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夢幻花
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夢幻花の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全255件 61~80 4/13ページ
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よく書かれたミステリで、大作を一気に読ませるストーリーテリングの巧みさはさすが。このエンタメ性の高さはベストセラー作家らしく評価に値する。 が気になる点も散見され、満点評価とするにはためらいを覚えた。一つには違法薬物を扱った事で、音楽業界との絡みなどリアルには違いないが、殺人まで発展する書き方をしていいのか、疑問を覚えた。そして違法薬物を根絶する事を世代を超えてライフワークとする家、と言う伝奇ミステリ的アイディアは作者が時間を掛けて考えた部分かも知れないが、強引で無理があると思う。 しかしながら、殺人を乗り越えて未来へ踏み出す若者の姿を描くなど、エンタメ性は一級品。読んで損のない作品である。 | ||||
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夢幻花とは、いったい何なのか。タイトルに引かれて購入しました。 くるくると変わる場面と視点。 冒頭は、昭和のある事件から始まり、続いて、主人公の幼き日の初恋の場面へ。 そして、その後は現代に飛び、ある女性の、敬愛する祖父が殺された事件と従兄弟の自殺事件をもとに、警察の視点と、謎を追う主人公&遺族の女性の視点で交互に展開されていきます。 主人公&遺族の女性は、どんな気持ちで事件を追っているのか。とある警察官はどんな思いで事件に迫っているのか。兄が、頑なに主人公に秘密を隠しているのは何故なのか。冒頭の事件と初恋のシーンにはどんな関係があるのか。 過去と謎を追い続ける主人公&遺族の女性。事件に迫るとある警察官。二つの視点により、事件は少しづつ明らかになっていきます。 そして全てが繋がるラストの謎解きのシーン。読了後は、圧巻の思いでした。 今、現在進行中で日本が抱える深刻な問題についても、事件を通して主人公とうまく絡められていて、さすが、東野圭吾さんです。 読む価値あり。ぜひ、色んな人に読んでもらいたいです。 | ||||
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何がおもしろいかって 単なる殺人事件の犯人探し っていうお決まりの ミステリー作品じゃなく 一人ひとりの登場人物に いろんな人生のテーマを 寄り添わせていて 奥行きが感じられる とってもよい小説。 はじめはいろんな登場人物が でまくりで何が何だか わからない感じがあるものの 中盤から一気に話が展開してくる。 設定に無理あんじゃね? みたいなつっこみを したくなるところもあるけど おもしろいのでそれほど 気にはならず。 長い移動時間なんかがあったら あっという間に時間がすぎる 暇つぶしには最高の作品。 寝る間もおしんで読んでしまうはず。 才能への嫉妬。 ないものねだり。 隣の芝生が青くみえる。 そんな弱さとの戦いと 自分と向き合うこと。 そして好きなものから逃げない。 そんなテーマも含んだ良作品。 | ||||
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帯を見て、あの東野圭吾氏本人がそこまで言うくらいなら…とかなり期待して読み始めました。プロローグから惹きつけられ、いつもどおり、はられた伏線が繋がっていく面白さはさすが、と思ったのですが、個人的にオチが期待外れで。え、それが原因で…⁈と拍子抜けでした。帯の言葉はちょっと過剰では、と思わずにいられません。 | ||||
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東野圭吾さんの小説は読んでいてページがスラスラと進んで夢中にさせてくれるので大変に大好きですが…夢幻花は個人的にハマれずな感じでした。 蒼太、莉乃そして孝美などの内容がもっとほしかった気がします。 | ||||
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東野圭吾さんの著作は30作ほど読んでいます。 この作品は、意外性やメッセージ性、キャラの魅力が、他の作品に比べて乏しい様に思いました。 以下ネタバレ。 作中、蒼太・梨乃があらゆるツテを使って伊庭孝美の素性を探ろうとしますが、大学に勝手に乗り込んだり、近所の人に聞き込みをかけたり、ちょっと常軌を逸しているように感じました。ストーカー?と思ってしまいました。 蒲生家が家族ぐるみで蒼太に話していないのも、それが本当に蒼太の為になったの? 水泳の話になって、梨乃が蒼太にぶちギレますが、そんな状況でも蒼太が梨乃に好意的に感じているのも違和感。 どのキャラクターも、みんな自分のことしか考えてなくて、周囲に対する配慮があまりない様に感じました。 ということでキャラクターに感情移入できず、結末まで読んでも、他人事の様に感じました。 東野圭吾さんなので、ストーリーでぐいぐい読ませますが、結末は想像の範囲内でした。 「秘密」「さまよう刃」「カッコウの卵は誰のもの」は、主人公の葛藤が描かれていて、好きです。 「放課後」「容疑者Xの献身」「犯人のいない殺人の夜」は、どんでん返しであっと言わされます。 個人的にはこれらの方がオススメかな。 | ||||
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かなり引き込まれて一気に読んでしまいました。 実際の話を踏まえて作られているのだと思いますが、なるほどと納得させられます。 また、単なる設定と思っていたことがこう繋がっていくのか! と最後まで驚かされました。 久しぶりに著者の作品に手を伸ばしましたが、やはり面白いです。 また楽しませていただきます。 | ||||
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秋山梨乃は従兄の鳥井尚人が飛び降り自殺をしたとの連絡を母親から受ける。尚人の自殺理由は分からないが、通夜で梨乃は良き理解者である祖父の周治に励まされる。周治は梨乃の一人暮らしのマンション近くの自宅で庭で花を育てているが、今度遊びにおいで、と梨乃は誘われた。 ミステリーと人の成長という人間ドラマを融合させた、最も東野圭吾氏らしい作品の一作です。事件を追う刑事、被害者の孫娘と刑事の弟など登場人物は多いですが整理され、それぞれに繋がりを持たせています。真相究明を通じ、最後は自分を見つめ直していく感情に結びつける流れは流石です。 単行本の帯に筆者の「そのように考えていくと、徐々にミステリーの香りが立ち上がってきました。(一部)」という言葉がありますが、<江戸時代に存在したが、現在はない黄色い花のアサガオ>ということから考え、こんなにも芳醇なミステリーと宿命をテーマにしたドラマを生み出せるなんて、本当に筆者の創造力が豊かさと努力に感心するばかりです。 | ||||
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分量も消費者にとっては丁度。最近のベストセラー『マスカレード・ナイト』よりは読み応えがあると思いますよ。主人公男女二人の行動力は、物語ならでは(非現実的)であろう。が、最後の「種明かし」までは、ファンでも推理しきれない構成。文句無し、と思いますが『白夜行』を氏の作品における頂点だとすれば、本作は次点と言わざるを得ない。 | ||||
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超多作の作家さんですが、よくこれだけ複雑なストーリー展開 を考えつくものだと毎度毎度感心するばかりです。本作品でも、 少し展開に無理な部分もあるかなと思いますが、グルグルっと 回して最後にはきっちり収めるあたり、さすがだと思います。 ただ一読者としては、ストーリー展開より人の心を掘り下げた 作品を期待したいです。 | ||||
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東野圭吾作品の中で1番好きです。 あまり情報なしに読むことをお勧めします | ||||
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「偶然」が多くてご都合主義的な展開にがっかり 人物の背景も薄っぺらくて感情移入できませんでした 秘密を探る人物が出会って真相解明に取り組んでるのも稚拙な探偵ごっこみたいで噴飯もの | ||||
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東野作品は何冊も読んでますが、今回も惹きつけられる内容でした。 相変わらず万人受けする表現で、止まらずに一気に読めました! | ||||
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東野圭吾作品は初めてなのですが、先が読めてしまって本当に面白くありませんでした。 夢幻花という作品の名前のせいかな?w | ||||
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やはり読みやすい❗点と点がいつ、どうやって結び付いていくのか、をいつも楽しみながら読んでいます。今回の作品も、なるほど❗と思わせてくれる、そんな仕上がりです。巧みな構成にいつも感心してしまいます。後味も良い感じです。 | ||||
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東野圭吾作品は30作ほど読んでいますが、読みやすくておもしろいですね。 | ||||
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東野圭吾の文庫本をここまで12冊読んだのを機会にレビューを書いてみることにした。 東野圭吾の本を読み始めるきっかけは中野信子の「サイコパス」に紹介された「プラチナデータ」だった。ストーリ展開が複雑でありながら、読むことを途中で止められなかった。シナリオが良く練られているのと、文章表現のリズム感(村上春樹がよく使う表現)が私に合っているからである。 今まで読んだ文庫は「プラチナデータ」「秘密」「容疑者Xの献身」「夢幻花」「虚ろな十字架」「使命と魂のリミット」「流星の絆」「麒麟の翼」「祈りの幕が下りる時」「ナミヤ雑貨店の奇跡」ときて、かなり長編の「白夜行」そして今回の「幻夜」であるが、どの作品も感動と戦慄、刺激が新鮮で素晴らしかった。 「幻夜」の解説を直木賞作家の黒川博行が書いているが、彼の直木賞作品「破門」には、私は1ページ目でシナリオと文章のリズム感に違和感を感じ、10ページ弱で放棄した。作者によってこれほど違うのである。これはまあ、読む方の個人差であるが、出版数や作品数の違いを考えると、東野圭吾作品の客観的評価が証明されているようだ。 | ||||
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終盤から急展開する構成ですが、とても共感出来、希望も持てる内容でした | ||||
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ストーリー手展開には期待していたほど満足感は得られなかった。一方で主人公たち(若者2人)の若さからくる活動性は眩しく感じた。 | ||||
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様々な伏線もあり、犯人探しが読んでいて楽しかったです。 「一人の老人」が亡くなり、「黄色い花」がキーポイントになります。 各登場人物が「良い人なのか?」「悪い人なのか?」はたまた「犯人なのか?」と自分の中で推理しながら読むことができ、先が知りたくなりすらすら読んでしまいました。 ネタバレになりますのですっきりしたかしないかも書きませんが、非常に読みごたえがあった小説です。 | ||||
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