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甲賀忍法帖
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甲賀忍法帖の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全88件 81~88 5/5ページ
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まったく古臭さを感じさせない面白さ、想像を絶する忍びの術の数々、読み出したらやめられないストーリー展開・・・すでにたくさんの方が書き尽くされているとおりの大傑作です。20人の忍者の闘いぶりもさることながら、彼らを含めた登場人物たちの心の動きも見どころです。それぞれのキャラクターの描き分け、色づけが非常に秀逸で、善玉・悪玉問わず、誰もが生き生きとした魅力を放っています。 忍法帖シリーズは、アクション映画のような痛快さとともに、忍びの者の悲哀や虚無感もうまく織り込んでいますが、この作品もまぎれもなくその1つでしょう。コミック『バジリスク』を読む機会があり、こちらも再読してみました。むろんコミックにはコミックにしかない素晴らしさがあります。 が、この原作を読んでいて感じる迫力、スピード感は、コミックに優るとも劣らず--いや、ひょっとしたら優っていると言っても過言ではないかもしれません。読者のイマジネーションをとてつもなくふくらませる、作家の文章力の偉大さを、改めて感じました。余談になりますが、私が〃山風〃を読むきっかけになったのは、某社の文庫版のカバー絵(佐伯俊男さん画)でした。この講談社のシリーズには、最後に各社版のカバー絵が収録されており、そちらも楽しみの一つです。 | ||||
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運命にもてあそばれ 戦うはめに陥った2つの部族。 「すべての忍法をばね返す甲賀忍者、弦之助」を中心とした甲賀忍者10名 対するは、 「すべての忍法を打ち消す伊賀忍者、朧」を中心とした伊賀忍者10名 ・・・恋人同士の2人である。 次から次へと現れる奇想天外な忍法を体得した忍者達。 果たして最後に勝ち残るのは、どちらなのか どういう結末がまっているのか ひと昔前の小説だからという先入観は、もたないほうがいいです。 かなりおもしろい作品です。 | ||||
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あまりの面白さに絶句。どうすればこんなものが考えられるのか、圧倒的なストーリー構成に舌を巻く。一行どころか一文字も無駄が無く、怒涛の展開に身震いする、稀代の傑作。 | ||||
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ラジオでこの小説は面白いと聞きつけ興味を持ったんですが 徳川家とか、忍法とか古臭い気がして読む気がしませんでした。 しかし、読んでみると最初からその世界に引き込まれ、一気に最後まで読んでしまいました。 言葉使いは古いのですが、なぜか読みやすく読んでて映像が頭に浮かんでくるのです。 グロテスクな登場人物が多々出てくるのに嫌悪感はなく、その登場人物ひとりひとりに思いを馳せることが出来ました。 勝負も「真っ向力勝負」というより「頭脳戦」なので、 毎回「そう来たか!」と予想を裏切られる感が面白かったです。 | ||||
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漫画『バジリスク』を読んで、 キャラの立て方、ストーリー展開の巧みさに 原作本をどうしても読みたくなり、読んでしまいました。で、漫画と変わらず、 奇想天外、人間離れ(というかもはや人間ではない)した キャラクターたちが、好き放題に凄惨に戦うという ストーリーは抜群に面白いです。漫画はかなり忠実に原作に沿って話が進んでいますので、完全なネタバレですが、それでも読んでしまうことをお進めします。 | ||||
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マンガ「バジリスク」(せがわ まさき)の原作ということで読んでみました。ぶっ飛びました。本当に40年前以上に書かれた小説なのかと思うくらいの斬新さでした。吸血女忍者やナメクジ忍者という想像を絶するキャラ、息もつかないテンポで展開するストーリー、華麗にして悲しみに満ちた物語に私は魅了されました。中でも愛に生き、新しい世界を切り開こうとした主人公の甲賀玄之助と朧の恋が、涙なしでは見られません。これほど濃い内容を持つ小説はめったにあるものではありません。おすすめです。 | ||||
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赤影、サスケ、影丸・・・我々が普段親しんでいる忍者物は すべてこの小説から始まった。この本は昭和34年発行後40年以上 経ても未だに読者に支持され続けており、そのこと自体が評価と 言ってよいのではなかろうか。現在でも「バジリスク」や「甲賀 忍法帖・改」など次々リメイクがなされている。甲賀卍谷十人衆「甲賀弾正、甲賀弦之介、地虫十兵衛、風待将監、 霞刑部、鵜殿丈助、如月左衛門、室賀豹馬、陽炎、お胡夷」 伊賀鍔隠れ十人衆「お幻、朧、夜叉丸、小豆蝋斎、薬師寺天膳、 雨夜陣五郎、筑摩小四郎、蓑念鬼、蛍火、朱絹」彼らが己の忍術だけを頼みに闘い抜くのである。その技も 人間離れしたまさしく異形のものに相応しい技である。あの風待将監をして「ここに連れてきたのは敵に見せてもまずさしさわりのない、 いちばん手軽なやつですな。」と言い切った甲賀。 お幻の言う「四百年、血と血をまぜ合うて、闇の中にかもしあげた 魔性の術。」を誇る伊賀。その闘いの凄まじさよ。 この本はぜひ一度読んでみてほしい。そして文字通り 「惹きこまれる」感覚を楽しんでほしい。 | ||||
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これはおもしろいっ!文句なしに良いっ!難しいこと必要とせずにさっさとよんでしまうべし。 なんといってもぐいぐいと引き込まれる展開。異形の忍者同士の想像を超えた理不尽な殺し合い。そしてちょっとしたエロス。絶対アナタを楽しませます。 | ||||
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