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夏を殺す少女
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夏を殺す少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.02pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 41~43 3/3ページ
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小児性愛が事件の焦点なのですが、読後感が明るいのはなぜでしょうか。 弁護士エヴェ'ーンの正義感がすがすがしいからでしょう。 そして、‘勧善懲悪’という大前提があるからです。 サイコミステリですが、狂気に振り回されてばかりの物語ではありません。 事件の追い方、弁護士エヴェ'ーンと刑事ヴァルターとがやっとのことで 交錯できる場面・・・。 楽しめる作品です。 | ||||
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物語は、ウィーンの女性弁護士エヴェリーンとドイツの落ちこぼれ刑事ヴァルターの活躍が交互に描かれてゆく構成である。地位も名誉もある男たちの事故死・・・酔ってマンホールに落ちて死亡した元小児科医、山道を運転中に事故死した市会議員。どちらもつまらない案件のはずであったのだが、両方の現場に若い娘がいたことに懸念をもった弁護士エヴェリーンは深入りしていく。一方、刑事ヴァルターは、精神病院での少女の不審死を調べていると、似たような死が続いて起こっていることを知った。それぞれの事件でも謎が一枚一枚めくられていくように解かれてゆくプロセスも好いのだが、最大の読みどころは、言うまでもなく、このふたりが、いつどこで交差するかである。本作品の作者の巧緻さと結末の衝撃度は秀逸であろう。 お薦め! | ||||
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「ドイツでセンセーションを巻き起こした!」という宣伝文句につられて思わず購入。 まわりくどくない読みやすい翻訳(少し古臭い言い回しが気になりましたが)と、物語の展開の速さから、一気に読みきりました。 面白かったです。 なので、読んでも損しないと思いますが、「センセーション」というほどの作品だとは思えませんでした。 物語の構成や内容にそれほど目新しさは感じませんし。 ドイツでは、いったいどういうところが、話題になったんでしょうか? 終盤に明るみになる「10年前のある忌まわしい事件」が、ドイツ人のツボにはまったのかなあ? だとしたら、ドイツ人の感性にちょっと偏見持ちそうですが。 もし、この「10年前のある忌まわしい事件」が気になった方、読んでみてください。 (真相がわかると、結構モヤモヤするかもしれませんが。) あと、ドイツやオーストリアの地名に詳しい方、金髪女性がお好きな方(笑)には、おすすめです。 | ||||
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