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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年



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【この小説が収録されている参考書籍】
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年の評価: 3.41/5点 レビュー 1023件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.41pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1023件 41~60 3/52ページ
No.983:
(2pt)

村上春樹を読むという経験を得ました

ノーベル文学賞受賞候補とマスコミが騒ぎ立てているので、どのようなものかと思い、読んでみました。
他の方のレビューでもあるように確かに言い回しなどは、ウィットが効いてたり、洗練されているようで雰囲気はいいと思います。ただ、物語の中では謎が明かされることはなく、過去が解き明かされるなかでのカタルシスはなく、ただただ盛り上がりもなくどこにいくかも分からず進んでいき、気づいたら終わってました。
そしてポルノ小説を読んでいるかのように肉体的な描写が不必要にあるように感じました。物語のなかでは露骨なまでに描写されていますが、この表現を暗示させるような奥ゆかしさ、繊細さが必要ではないのはないでしょうか。
氏の作品はマスコミには喧伝され、称賛する方も国内外に多くいるようですので、ただ私には合わなかったのだと思います。
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年Amazon書評・レビュー:色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年より
4163821104
No.982:
(4pt)

ひきこまれた。

不思議ワールドが少なめで、青年達の人間関係や心象風景が描かれていて読みやすい。
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No.981:
(5pt)

ミステリー小説ではない。

小説の読み方は人それぞれだと思うが、ミステリー小説だと思ってこの作品を読むと満足は得られないと思う。村上春樹は純文学作家なのだから、そういう構えが必要だ。この作品のテーマは「人は過去のトラウマとどう立ち向かっていくか」であるから、つくると沙羅の関係がどうなっていくのかとか、なぜシロはあんなことをしたのかというのは枝葉の問題。
自分に非はないことで、自分の存在が傷つけられたりすることは人生にはたくさんある。そんな絶望の淵に立たされた時人はどうすればいいのか。その答えなら、この本には載っている。
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No.980:
(4pt)

Kindle村上春樹

村上春樹の本は好きで、本当は騎士団長殺しが読みたかったが、色彩を持たないを読むことに。
話の入り方がとても魅力的だった。過程と終わりも村上春樹らしい。形容詞化出来ない感情になります。
あまり小説本は読まないけどとても読みやすいです。
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No.979:
(3pt)

没有色彩的多崎作和他的巡礼之年

シロさんを襲ったのも殺したのも灰田かと思ったけれど、そういう推理が出ないのは、時系列的に無理があるから?

しかし毎度ながら、実際にどうでもいいこと、意味のないことを、「どうでもいい、意味はない」と繰り返し述べることだけでできてる作品に思えます。

貧困も格差もここにはない。膨大な数の人々が通勤に毎日数時間を費やす無駄と不幸を取り上げても、最後は「でもそれは僕には関係のないことだ」。人々の問題を我が事と考える意識の不在。多崎と同じく自らに閉じこもるようでいて、その生き方がすべての人にかかわる異邦人のムルソーとは、根本的に異なるものがあるようです。

人が人を呑み込んで肥え太るバブルの時代なら、「自分は他人を呑み込んだり肥え太ったりしない」と宣言するだけでよかったけれど、呑み込まれたほうが飢(かつ)える時代にもなおそこで止まるのでは、呑み込むほうに与するに等しいのでは。この本の出た2013年は、どちらの時代だったのか…。
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No.978:
(5pt)

村上春樹の作品の中では読みやすい部類

村上春樹の作品は総じて精神世界と現実世界を行き来する物が多いのだが、この作品も例に漏れずその要素はあるものの、他の作品に比べて現実世界側に地に足ついた作品なので読みやすい作品なのではないでしょうか。
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No.977:
(1pt)

タイトルはいい。

題名がいいので期待しましたが、内容は大したことではなかったというのは印象です。筋書きにしたら短い文章で終わりそうなことを、色々描写をつけて長くしているような、、好みでしょうけど、不幸に酔いしれてる感じも、登場人物の話し方も好きではありませんでした。
読みやすかったけど、個人的には残念でした。
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No.976:
(5pt)

初めての村上春樹作品、良かったです

初めての村上春樹作品でした。
現在の話から過去の話になって、また現在に戻ってって感じの、物語の移り変わりに慣れなかったけど、慣れてしまうと凄く読みいってしまい、気づいたら最後まで読み切ってた!
物語のシーンもイメージしやすくてとても良い小説でした!
1つ挙げるとしたら、最後の恋愛の結末を描かずに終わったのがえ、どうなったん?!ってムズムズしたとこかな(笑)
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No.975:
(4pt)

村上春樹らしい、余韻の残る作品

村上春樹の作品は、どれも完璧に解決せずに終わることが多い。「あとは、読者の想像にお任せします」と言わんとばかりに、読者を最後にポツンと置いてくる。

それがムズムズするところでもあるが、またそれが良い所でもある。

村上春樹の作品では、世間を斜め上、または斜め下から捉える人間が主人公になりやすい。物事の捉え方が綺麗だから憧れるけど、ある意味で根暗だから、そうなりたいとは実際には思わない。

人はシニカルになればなるほど、カッコいいと感じやすいけど、それは人生を駆け落ちていくようなものである。

文句や否定的な考え方をすればするほど、自分の人生なんて… とか思ってしまうし、そのことを他人に話せば運が良ければ勇気づけてくれる訳だが、ずっとそんな調子では人は寄って来なくなる。

人はどこかで、人生を投げ出したくなる瞬間を持ちつつも、我慢して持ち堪えているのだと思う。

それをずっと高く持ち続けられる人が、成功者として取り上げられるのだろう。

それは簡単なことじゃないんだってことを村上春樹の小説を読む度に思う。

村上春樹の小説はある面でから捉えると、ただの暗い小説なんだけれど、ある面から捉えると人間ってそういう暗い面があるけど前を向いて生きてる自分は頑張ってるなと前向きにしてくれる。

そんなところが、村上春樹の小説の好きな所なんだなと感じる。
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No.974:
(5pt)

喪失と再生

物語のテーマというか主軸は、喪失と再生だと思います。
主人公のつくるのように、他人と深く関わらないような生き方をするひとも、人生のどこかで特別な関係になりたい相手が出てきたとき、変わるチャンスなのかなと思いました。
過去を振り返り、事実を知ろうとし、心の壁を乗り越える/壊すような状況に直面する。
その物語に共感し、心の深いところに刺さる、、、カタルシスだなと思います。
物語の終わり方が中途半端という意見については、そうかもしれませんが、つくるが今後大切にしたい人と全身全霊向き合った、ということが起承転結の「結」にふさわしい様に思いました。
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No.973:
(3pt)

色彩をもたない多崎つくると彼の巡礼の年

登場人物全てに共感どころかイライラが募ってくるのは私が歳をとりすきだせいなのか…
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No.972:
(5pt)

呪いと解除

どうしてこの物語は恋愛の結末を描かずに終わるのか?
この物語は「呪いと解除」がテーマであり、その問題はクロから過去の事件の真相を聞き、和解した時点ですでに解決しているからだ。
主人公の目の前にある恋愛が成就するかしないかは、重要な問題ではない。
中途半端な終わり方だと言っている人たちは、それが読み取れていない。
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No.971:
(5pt)

寂しいなら寂しいって言えよ

村上春樹の長編の中では比較的存在感が薄いというか埋れてる感があるが、私はこの作品が一番好きだ。珍しく主人公が寂しがり屋なところがとても、いい。
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No.970:
(5pt)

不思議なようなそういうものであるような

本日読了。
個人的ながら強要でない省察を促されしみじみと染み入り、
よくぞ今この本と出会えたなと驚くような、そもそも彼の本はそういうもののような。
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No.969:
(5pt)

2020年4月12日読了

はっきりとしたエンディングでないところが、この物語の続きへの期待を。
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No.968:
(5pt)

いちばん好き

村上春樹さんの作品でいちばん好きかもしれません。なぜだろう。つくるの心情から、ストーリーのテンポから、でてくるアイテムまで、ぜんぶピタリと自分の好みに合っていたからかもしれない。ピア二ストの話とか意味深くて読んでいて入り込みました。 
結末が納得いかないという方がいるけれど、結末は良いと思う。交際相手とのその先をたとえ書いたところで、あまり本質的な意味はない気がする。そもそも村上春樹さんの小説を読むのに、ふつうのありきたりなハッピーエンドとかもしくはバッドエンドとか期待してないし。 
もちろん一つ一つのセリフで響いた箇所や好きなところもあるけど、読んでいくうちに、この小説を読まなければたどりつけなかったような人間の無意識の世界に触れているような感覚になっていきます。それが村上春樹さんの作品の醍醐味だと思います。
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No.967:
(5pt)

いちばん伝わってくること

やはり、ハルキ作品、賛否いろいろな評価がある。
たしかに、くどいくらいに重ねてくる比喩表現、性的描写、
いやっ!という向きは多いだろうと推察する。
私自身はそれでも、すっとその世界に入ってしまい、すばらしいと感嘆する。
読みながら、そして読み終えて感じ、考えたこと。
つくるの孤独に自分を投影し、共感する人は多いだろう。
つくるはシロのことが好きで、しばしば頭の中で妄想する。
そのような妄想がシロにしのびこみ、彼女は死んでいったのではないか。
しかしシロはつくるのことを異性として好きなわけではなかった。
意識下の一方的な強い感情が、相手に影響を及ぼす世界が現実に存在するのではないか。
世界中のそれぞれの人が、それぞれにベクトルの違う思いを持っている。
それはまるで網の目のようにつながり、別々の向きを向いている。
それでも、実際の世界では個人の意識は目に見えることはないけれど、人と人の意識は交差し合い、具体的な形で現れる。
そういうことがこの作品で言いたかったんじゃないか、と私には伝わってきます。
もし同じような感想を持つ人がいたら、私はたとえばうれしい、と思う。
それもまた、意識がこの世の中で影響しあった一例とも言えるだろう。
突拍子もないようなストーリーですが、こんなふうに感じさせられるこの作品、私は好きです。
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No.966:
(5pt)

村上春樹ワールド

ただただ面白いので読むべき
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No.965:
(5pt)

結論がいつも謎

最後につくるは彼女に会えて好ましい返事を貰えたのだろうか。
春樹さんの小説の終わり方はいつもしれきれトンボなので悩まされてします。
結論は読者に任せるということなんですね。
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No.964:
(1pt)

電子書籍の作成方法に「欠陥」あり

本の内容は問題ありませんが、文藝春秋に対するクレームです。
文藝春秋の電子書籍の作成方法に「欠陥」があります。
電子書籍における「目次」(リンク設定)が「奥付」しか存在しないため、Alexaに朗読をさせると、「奥付」しか読んでくれません。これでは「Text to Speech 有効」は、看板に偽りありです。
以前、購入した文春のKindle本「平成くんさようなら」も同じ症状でした。ひどいものです。サポートに返品をお願いしました
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