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夢幻花
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夢幻花の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全262件 21~40 2/14ページ
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| 読み進めば進むほど、人間関係の点と点が繋がり…作者の頭の中はどうなっているのか?先が読めません。ぐんぐん読み進んでいます。 | ||||
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| 少しでもお安く入手するために、中古の中より選択させていただいております。 ただみたいにお安くしかもとても綺麗な状態で届き感激です。送料代のみの支払いのようでした。 ありがとうございました | ||||
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| プロローグ1と2。このプロローグと本篇とがどうつながっていくのかも楽しみだった。 謎の黄色い花から、殺人事件が起きる。被害者となった人を取り巻く人たちが、絶妙に絡み合って、どう物語が進んでいくのかわからない。最後に、プロローグ1・2が結びついていく。 | ||||
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| 一般常識レベルの知識があれば、作品中で「黄色いアサガオ」がなぜ危険視されているか、簡単に見当がついてしまう。 まさかそんな単純な話ではあるまい、ミステリ的なヒネりがあるのでは・・・と思いながら読み進め、まさに想像したとおりの単純な話でしかなかったことに呆れた。 その知識のない人には、面白い小説なのだろうか。 なお、すでに2014年に、遺伝子操作によって「黄色いアサガオ」が作られている。 サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社、基礎生物学研究所、鹿児島大学の共同研究によって、クリーム色のアサガオに、黄色い花を咲かせるキンギョソウ由来の遺伝子を導入し、一般的なアサガオと同じ形状の花弁で、かつ黄色の色素を含んだ、淡黄色のアサガオを作り出すことに成功しているのだ。 今や科学的に時代遅れで、ストーリーには何のひねりもない。 読むだけ損する駄作としか言いようがない。 | ||||
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| 最後までぐいぐい引き付けられページを繰る手が止まりませんでした。かなりのボリュームの作品ですが就寝前の読書三日足らずで読了しました。随所に張られた伏線が巧妙複雑すぎて、呆けの始まった私の頭では途中ついていけなくなりそうなときも何度かありましたが、最後にすべての謎が解き明かされたさいには、いいようのない達成感?のようなものに包まれました。氏の作品では『容疑者Xの献身』『さまよう刃』などが大きな賞を獲っていたり映像化されたり、またもろ手をあげて絶賛するファンが多いようですが、私はそれらが名作とはとても思えません。プロットの単調さ、緊迫感の希薄さ、キャラクター造形の凡庸さなどどれをとっても、はっきり言って駄作にしか感じられません。この「無限花」とは比較にならない低次元の作品だと思います。なぜこの作品がもっと高評価されないのか不思議でなりません。 | ||||
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| 本自体は問題ないレベルでした ただ、配送が遅れてきました また、配送完了しても状況表示が、配送中になっていました 配送に問題があるかもしれません | ||||
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| 黄色い花。夢幻花と言われる「黄色い花のアサガオ」をめぐってのミステリー。 江戸時代 1817年の「あさかほ叢」には、黄色いアサガオが記載されている。しかし、明治時代になって、黄色いアサガオは忽然と消えた。明治以降のアサガオはクリーム色しかなかった。アサガオが黄色くなるには、カロチノイド系の色素がいるのだが、アサガオはそれを本来持っていないので、黄色くなれない。アサガオの持っている色素のフラボノイド系では、クリーム色にしかならないのだ。 今は閉鎖された植物開発研究所にいた老人・秋山周治が殺された。その研究所は青いバラを遺伝子組換えで作っていた研究所だった。そして、死の直前に黄色い花がさいた鉢が盗まれていた。強盗殺人事件として、捜査されたが、その黄色い花には捜査陣は、気にも書けていなかった。 秋山周治の死体を発見したのは、孫娘秋山梨乃だった。彼女は、おじいさんの咲かせた花をブログにアップしてたた。黄色い花の写真もあったが、おじいさんからは絶対あげるなと言われていたのだが、気になって死んだ後に黄色い花の画像をブログにあげた。 するとボタニカルエンタープライズという会社の蒲生要介が、連絡をとってきた。秋山梨乃は、その黄色い花について、危険だからそのブログを閉鎖したほうがいいと言われる。梨乃はブログを閉鎖した。そして、秋山梨乃は蒲生要介の会社の住所に行くのだが、要介の弟、蒼太にあうのだった。そして、蒼太から、異母兄弟の兄、蒲生要介は警察庁に勤めている人間だと知る。なぜ兄は会社名を偽って接近してきたのか。弟は兄とは交流ができていない、兄の謎を究明すべく、秋山梨乃と一緒になって黄色い花について、調べるのだった。そして、蒼太には中学の頃にあった初恋で突然姿を消した伊庭孝美を偶然にも見つけるのだった。孝美は、白石景子と名乗っていた。 その黄色い花には、リゼルグ酸アミドという幻覚作用がある物質が含まれていた。(ヒルガオ科のリベア・コリボサ、ギンヨウアサガオ、ソライロアサガオの種子に含まれる) そのことで、悲劇が起きていたのだ。黄色い花を盗んだのはだれか?秋山周治を殺したのはだれか? というのが、蒼太と梨乃によって、明らかにされていく。ふーむ。幻覚作用のある物質がある黄色い花というところに、物語が進展するのだ。なるほど。かなり整合性のある物語になっている。 黄色いアサガオは、サントリーグローバルイノベーションセンターと基礎生物学研究所が遺伝子組換えで2014年に開発している。サントリーの黄色いアサガオには、リゼルグ酸アミドがあるかどうかは、知らない。 | ||||
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| 相変わらず読みやすいけど、白夜行とか手紙とか、あの辺が最高峰だとして、どう考えても構成とかリサーチ量も足りんから話もうっすいし、仕掛けも雑。同じ人が書いたとは思えんぐらい差があるな。最近は昔の良い作品がドラマ化、映画化されるだけの作家になってる。でも、読みやすいから一気に読んじゃうから、好きな作家なんですが。。。 | ||||
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| 最初数ページでしかMM事件が書かれていなかったため存在を忘れていた。後になって「あぁ、これがMM事件だったのか」と全部読み終わってから気付いてすっきりした。 早瀬は家族を守る義務を放棄したも当然。今は仕事という居場所があるが、定年したらこのワンルームで何をすればいいのだろう、と思いにふける早瀬は自業自得だが寂し過ぎで可愛そうだ。 麻薬は使ったら最後なんだな。麻薬を使えば気持ち良くなれて、良い制作活動ができると思う。でも、また気持ち良くなりたい、また良い作品を作りたいと思い使い続けなければならない。使い続ける様はもはや人ではなくなる。 最後犯人が、何にも義務がないことがどれほど虚しいかと言っていたが、確かにそうなんだろうな。仕事や子育てが大変と感じ、何の義務もなく自由に過ごす生き方に憧れるときがある。そんな自由な暮らしは最初のうちは最高!って思うかもしれないけど、人から必要とされていないと感じたらいたたまれなくなるのだろうな。 仕事の義務、夫としての義務、父としての義務、子供の義務、その他人間関係の義務、大変だと思うときがあるけど、その義務があるうちがきっと幸せだと思う。義務を果たした後の達成感は格別だしひと回り大きくなれると思う。 | ||||
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| 「秘密」とか「白夜行」の様な大傑作があると思えば、時として、「はい、一丁あがり。」という雰囲気の作品が多いのが、この作家の傾向です。前半はかなり凝っており、読ませるのですが、後半から最後は、余りに安易に落としてしまう。最近はそれで少々裏切られた感があるのは、自分だけでしょうか? | ||||
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| この小説の主要な登場人物の一人である秋山梨乃の祖父周治が殺されました。ほぼ日時を同じくして、植物の研究に携わっていたことのある周治が特別に価値あるものと考えていた黄色い謎の花(のちに朝顔の一種と判明)の鉢植えが盗まれます。黄色い朝顔は非常に珍しいことで、事件と盗まれた朝顔との関係が疑われることとなります。 他方さかのぼること約10年前、プロローグ2で語られるように、もう一人の主要な登場人物である蒲生(がもう)蒼太は中学時代のごく短期間、伊庭(いば)孝美という少女と付き合っていますが、この蒲生家・伊庭家とも台東区入谷で毎年行われる朝顔市を見に行くのが恒例行事になっています。そんなある日突然蒼太は孝美との交際をはっきりした理由もわからぬまま突然父親に禁止され、しかも孝美の方でも同時期に親に注意か何かされたように、蒼太との連絡を絶ちます。おそらく両家になにがしかの因縁があって交際することに不都合があるような感じです。 黄色い朝顔の件で梨乃に近づいた蒼太の兄洋介にもう一度会うために、梨乃が蒼太の実家を訪ねたことで、梨乃と蒼太は知り合い、梨乃は祖父の殺人事件の真相を探るため、蒼太は蒲生家の秘められた事実を探るために助け合って調査をすることになります。 さらにプロローグ1で現代から50年以上前の1962年に目黒区内で起きた日本刀による無差別傷害・殺人事件が語られたり、蒼太が偶然ライブ会場で見かけた伊庭孝美とそっくりなキーボード奏者の女性白石景子が、蒼太と再会した直後に失踪してしまうということも起きます。 2件の殺人事件やそれ以外に起きた事件を含めて、どうつながってどう関係があるのか、非常に謎が多くて、読んでいて推理する楽しみも東野圭吾作品の中でもトップクラスに高くて、先を読むのがとても楽しみな面白い作品でした。 それでも☆5にしなかったのは、最後の謎解きで明かされる事実(特に蒲生家の秘密と孝美の態度の訳)が、現実にそういうことがあるのかはわかりませんが、私にはちょっと現実離れしているように感じたし、秋山周治殺しの犯人およびその殺害動機もいささか俗な印象で拍子抜けした点がマイナスになりました。 | ||||
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| 放課後からずっと大好きでマスカレードシリーズまで読んでから、しばらく別の方の作品を読んでいて、また読み始めようと東野圭吾さん作品を読みたく始めに夢幻花を選びました!いきなり展開が変わり、これが東野圭吾だと思いました!これから続きを読むのが楽しみです^_^ | ||||
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| 最初に謎がいくつもいくつも提示される。 ちょっと多すぎるくらいだ。 それが後半になるくらいまでちっとも結びつかないので心配になるが、一気に謎が解明されていく。 ある意味ではお見事なのだけれど、「説明」ではなくてストーリーでなぞ解きをしてほしかったという不満が残る。 不満と言えば、場面転換の多さ。 テレビドラマ的なのかもしれない。 著者の『白夜行』や『殺人者の門』などの、一つの場面をじっくり描く作品が好きだったせいもあり、随分軽く感じてしまう。 売れっ子になって多作になったせいかもしれない。 昔の赤川次郎的といったら(1冊しか読んでいないがw)的外れだろうか? もう一つ、ディテールが荒い感じも気になった。 例えば、主人公同士の会話で、絶対に真っ先に触れていなければおかしいような話題がスル―されてしまっている。 これは謎解きに関わる重要部分だから、スル―するのは不自然過ぎる。 あるいは、ある登場人物が人目を避けるためにホテルのロビーでの面会を自分で指定したと書いてある部分の次のページには、その面会する相手が場所を指定してきた、とある。 こういうのは、読んでいてかなり気になる。 東野圭吾については赤川次郎化して軽くなってきていると感じたから、この何年かは遠ざかっていたのだけれど、この作品を久しぶりに読んで、やはりその傾向は間違いなくあるのだと再確認した。 ただ、東野ファンにはたまらない作品であることは間違いないだろうと思う。 | ||||
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| 冒頭の2つのプロローグから本作品は始まる。これらのプロローグが、のちにどのようにつながってくるのか、推理しながら読者は作品に引き込まれていく。作品の登場人物は自らの将来について悩む若者たちである。オリンピックを目指していたスイマーである梨乃と、原理力工学の大学院生の蒼太は、梨乃の祖父である年金生活者の殺人事件をきっかけに出会う。そして、その祖父の庭にあった黄色い朝顔を咲かせた鉢植えがなくなっていた。この鉢植えが殺人事件と関りがあるのか。2名は消えた黄色い朝顔の謎を追ううちに、蒼太が10前に突如として連絡を絶った初恋の相手と思われる人物に遭遇する。本作品の著者の代表作品「容疑者Xの献身」を遥かに凌ぐスケールの物語が、非常に繊細に様々な事象を絡み合わせて展開していく。歴史スケールの深みもすごいが、幾重にも絡んだエピソードと、人と人、家と家との繋がりが、丁寧にかつ繊細に描写されている。最高のミステリー小説である。柴田錬三郎賞受賞作受賞作品。(2018/3/4) | ||||
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| 読んだ時間を返してほしい、というレベルでした。 この作家は名作も数多くあるので期待したのですが、残念な結果でした。 はぁ? というのが、ラストを読んだ正直な感想です。 | ||||
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| この作品は東野先生が長年かかって書かれただけあり、上位作品と思いました 原発の問題も絡めていますが、若者達の「負の遺産」を受け入れて行く姿勢に感動しました | ||||
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| 受賞作品とあったので気になって買いました。読み始めたら面白くて一気に読み切ってしまいました。東野先生のサスペンスは最後まで犯人がわからないのがすごいところだなと思います。 | ||||
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| つまらない | ||||
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| 展開が読めない面白さ。続けて3回読んで楽しみました。最後の方がちょっと薄味に感じられたのが残念です。 | ||||
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| 皆さん、花に興味ってありますか。 私はさっぱりです。おっさん、まあまあ都会育ち、便利な生活大好き。そんな輩には、日常で花がその位置を占めることなぞ、これまでの人生では皆無でした。花といって思い出すのは、嫁さんにプロポーズした時に一万円くらいの花束を買ったのと、(なぜか)以前名古屋の鶴舞公園で花見をしたことくらいです。 そんな花が、本作のモチーフとなります。 花を愛でる老人が殺害されますが、その真相がまた東野氏らしくよくもまあ考えたなという展開をします。全く花に興味がない私でしたが、一日で読了しました。 一風変わった家に生まれた中学生。その子が、大学院も博士課程までいって悶悶としている時に出会う事件と、その事件解決を通じての自己陶冶、そして明かされる家族の秘密。 中学生の淡い恋愛や、大学院生の行き詰まり感など、私は個人的には非常に共感いたしました笑 さて、ひとつネタバレになりますが、タイトルにも書きました人の才能については非常に考えさせられました。 登場人物の一人は、ユニークな存在になりたい、インスピレーションが欲しい、という欲求から幻覚剤に手を出し、身を滅ぼします。自分も相応の能力(通常であれば人から羨ましがられるほどの)があるのに、それでもなお上を行く者を羨ましがる。 その気持ち、わかります(まあ頭の切れや運動の才能も鼻くそ程度しかありませんが)。でも、その考えは若い、若すぎる! 読んでいて、周りがちゃんと教えてやれよー、とか思っちゃいました。 人は誰しも、自分はひとかどの人間になれると夢想するものです。が、その多くは人生のどこかで自分を知り、挫折し、自分と折り合いをつけるものです(夢を否定するわけではありませんが)。 ただ、若いうちはなかなか自己認知できないので、親や周囲の支えあるいは発想の転換を促す言葉が俟たれます。というのも、才能が有ってもその対象が好きでないとかで別の道を選ぶ人、あるいは、飽きっぽかったり集中力がなく才能を持続的に発揮できない人、沢山いるのです。一方「好き」であれば、その対象に持続的に鍛錬が続けられ、いわゆる才能のある人にも勝てる(チャンスがたまにはある)。私はそう信じています。ま『究極の鍛錬』という本の受け売りですが。 だから、自分の「好き」を把握し、世間に多数いる才能あふれる人々との闘いには、自分の「好き」をレバレッジにして闘いに挑む。これが平凡なおじさんの基本戦略です。アラフィフの今、まあ大勝ちは出来なかったけど大負けもしてない程度の結果は残せました。 まあでも、そんな堅苦しいこと考えなくても、充分面白い東野圭吾氏の作品です。普通に楽しく読めます!ガリレオシリーズをはじめて読んだときほどの驚きはありませんでしたが、安心して楽しめる完成度の高いエンターテイメント小説だと思います。 | ||||
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