柳生忍法帖



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初公開日(参考)1999年06月
分類

長編小説

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柳生忍法帖 上  山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)

2012年03月24日 柳生忍法帖 上 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)

会津大名、加藤明成は淫虐の魔王ともいうべき暗君だった。諌言の末、主家を見限った堀主水は妖異凄絶の武術を持つ会津七本槍を差し向けられ、一族郎党を惨殺されてしまう。唯一生き残ったのは、かよわき7人の女。父や夫の仇討ちを誓う女たちは、剣豪・柳生十兵衛の助けを借り、命懸けの特訓を始める。奔放無頼な十兵衛も陰ながら援護し、悪鬼のごとき敵を討ち果たすべく凄絶な闘いを挑む!十兵衛三部作の記念すべき第一作。 (「BOOK」データベースより)




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No.36:
(4pt)

作品はそもそも好き

山田風太郎さんの特に柳生十兵衛が主人公の作品は全て何回も読み返すほど好きです。ただ作者も時代小説も、この世界が好きな人向けです。
柳生忍法帖 下  山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)Amazon書評・レビュー:柳生忍法帖 下 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)より
4041002036
No.35:
(4pt)

爽やかなアクション、エロ、グロ

エンターテイメントとしてのアクション、エロとグロテスクが楽しめる。古風な言葉やら、マニアックに史実との照会も。山田風太郎の作り出した柳生十兵衛は読後に懐かしさを感じさせるヒーロー。
柳生忍法帖 下  山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)Amazon書評・レビュー:柳生忍法帖 下 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)より
4041002036
No.34:
(4pt)

柳生十兵衛ばかりではない

柳生十兵衛は敵討ちの助太刀。駆け込み寺から敵討ちのために出て来た尼僧ばかりでなく、沢庵和尚の弟子の雲水も活躍する。歴史の隙間を縫ったファンタジー。
柳生忍法帖 上  山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)Amazon書評・レビュー:柳生忍法帖 上 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)より
4041002044
No.33:
(4pt)

漆戸虹七郎への敬意

下巻は舞台を会津に移す。芦名銅伯やその娘ゆらも登場し、強烈な個性を放つ。下巻の最大の見どころは、柳生十兵衛と漆戸虹七郎の一騎討ちだろう。虹七郎が最推しの私は、やはり彼の最期に胸を打たれた。

初めて読んだ時は、虹七郎のあまりにもあっさりなラストに物足りなさを感じたが、作者的には十兵衛との一騎討ちをクライマックスとして据えたのだろう。
他の七本槍の死に際は詳しく(場合によっては少々情けなく)描写されているが、彼についてはたった1行あまりで、しかも遠くから眺めたような描写に留まる。誇り高き剣士の姿を傷つけたくないという、十兵衛に相対する者として物語を引っ張ってきた彼への敬意があると感じた。花吹雪に包まれて登場した彼は、花吹雪に包まれて退場する。はじまりから最期まで粋な人であった。
柳生忍法帖 下  山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)Amazon書評・レビュー:柳生忍法帖 下 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)より
4041002036
No.32:
(4pt)

悪役が魅力的な作品は面白い

宝塚歌劇団 星組公演を観て、原作が気になり読んでみた。エログロということで心配していたが、それ以上にキャラクターが魅力的だった。

本作を読む人はおそらく柳生十兵衛がカッコイイと思うだろうが、私の最推しは漆戸虹七郎である。七本槍のトリで登場するのだか、その場面のカッコ良さ。情景が鮮やかに浮かび上がり、その美しさにすっかり惹き込まれてしまった。物事を冷静に判断できる人でありながら、プライドが高く、熱くなりやすい一面もある。会津へ駆け走る場面の彼のお洒落への拘りは粋だ。悪逆非道と一言で片付けては勿体ない、魅力的な人物だ。

他の七本槍の描写も面白い。十兵衛や沢庵和尚に翻弄されて、あたふたする姿はどこか滑稽で人間くさい。七本槍の視点で描かれる場面も多く、いつの間にか応援したくなる。悪役が魅力的な作品は面白い、まさにその一言に尽きる。
柳生忍法帖 上  山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)Amazon書評・レビュー:柳生忍法帖 上 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)より
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