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喪失



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【この小説が収録されている参考書籍】
喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕

喪失の評価: 4.25/5点 レビュー 16件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

刑事のカンが鋭すぎないか?

カージャック事件が発生。犯人は後部座席に子供が乗車していることを知らずに車を奪う。カージャックの場合、車内に人が残されていると犯人は直ちに車を放棄する傾向だが、この犯人は子供をまだ解放しない。主人公の警部は子供の行方を探るが杳としてつかめない。そんな中、過去にも同じ手口のカージャック未遂事件があったことが判明。そして第二の子供連れ去りが発生する…
キャフェリー警部の連作シリーズの3作目だそうです。前2作を未読でも充分楽しめます。
見つからない子供、全く見えない糸口、犯人からの挑発、自分達で犯人捜しを始める被害者家族。
全体の3/4位から犯人が判明しますが、無事逮捕されるのか、新たな被害者が増えるのか、まさにスリリングな展開が続きページをめくる手がとまりません。読者を楽しませる点としては★5つです。
しかし個人的に嫌悪点があったのでマイナス1、疑問点にマイナス1で合計★3つです。
・嫌悪点
被害者家族の被害者面に嫌気がさしました(すみません)。立入禁止テープを勝手に越えてはアカンでしょ。犯人からの情報を警察に隠したらアカンでしょ。
・疑問点
刑事のカンが鋭すぎませんか?何故、縁もゆかりもない場所を「何か臭う」だけで捜査して見事的中させるんですか。
私の読み込み不足かもしれませんが、捜査場所の決定がそれだけの描写だった気がします。
刑事のカンでまとめるには強引すぎる印象でした。
喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕Amazon書評・レビュー:喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕より
4150018669
No.2:
(3pt)

イギリスらしい小説

これがサイコとは思わない。
単なるミステリー小説。ただ、純粋なミステリーかと言うと、ちょっと違うかも・・・と個人的な感想。
単作で読みましたが、そこそこですか・・・
イギリス的な暗さは否めません。思いっきり爽快に終わるかというと、そうでもありません。
好き嫌いが分かれそうですね。
ただ、プロットは上手いです
喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕Amazon書評・レビュー:喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕より
4150018669
No.1:
(3pt)

これってミステリー?

『容疑者Xの献身』を破っての2012年のエドガー賞受賞作ということで期待して読みだした

結論。東野圭吾のほうがよっぽどよかった
登場人物が背負った心の傷、葛藤は良く描けているが、ミステリーとして単純に楽しめるかというと…?
まあ、でもいかにも海外の賞を取りそうな作品ではある

自分には(ミステリーでは大切な)ドキドキワクワク感は感じられなかった

以下、ややネタバレな不満点

・思わせぶりなセリフが伏線として張られているのかと思いきや、回収されず
・細かい部分に多少のごまかしや矛盾がみられる(丁寧に読み直す気にはならなかったけどね)
・なにより、犯人設定に無理があり、アンフェアを感じた
喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕Amazon書評・レビュー:喪失〔ハヤカワ・ミステリ1866〕より
4150018669

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