■スポンサードリンク
恋文の技術
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
恋文の技術の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全116件 21~40 2/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
森見登美彦の作品の中で一番好きです。 最初から最後まで一貫して手紙の形式で書かれてて硬質な文章なんですがどこか温かみがあり、何が起こったのか、登場人物たちがどんな心情でどんな表情を浮かべていたのか、自然と頭の中で映像となって流れる。不思議な感覚です。森見さん文章って癖があり語彙も豊富で読むのに手こずるかと思っていたのですが、そういうこともなく、スラスラと淀みなく読めてしまうのでストレスなく爽やかな気持ちで読了できました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大好きな作品。心に残る名言がちらほら。今回は読み返したかったので購入。 ただ、間違えてハード版を買ってしまった。この本のソフト版が好きだったのに。。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評判がさんざんだった七尾駅のミスナツ。とうとう改装されました。 この本のおかげです。たくさんの読者がここを訪れ、「赤面しながら」 『恋人の技術』をよみふけり、ついでにお店について多くのシビアな コメントを寄せたおかげです。ありがとう、森見先生。 登場人物でよかったのは「私史上最高にやっかいな」お姉さま、 大塚緋沙子。やはり彼女のイジワルがないとこの物語は成立しない。 ・・敵は頭が切れ、理不尽で、ワガママで、高飛車で、しかも美女です。 要するに手強い。油断なりません。・・・ と、主人公を物理的にも精神的にも絶望に追い込むすばらしいお姉さま。 映画化するときは誰に頼もうかな。やっぱ、吉田羊あたりか。 私もとことんイジメられたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
黒髪の乙女、韋駄天こたつ、達磨、恋が実るまでパンツを履き替えない、どこかで見た事あるなぁ〜。 恋せよ乙女と四畳半神話体系で見た事ある… 主人公が毎回うだつの上がらない大学生なのも気になる。 この小説で3作目ですが、中身が似てると飽きてくるかも… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
元気がもらえる小説です。 ここまでおっぱいを熱く語る小説はあるのだろうか? 健全な変態模様が面白い、出会えてよかった小説でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
元々アホに真面目な非モテの行動が描写されている森見登美彦作品が好きで好きで読み漁ってました。その中で1番好きな作品がこの恋文の技術です。おっぱいについて3ページくらいにわたって解説する箇所は8万回くらい読みました。 あとがきで、夏目漱石の書簡集を参考にしたとあり、即ポチりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
の如く、森見調は健在!だがしかし、手紙のやり取りでその森見調は・・・?少し強引な気もしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あとから話がつながっていく感じが好きです。読んでいて あっとなります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
恋文。そんな大袈裟なものじゃなくてもいい。そんなあなたを体験できればそれでいいんだ。そんなあなたは詩人でなくてもいい。そんなあなたの息遣いを知れたらそれで満足なんだ。 合理的でなければ尚更いい。書き込むのではなく認めるのだ。あなたの筆使いに宿る張り詰めた覚悟を知りたいだけなんだ。 古いよ、そんなの! そうかな? 試してごらんよ! そしたらきっとわかるから。 仕向けるんだ! 書き込むんじゃなくて、認めるんだって。 わかるかな? その人の心の襞をプルプル震わせるには、認めるのが一番なんだよ。 なぜそんなことをするのかって? それは決まっているじゃないか。 女がどれだけ嘘つきかわかるからさ! 筆の使い用も色々さ……。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前に夜は短いし歩けよ乙女を読んだことがあり、言葉の表現が面白かったのでこちらも読んでみた。 本作にも「阿保のパイオニア」、「狙いすましたように誤手を打つ」等々面白い表現が満載であった。 「 俺たちは自分の想いを伝えるために文章を書くというように言われます。だがしかし、そこに現れた文字の並びは、本当に俺の想いなのか?そんなことを、誰がどうやって保証するのか。書いた当人だって保証できるかどうか分からない。自分の書いた文章に騙されているだけかもしれない。じいっと考えては書き考えては書きしていると、不思議でならなくなってくるのです。自分の想いを文章に託しているのか、それとも書いた文章によって想いを捏造しているのか。」 私もこれまで、書かれている文章の内容如何で、書いた人がどんな人かを判断していたが、書いた本人も書いたことが本音かどうか分からないことがあるのであれば、短絡的に決めつけるのは危ういと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
笑いあり笑いあり、でも心がほっこりする恋文小説。文通したくなること請け合い。 書簡体小説はあまり読んだことはないが、手紙の執筆者が一貫して同じというのは珍しいのではないか。相手からの返信内容は一度も載せられていないのに、主人公からの手紙だけでやりとりが把握できるのも上手い。 主人公は複数人と文通をしているので、日付と照らし合わせて見てみると、ああこの出来事があった裏にはこの人とのこのやりとりがあったためか、など新たな発見があって面白い。 主人公が辿り着いた恋文の技術、なるほどと思った。とても素敵な恋文だ。私もあのような素直で心温まる恋文をもらってみたいものだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ここの駅が好きなので、出てくる小説だと知り読みました。 独特の書き廻しで軽妙ですね。 著者の小説では妄想型主人公が多いのでしょうか? 主人公の恋の成就は?たぶん小説の後日で叶うのでしょうという感じの終わり方。 読後が悪くないので良いのだと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
わたしの森見登美彦作品との出会いは「夜は短し 歩けよ乙女」。それから他の作品を読み漁っていきましたが、その中でも1番好きなのが本書「恋文の技術」です。 本書の1番の特徴は構成でしょう。物語を読むというよりは手紙を読むという感じです。その手紙のやり取りによって物語が構成されています。 これは読んでみないと面白さが分かりませんので暇な時間がある人は是非お勧めです。 そして、この作品をより一層楽しむためにも、他の森見登美彦作品を読んでおかれることをお勧めします。なんとなく他の森見登美彦作品と繋がってそうで繋がってないのが森見ワールド。そんなことを考えながら読むのもまた楽しいのです。 ちなみに、本書を読んでも恋文の技術は全くもって上達しないかと思いますのでご用心。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書には森見登美彦本人が、「実益のないことがしたい」主人公守田一郎の学生時代の知人でかつ文通相手として登場します。 したがって、本書を読む前に、森見登美彦の過去の作品、「夜は短し歩けよ乙女」を先に読んでおくと、その小説のネタ(パンツ番長など)は守田一郎の手紙から盗用したのだ、といった文通のやりとりでニヤリとほくそ笑むことができます。 ただし、登場する森見登美彦は、あくまで本書の主人公守田一郎の目から見た森見登美彦ですが。 白ヤギさんのように手紙を書きまくる守田一郎。嘘に交えて本当のことも言っている。 その相手は前述の森見登美彦のほか、後輩「マシマロ野郎」の小松崎、厄介なお姉様の大塚緋沙子、見所のある少年まみやくん、心優しき妹、そして出すことのない伊吹夏子さんあての失敗書簡。 守田一郎は言う。 「教訓を得ることもできない阿呆な話が人生には充ち満ちている」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まだ読んでいる途中だがとても面白いのでレビューしたくなってしまった。5年という永遠とも思える貴重な時間を一人の女性に捧げてきた身としては非常に為になるとともに耳の痛い文もある。しかしながら偶然図書館でこの本を手に取ることができ幸せであった。 それから、北陸の情景描写が素晴らしい。当方この舞台の隣県に住んでいるので「全てが灰色」というのは正に言い得て妙だ。冬になるともっと凄いぞ。太平洋側から来た連中は高確率で鬱を発症する。 ともかく、今片想い等で悶々としている諸氏には一服の清涼剤となること請け合いだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作中で京都周辺の物語しか書けないと比喩される森見作品の中でも、 「夜は短し歩けよ乙女」や「四畳半神話体系」に近い文体や世界観の作品です。 たくさんの登場人物が出てきますが、物語は全て誰かが誰かに送った手紙という コミカルな設定で、手紙の内容はひじょーにくだらない内容なのですが、 言葉のチョイスは絶妙だし、多くの名言が散りばめられて笑えます。 個人的に森見作品の中で一番好きかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ページの折れ目が多かった。コメントにもっとアナウンスしてほしかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
森見ワールドには変わりないですが、話が繋がっていく楽しみがありました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私自身、森見さんの本を読むのはこれで4作品目となる。 それぞれの作品を2/3程読み進めた時にいつも思うことがある。 「あれ、自分はこの作品に対して、いつのまにこんなに愛嬌を感じていたんだろうか」 なんともへんてこな感情だ。これは『恋文の技術』も例外ではない。 淡々とした文通のやりとり、くすっと笑える洒落。 目を見張るような、大どんでん返し的な要素はないのにもかかわらず、残りのページ数をみて悲しくなってしまう。 森見さんの作品に触れたことのない方でも、きっと最後には、なんだか心が温かくなったなぁ、と感じると思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
森見登美彦作品をいくつか読んだことがあるなら確実に“買い”です。読んだことがないなら、太陽の塔や夜は短し歩けよ乙女などを読んで下さい。たぶんその方が楽しめる。あまり褒めてハードルを上げてしまうのもアレですが、僕が今まで読んだ本の中でもトップクラスに面白かったです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!