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夢幻花
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夢幻花の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全255件 121~140 7/13ページ
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帯に「こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない」とありますが、確かにそのとおりで、様々な伏線があって、これがどこにつながるのかな、と思わせながら話が多方向に展開して行き、最後に収束する、と言う構成力には素晴らしいものがある、と思いました。 | ||||
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確かにグイグイ読み進めてしまう魔力はある。 おじいさんが殺された原因がそういうことなのか・・・ と残念な気持ちが強く面白かった!と素直に言えない。 そして音楽関係ってやっぱりそういう感じ?っていう モヤモヤ感ですかね。音楽が好きなので色々 考えちゃいました。 | ||||
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東野圭吾作品だけあってハズレではないし、確かに面白い。また、著者曰く「こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない」という言葉通り、よく練られている構成・展開だとは思った。ただ、なんだろう? ちょっと凝りすぎているのかな? 個人的には他の東野作品ほど、一気に読み進めたくなる衝動は感じられなかった。 | ||||
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最後に繋がるとは思えない事柄が、すべて繋がります。スッキリしました。「一路」以来です。 登場人物では早瀬さんに興味を持ちました。泥臭いけど信念を持った行動はステキと感じました。 読み終えて以下の気になる点が残りました。 ①恋の行方は? ②元の鞘にもどれるの? ③30半ばで、何故独身?負の遺産を誰が引き受ける? 短編でいいので、続きを書いて欲しいです。気になってしかたありません。 | ||||
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伏線の張り方の見事さに、ただただ感服!全てが繋がっていく過程が見事です! | ||||
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恋、家族、謎の花、殺人事件などが奇妙に絡んだミステリー、読みごたえは十分である。主要な登場人物は2人だが、その他の登場人物が多いため整理して読み進めなければならない。本のタイトルどうりキーワドは花。物語が進むにつれ花の謎が明かされていき、こちらも物語に引き込まれていった。読みやすさ、話の流れは、さすが東野圭吾である。序盤、中盤と盛り上がりを見せたが、最後はもっと驚く展開を期待してたので残念であった。それでも十分満足できる一冊である。 | ||||
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プロローグ1 プロローグ2 1 - 39 エピローグ 中学2年の夏。朝顔市で知り合った伊庭孝美と交際するようになった2人の主人公の1人、蒲生蒼太。しかし、警察官一家とは思えぬ傲慢な父・真嗣、輪をかけて傲慢で陰湿な異母兄・要介、後妻で夫と義理の息子である要介の言いなりでMM事件の被害者という過去を隠蔽して蒼太の自由を奪う蒲生家の鎖の1つとして罪悪感も無く息子を間接的に虐待する母・志摩子。父・真嗣はあろうことか、幾らPCを買う時の約束だからとはいえ息子のプライバシーを侵害して盗み見、メールを勝手に見て伊庭孝美に手を回して蒼太を口汚く罵る。更には、孝美も縁を切るように命じる両親の下僕と化して欠片も蒼太を思いやることなく裏切るのだった。ところが、10年後に思いがけない再会を果たすことになる。 もう1人の主人公・秋山梨乃は父方の従兄・鳥井尚人の突然の自殺に動揺する尚人の弟・知基とその母親の叔母・佳枝をどう慰めたものかと途方に暮れるが、2ヶ月後、父・正隆と叔母の父親であり花を愛でて余生を送っていた祖父・周治が突如殺害されてしまう。殴り倒された挙げ句、絞殺されたのだ。事件の鍵と思われる花も葉も細い「黄色い花」の情報を求めた梨乃に身分詐称で近づいた男性はなんと蒼太の兄・要介だった。情報を提供すると偽って根掘り葉掘り聞き出して脅迫したことを知り、要介を電話で詰る蒼太は梨乃と団結して事件の真相を追った。自分達で突き止めたいため、あまり詳しくは話さないものの要介とは違って誠実な人間と言えば、西荻窪署の巡査部長・早瀬亮介だけだった。但し、妻に対しては不実である。 問題の花「黄色いアサガオ」には強力な幻覚作用があり「黄色いアサガオは禁断の花。追い求めれば身を滅ぼす夢幻の花だ、黄色い花だけは咲かせてはいけない。」と家業の歯科医を継ぐも本職はアサガオの育種家だと自負する田原昌邦は自身がアサガオに興味を持つ切っ掛けになった父方の叔父の言葉を、つてを頼って訪ねた蒼太と梨乃に語る。 禁断の花とされる「黄色いアサガオ」の危険性を知る人々は表沙汰になるのを回避しようと極秘に調査・処分するのに奔走するが、その1人である蒼太の父・真嗣は事情を知らぬ次男のPCやメールを勝手に見、蚊帳の外に追い遣り事実を隠蔽するという呆れた所業を恥じることが皆無だ。昔、警察が愚かにも「黄色いアサガオ」を自白剤として使おうとしたことがややこしくしてしまい、そのための研究をして自白剤に活用することは危険すぎると気づいて「黄色いアサガオ」を追っていた医学者の一族こそ伊庭家だった。蒲生家と伊庭家、こいつらは徹底的に不実で身勝手で自分達こそ世のために役に立っていると自惚れており、肉親でも踏みつけることを何とも思わない。蒼太は立派な人間だと誤った認識を持ってしまったが、こいつらは最低最悪だと私は思う。 自殺した尚人と殺人を犯してしまった大杉雅哉は「黄色いアサガオ」の幻覚作用で身を滅ぼしてしまったが、2人にその麻薬を渡して道を誤らせた元凶の工藤アキラが何の刑罰にも処されないのはおかしいと思う。こいつがいなければ、2人はマトモな人生を歩んでいたのに。 | ||||
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気負わず、2時間ドラマのようにとらえればグイグイ引き込まれる。 メインのテーマは謎解きではなく、「負の遺産」についてのメッセージのようなので トリックや、騙し的な衝撃は期待しないほうがいいかも。 相変わらず構成や言い回しはよくできてるなぁと、敬服します。 後で二度読みして、主人公以外の視点で追いたくなる作品です。 ただ、早瀬の後日談がないのは個人的に不満ですw | ||||
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"本当にすごい本です。 読んで欲しい。 警察と検察の恐ろしいほどの自己保身。 遺族のために、どんなことがあっても真犯人を逮捕して欲しい。 | ||||
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東野作品、序章から後半ちょっと前くらいまではホント引き込まれる…毎回なんだけどラストがなぁ〜… | ||||
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東野さんの作品は、「ガリレオ」「加賀恭一郎」は全部読み、「さまよう刃」は本読んで映画行くほど好きです。 他にも沢山名作が有りましたので、非常に不満です。 今回は始めにいろいろなエピソードが有り、本編に入ってからは関係無いままなので、非常にリズムが悪く読みにくくて、普段なら一気に4時間くらい掛けて読み切るのに、1時間で止めてしまいました。 最初の話は後半出てくるのですが、そのエピソードは人のつながりには必要でも、事件とは全く関係無いのです。 高評価の方は「練られたプロットがつながった」と仰いますが、この話に原子力ちょっとしか出てこない。 子供の頃の朝顔市の家族・腹違いの蒲生兄弟、出会った女の子孝美、この人達要らないのではないでしょうか? 大人になって出てきてた要介は意味深だけど「黄色い朝顔を代々警察関係の仕事している家族が見張っていた」それ必要ですか?決定的な力は無いし、蒼太は原子力が必要か、決心する所だけは意義深い発言ですが、探偵役として必要か? 事件解決なら、被害者の孫娘梨乃と、早瀬刑事だけで良いと思う。 動機と犯人は平凡、本筋だけなら半分のページですみます。 何故、花の絶滅種復活に、原子力必要云々を付け加えるのか、時期だからですか? それが作家の言いたい事なら、別の作品でがっつり向き合って欲しい。 今回のストーリーには合わないと思う。 | ||||
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さぞ面白いだろうと期待しましたが、結果は残念でした。 東野圭吾の作品はほとんど読んでいますが、素晴らしい構成力と 奇抜なアイデアに舌を巻きます。またそれだけだと単なるミステリー 作家で終わってしまいますが、そこに人としての悲しさ、寂しさな どの感情がふんだんに織り込まれていてそこが一味違う魅力になって いると思っています。 この作品の構成は複雑ではありますが、あまり納得感がありません。 むしろとってつけたような展開だなと感じてしまいました。 アイデアもどこかの推理小説で読んだことのあるようなもので驚きや 想像を超えたものではありませんでした。 もちろん東野圭吾の力量ですから一流のミステリーにはなっています。 しかしなにより身内を殺された人が平然と冷静にミステリーを追いか けていく感じに違和感を覚えました。 そう、人としての悲しみや悔しさといった東野圭吾ならではの魅力が あまり感じられなかったのです。 面白いかもしれないけれど感動はしない、そんな作品だと感じました。 | ||||
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主体となる事件自体は小さく登場人物どうしのつながりも点々として見えづらいですが、読み進めていくうちにバシバシと線が引かれていきます。 単なる事件解決のミステリーの次元じゃありません。時代を跨いだ事件の関連、親子の関係、個々の人物の思い悩み、などなどふんだんに盛り込まれていますが、これ以上なくキレイに繋がっています。 途中単なる原発やめよう的内容かと心配しましたが、過去の負債との向き合いをミステリーと綿密に絡めていて凄みを感じた。 読み終えた時の感嘆はは書き足りないほど。 『ミステリーの書き方』等で「苦労して書いてます。」と東野さんのコメントをみるんですが、この練り具合は苦労どころじゃないですね。 | ||||
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黄色いアサガオを題材に、様々な「謎」が駆け巡ります。 三通りのルートで「推理」が進みます。 そして、それが一つになるとき、「謎」はその姿を現します。 この断片的な情報の積み重ねが、物語を読ませます。 おかげで、一気に読むことが出来ました。 それにしても、作者の構成の上手さには驚愕します。 実に考え抜かれた作品だと思います。 | ||||
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本作の帯に「こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない」とあったので期待して読んだ。 しかし、面白いけれどもあまり感動はなかったように思う。 自分の中の問題か? | ||||
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ベストセラーに惹かれて購入。とっても面白いミステリーでした。最初はいまいちピンとこなかったのですが、過去の事件、現代の事件とだんだん繋がって登場人物にも徐々につながりが見えてくるのが面白く、あっという間に読み終えてしまいました。ラストが少し簡単すぎかな?みたいな感じはあるけれど、久しぶりに読んだミステリーとしては大満足!な一冊でした。 | ||||
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スピード感なし。キャラ設定単純で曖昧。「バイオテクノロジー」なる言葉を使えばその技術の最新さと難しさに小説が比例すると思っているかのような連発ぶり。感情移入なし。驚きなし。 完全に帯に騙されました。つまらなかったです。 | ||||
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東野圭吾さんの作品は、どれも当たり外れがなく、すべて傑作だと思います。「夢幻花」、夢中で読んでしまいました。 「 負の遺産についての覚悟」、東野さんは、これを訴えたかったのですね。原発はこの物語とは関係がありませんが、最後にエピローグで語られる、原子力工学を専攻する主人公の言葉です。「だけど、原発は違う。放置しておけば勝手に廃炉になるというわけじゃない。・・・廃炉の際には、膨大な量の放射性廃棄物が発生する。・・・放射能のレベルが安全な値に下がるまでには何万年もかかる。実質的にこの国は、もう原発から逃れられないんだ。そういう選択を、何十年も前に済ませてしまっているんだ。」「世の中には負の遺産というものがある。それが放っておけば消えてなくなるものなら、そのままにしておけばいい。でも、そうならないのなら、誰かが引き受けるしかない。」「これまで、世界の誰も経験しなかった問題に立ち向かっていかなきゃならない。」今、私たちが抱えている、逃げられない問題です。 | ||||
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久しぶりにガツンとくるミステリーを読んだ。若者の自殺と老人の殺人事件がどうつながるのか、「夢幻花」はそれらにどうかかわってくるのか、気になって一気に読んでしまった。 物語は若者の自殺と老人の殺人事件、そして過去に起きた惨殺事件にかすかなつながりを嗅ぎ分け、追いかけるうちに一つの結論に向かって収束してゆく。物語が収束に向かうにしたがって明らかになるのは2つの家族の宿命。この謎解きに並行して語られる若者たちの苦悩がストーリーに厚みを与えている。 後半、伏線が回収され始めると物語はテンポアップして一気に終盤になだれこむ。一見、まったく関連性の見えない事件の関係者が最終的に過去の事件でつながるまでの展開は見事でした。 間違いなく今年度お勧めしたい作品の一つです。 | ||||
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黄色いあさがおの種が媚薬となりうるのか詳しくさぐるなと9999999999999999 | ||||
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