柳生忍法帖
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
柳生忍法帖の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
山田風太郎さんの特に柳生十兵衛が主人公の作品は全て何回も読み返すほど好きです。ただ作者も時代小説も、この世界が好きな人向けです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
エンターテイメントとしてのアクション、エロとグロテスクが楽しめる。古風な言葉やら、マニアックに史実との照会も。山田風太郎の作り出した柳生十兵衛は読後に懐かしさを感じさせるヒーロー。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
柳生十兵衛は敵討ちの助太刀。駆け込み寺から敵討ちのために出て来た尼僧ばかりでなく、沢庵和尚の弟子の雲水も活躍する。歴史の隙間を縫ったファンタジー。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
下巻は舞台を会津に移す。芦名銅伯やその娘ゆらも登場し、強烈な個性を放つ。下巻の最大の見どころは、柳生十兵衛と漆戸虹七郎の一騎討ちだろう。虹七郎が最推しの私は、やはり彼の最期に胸を打たれた。 初めて読んだ時は、虹七郎のあまりにもあっさりなラストに物足りなさを感じたが、作者的には十兵衛との一騎討ちをクライマックスとして据えたのだろう。 他の七本槍の死に際は詳しく(場合によっては少々情けなく)描写されているが、彼についてはたった1行あまりで、しかも遠くから眺めたような描写に留まる。誇り高き剣士の姿を傷つけたくないという、十兵衛に相対する者として物語を引っ張ってきた彼への敬意があると感じた。花吹雪に包まれて登場した彼は、花吹雪に包まれて退場する。はじまりから最期まで粋な人であった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
宝塚歌劇団 星組公演を観て、原作が気になり読んでみた。エログロということで心配していたが、それ以上にキャラクターが魅力的だった。 本作を読む人はおそらく柳生十兵衛がカッコイイと思うだろうが、私の最推しは漆戸虹七郎である。七本槍のトリで登場するのだか、その場面のカッコ良さ。情景が鮮やかに浮かび上がり、その美しさにすっかり惹き込まれてしまった。物事を冷静に判断できる人でありながら、プライドが高く、熱くなりやすい一面もある。会津へ駆け走る場面の彼のお洒落への拘りは粋だ。悪逆非道と一言で片付けては勿体ない、魅力的な人物だ。 他の七本槍の描写も面白い。十兵衛や沢庵和尚に翻弄されて、あたふたする姿はどこか滑稽で人間くさい。七本槍の視点で描かれる場面も多く、いつの間にか応援したくなる。悪役が魅力的な作品は面白い、まさにその一言に尽きる。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 36件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|