の処女作『緋色の研究』は思いのほか反応がなく、失意に沈んでいた ドイルに1890年米国『リピンコット・マガジン』誌から原稿の依頼があった。勢い込んで 書いたのが第二作の本書。120年前に書かれたものとは思えないほど面白く読める。 ホームズ作品には多くの訳文があるが、昭和28年の延原謙訳には古風な味わいが あり、19世紀末の英国の雰囲気を醸成してくれる。この作品も『緋色の研究』ほどでは ないが、緩い二部構成になっており、事件発生とホームズによる追跡劇を一部とする と、犯行の理由を語る犯人の独白が二部となる。この二部が摩訶不思議な冒険譚で これだけでも読ませてくれる。それとワトスンが思わぬ役得を得るのも映画的でいい。 ウィギンズ率いるベーカー街特務隊も再登場、名犬トビィも初お目見え。ホームズの 悪癖として知られるコカイン注射も冒頭で描かれる。天才にありがちな退廃的な生活が かいま見えるが、品行方正ではないところもホームズの魅力であろう。なるほどそうか、 何度も読みドラマも観ているのに再読してしまうのはホームズが好きだからなのである。 | ||||
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ベースの単行本に増補して文庫本版全集にして欲しかった・・・ホームズブームの昨今なのに・・・ 期待して本書を手に取ってみると・・・残念ながらベースの単行本から大幅に解説・注釈等がカットされています。これでは他社のホームズと何ら変わりません。 ちくま文庫版 「詳注版 シャーロック・ホームズ全集」(品切れ中)を越えるような、注釈・解説・図版を多く掲載されている文庫版全集を期待していましたが・・・大いなる失望です・・・ | ||||
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「4つのサイン」はwikiに掲載されているだけで13回、「ドリアン・グレイの肖像」は20回映画/ドラマ化されている。 どちらも、歴史に残る傑作だ。 私の本棚にも、ドリアン・グレイの肖像」が新潮版、光文社版2種類あり、そして、今回、光文社版の「4つの署名」に加えて、 河出版の「4つのサイン」を手に入れたことになる。 それぞれ、最低一回は読んで、読後感に引っかかる部分があって、さらに、別の翻訳で読み直しているわけである。 実はこの2つの作品は、1890年 Lippincott's Magazineのそれぞれ2月号と7月号に掲載されている。 今回、クリストファー・ローデン氏は本書の解説で「4つのサイン」の成り立ちからひも解いて、コナン・ドイルとオスカー・ワイルドとの意外な接点と、 コナン・ドイルのオスカー・ワイルド像、さらにオスカー・ワイルドがホームズに与えた影響、 加えて宝島の著者、ロバート・スティーヴンソンの影響について等、「4つのサイン」と当時のイギリス文学の関係について 50Pほどの詳細な考察をしており、読みどころ満載であった。 ワトソンの恋愛と結婚を背景としたこの作品については、十分に有名なので、グレアム・グリーンの解説だけで十分ではないだろうか、 「初めて「4つのサイン」を読んだのは私が十代の時であった。その後、このことを忘れたことは一度たりともない。 ボンデイチェリ荘やノーウッドの夜の闇は、今も脳裏に焼き付いている」。 今回はイラストは10点で、初版にはもともと9点イラストがついていたが、それから1点が選ばれていて、 それ以外はGeorge newness版(もともと9点イラスト)から8点イラストが選ばれて、 さらにLippincott's Magazineから1点イラストが選ばれているが、 イラストの点数としてはややさびしい。 fanが作った、Sherlock Holme's London Google Mapで調べると、犯行現場からロンドン市中まで犬のトビーの犯人追跡の足取りの詳細がわかり、 いかに長い距離をトビーががんばったかが理解できる、これで餌をもらえなさそうになったというのだからかわいそうだ。 今回、久しぶりに読み返しましたが、動的なシーンが多くて単純に面白いですね。 | ||||
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