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(短編集)

サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻



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サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻の評価: 3.56/5点 レビュー 63件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全63件 21~40 2/4ページ
No.43:
(3pt)

熱中はしないが楽しめる

行動心理を武器に美人刑事が取調室で犯人を落としていく話。
文章は気取った装飾が無くあっさりしていてクセが無いのですんなり読める。
メインキャラクターは主人公絵麻+補佐刑事西野+犯人、基本これでドシンプル構成。
事件の解明に起伏があって閉鎖空間での会話劇ながら退屈しなくて済む。
ただまあキャラの味付けがライトというか、いつまでも20代で時を止めていたり、解決後の飲み屋での
やり取りといいちょっとオーバーさがありどこかアニメ的で好き嫌いありそう。
それに自分、もしくは知人が過去の性犯罪絡みで苦しんでいる設定も、今後への縦軸なんだろうけど
やや食傷気味。
あと二人で飲みに行くのが恒例になるほどの付き合いなのに、途中の話まで西野が絵麻の犯人への
口説き落としにおかしな程苛立ってるのが不思議。
取調室に似つかわしくない会話であったとしてもいつもの光景だろうし、絵麻に敬意を持っているから
尚更。
文章にするとどうしても「なだめ行動」等同じ用語が頻発して目に触れるので、ある意味映像化に
向いてそうなのは確か。そのうちドラマも見てみようかと思う。
サイレント・ヴォイス〜行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:サイレント・ヴォイス〜行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.42:
(4pt)

観察力の強化テキスト

人とのお付き合いで客観的にもなれるヒントが多く、実生活に於いて参考になります。
サイレント・ヴォイス〜行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:サイレント・ヴォイス〜行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.41:
(4pt)

気軽に読めるエンタメ小説

「よろしくね、大脳辺緑系ちゃん」
被疑者の自供率100パーセントを誇る美人捜査官楯岡絵麻が取り調べ中の相手の表情、しぐさ、癖を分析して殺人事件の真相に辿り着くドラマ化もされた人気エンタメ小説のシリーズ一冊目。

人並外れた洞察力とノンバーバル理論を駆使し、問いかけに身体が反応するかしないかでイエスかノーを判断していく。
一介の巡査部長でありながらその評判は警視総監にまで届き、男たちから敬意と嫉妬を込めて通称「エンマ様」と呼ばれている。

設定は少々ダサ古臭い感じもする。エンマ様ありきの絵麻という名前。貫く自称28歳、女優と同レベルの美貌、結婚したがる等々。
年下の相棒的な後輩の男も喜怒哀楽の分かりやすい性格に強気な絵麻に好意を寄せているというよくある関係性。
だがそのわかりやすいキャラクターのおかげで読者がイメージしやすくなっているのも事実。
個人的な話だが、主人公像と「楯岡」という名前が私には最後までしっくりこなかった。

話の流れはほぼ取調室で始まり新橋の居酒屋のカウンターで終わる。
一話完結で、そこに絵麻が警察官になったきっかけの事件が徐々に明らかになっていく構成。
情景描写もほとんどなく大部分を取調室での会話劇で進み、まるで後々のドラマ化を見据えて作ったような小説。
逆に言えばわかりやすいため子供から大人まで小説が苦手な人でも手軽に楽しめる。

相手のわずかな挙動だけで地図で特定の場所まで言い当てるなど、
舞台が現代と考えると絵麻の能力はほぼ特殊能力といってよく、そういう意味ではリアリティはないのだが、
その能力のみを強調誇張しているだけなので物語としては違和感なく受け入れられる。

事件の内容としてはすべて殺人事件を解決していくことになるのだが、
警務課の警察官だったから指示を無視して拘束したとか、目を離していたとか、
肝心の部分はショックで覚えていなかったとか、都合の良い部分も一部ある。
だが話がドラマチックに二転三転するなどエンターテイメントとしては完成されており、ドラマになるのもうなずける。
一話さえ突破できれば、つまりこういう世界観だと受け入れることができれば、楽しく読めるエンタメ小説である。
サイレント・ヴォイス〜行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:サイレント・ヴォイス〜行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.40:
(4pt)

スイスイと行動を読んでいくのだが…

行動心理捜査官としてスイスイと心理を読んで行動を当てていくのですが、

 気持ちよくわかっていく半面、実際にこんなに簡単に操作は煤sまないだろうと思いました。

 ただ途中で意外な展開になるので、そこはそこで読み物としては楽しめました。
サイレント・ヴォイス〜行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:サイレント・ヴォイス〜行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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No.39:
(4pt)

軽口のむずかしさ

軽いけど、凄腕。
言動は軽いけど、取調官としての能力は凄腕の主人公楯岡絵麻(たておか えま)。
絵麻という可愛い名前だけど、その筋からは「エンマ様」と恐れられてもいる。
主人公はメンタリストです。
『THE MENTALIST/メンタリスト』というアメリカのテレビドラマがありましたが、あの面白さそのままです。取調中の仕草から、相手の嘘や心理を見抜くその手腕を文字で読んでたのしめます。
小説としては、そこそこボリュームがあるのですが、長ったらしい文章ではないので、サクサク読むことができます。
事件そのものは重いですが、軽く始まり、軽く終わります。
主人公の(パッと見の)軽さを表現するために、「なんで彼氏がいないんですか?」とか「そんなだから結婚できないんですよ」という言葉がけっこうな頻度で出てきます。いまの基準でいうと、ハラスメント。著者経歴を読むに、そんなに歳の作者ではないのに、「軽さ」を表現するために独女への「軽口」をやっているのでしょうが、けっこうイヤな気分になります。
「さっきから結婚できない結婚できないって……なんであんたにそんなこといわれなきゃいけないっ」
「すみませんでしたっ!」
主人公の絵麻はおこっているのですが、やりとり自体がキツかったです。
現実逃避するためのフィクションだからこそ、フィクションではこういう現実的なハラスメントを読みたくないという人には向きません。イヤな現実を思い出してストレスが増します。
(推理小説としては面白いのですが)
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No.38:
(3pt)

心理学蘊蓄の緻密さと作風の薄さに隔たりが

栗山千明さんは好きな女優さん。彼女が出演するドラマの原作ということで予習しようと注文。
内容は。うむむ。面白いし、心理学用語を織り混ぜてのストーリー展開はなかなかですが、作風の薄味お出汁のような薄味と心理学蘊蓄の濃さの落差に首をかしげてしまい、今一つ楽しめませんでした。よって星3つ。
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No.37:
(4pt)

サスペンスとしてだけでなく心理学的な観点がおもろい

行動に根差す何かを解きほぐしていく過程と主人公との過去に絡めていく様が丁寧でよかったです。
あまり推理小説系読まないのですがこれはサクサクと読めてかつ自分を顧みるような
身近感がすごかった。
ヘーとかほーとかいいながら読みました。
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No.36:
(4pt)

行動心理捜査官・楯岡絵麻

シリーズの一作目。
ショート短編を貫くように主人公がこの職業を選んだ理由になった事件を徐々にあらわにしていくのがウマいなー・と思いました。
姉のような恩師を殺した犯人をつきとめることはできるのか・・・?

著者は元ミュージシャンでHP見たら自作PVや4コマまんがなどもあって多才な方ですね☆
大学を中退ではなく除籍になった事情を知りたくなりました★^^;(下衆)
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No.35:
(4pt)

連作だが

短編と中編の間ぐらいの長さで、読み易い連作。
殆どが取調室の場面になっている。(ドラマ化すると低予算でできるかも)
今後に続くようなエピソードを少し挟みながら、個々に独立した犯罪捜査の物語として読むことが出来る。

あとは、何時ごろバックボーンの回収をするのか、
ネタ切れにはならないのか、という所が期待できる。
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No.34:
(4pt)

行動心理捜査官・楯岡絵麻シリーズの第一弾

本書は、行動心理捜査官・楯岡絵麻シリーズの第一弾。
ラノベと言ってよいか分かりませんが、あっと言う間に読み終えられる軽快さの中に学びもあって、読後感が良いので、ミステリー好きな中高生にぴったり。
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No.33:
(3pt)

連作短編刑事小説

警視庁の巡査部長である楯岡絵麻の活躍を描く、連作短編刑事小説です。
 キャバ嬢みたいな行動で侮らせながら、最後に心理分析で切り裂くというパターンで展開します。
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No.32:
(4pt)

シリーズ1作目。短編集で文章も読みやすい。あまり行動心理の解説部分の整合性を気にせずエンタテイメントとして読むのがおすすめ

短編集で文章も読みやすい。美貌の女性刑事が被疑者のちょっとしたしぐさなど言動から捜査を進め、見事事件解決、というストーリーの流れです。シリーズ一作目。
短編集で文章も読みやすい。あまり行動心理の解説部分の整合性を気にせずエンタテイメントとして読むのがおすすめ。
後輩男性刑事とのコンビ物ともいえると思います。この辺りの設定のうまさは山村美沙にも通じるところがあるかなと思いました。
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No.31:
(5pt)

会話に引きこまれます

会話のテンポが私に合っていましたので興味がでました。心理学をもとに1話完結の5話構成でテンポよく読み進めることができます。
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No.30:
(4pt)

科×研の女を連想させるヒロインが活躍する推理小説短編集です さくっと一話ずつ読めるのがよいです

科×研の女を連想させるヒロインが活躍する推理小説短編集です。
大事件の犯人にじりじりと迫っていくという緊迫感は乏しいものの、さくっと一話ずつ読めるのがよいです。
心理学に造詣のない自分にはヒロインの推理手法がいまいちわかりませんでした涙
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No.29:
(4pt)

楯岡絵麻が何より魅力的

読みやすくあっという間に読み終えました。
1話完結型なのもいいです。
最初に感じたのは楯岡絵麻が何より魅力的です。
所作のリアルな描写であたかも映像を見てるかのような感じを受けます。
楯岡絵麻を取り巻く登場人物もそれぞれ個性的でいい味出しています。
ドラマは見ていませんが見たくさせるような1冊でした
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No.28:
(5pt)

シリーズ初作

行動心理捜査官・楯岡絵麻が登場するエンマ様シリーズの第一作です。
エンマ様とは主人公がエマなので周囲が閻魔様と呼ぶことに起因しています。
作者はこのミス大賞を受賞しているので、おのずと期待が高まります。
一話完結の話が多いので、どの巻から入っても良いのですが、やはり一作から読みたいところですね。
あらすじとしては、超美貌の女性刑事・楯岡絵麻と同僚で年下後輩刑事の西野圭介のコンビという王道ものです。行動心理捜査官というあまり聞きなれない用語ですが、これは習慣や仕草、行動パターンから相手の嘘を見破る行動心理学を駆使して被疑者特定する捜査官のようです。ちなみに調べた結果、この役職がホントにあるのかは不明でした・・・昆虫法医学のような感じでしょうかね・・・
とりあえず、一話完結で5話まとまっているので、一度読んでみることをお勧めします。
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No.27:
(5pt)

一気読み 栗山千明が主人公のドラマ原作

初めて読む作家さん、警察・刑事ものかと思っていたら、
主人公は行動心理捜査官…、これって日本では珍しいけれど、
外国のドラマではよく有る感じ?
強気で賢い主人公がビシバシと容疑者をあげていく。
その傍らにピエロというべきか、ナイトというべきか。
広いフィールドを駆けまわるのではなく、狭い取調室での心理戦。
全5話、一気読み。そして、未解決事件の謎は次に続く。
引きもうまい。
ミュージシャンからミステリー作家になったという作者。
ちょっとしたカラクリで人の琴線をかき鳴らすのが上手いようだ。
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No.26:
(5pt)

面白い。

心理学が好きな人にはおすすめ。
色々心理のノウハウもわかるし、物語もよくある
刑事ものではあるものの、内容は難しくないので
最初の尋問シーンから入っていけると思います。
著作権があるのであれこれと言えませんが、
とにかくスラスラと一気に読めてしまうほど
内容が面白く、文量も少ないので初心者にもおすすめです。
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No.25:
(4pt)

行動心理捜査官の楯岡絵麻の活躍する短編集です。

行動心理のプロである楯岡がその技能を使って次々と事件を解決するシリーズです。短編集なのでテンポ良く読めて、事件がスッキリ解決するので読んでて疲れません。年下の同僚の西野刑事とのやりとりも楽しいです。シリーズ化されていますが、本書がその第一巻です。テレビ化もされています。ほぼ会話のやりとりでストーリーが進むので本を読んでいてもドラマのイメージで読み進められます。手軽にミステリーが味わえる本です。
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No.24:
(4pt)

隙間時間に一編ずつ読み進められる、軽い作風の心理学調ミステリー♪

まず書籍体裁は、挿絵一切無しの警察視点ミステリーモノ文庫小説で、実写ドラマ化された事に伴い、主演の【栗山千明】デザインの極太帯(二重カバー)が被されています。

その内容はシリーズ初巻相応に、上述ドラマ版原作となる「1~3・6・10話」の計5話分を収めています。
従って、まだ相棒と言える若造刑事&上司との関係性は固まっておらず、取りあえずは行動心理学と称される、
洞察力の高さをインパクト重視に示す章と言えます。

一方の構成は、もうちょっと頑張れば「ショートショート」の域に達する程に、一編が短く簡潔に纏められており、よくこの文量を46分ドラマに昇華したと思える程です。
その為、仕事の休憩時間だけでも読み切れる程に手軽なミステリーと言え、作風は全く異なりますが、ライトノベル愛好家にも悪く無い敷居の低さです。
反面、ミステリーとしては極めて浅いとも感じ、感の良い方は楽しめない懸念はあります。

総じて、深読みしない&出来ないライト層向けのミステリー小説と言え、出張新幹線の中で読み切るぐらいの用途においては、高評価出来ると感じます。
サイレント・ヴォイス〜行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:サイレント・ヴォイス〜行動心理捜査官・楯岡絵麻 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
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