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皇帝のかぎ煙草入れ



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皇帝のかぎ煙草入れの評価: 4.33/5点 レビュー 73件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全62件 41~60 3/4ページ
No.22:
(5pt)

カーならこれが最高

ディクスン・カーの最高傑作といえば、本書か「火刑法廷」かを選ぶ人が多いと思うが、本書は紛れもなくカーの最高傑作と言えよう。
カーにしてはシンプルで読みやすく、ページ数も読み通すのに丁度いいぐらいで、それでいて驚愕度はNo.1ときている。

私はクリスティーの「アクロイド殺し」のレビューで、「アクロイド」とクイーンの「Yの悲劇」、「レーン最後の事件」、それとルブランの「813」を、驚愕のラストを迎える作品として挙げたが、本書はこれら驚愕のラストを迎える作品群に匹敵する大傑作だ。

惜しむらくは密室殺人でもオカルティズムに満ちた作品でもなく、カーの味わいがまったく感じられないことだが、だからこそ誰にでも受入れられる作品とも言える。
絶対に読んで損のない一冊。
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAM31K
No.21:
(5pt)

カーの最高傑作!

本書にはおなじみのフェル博士も(カーター・ディクスン名義の作品に登場する)HM卿も登場しないし、カーお得意の密室などの不可能トリックもオカルト的な雰囲気もない。にも関わらず、本書はカーの最高傑作である。それはちょうど、ポアロもマープルも登場しない『そして誰もいなくなった』がクリスティーの最高傑作であるのと同じようにである。(作品のタイプはまったく異なるが)
カーの作品は、謎を読み解くキーワードや伏線を目立たなくしようと余計な記述を目くらましに使っているものが多く読みにくいのが難点だが、本書は割と記述がシンプルで読みやすい。また謎もそれだけシンプルな訳で、それだけに最後の謎解きで「アッ!」と驚かされる、まさしく驚愕度No.1の作品。クリスティーが脱帽したと言うのも大いにうなずける。
ただ、本書だけを読んで「カーの作品を読んだ」とは言ってもらいたくない。カーの特色は最初に述べたとおり不可能トリックや怪奇趣味にあり、それが好きかどうかでファンの分かれ目にもなる。
カーを評価するには『三つの棺』や『曲った蝶番』、カーター・ディクスン名義の作品では『プレーグ・コートの殺人』などを、そして最終的には『火刑法廷』を読んでからにして欲しい。
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
4488118119
No.20:
(5pt)

カーの最高傑作!

本書にはおなじみのフェル博士も(カーター・ディクスン名義の作品に登場する)HM卿も登場しないし、カーお得意の密室などの不可能トリックもオカルト的な雰囲気もない。にも関わらず、本書はカーの最高傑作である。それはちょうど、ポアロもマープルも登場しない『そして誰もいなくなった』がクリスティーの最高傑作であるのと同じようにである。(作品のタイプはまったく異なるが)

カーの作品は、謎を読み解くキーワードや伏線を目立たなくしようと余計な記述を目くらましに使っているものが多く読みにくいのが難点だが、本書は割と記述がシンプルで読みやすい。また謎もそれだけシンプルな訳で、それだけに最後の謎解きで「アッ!」と驚かされる、まさしく驚愕度No.1の作品。クリスティーが脱帽したと言うのも大いにうなずける。

ただ、本書だけを読んで「カーの作品を読んだ」とは言ってもらいたくない。カーの特色は最初に述べたとおり不可能トリックや怪奇趣味にあり、それが好きかどうかでファンの分かれ目にもなる。
カーを評価するには『三つの棺』や『曲った蝶番』、カーター・ディクスン名義の作品では『プレーグ・コートの殺人』などを、そして最終的には『火刑法廷』を読んでからにして欲しい。
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAM31K
No.19:
(5pt)

古畑任三郎好きなら、楽しめると思います

 テンポのよいリズミカルな会話文から始まり、物語にスッと入り込むことが出来た。そして完璧に騙されてしまった。何が良いってトリックに気付きそうで気付かないということ。犯人の意図した通りにことが運び、運ばなかったという必然と偶然が重なったからこそ完成されたトリックでもあるのだが・・・。ただこのスレスレ感が激しいから、騙された。物語を客観的に見られる読者という立場にありながら、この物語に登場するある人物と同じ誤解をしてしまっていた。この人物が騙されていたことに気付かされる瞬間に、多くの読者も気付かされることだろう。ある一つの事柄の矛盾から犯人を追い詰めていくという謎解きは、古畑VSさんまのお話のようでもあります。
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
4488118119
No.18:
(5pt)

古畑任三郎好きなら、楽しめると思います

テンポのよいリズミカルな会話文から始まり、物語にスッと入り込むことが出来た。そして完璧に騙されてしまった。何が良いってトリックに気付きそうで気付かないということ。犯人の意図した通りにことが運び、運ばなかったという必然と偶然が重なったからこそ完成されたトリックでもあるのだが・・・。ただこのスレスレ感が激しいから、騙された。物語を客観的に見られる読者という立場にありながら、この物語に登場するある人物と同じ誤解をしてしまっていた。この人物が騙されていたことに気付かされる瞬間に、多くの読者も気付かされることだろう。ある一つの事柄の矛盾から犯人を追い詰めていくという謎解きは、古畑VSさんまのお話のようでもあります。
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAM31K
No.17:
(5pt)

本当にカーが書いたの?と疑問を持ってしまう(笑)

作者がわからないまま本書を読んだら間違いなく「ああ、これはクリスティの作品だな。さすがだな〜」と思ったことでしょう(笑)
カーの作品は一部の傑作を除いて、トリックもストーリーも大味なものが多いんです(良くも悪くも)その点、本作は心理描写の細やかさといい、微妙な盲点をついた心理トリックといい、とても「カーらしくない」作品だと思います。ミステリ的な部分から離れても、不遇な女性主人公と取り巻きの男たち、そして物語の幕の引き方もカーらしくなく、クリスティの初期作に類似している感があります。「クリスティが絶賛した」というのも頷けますね。
メイントリックはとても素晴らしい。ミステリやTVドラマ等で類似のトリックが幾度も使われているのがその証明と言えるでしょう。プロットはそれほど複雑では無いので気軽に読めますし、ミステリファンなら必読の一冊です。
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
4488118119
No.16:
(5pt)

本当にカーが書いたの?と疑問を持ってしまう(笑)

作者がわからないまま本書を読んだら間違いなく「ああ、これはクリスティの作品だな。さすがだな〜」と思ったことでしょう(笑)

カーの作品は一部の傑作を除いて、トリックもストーリーも大味なものが多いんです(良くも悪くも)その点、本作は心理描写の細やかさといい、微妙な盲点をついた心理トリックといい、とても「カーらしくない」作品だと思います。ミステリ的な部分から離れても、不遇な女性主人公と取り巻きの男たち、そして物語の幕の引き方もカーらしくなく、クリスティの初期作に類似している感があります。「クリスティが絶賛した」というのも頷けますね。

メイントリックはとても素晴らしい。ミステリやTVドラマ等で類似のトリックが幾度も使われているのがその証明と言えるでしょう。プロットはそれほど複雑では無いので気軽に読めますし、ミステリファンなら必読の一冊です。
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAM31K
No.15:
(4pt)

カーの中では一番

カーといえば怪奇趣味+実際には無理っぽい不可能犯罪というイメージがありますが、本書にはあまりその傾向はないと思います。
そのせいか、個人的にはカーの中で1番好きな作品です。
トリックはシンプルなものですが、周囲の人間の思惑や心理状態などが、読みやすいのに良く描いてあります。
これからカーの作品を読まれる方には、本書からがおすすめです。
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
4488118119
No.14:
(4pt)

カーの中では一番

カーといえば怪奇趣味+実際には無理っぽい不可能犯罪というイメージがありますが、本書にはあまりその傾向はないと思います。

そのせいか、個人的にはカーの中で1番好きな作品です。

トリックはシンプルなものですが、周囲の人間の思惑や心理状態などが、読みやすいのに良く描いてあります。

これからカーの作品を読まれる方には、本書からがおすすめです。
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAM31K
No.13:
(5pt)

カーの技巧の極致

カーの特徴は、(1)密室を中心とした不可能犯罪、(2)オカルティズム、(3)ファースの3つである。ところが本作を読んで行くとどれも見当たらない。お馴染みのH.M卿もF博士も出てこない。ストーリーも下手な昼メロのようだ。これがカーの代表作 ? と思いながら最後まで読んでいくと、そこには驚天動地の衝撃が待っているのだ。
こんな発想ができるのはカーしかいないだろう。何が驚きかを説明するとトリックをばらすことになるので避けるが、とにかく読んでみて下さいとしか言えない。あのクリスティをして「さすがの私もこのトリックには脱帽した」と言わしめた、カーが持てる技巧を最大限に発揮した超傑作。
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
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No.12:
(5pt)

ある種のミステリの形式を打ち破った、カーの最高傑作

カーの特徴は、(1)密室を中心とした不可能犯罪、(2)オカルティズム、(3)ファースの三つである。ところが本作を読んで行くとどれも見当たらない。お馴染みのH.M卿もフェル博士も出てこない。ストーリーも下手な昼メロのようだ。これがカーの代表作 ? と思いながら最後まで読んでいくと、そこには驚天動地の衝撃が待っているのだ。

こんな発想が出来るのはカーしかいないだろう。何が驚きかを説明するとトリックをばらすことになるので避けるが、とにかく読んでみて下さいとしか言えない。あのクリスティをして「さすがの私もこのトリックには脱帽した」と言わしめた、カーが持てる技巧を最大限に発揮した超傑作。

そして、真の驚きはトリックそのものでは無く、カーがある種のミステリの形式を打ち破った点にある。自身が得意とするミステリの形式を自ら打ち破ったのだから、「カーは凄い」としか言い様が無い。ミステリ・ファン必読の書。
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAM31K
No.11:
(4pt)

このトリックには私も脱帽する

と、カーと仲の悪かったクリスティも言ったとか・・・微妙な心理のあやをトリックにしてのけている佳作です
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
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No.10:
(4pt)

このトリックには私も脱帽する

と、カーと仲の悪かったクリスティも言ったとか・・・
微妙な心理のあやをトリックにしてのけている佳作です
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAM31K
No.9:
(5pt)

カーの代表作

大御所ジョン・ディクスン・カーの押しも押されぬ代表作。もし義務教育に「推理小説史」という科目があったら、その教科書にカーは間違いなく章一つ費やして語られ、この作品が漱石『こころ』同様教科書に載るだろう。そういう作者であり作品である。長いタイトルだが、ナポレオンが愛用したというこのかぎ煙草入れが最後の最後まで物語のカギで、タイトルを裏切らないスリリングさ。最後まで息もつかせずに読んだ。無実の人が有罪になってしまうかも!!というパターンで、感情移入してしまう。ヒロインは状況証拠から殺人容疑をかけられるが、元の夫といたところを知られたくないばかりに、自分のアリバイを申し立てることができない。彼女に恨みを抱き罪に陥れようとする女中、彼女を犯人と決めてかかる刑事、実は情けない男である婚約者も彼女には不利。しかも、彼女のアリバイを証明できる元夫は、彼女のもとを去る時に階段から落ちて脳震盪を起こし意識不明。それに対して、真実を明らかにしようとする心理学者が見事な推理を展開する・・・女王アガサ・クリスティーも、このトリックには私も脱帽した、と述べた。「同じ物を見ても、皆が同じ物だと思うとは限らない」。つまり、「それを何だと思うか」は実は人によって全く違うことがあるのである。類似の状況があったのが三谷幸喜の「古畑任三郎」第2シリーズ第1話で、これを利用して古畑が犯人(明石家さんま)を追い詰めた(ちなみに、このドラマは冒頭で犯人が犯罪を犯し、それを刑事が追い詰める「倒叙形式」なので、この文章はネタばれではない)。最後にはあまりにも盲点だった、何故それに気づかなかったのか!という犯人のトリックが明かされる。ドキドキできる推理小説で、とにかくビックリしたい方にお勧め。
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
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No.8:
(5pt)

カーの代表作

大御所ジョン・ディクスン・カーの押しも押されぬ代表作。もし義務教育に「推理小説史」という科目があったら、その教科書にカーは間違いなく章一つ費やして語られ、この作品が漱石『こころ』同様教科書に載るだろう。そういう作者であり作品である。
長いタイトルだが、ナポレオンが愛用したというこのかぎ煙草入れが最後の最後まで物語のカギで、タイトルを裏切らないスリリングさ。
最後まで息もつかせずに読んだ。無実の人が有罪になってしまうかも!!というパターンで、感情移入してしまう。ヒロインは状況証拠から殺人容疑をかけられるが、元の夫といたところを知られたくないばかりに、自分のアリバイを申し立てることができない。彼女に恨みを抱き罪に陥れようとする女中、彼女を犯人と決めてかかる刑事、実は情けない男である婚約者も彼女には不利。しかも、彼女のアリバイを証明できる元夫は、彼女のもとを去る時に階段から落ちて脳震盪を起こし意識不明。それに対して、真実を明らかにしようとする心理学者が見事な推理を展開する・・・
女王アガサ・クリスティーも、このトリックには私も脱帽した、と述べた。
「同じ物を見ても、皆が同じ物だと思うとは限らない」。つまり、「それを何だと思うか」は実は人によって全く違うことがあるのである。類似の状況があったのが三谷幸喜の「古畑任三郎」第2シリーズ第1話で、これを利用して古畑が犯人(明石家さんま)を追い詰めた(ちなみに、このドラマは冒頭で犯人が犯罪を犯し、それを刑事が追い詰める「倒叙形式」なので、この文章はネタばれではない)。
最後にはあまりにも盲点だった、何故それに気づかなかったのか!という犯人のトリックが明かされる。ドキドキできる推理小説で、とにかくビックリしたい方にお勧め。
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAM31K
No.7:
(4pt)

1冊で2度美味しい?

うむむ。ヘレン・マクロイ「ひとりで歩く女」はこの作品と似ている。。。いや別に犯人の使った手口が同じ、なんていう事はありません。読後の印象が似てるかな、という事で。でも、面白いですよ~。1度読んだ後に、そのトリックは本当にいけるのか?と、再読、確認したくなります。1冊で2度美味しいタイプと申せましょう。
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
B000JAM31K
No.6:
(4pt)

1冊で2度美味しい?

うむむ。ヘレン・マクロイ「ひとりで歩く女」はこの作品と似ている。。。いや別に犯人の使った手口が同じ、なんていう事はありません。読後の印象が似てるかな、という事で。でも、面白いですよ~。1度読んだ後に、そのトリックは本当にいけるのか?と、再読、確認したくなります。1冊で2度美味しいタイプと申せましょう。
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
4488118119
No.5:
(5pt)

怪奇趣味作家のスマートな作品

とにかく面白い!プロット、謎解きも絶妙だし、主人公の女性的な心理描写も実に巧み。他の作品で、カーの禍々しく複雑な文章を読んだ方は、カーを悪文家と思っているかもしれないが、とんでもない。スマートな文章を書こうと思えば、サラリとこれくらいの作品が描けてしまうことをこの作品はあらわしていると思う。第一級のエンターテイメント。
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
4488118119
No.4:
(4pt)

カー随一のプロット

カーの作品は怪奇趣味やドタバタ劇に彩られているものが多く,ややもすると肝心のプロットがわかりにくいきらいがありますが,本書のプロットはわかりやすく,読者の心理的盲点を突く見事なものと言えるでしょう.これからカーを読まれる方にまずはお薦めしたい作品です.
皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (創元推理文庫 118-11)より
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No.3:
(4pt)

カー随一のプロット

カーの作品は怪奇趣味やドタバタ劇に彩られているものが多く,ややもすると肝心のプロットがわかりにくいきらいがありますが,本書のプロットはわかりやすく,読者の心理的盲点を突く見事なものと言えるでしょう.これからカーを読まれる方にまずはお薦めしたい作品です.
皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:皇帝のかぎ煙草入れ (1961年) (創元推理文庫)より
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