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巷説百物語



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【この小説が収録されている参考書籍】
巷説百物語 (角川文庫)

巷説百物語の評価: 4.54/5点 レビュー 69件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.54pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全69件 61~69 4/4ページ
No.9:
(5pt)

 § ・・・リン・・・ §

       § 巷説百物語 §他の何かのせいにして罪を犯したり、自分の愛を誰かに押し付けたり。自分を省みたときに、胸をグサリと突いてくる作品です。百物語、というと妖怪ばかり出てきそうですが、彼ら(主人公たち)が戦ったのは、結局人間です。・・・優しい人ができるだけ傷つかないように、幸せになる方法を考えて罪人を断罪する。その為に彼らが考えるトリックに惚れました!舞台の時代こそ違えど、もしかしたら今も身近にあるかもしれない、という恐怖ばかりでした。京極さん天才v
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4043620020
No.8:
(5pt)

世に不思議なし、世すべて不思議なり

「りん」と鳴る鈴と「御行奉為(おんぎょうしたてまつる)」。世の中の難儀な課題を怪しげな話とからめて鮮やかに解決する手腕は、さすが「小股くぐり」ですが、本当に怪しいのは人の心ということがよくわかります。この本も、そして、「続-」も「後-(直木賞受賞作)」もおすすめです。
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4043620020
No.7:
(4pt)

さすがです。

江戸時代、全国さまざまな場所で囁かれる妖怪変化の噂。闇に蠢く魑魅魍魎は、みんなひとの心がつくるもの。昔ながらの妖魔の扉絵と、それになぞらえた怪異の数々。短編でありながら奥行きが深く、あやかしを扱いながらひとのこころの強さも描き、メインの登場人物たちの軽妙さがテーマの重さを払拭して意外とさわやかな後味でした。著者ならではの美文はさすが。
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4043620020
No.6:
(4pt)

近代時代劇??

時代劇、妖怪談、ミステリー・・・・・・そのどれにも当て嵌まってどれにも嵌らぬ斬新さ。夏の夜風も生臭くなりそうな雰囲気の中、ラストまで息を持つかせぬ軽快さで終わる。後味の不思議不気味な話の数々。読み易さ、内容ともに質の高い作品かと・・・・・
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4043620020
No.5:
(5pt)

読めば嵌まる

 著者本人が認める○殺テイスト溢れる一品!! これが原作の『怪』シリーズが今レンタルビデオでも観られますが、味わいは全く違います。 又、嗤う伊右衛門を呼んだ人も必読。この本のラストエピソードは特に堪らない味わいがあると思います。 で、読んだら速攻『続 巷説百物語』が読みたくなる筈・・・
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4043620020
No.4:
(5pt)

すらすら読めます

百物語と言っても実際本の内容は7話でした。「100話もあると読めない」と思った人はそんなに入っていないので気軽に読めると思います。本はすらすらと読みやすく、一話一話もちょうど読みやすいくらいの長さなので「何度かに分けて読みたい」と言う人にもお勧めです。時間が少ししかないけど読もうと思う人にも段落がしっかりと区切られているので細かく読むこともできます。怖過ぎず、怖くなさ過ぎず、大人から子供まで読める本だと思います。日本の昔話を読んでみようと思った人は読んでみてください。
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No.3:
(5pt)

wowwowのドラマはどうしても馴染めなかった

ひとことで言えば彼等は必殺仕事人なのに、決して正義の味方というわけではない。また、悪人をバシバシと叩き斬るという感じではなく、手口が巧妙なのだ。タイトルにもなっている「絵本百物語・桃山人夜話」の妖怪話に忠実な展開となっている。堪らなく面白かった。この本の裏表紙がまたすごいのだが、一番最後の話、「帷子辻」に関係してくる。
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No.2:
(4pt)

京極夏彦初心者でも安心してオススメできる一冊

7つの話を「嗤う伊右衛門」でもおなじみ又一・お銀・百介などが転がしていく。それがたとえ悲しい結末を迎えるとわかっていようとも・・・。 内容的にはワンパターンなところがあるが、「時代劇」というものを中心に据えれば我慢できる範囲であろう。 また、この本を原作としてwowowではドラマが。そして同名タイトル「七人みさき」が2000年夏に映画化された。又一役には田辺誠一、お銀役には遠山景織子、百介役に佐野史郎など豪華な顔ぶれである。また、本人が出演していたことも話題に・・・。 悲しくて切ない人間模様が浮き彫りにされたショートストーリーが満載。とても読みやすいです。あの薀蓄がどうも、という京極初心者にも安心してオススメできる一冊です。
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4043620020
No.1:
(5pt)

あやかし?それとも・・・

人の心に巣食うのは、あやかしか、はたまた狂気か? 京極夏彦独特の世界が、新たな一面を持って登場します。 登場人物も、個性的かつミステリアス!背筋が「ぞくぞく」しながら楽しめる時代ミステリーに大満足です。是非、シリーズ化して欲しい!
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