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ゴーン・ガール
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ゴーン・ガールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 21~40 2/3ページ
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表紙の感じに惹かれて購入し読了。 上巻を読んでいる時にはかなり単調でヤバい なと感じましたが、下巻から面白くなっていきま した。「アベンジング・エイミー」さん、かなりイッ ちゃってるので四つ星にしました。ただ、「ミザリー」 の域まで期待させてのラストの失速はいただけ ませんでした。まあ、翻訳のレベルも高く、それ ほど損のない読書時間だったと思います。 | ||||
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訳者の後書きによると「ゴーン(gone)」の意味にはいろいろとあって、「いなくなった」「死んだ」「過去の」という意味に加えて、「落ちぶれた」とか「いかした」と いう意味まであるらしい。さらに、私も調べてみたが、「絶望的な」とか「意識のない(=いっちゃってる)」という意味まであった。そして、訳者が示唆するよう に、この作品を読むと、この題名が、この作品において如何にそのほぼすべての意味を包含しているかということが良く分かる。 ある日「いかした」女性が「失踪する」。彼女は、大金持ちの娘で、頭もよく、見かけも抜群のかっこいい女性。夫は、誰にも好かれそうなハンサムで優しそうな 男。誰もが羨むこのカップルに何が起きたのか。この女性エイミーと夫ニックのそれぞれが一人称となって交互に話が進められていく。話が展開していくにつれ、 いろいろなことが分かってくる。どう見ても、ニックにとって不利な材料が山と出てくる。彼が妻を殺したに違いない、マスコミと不特定多数の人間が騒ぎ立てる。 ニックが浮気をしていたことまで分かってしまう。見事なくらい証拠が揃っている。そう、見事なくらい。 だが、段々この「いっちゃっている」女エイミーの姿が見えてくる。なかなか、筋を読ませず、そして読者の期待を裏切りながら物語はクライマックスを迎える。まさに 現代社会を表したかのようなサイコスリラーである。一昔前のヒッチコックあたりが、題材として映画化しそうな内容、しかし、きっと違う結末に持って行ったように思 う。とにかく、面白い。 | ||||
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細かい心理描写がつづられて、中盤になっても続きを読みたい気分になれなかった。 結局、映画鑑賞して全部読まずじまい。 | ||||
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「アメージング・エイミー」の物語・・・ エイミーの両親が書いた理想的な少女の物語です。 この物語は「エイミー」をモデルにしていて 現実のエイミーは、現実と物語の相違がわからなくなってしまったのか、 とにかく自分は完全無欠のすばらしい女性と思ってます。 エイミーはきれいですねといわれれば それを事実として受け止める。 頭がいいとほめられれば社交辞令ではなくそのとおりだと考える。 なので、そんな完全無欠の自分を貶める人には、 恐ろしい罠をしかけて 自分が被害者になってダメージを与えていきます。 高校時代も、結婚前も、 そして結婚してからは夫のニックを。 いわゆる、演劇型人格障害とでもいえばいいのでしょうか。 ついでに粘着質? せっかくのその頭脳と集中力をもっと違うことに使えば 幸せになれるのでは?と思うのですが。 でも、この手の女性にとっての幸せは 綺麗だ、頭がいい、人格もいい、それなのに偉ぶらずちょっとおちゃめと 他人が言ってくれること。 そんな自分はいつも「一番」でなきゃ嫌 一番になるためにはなんでもする。 うわぁ、怖いな でも、ここまで徹底してはいなくても この手の女性は結構いるよね 一クラスに一人くらいはいつもいたような気がします。 で、また騙されちゃうんだよね(笑) まあ、非常にお勉強になるので 特に男性は読んだ方がいいかもね。 そのあと、女性不信になるかもだけど(笑) | ||||
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「アメージング・エイミー」の物語・・・ エイミーの両親が書いた理想的な少女の物語です。 この物語は「エイミー」をモデルにしていて 現実のエイミーは、現実と物語の相違がわからなくなってしまったのか、 とにかく自分は完全無欠のすばらしい女性と思ってます。 エイミーはきれいですねといわれれば それを事実として受け止める。 頭がいいとほめられれば社交辞令ではなくそのとおりだと考える。 なので、そんな完全無欠の自分を貶める人には、 恐ろしい罠をしかけて 自分が被害者になってダメージを与えていきます。 高校時代も、結婚前も、 そして結婚してからは夫のニックを。 いわゆる、演劇型人格障害とでもいえばいいのでしょうか。 ついでに粘着質? せっかくのその頭脳と集中力をもっと違うことに使えば 幸せになれるのでは?と思うのですが。 でも、この手の女性にとっての幸せは 綺麗だ、頭がいい、人格もいい、それなのに偉ぶらずちょっとおちゃめと 他人が言ってくれること。 そんな自分はいつも「一番」でなきゃ嫌 一番になるためにはなんでもする。 うわぁ、怖いな でも、ここまで徹底してはいなくても この手の女性は結構いるよね 一クラスに一人くらいはいつもいたような気がします。 で、また騙されちゃうんだよね(笑) まあ、非常にお勉強になるので 特に男性は読んだ方がいいかもね。 そのあと、女性不信になるかもだけど(笑) | ||||
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夫婦お互いの面からの描写が交互に出てきて、お互いの心理状態をはかりながらわくわくドキドキする展開でした。結末は・・・読んでからのお楽しみですが、私的にはちょっと不満・・・だったかな。 | ||||
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あくまでも私見ですが、たった今読み終えて、気持悪くてたまりません。下巻にはいってからのストーリー展開がとてもおもしろかったので、わくわくしながら読み進みましたが、結末のあまりの救いのなさ加減に、ものすごく気分が悪くなりました。ここまで後味の悪い作品を読んだのははじめてです。本棚に取っておきたくない本です。本当に | ||||
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下巻は、「第2章対決」「第3章変奏」から成り立っています。 物語は大きく展開し、ニックは逮捕され窮地に陥ります。 しかし、エイミーの計画にも破たんが出て、物語は思わぬ方向に動いていきます。 「アメージング・エイミー」の物語に描かれる理想の女の子「エイミー」を演じてきたエイミーは、その自らの仮面の生活だけに留まらず、周りの人たちにも「理想」の人格への努力を求めます。 そして、それに答えられない人たちには「トラップ」を仕掛け、攻撃によって大きなダメージを与えます。 ニックに対しては、長期間の準備を経て「亡き者」にしようとします。 その計画は精緻を極めます。 このエイミーと言う女性は、非常に頭のいい女性だと思います。 それだけに、性格破綻気味のこの女性と関わることは、非常なリスクです。 所謂「悪女」という事でしょうか。 「第3章変奏」に入ってからのエイミーのニックに対する対応を読むと、この女性の怖さが身に沁みます。 「悪女」もののミステリーですが、非常に面白く読むことができました。 | ||||
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映画化されたのだから面白いはず! の思い込みで読み出しましたが 途中から「あれーーー???」という疑問。 それでも何とか下巻に突入すると、 人物像の雑な描写に付いて行け無いレベルでした。 主人公の妻はものすごく頭がよろしい設定ですが 短絡的な思考回路はアホに思えるし サイコパスにしてはありきたりの反応で まさかこんな単純なストーリーだとは思いませんでした。 まぁ読む価値無しです。 ただここまで単純で穴だらけのストーリーだと 映画は自由な発想で演出できると思うので 多分面白いだろうと思います。 | ||||
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三部構成からなるこの「ゴーン・ガール」ですが、上巻は「失踪」と言うタイトルの付いている第一部が収められています。 ある日突然の妻の「失踪」が起きます。 最初は、周りからも同情され捜索に協力してくれるのですが、時間がたちいろいろな状況が見えてくるの従い、「犯人」扱いをされます。 警察が疑い、情報を漏らし、世論は憤慨し逮捕を要求する、という悪循環に陥ります。 そして、ついに著名な弁護士を雇う事になったところで、上巻は終わります。 本の構成は、事件発生後を主人公が順番に語って行くのと並行して、「失踪」した妻の日記により事件発生までの経緯が語られて行きます。 ここまで読んでくると、これだけ追いつめられてゆく主人公は「犯人」ではないだろうと想定されます。 でも、偽装されたと思われる現場の状況、多額のカード購入による借金、高額の保険金、妻の妊娠等、状況はどんどん悪化してきます。 一方で、本人は浮気がばれたり、他の女性と笑顔で写真に収まったりします。 主人公の能天気な馬鹿さ加減にいらいらしながら読みました。 | ||||
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エイミーは一体どうなったのか?という謎をはらめたミステリーから一転して、下巻はいきなりことの真相から始まり、発展してゆきます。 真相が明らかになって壮絶な頭脳戦になるかと思ったら、妙にぬるい展開になるところが却って怖い・・・? TVのインタビューでこの映画を監督したデビッド・フィンチャーが「ミステリーに始まりサイコロジカル・スリラーに展開して、最終的に社会風刺に着地する」ようなことを言っていたのが言い得て妙です。厭な感じはホラー系というよりブラックコメディ。 | ||||
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あまり面白くなかった。映像で済ますべき内容かと。映画は見に行こうと思っています。もてはやすべき対象かな? | ||||
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映画を観て原作を読みたくなり、 とりあえずお試しのつもりで上巻のみ購入。 妻エミリーの失踪に直面した夫ダンの視点と、 失踪したエミリーの日記が交互に描かれていくという構成。 主人公だけが知っている語られていないこと、 日記の「立ち位置」が紹介されていないこと、 それらが実に上手い小説的演出で、映画とは違う楽しみがあって大満足。 ギリアン・フリンファンになりました。 上巻は、まさかここで切る?というところで<続く>になる。 これは翻訳本オリジナルのあざとさなんでしょうね。 続く下巻を早速Amazonで!と思ったら、まさかの在庫切れが 1週間続いている。 最近のAmazonでの本の在庫切れっぷりにはあきれるばかり。 紙の本をなくそうする陰謀でも? 私はKindleのヘビーユーザーでもありますが、 この本はKindle化もされていないわけです。 売れ時をきちんと見ながら在庫補充してほしいものです。 長期の在庫切れは文化の衰退につながると思います。 | ||||
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デビッド・フィンチャー監督ベン・アフレック主演「ゴーン・ガール」の原作。 映画化の話が聞こえてきた春頃から気になっていて、先に読もうか迷っているうちに店頭では見かけなくなり、まあ、映画を先に見ればいいかと思っていたら公開3日前に久々に本屋店頭に復活していたので、この悩ましいタイミングで読書のほうを優先に・・・。 映画の予告編やテレビや雑誌でネタバレしないまでの紹介などで描かれている部分が上巻の内容です。 自分はとある映画雑誌でこの映画を筆頭に「XX特集」という見出しがカバーにでかでかと出ていて、予告編と併せてある程度察しがついてしまったように思いました・・・が、それも、ここ上巻の最後まで・・・ 以降は予想していない変な展開になります・・・そこは下巻のお楽しみ・・・。 | ||||
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読後の開口一番の感想は、オンナは怖い!ホントに怖い!イヤミスとかサイコロジカル・スリラーとかを超越したホラー小説。 失踪したエイミーは用意周到な計画を実行していた…失踪した妻のエイミー殺害を疑われる夫のニックは窮地に陥るが… やはりイヤミスなのだろうか、人間の二面性を知り、周りの誰もが悪人に思えてしまうような読後感。2014年の『このミステリーがすごい!』の第1位が『その女アレックス』なら、『このイヤミスがすごい!』の第1位は『ゴーン・ガール』であろう。 | ||||
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上巻を読んだ限りでは事件の全貌が見えないのだが、なかなか雰囲気のある作品である。夫の視点で綴られる現在進行形の物語と妻の日記…一体この先、我々に何を見せてくれるのだろうか。 5回目の結婚記念日に突然、失踪した妻のエイミー。夫のニックは妻の失踪に関与しているのではないかと疑われるが… 所詮、他人同士と言えば、それまでなのだが、砂上の楼閣のような結婚生活の危うさ、脆さに怖さを感じる。 ギリアン・フリンの作品を読むのはデビュー作の『KIZUー傷ー』に次ぎ2作目。 | ||||
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読む側の気力を奪う作品だと思いますので。イヤミスって言葉をついさっき知りましたが、まさに。 暴力描写のグロさとかではなく、全編が、登場人物のイビツなエゴの擦り付け合いなんです。 あるものは短絡的に奪うことで要求を満たそうとし、あるものは要求に理想と名づけそれを押し付けることで 相手のほうがそれを達成するよう義務感と罪悪感で束縛し、またあるものは「相手のあるがままを受け入れる」 という自然体めいた怠惰に安住させようとし、またあるものは・・・読んでいて本気で不愉快になったり げんなりさせられたりで、退屈こそしませんでしたが途中に休憩を挟まずには前半の最後までたどり着けませんでした。 この物語で、真に好もしい、独立した人格としてお互いを認め高めあう人間関係はありません。 このテの作品には、醜い、或いは激しい対立からの逃げ場として、 往々にして主人公と脇役との聖域的な人間関係が用意されていたりもするものですが (『推定無罪』の主人公とリップランザーみたいな)、それも・・・。 ただラストまで読めば(全宇宙を見渡してみてもこれ以上はあるまいという皮肉のこもった) 努力と成長と勝利の物語であるともいえます。 なんだかあんまりオススメ!というレビューにはなりませんでしたが・・・ それにしてもこれだけの作品に、これっぱかしのレビューしかついてないなんて驚くほど寂しい状況じゃありませんか。 たしかに日本人の私にとっては過剰で、嘘くさいところもありましたが・・・。 | ||||
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アメリカ人自身が時々不思議に思わないんですかね。どうして私たちってここまで過剰なんだろうかと。 常日ごろから、その過剰さの恩恵を文化的にこうむらせて頂いてるんですけど、 この本は抜きん出て過剰で、読んでいる最中はヘトヘトになりました。 ある意味で非常に明るく前向きな共依存に奇妙に納得させられた私にとっては後味は悪くありません。 でも、思い返すと、何から何まで嘘くさいんですよね。 事件が起きてこんな小道具が配置されてたら偽装疑ってくださいっていってるようなもんだろっていう。 アメリカ人にとってさえ、情報を整理してずらっと並べられたら「・・・できすぎてるよ」ってなもんだと思う。 でもこの作品は巧くて、っていってもそれは犯罪・事件の組み立てのほうじゃなくて、文章のどこからどこまでとっても、 なにかしら生理的な部分、感覚的な部分に染みるように、刺さるように練りに練られてるところだと思います。 ちょっと気持ち悪くさせる。ちょっといらいらさせる。ちょっと不安にさせる。ちょっと惨めな気持ちにさせる。ちょっとがっかりさせる。 そうやって読み手の冷静さをかき乱して、不自然なところを強引に引きずり込んでしまう。 どうでもいい話になってきましたが・・・。 そういう執念深い筆致を裏付けているのは、作者のジャーナリズムの世界での挫折にあると思う。 ジャーナリズムはもはや事実の報道ではなく、テレビを見ている人が納得しつつも、 平静でいられないようなストーリーを提供するエンターテイメントになっていて・・・っていうと、 陳腐なメディア批判そのものって感じで恥ずかしいですけど、 有能な人間が首を切られて、安く使えるアホとタダのインターネットが社会をリードしてしまっている。 それらが警察の捜査や裁判にまで多大な影響を与えるようになってしまっている。そんな状況にたいして、 冷静でも、無関心でもいられない自分・・・ならばと、もろもろを昇華させたのがこの作品なんではないか。 個人的には主体性のない自分は、女性の理想どおりに生きるのが結局幸せへの唯一の道なのではと 考えさせられた読書であった。でもなああ、普通の女性は、自尊心を傷つけられたときに発揮するパワーを、 常日頃から幸せになるために使ってはくれないような気もするしなあ。そう考えると、 ある夫婦のミドル・クライシスの話といえばそれまでかもしれん。危機を乗り越えてこそ・・・という 普遍的な価値観を改めて突きつけられただけのことなのかもしれん。 | ||||
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夫の視点と妻の視点(日記)で物語が進んでいく。とにかく先が気になる。 嫌ミスと言われるけど、終わりかたとしてはアリなんじゃないかと思う。 やはり作者は女性だった。女って怖い(^_^;) | ||||
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最後に思ったのは、やはり大人の悩みは思春期と違ってお金で解決可能!笑 それからサイコな夫婦喧嘩、普通の夫婦喧嘩も他人が解決させようと入り込むと周りが痛い目に合う☆殺し合いしていようが、離婚していない夫婦は、何だかんだで愛し合ってたりするから、、、 でも、何故か泣けました!メチャクチャなのに!メチャクチャだから? キャラクターの悪いところも良いところも見てるからかな? イヤミスと私はあまり感じませんでした。 殺されたキャラクターに好感が持ててなかったせいでしょうか、、、汗 | ||||
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