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恋文の技術
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恋文の技術の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全116件 41~60 3/6ページ
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評価は良いだったのに届いたものは帯もついていてとても綺麗でしかも早く着きました♡ありがとうございました(o^^o) | ||||
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2009年に出た単行本の文庫化。 能登の実験所に飛ばされた大学院生が、京都に残してきた友人、先輩、家族たちへ送る書簡という形式の小説だ。 個性的でアホな登場人物たちが、ばかばかしく気の抜けるような事件を起こしつつ、青春を謳歌する、いつもの森見作品で、ファンには満足の一冊だろう。 | ||||
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太陽の塔、四畳半、夜は短しの頃の勢いはもう無い。 登場人物の魅力も薄れている。 太陽の塔の主要メンバーや、樋口師匠の下位互換ばかりだ。 | ||||
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森見ファンの私のすすめで娘に買いました。 独特の世界観にはまったみたいです。 | ||||
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森見さんの作品は他にもいくつか拝読していて、中でも『四畳半神話大系』が原作、アニメ共に大好きです。今回のこの作品も、四畳半〜と同じで途中までは同じ調子で読むのが辛く、最後に種明かしがある点などは同じでした。種としてはなかなか面白いとは思うのですが、四畳半〜に比べて作品から感じる感情の機微のステキさ(私と小津君との切手も切れない関係、単純ではない友情)といったものがあまり感じられなかったのは残念です。 登場キャラクターも正直「似たり寄ったり」感が否めないので、であれば他の作品とのクロスワールドなど、他のギミックもあったらより面白いだろうなぁと思いました。ですがやはり期待も込めて森見さんの他の作品もまた読んでみたいなと思います。 | ||||
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恋文の技術を読んだ。やはり安心の森見クオリティである。1ページ目からこの小説は確実に面白いと思わせるようなパワーを発散していた。森見さんの小説には我々の心をつかんで離さないものがある。どうしてここまで惹きつけられてしまうのだろうかと考えていると、なんとなくだけど一つの考えが浮かびあがってきた。 おそらくそれはきっと登場人物たちが筆者に深く愛されており、我々もその愛を感じてなんだか安心してしまうからだろう。 とにかく彼らにはこれから楽しいことがいっぱい待っているに違いない。そんな気持ちになってしまうのだ。 主人公はいろんな人達に手紙を書き、中には嫉妬や怒りなどの感情が含まれているときもあるが、それでもいつだってそこには深い思いやりと優しさが込められている。 我々は登場人物たちの手紙のやり取りから、彼らが暖かくて強い信頼の糸で結ばれていることをはっきりと感じる。 そしてそれがとても貴重なものだと理解しているから、その世界の優しさに恋焦がれてしまうのだ。 こんな素晴らしい世界を生み出してしまう森見さんの才能を目の当たりにすると、ひたすらそれを称賛したいという気持ちと同時に、ちょっとした畏敬の念を感じて立ち尽くしてしまいそうにもなる。 恋文の技術。大切な誰かと分かちあいたくなるような優しくてキュートな小説だ。 | ||||
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森見登美彦氏のファンですが、これまで読んだ氏の小説の中で一番のお気に入りです。既に沢山のファンの皆様がいろいろ書かれていて、それぞれ正しいと思うのですが、エンターテイメント性を書かれている方は多くても、感動したと書かれた方は意外といませんね。私は終盤、かなり感動して涙ぐんでしまいました。冒頭からのばかばかしいやり取りが続く中から、終盤にいたり、主人公の過去の想いが少しずつ明らかになって行きます。そして最後の彼の渾身の恋文と告白の方法、そしてそのための彼のトリック。。。みんなへの大文字山への招待状が、ミステリー仕立てになっていたり(本当は誰がこれらの手紙を書いているのか?)。。。そして、冒頭からたびたび登場する「赤い風船」の本当の意味。。。軽妙な調子で書かれていながら、かなり手の込んだ小説です。残念ながら最近の氏の作品では見られないようなエネルギーと完成度の高さと合わせ、この作品を5つ星にて推薦させていただきます。 | ||||
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「夜は短し」もそうですが、森見さんの作品は、 10代に読むと、本当に笑えますし、面白い。 なにより小説が好きになるキッカケとして、森見さんほど優れた作家は今のところいません。 日本を代表する大御所作家でも、こういう作品は創れないでしょう。 こういった感じの若者向けの小説がもっと増えて欲しいです。 日本の小説は入口が大変狭いので、それを広げたという意味でも大変評価できる作家さんだと思います。 ただ、作家としての引き出しの少なさと、読者に訴えかける力や思想性など、作家の総合力で言うとまだまだなような気がします。 森見さんは、そういうものを意図的に排除してるのかもしれませんが、それがいつか自分の首をしめるかもしれませんし、 直木賞の選考委員が指摘したように、若さとセンスに頼り過ぎていて、一過性の人気で終わってしまう可能性もあるかもしれません。 森見さんには今後、殻にこもらず、いろんなジャンルに挑戦していって欲しいです。 今後、こういう作風の作品がエンタメの分野で幅を利かせると思います。 流行作家の代表格ですし、未来のエンタメの先取りとして森見作品は一度読んでおいて損はないかと。 大人になると、費用対効果の観点から「タメになるもの」を求めてしまうので、 やはり10代の学生時代に読むのがベストです。 兎に角楽しい小説です。 オススメ! | ||||
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森見作品の中で一番好きな本です。書簡形式をとっているおかげか、読む人によっては読みにくいと思われてしまいがちな「森見節」もスムーズに読めます。 全編ギャグも小ネタも冴えてる。先輩の「死ねばいい」にはつい噴いてしまった。 ラストシーンも爽やかで読後感がいいです。 | ||||
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森見さんの大ファンですが、その中でも間違いなくいっとう好きな作品です。 京都から能登半島の研究所に飛ばされた大学院生・守田一郎が、京都にいるかつての仲間たちに手紙を書きまくる書簡体小説。守田君の書く手紙のみで構成されていますが、きちんと話が繋がっていくのが面白いところです。 友人にはひねくれてみたり、先輩には慇懃無礼にしてみたり、家庭教師先の少年にはちゃんと先生らしくしてみたり、妹には偉そうにしてみたり、「あの人」にはずけずけとものを言ったり、意中の人にはなかなか手紙の方向性が定まらなかったり…最初はなんてヒネクレ者かと思いましたが、各々に送られた手紙を読んでいくうち、彼の愛すべき人物像が浮かび上がってきます。なんという愛すべき、魅力的なヒネクレ者であろうか! 森見さんの持ち味である独特の言い回しや言葉の面白さも余すところなく発揮されており、ついつい朗読したくなるほど。 「おっぱい事件」や「失敗書簡集」など、公共の場で読むと危険な(笑いが止まらなくなるから)ほど、おなかの底から笑える阿呆らしいエピソードが満載なのに、最終的になんだかあたたかい気持ちにさせられるのがなんというか、やられた!という感じです。 そんな気持ちにさせられるのはやはり、綴られているのが「相手とつながりたがっている言葉」だからでしょうか。誰かに届けたくて、考えて練られて綴られたことば。だからこそ、思い切り笑った後おなかの底からほっこりあたたまる、そんな力を持っているのかもしれません。 | ||||
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まず、初めに。 この小説は、絶対に、周囲に誰もいない状況で読み進めたほうがいいです。だって笑いなしでこの小説を読み進めることなど不可能ですもん! 私は周囲に誰かがいる状況でこの小説を読み進め、エライ目に遭いましたよ(笑) 静かにしておかないといけない状況でこの小説を読んでいたもので、頑張って笑ってしまいそうになるのを抑えようとしていましたけれど無理でした(笑) なんで手紙(恋文)を文語体で書く? その後、何故にあそこまで口調が砕ける??(笑) ああいう恋文が届いたら私は全力で引きますよ(笑) とはいえ、森見さんの小説にはこういう「馬鹿らしい」要素が好きなのですが(笑) あのような「馬鹿らしくも愛おしい」お手紙を書く守田一郎氏に私も直に会ってみたいです!(笑) | ||||
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基本手紙のみで物語は進んでいきますが、決して飽きません。 たくさん散りばめられた小ネタや人物の行動に吹き出してしまうこと請け合いですので ※電車で読んではいけません※ 主人公や周りの人達が非常に好感の持てる人ばかりですし、 良い意味で馬鹿な人物しか出てこないので楽しく読めます。 物語としては劇的なことなく進みますが それが大学生のモラトリアムをいかにも表していていいのではないでしょうか。 どうでもいいですけど、天狗ハム食べたいです。 ライトノベル好きな大学生〜ラノベ懐かしい大人にオススメです | ||||
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いやぁ、馬鹿らしい(笑)。 手紙だけで小説を書く、と言うのがまず新鮮です。 夏目漱石の「こゝろ」をどうしても思い出してしまいますが、内容は全くもって我々普通の一般人です。 そのギャップが非常に面白い。 これは良い本です。 メールを使うようになってから手紙を全く書かなくなってしまいましたが、学生時代は主人公と同じくらいの文通大魔神でした。 確かに手紙の方がいいですよねぇ。 縦書きの和風便箋に、万年筆でしたためる手紙。 たまには手紙を書かなきゃいけないですなぁ。 最後の締めくくりがちょっと弱いですが、そこに至る過程が面白すぎるせいなので仕方ないです。 締めくくりが減点対象になったとしても、星五つ。 これは満点でしょう。 | ||||
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森見さんの作品をいくつか読んでいましたが、 恋文の技術はまだ読んでいなく、 私自身も恋文の技術を身につけたいと読んでみましたが、 参考にはならなかったですが(笑)、 楽しい作品でした。 森見さんが登場するのも面白い趣向でした。 | ||||
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手紙というものが嫌いでも、そんなことは全く無関係に読める。それにもかかわらず、恋文の教科書としても機能する不思議な「小説」。内容は純粋アホ学生もの。ところで、この調子で行くと、「森見登美彦氏」が次に書くのは「レビューの技術」ではないだろうか。自身の各小説の不思議なレビューとか。なお、おっぱいについてだが、この小説には「おっぱい」という単語が205回も出てくるが、それは女性一般のおっぱいであり、それゆえに、ペンギンハイウェイにおけるような美しい響きは存在していないと、ぼくは思うものだ。 | ||||
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主人公(守田)が、京都の大学院から石川(能登)の研究所に派遣され、 京都の友人(友人・元教え子・大学院の先輩・森田登美彦氏など)と文通を始める。 小説としては、守田から手紙のみが提示される形。 初めは馴染めなかったが、すぐに小説の世界(手紙の内容)に引き込まれた。 一人、遠く能登での実験の失敗や、好きな女性への恋心などを吐露する場面は、 非常に人間臭く、思わずニヤリとしてしまうことも多かった。 そして、心の中で「頑張れっ!」と応援をしてしまった。 結局、『恋文の技術』は身に付けることは出来なかったが、 本人(守田)としては、新たな境地を切り開くことができたと思う。 最後は、少し、都合が良すぎる気がした。(友人たちに代筆の手紙を送るところ。) | ||||
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おっぱいという単語が出てくる。。。 電車内ではニヤニヤしてしまいマスクが欲しくなる。 オモチロイ。 | ||||
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主人公の手による手紙の中で、様々なくだらない出来事が一人称で語られている。 語りかける相手の返事がないために、読者は出来事の隙間隙間を想像力で補うことになる。 そんな片手落ちな描写なのだが、それが人様に見せても面白いという時点で、森見登美彦氏はかなり凄腕の作家だなと感じた。 別に文学などしなくてよいので、ただただエンターテイメントに徹して「面白きことは良きことかな!」そのものを体現する小説を書き続けて欲しい。 | ||||
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ひたすら手紙のやり取りだけで、 様々な人間関係を面白おかしく浮かび上がらしていく手法に脱帽。 『夜は短し〜』よりも好きかもしれない。 そして最後のどんでん返しはまるでミステリ!? 未読の方はぜひ! | ||||
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私は森見登美彦氏の阿呆な文章が大好きダ。 この本もたぐいまれなる阿呆ぶりをいかんなく発揮されていてとても好きダ。 これまでの作品を読んだ後に読むと、いろんな言葉がリンクしていてなお笑える。 この本は意外とぶ厚いのですが、書簡体小説形式で書かれているので 他人の手紙を覗き見るような、話し言葉で書かれているのですぐに読み終えることができます 次から次へと買っては読む時間のないわたしにはありがたき本デス 森見登美彦氏の文章は大好きだが、いかんせん京都という地に拘りがあるらしく 舞台はいつも京都。出てくるのは腐れ大学生に黒髪の乙女。 京都には高校の修学旅行に行ったっきり縁がないので 地名や独自の行事を出されると少々うんざりしてたまに読み飛ばす。 このままずっと京都に拘り続け、京都文学のパイオニアになるのも悪くはないけれど グローバルスタンダードにはなれないと思う もっとその阿呆な文章の才能を別の路線で開拓し 私も含め、離れていったファンに目にもの喰らわして欲しいものデス | ||||
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