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恋文の技術
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恋文の技術の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全97件 1~20 1/5ページ
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単行本、文庫に至っては3冊所有… 電子書籍の有り難さを実感 | ||||
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面白かった! 構成力に唸ったし、たっぷり笑えた。 | ||||
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読みやすいし、ストーリー展開が巧みと思った。時系列での試行錯誤の賜物。 思わず河原町の文具店で便箋と封筒を買って、手紙を書きたくなる。 学生時代に横浜にいる友人と交わした文通を思い出した一冊。 | ||||
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大学四年生の主人公は、京都から日本海を臨む研究所に飛ばされて文通達人と化す。 あとがきに「電子メールが普及した時代に逆行するも望むところ…」とある。手書きの手紙も良いものです、面白い! | ||||
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満足です。 | ||||
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珍しい形態の文だけど、本当に面白い。おすすめ。 | ||||
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よかったです。 | ||||
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過去に単行本で読んでいたのを忘れ、再購入したものである。改めて森見ワールドに没入、そして能登鹿島に行ってみたいという気持ちが出てきた。その昔、能登半島を旅した時、恋路駅を通過したことがあったが、この辺りも訪ねてみたいなあと、なんというか聖地巡礼者の気持ちがわからんでもないなあとの感想。また、前に天狗ハムを食すチャンスがあったが食さず。次回はチャンスは必ず押さえたいものである。本書の内容からは外れてしまった。小生は本書では残念ながら恋文の技術は手に入らなかった。 | ||||
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Kindleで読めるのが非常に嬉しい。 ハードカバーはなかなか持ち歩けないので常に携行出来るのが良い。 待ちに待った電子化! | ||||
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"そのとき、天啓があったのです。おっぱいも恋心も、秘すれば花。そうなのだ。剥き出しの恋心を書き、書いたものにとらわれて、自分の情念に溺れるから恋文が腐臭を放つのです。"つまり、俺が書くべき恋文、真に有効な恋文とは、恋文に見えない恋文ではないのか。"2009年発刊の本書は、ある人物から別の人物への手紙、書簡体形式で書かれた余白考察も楽しいほろ苦く甘い青春小説。 個人的には大学生活を京都で過ごしていたので、京都、そしてヘタレ大学生が登場する著者作は出る度についつい【親近感から手にとってしまう】のですが。しかし本作はずっと未読であったので今回ようやく手にとりました。 さて、そんな本書は京都から能登半島の人里離れた実験所へ送り込まれた男子大学院生が『文通武者修行』と称して、京都に住む友人・先輩・妹などへ【大量の手紙を書きまくった事でおきる】互いのやりとりの中で内容的には重複しながら、しかし【視点が人物によって入れ替わる事で】様々な発見、そして【ほのかな恋心が浮かび上がってくる】わけですが。 他作品(『四畳半神話体系』他)のアニメ化なのでエンタメとして特に若い方にファンが多い気がする著者ですが。一方で中年の私自身は【内田百閒他かなりの古典を読み込んでいるのがわかる】文学作品オマージュ的要素を魅力に感じていて。本書からも随所にそれが感じられ、現代を舞台にしつつもどこか【行間を楽しむ古典文学的な感覚】懐かしい感覚が終始とても心地よかった。 また、フリーペーパー専門店も別に営む立場としては、自身が高校生から大学生になっても"手紙にまつわる想いを届けるフリーマガジン"【手紙暮らし】を継続発刊している若い方々にインタビューしたこともあるのですが。本書の登場人物それぞれの個性が伝わってくる巧みな文体を眺めながら。あらためて、効率も悪く時間もかかる『手紙を誰かに書く』【シンプルでアナログな行為】自体の贅沢な魅力について考えるキッカケにもなりました。(そうだ 手紙、書こう。) 手紙好きな方や、書簡体形式小説が好きな方へ、また真面目で不器用な人物たちが登場する作品が好きな人にもオススメ。 | ||||
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面白い! ふだんなら色々理屈を並べて面白さをレビューするところだが、この『恋文の技術』を読んだ後だと、嘘も飾りもない言葉で評価してみたくなった。 そんなわけで、とにかく「面白い!」という小説。 まず第一に、ゲラゲラ笑える小説。 言葉選びがとにかく秀逸すぎる。語り部の主人公が文豪顔負けの表現力の持ち主で、文通相手に次々と指図するというストーリー(?)なのだが、言葉の引き出しが多すぎて、ただ笑うことしかできない。 しかも語彙力豊富な癖に「おっぱい」は頑なに「おっぱい」のままだったり、いざ恋文を書こうとすると支離滅裂な文章しか生み出せなくなるのがますます笑える。 自分で書いた恋文を見返して「絞め殺したくなる」なんて言うのは、この男だけではないか? 第二に、ほほえましくて心が温まる。そういう意味で面白い。 主人公は典型的なダメ学生で、登場人物のほとんどから呆れられてしまっている。特に研究室の仲間たちからは冷評の雨嵐だ。 しかし、それ以上に愛されている! 誰もが主人公を小馬鹿にしつつも、内秘めたる情熱や不屈の精神には感服を示し、最後には下らない提案にも付き合ってやろうとする。 そんな温かみが溢れているから、読後感がとてもさわやかになる。 で、最後に、普通にためになる。 「手紙ってどう書けばいいんだ!」と書きあぐねている人は読んでみてほしい。 多分読み終わるころには、あまりのばかばかしさで、そんな悩みは吹っ切れているだろうから。 | ||||
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恋(!)と謎(?)の親和性(相性)は高い。「多くのロマンスはミステリとして読めるし、その逆もしかり」とミアモラー教授も言っている。 よし、たまには手紙でも書こうか。そういう気にさせられた。いや、逆かな。手紙を書きたい。そう思ったから手に取ったのかも、本書を。 主人公のモリタは「阿呆」だが、軽やかに書きまくる。疾走する。恋路を駆け抜けようと。それが最終章(第11話、第12話)に結実する。 本書は優れたコミュニケーション(情意疎通)論でもある。人は学校や社会で思考力と表現力を、そして「真善美健」という価値を学び育むが、それはここで描かれるような交流を楽しむためだ(たぶん)。 「内容がないよう」な手紙(かmailかLINE)を書こう、いっぱい。そう思った、改めて。 | ||||
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これはラブコメでもあり友情ものでもあり、家族や先輩、いろいろ巻き込んだ青春もの。 物語というわけではないけど、手紙のやりとりで時系列がわかるのが面白いです。 手紙がこんなに面白く書けるのか、と感心しました。小説だけど、参考書になりそう。 友人にあてた手紙と意中の人にあてた手紙の差がおもしろい。 | ||||
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前半部分はただの手紙型の小説かと思わせる面が多かったが、のちに伏線となり後半になると、クスッとなる部分が多くて楽しめる作品でした。 | ||||
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森見登美彦の作品の中で一番好きです。 最初から最後まで一貫して手紙の形式で書かれてて硬質な文章なんですがどこか温かみがあり、何が起こったのか、登場人物たちがどんな心情でどんな表情を浮かべていたのか、自然と頭の中で映像となって流れる。不思議な感覚です。森見さん文章って癖があり語彙も豊富で読むのに手こずるかと思っていたのですが、そういうこともなく、スラスラと淀みなく読めてしまうのでストレスなく爽やかな気持ちで読了できました。 | ||||
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大好きな作品。心に残る名言がちらほら。今回は読み返したかったので購入。 ただ、間違えてハード版を買ってしまった。この本のソフト版が好きだったのに。。。 | ||||
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評判がさんざんだった七尾駅のミスナツ。とうとう改装されました。 この本のおかげです。たくさんの読者がここを訪れ、「赤面しながら」 『恋人の技術』をよみふけり、ついでにお店について多くのシビアな コメントを寄せたおかげです。ありがとう、森見先生。 登場人物でよかったのは「私史上最高にやっかいな」お姉さま、 大塚緋沙子。やはり彼女のイジワルがないとこの物語は成立しない。 ・・敵は頭が切れ、理不尽で、ワガママで、高飛車で、しかも美女です。 要するに手強い。油断なりません。・・・ と、主人公を物理的にも精神的にも絶望に追い込むすばらしいお姉さま。 映画化するときは誰に頼もうかな。やっぱ、吉田羊あたりか。 私もとことんイジメられたいです。 | ||||
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元気がもらえる小説です。 ここまでおっぱいを熱く語る小説はあるのだろうか? 健全な変態模様が面白い、出会えてよかった小説でした。 | ||||
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元々アホに真面目な非モテの行動が描写されている森見登美彦作品が好きで好きで読み漁ってました。その中で1番好きな作品がこの恋文の技術です。おっぱいについて3ページくらいにわたって解説する箇所は8万回くらい読みました。 あとがきで、夏目漱石の書簡集を参考にしたとあり、即ポチりました。 | ||||
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あとから話がつながっていく感じが好きです。読んでいて あっとなります。 | ||||
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