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(短編集)
いつか陽のあたる場所で
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いつか陽のあたる場所での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全47件 21~40 2/3ページ
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ひとりで新幹線で移動するときなどの暇つぶしにぴったりです。 読み直すかと考えたら、読み返さない・・・。 | ||||
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NHKのTVドラマがとても面白くて磁界が待ちきれずに原作を買いましたが やはりTVと内容が少し違っていました。 正直TVの方が面白かったので星4つにさせていただきました。 | ||||
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毎日の生活の中の ちょっとしたことでも不安に感じたり、天にも昇る気分になったりする主人公。 特別な背景を持つ彼女ゆえの、特別な不安要素が多いけれど、 ふりかえれば自分も、「小さなこと」に振り回されてる。 主人公の相棒を見習って、「小さなこと」を自分を元気にする要素に変えて、 生きていきたいと思いました。 「じん」とする話です。 | ||||
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期待しないで読んだら結構面白かった。 他の作品も読んでみようと思ってます。 | ||||
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こういう背景を持つ人の話は、あまり記憶にありません。テレビで1回だけドラマを見る機会があり気になって買って読んでみました。 ちょっと登場人物のイメージは違いますね。原作の方が私は好きです。ビックリするような展開もないですが、不器用でも少しずつ前に進む姿は好感を持ちました。いろいろと考えさせられます。題名は絶妙ですね。 | ||||
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淡々と静かに物語が進んでいきます。 エピソードが散らばりすぎていて、場面もすぐ変わってしまい、どの人物にも感情移入できず、ただ読み進めていくだけでした。 | ||||
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とても読みやすく、ストーリーに引き込まれました。あっという間に読んでしまいました。 「芭子ちゃん、がんばれ!」と応援したくなりました。続きが読みたいです。 | ||||
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伏線と思われるものがあり、事件や進展を期待してしまったが、最後まで何事も無く心理描写的なものだけで終わった感じ。 犯罪者側の立場で書かれているが、反対の被害者側の立場であれば、このレベルの生活・待遇は十分過ぎるもので納得いくことはないだろう。 小説としての物語性は期待しないほうがよい。 | ||||
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すれ違う背中を、と一緒に購入しました。 引き込まれて2冊を一晩で読んじゃいました。 これは同時購入して一気に読んだほうがいいです。 さらに続きが読みたいです。 | ||||
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罪を犯し、償って、必死に生きている二人の女性。それぞれの個性が生きていて、まるで二人の友人になった気分で読んでいました。相変わらず上手い。 | ||||
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何気なく見たNHKでやってた番組に見入って、その重苦しさとストーリーの展開に原作を読みたいと思って即買い。 一気に読破出来るくらい入り込んでしまいました。 読み進めるうちに常に女優や情景がシンクロして二重の面白さが味わえました。 | ||||
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NHKで始まった同タイトルのドラマを観て購入。シリーズ化を要望。 | ||||
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可もなく不可もなく微妙です。安易な設定で感情移入は無理でした。残念です。 | ||||
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それぞれの個人の性格を身近に感じました。 ただ、罪をつぐなって社会に復帰された女の子です。 ただただ頑張ってネって応援の思いです。 | ||||
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前科のある芭子に対する家族の冷たさにぞっとした。 芭子の「犯罪を犯した時点で私は家族を捨てたのだ」に呆れてしまう。 何もかもが駄作としか言いようがありません。 | ||||
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とんでもない間違いを犯してしまった二人の女の人たちが懸命に生きている姿に考えさせられました。 とんでもない間違いを犯してしまった以上は、償わなければならず、かつ、その償いの大きさは、はっきりと見えているわけでもなく、いつ償いが完了するとも知れず。 周りの人たちも悪気ばかりがあるわけでもないけど、二人にとってはとてもつらい事だったりして。 二人が懸命に生きていても、物事、そう簡単にバラ色の世界に変わるわけもなく。 そんな二人を淡々と丁寧に見せてくださった良作だと思いました。 この二人に比べ、自分はどう人生を過ごしているだろうか、考えさせられました。 | ||||
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とにかく読み始めたら乃南アサさんの 人物描写に引きこまれていきます。 思わず、ハコちゃんまだ若いのに 未来を自ら閉ざしている考えに ハラハラします。 暗い過去さえ吹き飛ばして しまいそうな綾香さんの うははは、の笑い声が好きでたまりません。 ただひたすら、この二人に未来を。 と願いながら読んでしまいます。 明るさと闇のバランスがとても良い作品です。 おすすめです。 | ||||
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正直なところ、自分の目の前に存在している人が、実は「前科者」ですでに刑期を終えた人だ、とわかった場合、 「もうちゃんと罪は償ったんだし関係ない」と考えられるかどうかは 自信がありません。罪にもよると思いますが。 でも、これを読んで、いろいろと本当に考えさせられました。 もちろん、そんなことはさておき、物語としても秀逸なのですが。 乃南さんがあいかわらずうまいな、と思うのは、 人間的には甘ちゃんだなあ、と思わせられる芭子の方は ホストに貢ぐためがエスカレートした昏睡強盗罪、 (身勝手な犯罪ではありますが)で、 どちらかと言えば、前科としてはまだ軽い・・・かな??という設定に対して 人間的にははるかにできていて、犯罪の理由も全く同情できる (夫の暴力で流産を繰り返し、やっと出来た子どもへの暴力から子どもを守ろうとした)な綾さんのほうは、 『殺人』という、やはりそれでもたぶん普通の人なら、聞けばひいてしまいそうな罪であることです。読んでいる間、この二人への感情の持ち方をずっと試されているような気がしました。 この作品で一番素晴らしい、と思ったのは、逮捕後完全に家族からは縁を切られ、仕方がない、と思いつつも「家族に捨てられた」ような気がしていた芭子が、ある事件がきっかけで、そのような事件を起こす前、自分はまったく家族のことなんか 考えてもいなかった、 「自分が先に家族を捨てていたのだ」と気がついた、というところです。 実際の事件なら家族がそのように反応しても無理ないと思うでしょうに、 読んでいると芭子視点でずっと語られることもあり、芭子を切り捨てたような家族にちょっと不公平な感想を持っていましたが、芭子とともに目が覚めました。 この作品自体は連作で一エピソードごとに一応完結し、 わりに淡々と進んでいくのですが、このエピソード前後のところは本当に涙が自然にでてとまりませんでした。 彼女たちがどのように再生への道をたどるのか、 そんなになだらかな道ではないのは次作「すれ違う背中を」を読んでもわかるのですが、ずっと続けて読みたいと思わせられる作品でした。 | ||||
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精緻な文章は温かみに溢れていて情景を克明に描写しています。 二人のヒロインが心を通わせていく過程は、サスペンスでもあり、極上の喜劇でもあります。 人物の描写はリアリティに溢れていて、演劇調と思わせていながら深く、親しみやすくて 馴染みやすいです。コメディリリーフの警官も秀逸なキャラクターです。 前日譚、そして後日譚を長編で読みたいという気にさせる作品です。 | ||||
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嫌味の無い道徳の教科書…といったような読後感。 小さな町に普通に暮らしているひとたちを背景に 前科を持つ女性二人が静かに普通に生活している …様々な不安や哀しみを胸に秘め、自分を戒めながら。 読みやすい文章で、さりげなく深く優しい内容だから、イッキに読めます。 最終話で、芭子(ハコ)が綾香の本当の姿を垣間見てからの成長するさまは ホンの数ページなのに嬉しくなりました。 | ||||
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