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翼をください
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翼をくださいの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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この作品を「直球の犯人当て」と称するのは無理がありすぎる。 「犯人当て」というのは、作中に提示された手掛かりから論理的に犯人を特定できるように書かれた小説のことだ。 この作品ではAという人物が犯人だが、他の誰でもなくAだけが犯人たりうる条件を備えているという論理的な証明などされていない。 単に警察官の捜査によってAの隠された意外な事情や過去が判明し、 それによって「だからAには動機があった。よってAが犯人だ」という結論に至っているだけ。 動機があるから犯人です。以上証明終了。 こんなものを犯人当てと呼べるだろうか? 他にも動機のある人物はたくさんいるのだから、彼らを全員除外してAを犯人と特定できる論理的な根拠が示されていなければ到底フェアではなく、犯人当てとは呼べない。 もし「犯人当て」などと銘打つことなく単なるサスペンス小説として売り出されていればそれなりに楽しめたかもしれないが、 「ミステリの老舗」を自認しているらしい東京創元社が、なぜこんな的外れな売り出し方をしてしまったのか甚だ疑問。 | ||||
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ミステリ・フロンティアはほとんど読んでいますが、 新しい、これからの作家を売り出すレーベルにしては、 古くさい印象を与える作品を出してきたなあと思いました。 人物造形もそうですが、出てくる人物にひねりがない。 せっかく大学生を主人公にしているのに、 青春ミステリらしいものがない。 結末も・・・・・・どこかで見たようなトリック、動機で、 またこういう話か、という印象です。 | ||||
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嵐の孤島物かと思って、手に取ったのですが…。 読み進めていくにうちに、なんだか違うなと思えてきて、最後にいたってはコレでいいの?って感じでした。 期待が大きかった分、評価は低めになってしまいました。 同じ嵐の孤島ものなら孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)が私のお勧めです。 | ||||
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嵐の中の孤島もの! という事でワクワクしながら読んだものの、ミステリ的な部分よりも、読んでいて不愉快な気分になる登場人物の群れに、読み進める意欲が削がれました。 発生する殺人にも、魅力的な謎に欠け、一応の結末をみせても、謎に対する興味が持てなくなっているので、とにかく義務感で読み終えた…という次第です。 実はこってりと盛られていたBLと百合成分も、とってつけた感じで、萌え心を刺激されませんでした。 「嵐の孤島」を期待する人には肩すかし、 それ以外の要素で楽しもうとしても、難しい。 | ||||
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