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魔性の子
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魔性の子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 1~20 1/6ページ
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納期は早かったですし 綺麗な本でした。 また注文します | ||||
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この本が気に入ったら、「十二国記」全巻を読み通したくなると思います。私がそうでした。 | ||||
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物語が完結したということで、改めてエピソード0であるこちらを購入しました。 正直、本編の読みやすさとちょっと趣が違い、個人的にはヘビーでした。 ただ、このお話からあの素晴らしい物語が紡がれたと思うと感慨無量です。 | ||||
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小野不由美先生、なんでこんなの書けるの? 世界観とその描写力に圧倒される! 後の刊で理解が深まったときの驚き...✨ ため息でちゃいます | ||||
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フィーストの『フェアリー・テール』のようなダーク・ファンタシーだが、その根っこにある世界観の造り込みが深くて違うようだ。物語の語り手である実習生の広瀬、学校の中で疎外される生徒高里「ここは自分の世界ではない」共通の思いに広瀬は惹かれるが、その実二人の依って立つ処は違う。広瀬の人間臭い正義感は高里を護ろうとして、拘泥するあまり高里を繋ぎ止めようとする。自分が置いていかれることの孤独、いや自分が選ばれし者ではない絶望が上っ面の正義を剥ぎ取ってしまう。非情な世界の摂理は彼を物語の舞台から遠ざけて幕を閉じる。 | ||||
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麒麟 | ||||
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十二国記シリーズの前身ともなる一作目。 前半はホラーテイストで作られ、終盤になるにつれてファンタジー要素が出てきます。 とにかく面白い。 どっぶりと作者が作った世界観に浸ることができます。 平穏、不気味さ、緊張感、焦りなど様々な空気感が伝わってきます。 500ページ近くと大ボリュームですが、中だるみする部分はありません。 “いくら本編が大ヒットしたからって、この内容の外伝は・・・・・・” “十二国記のスピンオフ作品だと知って、読んでみました。” 本作は本編の前身であり、ヒット後に作られたものではなくスピンオフでもありません。 外伝ではなくプロローグにあたるものです。 “本書はただの出来損ないB級ホラーでしかない。” 確かに、ホラー一色ではないため、純粋なホラー小説と比較するとこのような評価をする方がいるのも納得です。 ホラーからファンタジーへの入り口を作るというグラデーションのような作品なので、ホラー視点、ファンタジー視点だけで見れば、どうしても評価は偏りそうです。 「魔性の子」はあくまでも十二国記への入り口なので、この本だけでスッキリはしません。 問題と原因がわかっても、読者に多くの謎を残していきます。謎というより疑問でしょうか。 その疑問は、続く十二国記シリーズを読んでいくと解決するのですが、本書だけでは触れる程度でしかないため疑問のまま終わると思います。 本書だけで評価をつけるとなると・・・モヤッとするが単純に面白い。ただ、ホラーだけで見ると現実味がないのでイマイチ。ファンタジーだけで見ると世界の全貌がわからないのでイマイチ。 著者のホラー、ファンタジーの味見のような作品です。 ホラーの部分が気に入ったという方は、ホラー一色の作品もあるのでそちらをお勧め。 ファンタジーの要素が気になった方は、そのまま十二国記シリーズを読めば良いと思います。 | ||||
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全巻大人買いしてイッキ読みしました。 | ||||
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私は、長期入院している時に、十二国先住民(またの名を長年の読者という)にナビゲートされ、このシリーズの最新4巻(これは退院後読了)の前までに読みました。泰麒の物語がリアルタイムに繋がってとても助かりました。 いとけない、とっても可愛らしい泰麒が再び蓬莱に流されて、そこで独りで成長し、成獣となり帰還、そしてそこからの怒涛の展開に息をのみました。さすがは黒麒!。我らの泰麒!!。「白銀~」の終わり近く、待ち望んだ主従の再会で、感涙しながら至福の恍惚感に浸りました。 でも、著者にはもっと早く続きを出して欲しいとも思いました。高齢の先住民たちは立派になった泰麒を知ることなく旅立ってしまったかもしれないです。私も還暦間近ですが運よくこれを読むことができました。 そして、このシリーズで私に精神的な転機が訪れました。退院へのパワーにもなってくれました。十二国様様です。ナビゲーターの方は天の配剤としか思えないです。この日本に感謝します。 私はシリーズを通読してみて、十二国と蓬莱、そして著者と読者のいるこの日本は三つどもえのパラレルワールドのようだと感じました。私たちは他の2つを覗き見てハラハラドキドキしているのではないでしょうか。そしてわが身を振り返るー。 すいません。なんだかレビューの場所を間違ったみたいな内容になってしまいましたが、あの最新4巻の終わりのエクスタシーにたどり着くにはこの「魔性の子」が必読だって言いたかったのです。 | ||||
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複数のひとに、 「絶対に読んだほうがいい」 と熱烈にすすめられ、 ヨシと決めて、 情報を全く入れずに、 と言っても読む順番くらいは、 なんとなく調べつつ、 全巻一気買いしました。 長らく積んであったのですが、 ようやく本作へ到達し、 『魔性の子』から、 ワクワクして本を開きました。 正直に、 そして言葉を選ばずに、 生意気を言わせてもらえば、 単品の作品として見れば、 そんなに優れているとは、 思えませんでした。 名字だけをぽんぽん出して、 特徴や外見や癖などを付属せず、 口調などでも差をつけない、 誰が誰なのかわかりにくい、 脇役の描きかたにも、 これは傲慢なのか下手なのか、 どっちなのだろうか? と首を捻りましたし。 ファンタジー要素も、 ストーリー展開も、 セリフも、 特に心にのこることもない、 新鮮さも驚きもない、 普通の連続でしたし。 読みにくくはないですが、 読みやすくもない、 少し癖のある文章、 語り口、言葉選びも、 個性的でない物語の中では、 奇妙に浮かび上がりますし。 それでも本作を、 好きじゃないとか、 面白くないとか、 退屈だとか思わなかったのは、 ひとえに、 これが大河小説だからです。 長い長い物語の序章ならば、 このくらい楽しませてくれれば、 読み続けることはできる。 ならば、 いつか大好きになれる可能性も、 おおいにあるぞ! と。 なので、一冊読み終えた今、 この心のなかにある感情は、 ワクワクした期待だけです。 序章を読み始める前から、 全く色褪せていない期待。 今は、これでじゅうぶんです。 沸き立つ心とともに、 続きを読ませていただきます。 追記。 『ファンタジー』について。 よく考えたら小説なんて、 ある意味では全部、 ファンタジーですよね。 だとしたらこの物語だって、 誰かにとっては、 リアルなのかもしれない。 おお、いかんいかん。 無意識に夢物語だと軽く見て、 気楽に読んでいたことを反省し、 背筋を正します。 | ||||
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このシリーズ全て持っていますが、kindleで出してくだされば絶対買います! kindle化お願いします! | ||||
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kindleを希望します!!! | ||||
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アニメだと魔性の子編やっていなかったので、助かりました 母がはまって見てます | ||||
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amazon紹介より以下、 どこにも、僕のいる場所はない── 教育実習のため母校に戻った広瀬は、高里という生徒が気に掛かる。 周囲に馴染まぬ姿が過ぎし日の自分に重なった。 彼を虐(いじ)めた者が不慮の事故に遭うため、「高里は祟(たた)る」と恐れられていたが、彼を取り巻く謎は、“神隠し”を体験したことに関わっているのか。 広瀬が庇おうとするなか、更なる惨劇が……。 心に潜む暗部が繙(ひもと)かれる、「十二国記」戦慄の序章。 * 表紙が昔の方だったな。新しくなったんだ? もうかれこれ何年前になるのかな、『十二国記』。 全部は読んでなくてどこまで読んだか忘れた。アニメも。 新書で入ってたので借りてきて読む。 シリーズの序盤ともなる本書だ。 書き下ろしだったみたいだが、これ一冊で終わりでもいいし、 続きを読んでみてもいいな。借りてはきているが。 どれだけ人が死ぬんだと思いながら続きを読んでいく。 400ページ以上ありながら、まだ読みたくなってくるのが不思議だ。 人間のエゴが、段々とむき出しになってくる。 死が近くなってくる。 別れが迫ってくる。 じわじわと来る恐怖。ホラーだね~。 それとて、ファンタジーなんだな。 そう難しくない。誰でも読める気がする。 私たちは、どこへ行けばいいのか。 難しくないと言ったが、答えるには難しいだろう。 | ||||
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他の方も書かれていますが、梱包が残念でした。 文庫本サイズはもう実店舗などで買おうと思います! ホワイトハートから新潮社版を買い直しです! 楽しく読もうと思います!! | ||||
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エピソード0。確かに! 良かったです。 | ||||
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よかった、 | ||||
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非常に辛い編だった。私のようににわか十二国記読者にとって、エピソード0のこの作品をどこで読むのか、は大きな問題だったようだ。私にはナビゲーターの知人がいて、これはまだ読まなくて良いんですと言われ、え、なんで?と思いつつも後回しにされていたが、そう「魔性の子、いつ読む問題」がファンには議論になっている。そして私が読んだのは「黄昏の岸 暁の天」の後.つまり最終シリーズ「白銀の〜」の直前だ。なんでなんでと思っていたその順番も、実は黄昏の岸を読んでいれば察しがついてくる。同時に、あぁ泰麒、お前はとっても辛い思いを蓬萊でしてきたはず...それをこれから読まなければいけないのか...と正直気が重い で、読んでみるとですよ、確かに黄昏の岸の後ということで、色々な伏線がここで回収されてくるので、まあまあ納得です。 様々な伏線回収がこの本でなされるのだが、ふと思うのよ、いや待てよ、この本って十二国記のこの後に続く壮大なドラマの「前に」書かれているんだよな、と。なのに、これだけ、後の話と矛盾がなくて(いやちょっとはあるかもしれないが)、古さを感じさせないなんて、どれだけ最初から小野不由美は全体を構想していたのよ、と愕然とするのであります。 さらに、さらに、一体この本を一番最初に手にとった最初の読者たちは、この後の物語を夢想だにしなかったに違いなく、ある意味、まっさらな状態で本書を読むという体験が最早二度とできない身にとってはそのチャンスも欲しかったなあと思うわけです。 | ||||
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以前、月の影 影の海から読んでいて今回読み返す際に魔性の子を購入しそれから読み始めました。受ける印象が違い面白かったです。 | ||||
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2019年秋に十二国記の新作が発売され大きな話題になるまで、実はこのシリーズを読んでおりませんでした。何周遅れなんでしょうね?30周遅れですか(笑) 興味を持って手に取ったのは実は「エピソード1:月の影…」からだったんです。「魔性の子」は「エピソード0」と表記されている上、舞台もこちらの現実社会だったので、毛色が違うしきっと「プロトタイプみたいなもんか」と、二の足踏んだままようやくこの「魔性の子」にたどり着いたというわけです。 本作を飛ばして「白銀の壚…」まで読み切ってからの「魔性の子」ということはつまり、十二国の理(ことわり)や、泰麒が十二国と蓬莱を行き来した経緯を知ってる状態でのトライですから、惨劇の犯人や、主人公が何なのかもネタバレしている形です。これはもったいなかった? いえいえ、この、なんというか俯瞰したような接し方がどうにも贅沢な心地で、きっと、予備知識なしで読まれた方とは全く異なる興奮を持って楽しめたのだと思います。 そして本当に驚いたのは、概して大長編の物語(マンガ含む)などでは、初期のエピソードとの設定や時系列の整合性が微妙に破綻していたりして、そのズレを許容しながらの付き合いになるのが少なくないのですが、本作では、矛盾点が皆無なんですよ。本当に繋がってるの。 少しずつ謎が解けていく流れで、「そう!それ!そこ!」なんて、白銀まで読んだからこそ感じられる盛り上がりを感じながら、作者はこの「魔性の子」を執筆された時点で、壮大な十二国の世界観がすでに完成されていたのかと思うと驚愕を禁じ得ません。 壮絶な白銀終盤での泰麒の決死の行動までを知っているだけに、本作ラストでの、広瀬を振り切って虚界を渡らんとする高里のシーンに滂沱の涙です。なんて強いの。お前ほぼタッチアンドゴーでこのまま李斎を説得して戴の旅を続けんのかよ、、、 凄いです。涙止まりません。 すでに読まれた方も、白銀を読み切ってから本作を再読することを強くお勧めします! | ||||
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