■スポンサードリンク
(短編集)
モーツァルトの子守歌
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
モーツァルトの子守歌の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「三番館」シリーズの第6集にして、最終巻。 「クライン氏の肖像」「ジャスミンの匂う部屋」「写楽昇天」「人形の館」「死にゆく者の……」「風見氏の受難」「モーツァルトの子守歌」の7編が収められている。 相変わらずのシリーズである。事件が起こり、探偵が登場して、三番館のバーテンが鮮やかに解決する。その安定感が好きな人にはたまらない一冊だろう。ただ、本書に収められているような後期の作品では、パターンの崩れているものも少なくない。 ミステリとしての出来は、もうひとつの作品ばかり。結末まで読んでガッカリというのがいくつもあった。面白かったのは、「クライン氏の肖像」。結末はいまいちだが、トリックというか、物語の仕掛けが面白い。 鮎川氏の晩年になって力の衰えた姿を見たくない人は読まない方がいいかも。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!