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恋文の技術
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恋文の技術の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全116件 81~100 5/6ページ
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とっっっっっっっても面白かった。守田君と友人達との手紙のやり取り、というか掛け合い漫才を見るたびに、おもわずニヤニヤしてしまう。 森見先生の他の著作にでてくるキーワード(例えば韋駄天コタツとか)が、ところどころ本書に散りばめられているのもまた、ファンを嬉しくしてくれる1つのスパイスである。 守田君への伊吹さんのお返事を読めなかったのが残念だけど、それはほら、きっと実った恋ほど語るに値しないものはないのだから。でも読みたかった、、、すごく残念。。 ただ、なんというか、、「ちょっとなぁ」と思ってしまったのもまた事実。だって、展開が一緒だよね。やり取りは楽しめたけど、途中から「ああ、またこういう落ちか」ってなる。いや、もちろんそれが悪いとは思わない。けれどもちょっと違ったタイプの学生生活だって見てみたいのさ、ファンとしては。うーん、でもこの展開から離れると寂しいといえば寂しいな。実にムズカシイ。 ここは1つもっと森見作品にどっぷりつかってみよう、そうすれば、この世界が心地よいのか、それともそろそろ良いのか、判断できるのでしょう。うん、止むを得ぬ。 | ||||
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本書は主人公が先輩や友人,妹,家庭教師時代の元教え子などとの間で交わされた文通のうち,主人公が出した手紙により話が進められます。一切,周りの登場人物が直接出てこないにも関わらず,書簡の内容から想像力がかきたてられ,各人のその濃いキャラクターが浮かび上がり,また詳細に語られていないにも関わらず,アホみたいな出来事の顛末がありありと浮かび上がり,そこに軽妙な書きっぷりが加わってすんごく笑わせて頂きました。 かと思えば,文面から現れる,迷走しながらも恋文に悩んでいく主人公の様に,何故かホロリとさせられ,読後感は気持ちの良い落差にすごく満ち足りました。 主人公が見出した恋文の技術とは何か,本書を読み進めれば深みを感じる不思議さ。読んでみて味わって欲しいと思います。是非,一読してみて下さい。 | ||||
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おっぱいのしつこさを評価するときのマイナス要因にしたとしても☆5です。他の作品と違って続編が可能だと思うので、いずれは守田の大文字山でのシーンとかも読んでみたいです。 とりあえず爆笑(大笑い)に次ぐ爆笑で本屋での立ち読みはお薦めできません。阿呆なストーリーなのに、何故か暖かい気持ちになり手紙を書きたくなる本でした。 | ||||
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こんな面白い本は最近だとちょっと思い当たりません。 手紙のみで話が展開していきます。 作中の穴水のフレッシュネスは今はないようです。ちょっと残念。 森見好きなら必読です。 | ||||
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最後まで読み終わっての感想は、「やられた〜!orz」って感じでした。 そして一番言いたいのは、とりあえず最後まで読んでみてください!!ということ。 内容は花の都・京都の大学から石川県の実験所に移動になった(本人いわく島流し)主人公 守田くんが、恋しい京都に住む友人や先輩、妹や知り合いの小学生、憧れの人等々に手紙を送る というもの。 本編はすべて主人公の手紙。そのため、全体的に同じようなテンポと語り口調でのんびりお話しが進むので、実は何回か挫折しそうになりました。 森見ワールドファンの方々は相変わらずの森見節を楽しめると思うのですが、初読みという方にはひょっとしたら少し辛いかもしれません。 ただ、読み始めたのなら最後まで是非!! | ||||
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モリミーセンセの作品はどれも大好きですが、これはその中でもかなりお気に入りです。 私が小さい頃、ちょうど「見どころのある少年」くらいの年頃には「文通」が紳士淑女のたしなみでした。 や、結構マジで流行ってました。そういう私もお手紙を書くのも出すのも大好きなお子様でしたので、 この作品は他の作品より楽しく読みました。 誰かに宛てた手紙を盗み読む気分を味わえるし、次々とヒトサマの手紙の読み散らかすうちに 物語りもどんどん進行して、二重に楽しめる作品でした。 特にモリタイチロウ氏が書いて没にした「失敗書簡集」に目を通したときは転げまわって喜びました。 ですから、公共の場所で読むのはお勧めしませんね。 「文通」という言葉にぐっとくる世代にもおすすめかな、案外。 | ||||
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良くも悪くもこの人の文章はクセがあります。 そしてクセになる。 何か1つ読むと、読み終わった他の作品まで再読したくなります。 京都の大学から、遠く離れた実験所に飛ばされた主人公・守田一郎。 寂しさのあまり、彼は「文通武者修行」と称してかつての仲間達に手紙を書きまくります。 曰く、 「いかなる女性も手紙一本で篭絡できる技術を身につけ、世界を征服する。」 ほぼ全編が守田一郎が送った手紙で語られる、書簡体小説。 なんかもうホント、笑えます。 読書してこれだけ笑えたのは、この作者の作品と『吾輩は猫である』くらいだ。 森見作品は、途中でやや展開がダレることがあるのが気になるところではあったのだけど、本作に関しては最初から最後までテンションを維持出来て素晴らしい。 といっても、笑えるだけじゃない。 思わずホロリと涙しそうになるシーンもきちんと用意。 いやぁ、完成度の高い小説ですね。 『第五話 女性のおっぱいに目がない友へ』は特に傑作。 「おっぱい絶対主義は克服されねばならない。」は、本作を代表する名文の一つであろう。 あ、ちなみに『吾輩は猫である』は、迷亭先生と彼に対する「我輩」の冷静なツッコミがツボ。 どうでもいいか。 | ||||
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森見作品を今まですべて読んだ人も、そうでない人も、きっと皆楽しめます。 守田(主人公)自身の手紙ですべて終えるのかと思ったが、後半は他の登場人物の手紙もあります。 やっぱり、森見節ってカンジです。 守田自身の手紙ばかりなのに読んでいて苦にならないところがまた、いいですね。((笑 どの登場人物も憎めない人ばかりです。でも、本当に大塚さんがいたらちょっと、恐い。 最後に長々しいけど、一生懸命な守田の手紙に心が暖まると同時に、クスリと笑えるし、こんな手紙が欲しい!ってなります。 | ||||
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手紙はちょっと特殊なコミュニケーションだ。 面と向き合って言えない事でも伝えられる利点があるし、 それと引き換えに、ニュアンスを文章で伝えるためそれなりのテクニックを要する。 書簡文学は書き手のある種の緊張をもって書かれるところが、小説と比べて読者の目には新鮮に映るみたいだ。 表向きの感情の薄皮を丁寧に剥いで素の心の手触りを伝える醍醐味が手紙にはある。 本書もその利点を存分に活かし、筆者守田一郎の心の裡にある喜びや悩みをこちらも裸の心で受け止めることが出来るのだ。 久しく忘れられていた書簡文学。中興の祖となりうるか? | ||||
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「ネオ京都本」の代表的作家である著者のユニークな作品 能登半島の海辺の研究所に「島流し」となった京都の大学院生が研究にいそしみつつ 在京の親友・家族・先輩・教え子たちと繰り広げた「文通武者修行」。 本書はその書簡集となっております。 友人の恋の相談に乗り、我が身の境遇に愚痴をたれ、先輩諸氏からいじめられ、また愚痴をたれつつ、やがて季節は春から秋へ。 さて修行の成果や如何に? いつもながらの森見節が全開。 したがって好みじゃないという方もいらっしゃるでしょう。 ただ、このテイストはクセになるものなので面白く感じる人にとってはやはり貴重。 今回も阿呆大学院生が主人公ではありますが書簡形式と言うこともあり若干いつもとは味わいが異なります。 いつもにもまして、およそ「物語」と呼ぶべきものはなく文面から浮かび上がってくるのは言ってみれば仲間同士の内輪ネタに過ぎません。 にも関わらず読み手を最後まで楽しませて離さないのはやはりお見事です。 独特のユーモアにまぶされてはおりますが、ふと浮かび上がる将来への不安や意中の人への恋慕の情。 何よりも「人恋しさ」が垣間見えて微笑ましくもあり切なくもあります。 それが人と人の結びつきの大切さを伺わせて気持ち良いですね。 舞台は石川県能登半島の七尾ですが主人公の「京都」への望郷の思いがやたらと滲み出ていて、やはりこれも立派な「京都本」となっております。 | ||||
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森見ワールド炸裂です。 あいかわらず、主人公はモテない青年で、黒髪の乙女も登場します。 文章は手紙形式で、主人公が相手からどんな手紙をもらったのかは分からず、返事の書き方で分かる…みたいなカンジで話が進行していきます。 しかも今回は、森見さん自身が主人公の文通相手として作品中に登場します。 主人公は本当はみんなから遠く離れて寂しいんですよね。でも、そんな気持ちは一切出しません。 森見さんの描く長編作品の男性主人公には共通点がありますよね。 モテない、冴えない、友人も冴えない、憧れの女性がいるけど素直になれずいいところを見せられない、恋愛に奥手… 読んでいると作者の森見さん自身と重なっていきます。(森見さん自身が実際はどんな方かは知りませんが) 他の方で書いてる方もいましたが、私も作品中の 「ダメ、絶対」 がツボにはまり、吹き出し笑いしてしまいました。 森見作品をいくつも読んでいる人は楽しく読めるかと思いますが、初めての方はどうかな…??と思い星1つマイナスです。 | ||||
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修士課程の研究のため、京都から能登半島に飛ばされた大学院生・守田一郎 (チェリーボーイ)が、京都でかかわって来た人たちと、研究以外の愉しみと、 寂しさを紛らわす手段として往復書簡を交わすという体で物語が進んでいく。 手紙を通じて、自分の好きな人に恋文が書けない、書けてもとんでもないものが できてしまうくだりは、ウブでチェリーボーイだったあの頃の自分と オーバーラップしてしまう。 それでいて、大学院の修士課程という立場にありながら、主人公・守田と 友人の小松崎は完全に『中二病』を患っているが、男と言うのはいつまで 経っても、表に出す出さないは別として、つくづく女性に呆れられる ライフスタイルを実践する生き物なんだろうなぁと改めて感じた。 また、昔、みうらじゅん氏が「童貞である期間が長い人ほど、 クリエイティヴかつ知的な職業に就く割合が大きい」と言っていたことを 思い出す。童貞を患っている主人公が文通に昇華し続ける理由は、 きっとこのあたりにあるのかも知れない。 これを言ってしまえば元も子もないが、主人公の妹が言うように、 結局のところは自分の想いを伝えるには、一対一で直接会ってお話した方が よろしいかと。 素朴な疑問として思ったのは、新人作家や文学賞応募作品で使うのは 薦められていない、作者本人が登場するというくだりが許されたのは、 それなりの作家であると世間に認められたということなのだろうか? | ||||
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最近の作品が面白くないのは、とにかく、守りに徹しているからではないでしょうか。学生生活のドタバタを描くところも、何回も使った出がらしをさらにオブラートに包んで書くから「学生のドタバタもっと面白いよ。若さってもっとダイナミックだよ。」なんてことになってしまう。 恋愛についてもこわごわ筆を運んでいるので、「屁」のようにするすると読めてしまい、もう終わったのか?と言う感じである。 著者は処女作「太陽の塔」出版の際、これを出したら阿呆な学生生活がばれてしまうがかまわないかと友人に聞いたという。京大生も落ちたものである。そんな、へっぴり腰で鼻の高い人間ではいつまでたっても面白いものは書けない。お金を出している読者のことも考えなきゃ。もう、プロなんだから。それとも、都合が悪くなると、図書館に逃げ込むつもりか。 失望である。 | ||||
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行と行のあいだにどんな物語が展開しているのか…それを想像して楽しむのも小説の面白さの一つでしょう。 その面白さを味わうならこの小説こそオススメ!! 森見先生の作品はすべて読んできましたが、この作品が一番好きかも知れません。 とにかく、出てくる人物たちの個性と日常に笑いが止まりませんでした。最後には感動も… 手紙を読んでいるだけなのに、その人におきた事件やその人の感情が行間からにじみ出てきているようで、とっても楽しめました。 読めば必ず手紙が書きたくなします。私も思わず友人に手紙を書いてしまいました。 | ||||
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最近のお気に入りの著者の一人である森見登美彦の書簡体小説。全編、登場人物間の手紙のやり取りで構成されてはいるが、相変わらずの京都の学生生活を中心とした森見ワールドに引き込まれていく。 主人公や彼を取り巻く人たちの間で、いろいろな事件が発生するけど、それは直接語られることはなく、全て手紙の中で触れられるだけ。かえって、それが想像力をかきたてる。「おっぱい事件」ってなんだろう、想像はつくけど気になって仕方がない。 主人公の恋の行方も気になるが、それも手紙から想像するだけ。 手紙というものの特徴を生かした小説だと思う。面白かった。 | ||||
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主人公と文通をしている気にさえなる、そんな不思議な作品。 気がつけば筆をとっている自分がいます。 森見氏自身も物語に登場するということで、 現実世界とファンタジーが融合した面白さを味わえます。 | ||||
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久々に読んだ森見作品はやっぱり文体がよい。 小気味良いというか、小股が切れ上がるというか、なんか自分としてはそういう印象です。ただ、毎回思うけど、結構長くてくどい面も多いので読者は選ぶかもしれない。四畳半神話体系もそうだったけど、話は進んでいるんだけど似たような展開でずっと同じ話を読んでるデジャヴに陥りそうになる。でも実はよく読むとその似たような中に笑いを含んだ違いや、先々の展開へのヒントが隠されてたりして。 今回の作品もちょっと途中で「もう手紙はいい!」と思ったけど森見さんの文体で先へ進み、最後はチャンチャンって感じでした。 まとめると、文体は好きだけど全体的にはあと30ページくらい少なくまとめたらより読みやすいかもしれないという感想でした。 でも設定や恋文の技術を磨いていくという設定は好きでした。森見さんの色々亜試みには今後も期待します! | ||||
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森見登美彦氏のファンならば迷わず読むべし。 さすが、登美彦氏。 思わず吹いてしまったくだり多数。 更にファンになりました。 | ||||
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未読者はただ書簡小説ということだけ知って、あとは前知識なく読むことを薦めたい。 手紙とモラトリアムはよく似合う。 京都の大学から、遠く北陸の能登半島の臨海実験所に飛ばされたひとりの男子大学院生、守田一郎。日々、鬼軍曹なる渾名の研究所の先輩、谷口さんに罵倒されながらローカルなうら寂しい実験所の日々を過ごす。そんな折、京都からの電車の車窓から見た美しい虹と赤い風船の風景を思い出し(かっての思い出を重ね合わせ)、文通の腕を磨くことを決意する。ゆくゆくはいかなる女性も手紙一本で籠絡できる技術を身につけ、「恋文代筆業」のベンチャー企業の設立を夢見て。 携帯電話やメールですぐに連絡がとれる現代のこの時代に、敢えて文通というアナログな手段を用い、かっての仲間たちに手紙を書きまくる守田。しかしその実、本当に一番手紙を送りたい相手に手紙を送ることができない。 彼の書き綴る数多の手紙から仄見えるのは、優柔不断でひねくれた自尊心を持ち、偉そうな口を利くいっぽうで本当の自分に自信がなく、少し卑屈、就職という目前にある世間の荒波に飛び込むことに躊躇いを覚える心優しきいまどきの不器用で素直で小心な若者の姿。いや、それは決して「いまどき」だけではない、自分に自信を持つことのできない普遍の若者の姿なのかもしれない。 手紙は、返事という結果がすぐその場で現われるものではない。返事が来ないこともまた手紙。そうした手紙という手段、それはモラトリアムとよく似合う気がする。 全部で十二話からなる書簡集の形態をとった小説。遠く知り合いも少ない鄙びた土地に飛ばされ、無聊を慰めるためかっての仲間たちに手紙を書きまくる守田の手紙を、相手先ごとにまとめてある。同じ時期に書かれた相手の違う手紙を通し、守田や仲間たちの行動が明らかになる。前半の強がるような守田の姿勢が、後半へ、こと就職を意識し、自らの矮小さを意識し、素直に自分を見つめていくようになる様子が、情けなくも、微笑ましい。 こと後半四章の手紙は、前半の手紙を受け、とても微笑ましく心地よい。恋に、就職に、現実にモラトリアムたる青年の物語。まさに若者の成長の物語。恋、成就するといいね。 とても可愛らしい小説。読み終えてなお、心地よさがふわふわと漂う。これに似た感覚は、越谷オサムの「陽だまりの彼女」に似ている。 読んだことで何かがある、何か変わるというものではないが、こうした小品佳作的な温かさ、気持ちよさも読書の魅力であろう。バカバカしくも微笑ましく、そしてオモチロイ。 蛇足:ところで勿論この手紙は手書きだろう。そうでなければ味がない。たぶん、この書簡小説という形態、ひとりの作家で二度と同じ手は使えないだろう。ならば、いっそ、手書きの文字で出版したほうがよかったのでは。こと「失敗書簡」は、手書きで反故にするぐちゃぐちゃとかも表現したら、リアリティがあるだろう。あるいは、内容によって文字の勢いが違う、とか。活字小説に対する挑戦!とかね。 | ||||
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「夜は短し歩けよ乙女」に続き森見作品2作目。 う〜ん、やっぱり私はこの人の文章が好きだ(笑)! あらすじなんてほとんどあってないようなもの(笑)。 この言い回し、この表現を楽しめるか否か、それが別れ道♪ 好きな人はたまらなく好き、という世界。 ただ失敗書簡集のとこ、私は退屈だった(笑)。 (繰り返しが多かったので。) 小学生のまみや君あての手紙が一番好き。 そしてラストの伊吹夏子さんへの手紙は、なんて清々しいんでしょう! こんな手紙をもらったら…、少々へもくてもオッケーしちゃいそうな…(笑)、そんなことはない? そして、私も手紙を書きたくなりました。 | ||||
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