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(短編集)

神津恭介、犯罪の蔭に女あり



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神津恭介、犯罪の蔭に女ありの評価: 3.83/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

神津を主人公にした通俗スリラーものセレクション

神津恭介ものセレクションの第二弾は女がからむもの、というテーマである。
しかし、女がからむということは、必然的に本格ものというよりは、通俗スリラー風の作品ばかり、というチョイスになってしまう。
このあたりが、高木本格好きにはちょっとなぁという感じである。

まあ、第一弾に収載の「白雪姫」なんて本格ではあってもトンデモ系トリックではあるが、それはそれでバカミスとしても楽しめた。
しかし、本書収載の作品では、時代を反映しているのか、妙に神津が行動的であるし、セリフまわしも高尚さがなくて下世話なかんじであるし。
ということで、神津ファンの女性にはあまりお勧めしたくないな。
「死美人劇場」の冒頭なんて、神津の顔に風でストリップ劇場のポスターが飛んでくるんだからね、

本書のなかでは、さすがに執筆が早かった「青髯」はトリッキーな展開でましだけども。
そしてまたもや、すべて既読の短編ではあるが、改めて再読、再々読してみた。
この手の通俗スリラーは、本当に再読には耐えないことが、改めて分かったというのがせめてもの収穫かな。
神津恭介、犯罪の蔭に女あり: 神津恭介傑作セレクション2 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:神津恭介、犯罪の蔭に女あり: 神津恭介傑作セレクション2 (光文社文庫)より
4334765688

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