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魔性の子
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魔性の子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全136件 21~40 2/7ページ
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以前、月の影 影の海から読んでいて今回読み返す際に魔性の子を購入しそれから読み始めました。受ける印象が違い面白かったです。 | ||||
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文庫本4冊が裸のまま、封筒形式で固定もせず配送。 封筒内でがしゃがしゃ動いてました。 本の角等に傷があり、「梱包に問題があることを詳しく記入した上で交換依頼」しました。 しかし、再送された商品はまたも同じ梱包(封筒に4冊文庫本をい入れただけ)で配達。 正直、啞然としました。がっがりです。 当然、またも前回ほどではないにしても傷があります。 もっと大事に扱って欲しい。 Amazonで文庫本を購入するのは、リスクがあります。 6冊注文。内4巻はセット購入。2冊は段ボールに固定されて配達(通常どおり)。4冊は封筒に裸でつっこんだだけ。その4冊の内訳はセット4巻中の3冊とバラの1冊。 2冊は固定で、なぜセットでもない4冊を封筒で配送するのか、疑問です。 全て在庫あり、Amazonからの配送になっています。 何故、こんな梱包方法で配送するのか教えて欲しいです。 | ||||
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2019年秋に十二国記の新作が発売され大きな話題になるまで、実はこのシリーズを読んでおりませんでした。何周遅れなんでしょうね?30周遅れですか(笑) 興味を持って手に取ったのは実は「エピソード1:月の影…」からだったんです。「魔性の子」は「エピソード0」と表記されている上、舞台もこちらの現実社会だったので、毛色が違うしきっと「プロトタイプみたいなもんか」と、二の足踏んだままようやくこの「魔性の子」にたどり着いたというわけです。 本作を飛ばして「白銀の壚…」まで読み切ってからの「魔性の子」ということはつまり、十二国の理(ことわり)や、泰麒が十二国と蓬莱を行き来した経緯を知ってる状態でのトライですから、惨劇の犯人や、主人公が何なのかもネタバレしている形です。これはもったいなかった? いえいえ、この、なんというか俯瞰したような接し方がどうにも贅沢な心地で、きっと、予備知識なしで読まれた方とは全く異なる興奮を持って楽しめたのだと思います。 そして本当に驚いたのは、概して大長編の物語(マンガ含む)などでは、初期のエピソードとの設定や時系列の整合性が微妙に破綻していたりして、そのズレを許容しながらの付き合いになるのが少なくないのですが、本作では、矛盾点が皆無なんですよ。本当に繋がってるの。 少しずつ謎が解けていく流れで、「そう!それ!そこ!」なんて、白銀まで読んだからこそ感じられる盛り上がりを感じながら、作者はこの「魔性の子」を執筆された時点で、壮大な十二国の世界観がすでに完成されていたのかと思うと驚愕を禁じ得ません。 壮絶な白銀終盤での泰麒の決死の行動までを知っているだけに、本作ラストでの、広瀬を振り切って虚界を渡らんとする高里のシーンに滂沱の涙です。なんて強いの。お前ほぼタッチアンドゴーでこのまま李斎を説得して戴の旅を続けんのかよ、、、 凄いです。涙止まりません。 すでに読まれた方も、白銀を読み切ってから本作を再読することを強くお勧めします! | ||||
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本屋さんで売り切れていて諦めていた本です。 先月製本された新品が届き感激!! めっちゃ綺麗で しかも配送が凄く早くて! 嬉しいです。ありがとうございました〜 | ||||
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ファンタジー小説と思いながら読み始めたものの、意外とホラーとグロテイスト強めであれれ?と思いつつ読了。 最後の解説でホラー小説と書かれていて、ホラー小説だったんだ!と気づきました笑 あまりにも切なく、救いがない。 人殺しすぎ。 でもとても面白かったー。 | ||||
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妖艶で外連味タップリの「東京異聞」以来、初めて作者の作品を読んだが、「十二国記」の序章である本作は読者層を若く設定している様だ。主人公(狂言回し)は臨死体験を持つ広瀬という教育実習生。教育実習先の母校で出会ったのは、小学生の時に"神隠し"に合ったと噂され、危害を及ぼす周囲には"祟り"の力で死や大惨事を起こす高里という高校生。広瀬と高里は"あちらの世界"に生きているという感覚を共有する。2人との関係は不明だが、「き」という獣を探す幽霊の様な女の描写が挟まれる。ここまでは外連味もなく普通の怪談風。高里の振る舞いはスティーヴン・キング「キャリー」を想起させるが、勿論、宗教的要素はなく、むしろ、精神世界の話であろう。第一、高里の意志なのか否かも分らない。 中盤辺り、どうやら、高里が"あちらの世界"の「王」である事が示唆される。"神隠し"の間にそうなった(あるいは入れ替わった)のだろうが、これが題名の「魔性の子」の由縁であろう。すると、仮に"あちらの世界"を信じるとすれば、"祟り"は「王」の手下(守護神?)が起こしたものであって、何も不可解ではない。高里には蓬山の記憶があり、女幽霊が探している「き」とは麒麟であって、白汕子と傲濫の守護神達の暴走を食い止めようとしているらしい。ここに至って、高里の記憶から「王」とは「十二国」中の「泰王」であって、高里は「泰王の麒麟」である事を思い出す。広瀬を襲った「延王」とは敵将の事だろうか ? この時点で本作が何らかの収束を示すという可能性はなくなり、中途半端。 本作を故国喪失(自分の居場所がない)の人間の孤独、人間のエゴの醜さ、同調性の強調への反駁などをテーマとした独立した作品とも読めるし、実際、本作執筆時には「十二国記」シリーズを執筆する積りはなかったと思う(エサが少な過ぎる)。作者としては少し不本意な出来だと思う。 | ||||
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これがシリーズの幕開け。これの伏線回収が最新作でされるという、とてつもない作品だと改めて思う。 アニメの可愛かっただけの泰麒はもういないんだ…。しかし、魔性の子を経たからこその「白銀」。 | ||||
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書店有隣堂の冊子「有隣」で北上次郎氏が「十二国記は最高に面白い」と絶賛されていて、興味をもって読んでみた。その記事の中で、このシリーズのどこから入るか(読み始めるか)について書かれていて、北上氏は第五部「図南の翼」から読み始めたという。そしてどこから読み始めるのがいいのかという話になって、今回十八年ぶりに刊行された「白銀の墟玄の月」の前作から読みのがいいとか、このゼロ巻「魔性の子」から読み始めるのがいいとか書いてあって、この本を手に取ったわけですが・・・それが良かったのかどうか。ダークなホラー小説というとスティーブン・キングみたいなケレン味たっぷりのエンタテインメントなのかなと思っていたら、静かに情景が浮かび上がってくるような落ち着いた書き出しが期待させたのですが、その落ち着いた感じで物語が淡々と描かれていくので、悪くはないけど、そんなに面白くもないという読後感が残った。話も一応完結しているので、次の本を手に取ろうという気分にもあまりなれない。やっぱり、いきなりファンタジーの巻から入った方が良かったのかもしれない。準主役の広瀬という教生に共感がもてなかったのが、この本を楽しめなかった一番のネックなのかもしれない。彼がそういう心情にいたる過去の描写がなんか軽いんですよね・・・。 | ||||
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漢字の勉強の為、この本を買って読んだのですが、面白くてはまってしまいました。ストレスが発散され時間を忘れさせてくれるくらいの素晴らしい小説だと思います。12国記最高です! | ||||
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教育実習生として戻ってきた母校で、ひとりの生徒と出会う。 その生徒の身の回りでは、幼い頃から不思議な事故が多かった。 どうして事故は起こるのか。その事故は止められないのか。 当初は人間らしさを感じないその生徒も、主人公と過ごす時間が増えるにつれて少しずつ心を通わせるようになっていく。 生徒の中に人間らしさを見つけられるようになっていくと同時に、周囲の人間はどんどんと醜さが露わになり、ある種の矛盾のようなものも感じる。 ファンタジー小説だと思って読むと、途中までのホラーテイストに戸惑う。 シリーズものではあるけれど、一冊としての完成度がとても高い。 | ||||
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内容自体はホラー系ミステリーでなかなか読ませます。が、ただ一点、高校がステージとなっていますが、かなりリアリティに欠けます。多くの生徒が死んだり怪我をしたりしているのに、世間やマスコミ、教育関係機関などの介入があまりないこと、何事も無かったかのように授業が続けられ、生徒が学校に通ってくることなどあまりにも現実離れしすぎていて違和感を感じずにはいられませんでした。 | ||||
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何度読んでも良い | ||||
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恐ろしいと思う。 物語の内容が、ではない。あの菊池秀行氏でさえ解説はホラー小説として評価していることが、である。91年の8月に書いていて、十二国記シリーズが始まる前の記述なのだから仕方ないのではある。私とて、第一部を読まずに、このエピソード0から読み始めたら、同じような感想を持っただろう。ただただ、理不尽な異世界からの厄災はホラーでしかない(映画の『来る』もこんな感じだった)。学園の中で、「異端の少年」は初めは小さないじめに遭い、その度に祟りのような厄災が起きる。周りの扱いは無視・忌避そして恐れ、攻撃、追従へと移ってゆく。やがてマスコミという巨大な暴力装置が発動し、それらに対する大厄災が起きる。ホラーというよりも、日本人特有の「荒ぶる神」に対する感情を扱った「神話」のような気がする、というような感想を第一部を読んでいなかったならば持っただろう。少し切り口は違ったがホラーエンタメを描いてきた菊池氏にとってはあの解説は当然であった。 ところが、本質は違ったのだ。今や十二国の地図さえ知ってるいる私は、この厄災の意味が半分以上は推察がつくようになっている。シリーズ全部を読んでいるファンたちには尚更だろう。これほどまでの死者が出たことの原因を私は知っている。そんな風に、あたかも「神の視点」を持つようになった自分が恐ろしいと思う。(物凄く不謹慎なので書くのを憚られるのだけど、仮の発想として今回の台風19号の大厄災の本当の意味をもし知っていたとしたら、貴方は『とても恐ろしい』と思いませんか?) 冒頭と終わりに八世紀唐の人、王維の阿倍仲麻呂との惜別の詩が捧げられている。「滄海の東の果てのことはよくわからない」「音信はもう届かないだろう」という詩なので、2つの可能性を考えた。一つは十二国の始まりが唐の時代だったという可能性だが、これは熟考した結果「無い」と思う。ひとつは、「東」を無視すれば、正にラストのある主要人物の気持ちそのものを代弁しているだろう。それはそれで、とても哀しい感情である。 | ||||
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アニメの泰麒のエピソードを見て、あれはこれか?と思って書棚から取り出して再読。気味の悪いゾッとする内容なのだけど納得しました。永らく泰麒の行く末が気にかかっていたのですが、やっと新刊が出て読み始めた所です。作者に感謝したい。作品は作家のものだけど、読者は待つ権利があるので、本当に待ちました。作品世界に浸りたくて何度も読み返しました。 小野先生ありがとう。 | ||||
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新刊読了後に読みたくなって、Amazonで購入しました。新刊4冊読了し「面白い、でも重い、つらい、苦しい」から解放され、要くん(と呼んでました)懐かしい〜と軽く読み始めたのも束の間。とにかく怖い! あれ?こんな怖かったっけ?いや、怖かったな!だけど、全部わかってて読んでるのに、なんで怖いの〜?!と、読み終わってぐったり。でも改めて、ここから白銀のあの泰麒に繋がってるのをすごく感じました。 やっぱり小野主上すごい。 | ||||
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これを書いた時には、十二国記は作者の頭の中にだけあるものだったと思うと最早感慨深い1作。後の屍鬼にも繋がる小野さんの原点という感じがします。 発売してまもなく、発売したものからこの作者の作品は読んでいて、最新作まで細い糸で繋がっているような物語なので、のちの物語にこの作品のかけらが落ちているのに気づき、それを拾う楽しさを教えてもらった物語でもありました。 いや、内容はホラーだと個人的には思ってるんですけどね。 | ||||
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十二国記シリーズの出た順番としては一作目ですが、あくまで別物というかジャンルが違うと思うので 個人的には月の影影の海上下巻を読んでから、魔性の子を読むタイミングを自分で決めた方がいいのではないかな〜と 思っています。 もちろん単体でもホラーとして面白いのですが、これを十二国記と思って読むと、イメージと違ったなってなると思う。 自分でも十二国と知らずに読みたかったという気持ちもあるんですが、やっぱりこれを先に読んでいたら十二国記を続けて読もうと思ったかどうか自信無いです。 | ||||
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やっと読めた。 黒麒麟マジカッコいいじゃん! いつまでもお小さい方ではなかった。 いい麒麟におなりになった(涙) | ||||
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ずいぶん前に購入したのでもうクタクタになってますw 十二国記を知ってAmazonさんで当時刊行されていた「月の影、影の海」から「図南の翼」までをとりあえず大人買い(仮病を使って家事を放棄して読み漁った)今でも読み返してます。その後本屋さんで偶然「魔性の子」を見つけ、その1冊こそが「十二国記」という壮大な物語の始めであることを知りました。 この10月と11月に2冊ずつ新刊の発売が決定し、ファン待望の「戴国」の話がついに決着を迎える。どれだけこのお知らせを待っていたことか。泰麒と泰王の話の終わりを見届けるまで死ねないと本気で思っていたので本当に楽しみです。 十二国記を知ってる方で、「魔性の子」を未読の方はぜひ手に取っていただきたいです。これが十二国記の始まりです。 | ||||
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長らく待っている十二国記の新作が出る前に復習をしようと思い、読んでみました。 この本はシリーズ外だっので読んでませんでした。 この本を書いた時には十二国記の構想ができていたんですね。驚きです。 逆にこの本だけでは?となってしまいますね。 | ||||
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