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魔性の子
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魔性の子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全136件 41~60 3/7ページ
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魔性の子だけでも、十分に読みごたえがあるのですが、十二国の世界観がわかりづらいと思います。 おすすめの順番は『風の海迷宮の空』→『魔性の子』→『黄昏の岸暁の天』です。 | ||||
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アニメ版ではわからなかったタイキの話がわかって楽しいです!ミステリーなシナリオとしても楽しめます | ||||
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十二国記は読んでましたが、続編がなかなか出ず、忘れた頃に今更この本の存在を知りました。 やっぱり面白い。十二国記読んでいればラストどうなるかはわかってしまうのですが、それでもグイグイ引き込まれます。読んでいるとまるで自分が体験しているかのような気持ちになって最後は怒涛のラストを迎えました。作者の表現力が好きです。 | ||||
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新潮版では『0巻』として、ラインナップされていますが、私は「月の影 影の海」から読み始めました。 「魔性の子」の序章を読み始めたところ「風の海 迷宮の岸」と全く同じ序章なことに気付き、レビューを覗いたついでにコメントを残します。 時系列的には「黄昏の岸 暁の天」の後に読まれるといいのでしょうが、この巻の読み応えは『ホラー性』にあるので、シリーズで読まれようと考えてらっしゃる方には「月の影 影の海」の後で読まれるといいんじゃないかな。 とにかく、十二国記と話は繋がってはいるものの、別の読み物です。 前後しますが、私がレビューを眺めたのは、序章が新潮版で加筆されたものではないかと疑ったからです。 因みに、平成29年8月現在、十二国記最終話(12巻)は発刊されていませんが、内容は恐らく驍宗奪還を中心とした戴国の話になると予想しますので、少なくとも「黄昏の岸 暁の天」の後に読まれることをお勧めします。 | ||||
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山田先生の新たな挿絵が見どころなのはもちろんですが、最初の1ページから表現が変わっていたりなくなっていたりしているので、旧刊片手に読み進めていくととても楽しいです。 | ||||
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幸か不幸か、十二国記本編より先に読んだ。とは言え十二国記について多少聞きかじりの知識はあったので、ああ、これから異世界譚に繋がるんだなと腑に落ちた。独立した作品としては謎を残した終わり方になっているので、壮大な十二国記へのプロローグと読めて良かったと思う。とても読み易い文章だが想像力を喚起する上質なモダンホラーと言う印象。 かつて神隠しにあい、別人のようになって帰って来た高校生をめぐるストーリー。何も知らず母校に戻って来た教育実習生が、自分に通じる異質なものを感じた彼について語ると言う戯曲的な構造がうまい。この教生の1人称語りで彼の秘密がじょじょに明らかになっていくので、よく出来た芝居を見ているように物語に引き込まれていった。 冒頭でこの教生に指導教官が語ったこの少年に対する評、彼自身は何も問題を起こさないのに、周りが問題を引き起こす、と言う妙な言葉が徐々に奇妙な現象として現れて来る。どうやら異世界からこの世界に紛れ込んだ「魔」が彼を守るため、彼に対して好ましからざる言動を働いた人間に報復を加えているようなのだが、その容赦なさが尋常でなく、何人もの人間を死に至らしめる。そして教生以外の人間には「魔」が見えないらしい。これだけでも怖いが、それによって疑心暗鬼に陥った人間が保身のため醜い本性を現していくのが本作の基調をなす「怖さ」。中でも少年の実の両親が彼の周囲で度重なる死亡事故によって厳しい非難を浴び、彼の庇護を放棄してしまうに至る様子が生々しく怖い。 そして物語中盤以降はスプラッタも含めて次々に葬られていく人間達の酸鼻な描写が畳み掛けるように続き、庇護者が教生に変わったと見るや両親まで惨殺される容赦なさに戦慄させられる。異質なものを排除しようとする人間の心の闇が表現された傑作だった。 | ||||
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十二国記ファンなら、ニヤリとするお話 内容はホラーなのですが 十二国記を読んでる読者ならかなりわかりやすいお話です! 彼が愛され可愛がられたら 彼に憑いてる彼らは全く暴走しなかったのにと恨んだ方々の末路って感じ 異世界の者であった彼の 彼に絡んだばかりに死ななくてはいけなくなった彼らが哀れですね! | ||||
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十二国記シリーズを、全て読み進めてる途中ですが。この「魔性の子」は「0」になってますが、内容的には泰麒の物語「風の海 迷宮の岸」のその後の泰麒の内容になっていて、十二国「戴極国」から倭国(日本の現実の世界)に戻ってからの話になっています。 ので、十二国記シリーズは出版順に読んでいますが、この魔性の子だけ、泰麒が戴極国に戻って、慶東国の景王・陽子と出会う「黄昏の岸 暁の天」のすぐ前の順に読みました。 魔性の子の後が、内容的には「黄昏の岸 暁の天」なので。ここで景王・陽子と出会います。 (魔性の子を読み終えたので、これから黄昏の岸 暁の天に進みます)。 魔性の子は、倭国・日本のホラー?ミステリー?感覚で読めますし、泰麒=高里の獣に守られた内容、広瀬との関係・感覚、良かったです。最後の広瀬はの気持ちを思うと、ちょっと切ないですが。戴極国での泰麒=高里は、とても幸せそうでしたが、やっぱり異国(倭国)に存在すると、とてつもない存在になりうるのですね。。。魔性の子は、本当に波乱でした。 十二国記シリーズ、やっぱりハマります。 次の「黄昏の岸 暁の天」をこれからまた楽しみに読みます。 | ||||
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すぐに読みたくて「お急ぎ便」で注文した。 同シリーズを他に4冊注文し、計5冊で届いた。 本の表面に黒い点々があった。カビだった。 梱包材もなくビニールに5冊まとめて放り込まれており、大きな箱の中を輸送中に動き回ったのだろう、 本の角は潰れ、ページは何か所も折り込まれていてひどい状態だった。 客観的に見ても、中古品に見える。新装版だから長年の経年劣化とも思えない。 Amazon発送だったが全く信用できない。 でも、早く読みたかったから返品せずに表紙カバーを捨て、アルコールでカビをこすって読んだ。 こんな状態のものを新品として売り、雑な梱包で商品を壊す方針に変わったのは最近のことのように思う。 明らかに今までの梱包と違うし検品もされていない。どうなってしまったのだろうか。。。 作品自体は大変面白い。著者が電子書籍反対派なのが惜しい。Kindle版であればこのような嫌な思いはしなくて済むのにと思った。 | ||||
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十二国記は全部読んでいたのですがまた巡り合えて嬉しかったです。作品内容も相変わらず小野ワールド全開で楽しめました。 | ||||
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案外、評価の辛い方が多くいらっしゃるので驚きました。私自身は、とても感動したので。思うに、「自分の本来生まれるべき世界はここではない、と感じてしまう人の寂しさ」という、この作品のテーマである感覚に対して、共感できない場合、辛い評価になるのかなあ、と思います。 私は「十二国記」本編にまったくと言って良いほど共感できないし、面白いとも思えない人間なのですが(国家とは、王とは、民衆とは、政治とはそういうものではないだろう!と、ツッコミたくなるのです、すみません)、この序章に関しては、手放しでプッシュしたいのです。私は、自分ではその自覚はないのですが、知らず知らず、「自分の生まれるべき世界」云々という、その感覚に、共鳴しているのかも知れません。 しかし、やはりその感動の主な理由は、圧倒的とも言える、小野不由美さんの描写力によるものではないかと思われます。小野さんの作品の中では、「屍鬼」の次に凄い作品だと思っています。叙情的かつ真に迫る、その描写が泣かせます。寂しくてたまらないラストなんか、号泣です。これぞファンタジー、これぞホラー。 王維の詩が詠われますが、もしかすると王維ってそういう人なのかな、と思いました。小野不由美さんも、もしかするとそういう方なのかも知れませんね。 いずれにせよ、名作です。 | ||||
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文体やワーディングのセンスは抜群。ただし、ストーリー構成は平凡でお粗末なため、せっかくの豊かな文章も大袈裟な誇張表現にしか感じられません。残念です。 | ||||
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小野先生の十二国記シリーズはどうもファンタジー色が強い 少女・少年向きな作風が正直読み続けるには疲れる感が ありますがこの番外編ともいうべき1冊はSFホラーとして 楽しく読ませていただきました。 善悪の存在は全く関与せず、守るべき主人のためだけに 関わる者・近づく者たちへの殺戮を繰り広げる僕(しもべ) の感性がすごいですね。 正に血で血をぬりつぶすが如くの残虐な描写は文体から 阿鼻叫喚と血なまぐさい腐臭が漂ってくる感もあります。 舞台は現世。そこに謝って舞い戻ってしまった人の姿を した超獣(麒麟)の物語。なんとなく廻りの人間より黄泉の 国の者のほうが絶対的な何かに基づく正しさ、どうしようも ない美しさを感じさせてくれます。 学園ホラーものとしても秀作だと思います。 | ||||
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戴麒が失った日々の出来事ですが、最初にこれを読んで「十二国記」に進むと、後でいろいろわかる感じが読むほうにはたまらないです。 ああ、そうだったんだなあと心の中で納得するのが…。 最初は別出版だっただけあって、独立したホラーとしても完成していますが、やはりエピソード0としてほかの「十二国記」と一緒に読みたいです。 | ||||
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本編の続編が読みたくなりました。また、前作ももう一度読んでみたくなりました。 | ||||
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内容はもちろんいいのですが、リニューアルバージョン前の表紙のものがほしかったです。 また、リニューアルバージョンで、これがシリーズの最初の巻として発売されてしまったのは、頂けないですね。これじゃ、「十二国記」の世界の謎が分かってしまい、続く「月の影 影の海」からの面白さが半減してしまいますね。「黄昏の岸 暁の天」の後に来ると良かったです。自分が初めにそういう読み方を勧められて、おもしろかったので。 | ||||
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十二国記の本編を読む前に是非読んでほしい なぜなら、本編を読む前と後とで作品の見え方がガラっと変わってしまうからだ 1回目はホラー小説として、2回目は十二国記のサイドストーリーとして2回読んでも楽しめる作りになっている | ||||
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シリーズでずっと読んでますが、裏ではこんな話が有ったんだなっていう事が解るのでとても大事な本だったと思います。 | ||||
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この本は、黒麒が元の世界に戻ってからの物語。ぜひ読んで頂きたい1冊です。 | ||||
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表題の件につきる。。 この本を何の予備知識無く読んだら(自分がそうだったのだが)本書はただの出来損ないB級ホラーでしかない。 そもそも本書だけでは作品として成立していない。 『十二国記』は面白いという知人の勧めによりシリーズ初巻とされている本巻から読み始めたのだが、正直次巻を読む気が全くしてこない内容である。しかもムダに長く、意味不明なトンデモ落ちが待ち構えている。繰り返しギャグのような惨劇の連続はもう少し簡潔に纏める事が出来たのではないか。フィクションとは言え、人の生き死にが実に軽い。 執筆された時系列で言えば初巻に持ってきたかった気持は分からないでも無いが、結果多くの読者を突き放してしまっていると思う。これ読まされて次読もうという読者はハッキリ言って少数派だろう。 現在、シリーズを4作目くらいまで読み進めたが、やっと「ああ、そういう事なのか」とぼんやり分かって来た次第である。 それにしても、ある程度背後設定が分かった上でも、この本に再読する程の内容があるとは今のところ感じられない。 この本は、シリーズにハマった人向けのファンサービスって感じでしょ。 これから『十二国記』を読もうという読者は次巻の月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)から読み始める事を切にオススメする。 | ||||
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