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消失グラデーション



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【この小説が収録されている参考書籍】
消失グラデーション
消失グラデーション (角川文庫)

消失グラデーションの評価: 2.65/5点 レビュー 54件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.65pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(3pt)

「事件」のトリック(真相部分)自体は悪くない

メインの事件に用いられたトリックのためのよく練られたプロットだと思いますが、いかんせん、その事件が起きるまでの流れがちょっと冗長過ぎました。確かに、そこに至るまでの丁寧な伏線と言えばそうなのですが、青春小説ではなくミステリとして読んでいるので、事件が起こるまでが長すぎて疲れます。また、作品全体に仕掛けられたトリックには、読んでいる途中で気づくことができるようなヒントや違和感があからさまにあるので、気づく人も多いのではないかと思います。ちょっと期待しすぎたという声が多いようですが、確かに、悪くないけど期待しすぎはNGといったところでしょうか。
消失グラデーション (角川文庫)Amazon書評・レビュー:消失グラデーション (角川文庫)より
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No.13:
(3pt)

気長に構えたほうがいい

面白くなるのはだいぶ後半のほうでそこまで読むのがつらい人多いと思う。最後のネタバラシは面白い。
キャラも前半は特に好きになれない。
作者のロマンス、恋愛に関して感覚がずれてると感じる。健康的でない
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No.12:
(3pt)

期待したほどではなかった

ずいぶん高評価が多かったので期待して読みましたが、人物の設定が結構特殊で最後に種明かしをされても「えっ、そうだったの?」以上の感想は私にはありませんでした。 ラストもなんだか「そんなの実際に可能か?」とついつっこみそうになりました。 学園ミステリーとしては可もなく不可もなくといったところでしょうか。
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No.11:
(3pt)

用いられたトリックは予想の範囲内

横溝正史ミステリ大賞受賞作で、綾辻氏ら、選考委員のメンバーが絶賛していることもあり、かなり期待値が上がってしまうが、まあデビュー作としてはよくまとまっている構成だが、ミステリーとしてトリックの仕掛け自体はどうも予想の範囲を超えるような斬新なものではないという感じだ。
開かれてた空間での、素人監視下の被害者消失という一種の密室物理トリックネタと、敢えて書いてしまうと叙述トリックが組み合わされているが、密室物理トリックネタ自体はもともと著者もメインとしては扱っていないようで、トリック自体はありふれたものとなっている。
一番の本書のキモである叙述トリックであるが、最初から学園内での登場人物の描写や行動が伏線として書かれているため、どことなく違和感を覚え、ミステリーを読みなれた読者ならすぐ仕掛けは分かってしまうではないだろうか。この叙述トリック自体は先行作品多数のため、よほどうまくやらないと効果を生まないが、本書は真相が明かされてもああやっぱりな・・という程度の驚きである。
消えた被害者の真相など学園青春ミステリーとしてある特異なテーマを軸に描き切ってあり、物語の構成としては破たんなくまとまっているが、期待値が上がっているだけに、ミステリーとしてはさほど突出したトリックが使われていることもない。
解説でどんでん返し系のミステリーにありがちな、真相発覚後の世界観が一変しても、それまでの物語の構造を破壊するようなパターンには陥っていないのが優れていると解説されているが、メインネタが叙述トリックなので、物語の矛盾が生じないのは当たり前じゃないか。小説内では自明のこととして進行しているのだから。
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No.10:
(3pt)

ネタバレ厳禁

ある程度ミステリー作品を読んでいる人なら、プロローグの時点で仕掛けが見えてしまう作品。
とはいえ文章は読みやすく、学園グラフィティのようにも見えなくはないので、本格ミステリーではなく、
青春ドラマとして読むのがいいかもしれない。

トリック部分にあまり重きが置かれておらず、早々に仕掛けに気付いてしまった人ほど、退屈に感じて
しまう構成。それだけなら評価は下げなかったのだが、本筋に関係ない雑味が多かったことが残念だった。
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No.9:
(3pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

そんな叙述トリックすごくもなんともない

最近叙述トリックのための小説が多い。「必然性があったから脱ぎました」と言ってただの話題作りで脱いでいる女優のようだ。

この作品もそれが気にいらなかった。ストーリー自体は青春推理ものでそこそこ読めたが、登場人物に魅力が乏しかった。次回作に期待。
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4041012287
No.8:
(3pt)

帯の煽り文句に騙された気分…

帯に書いてる書評があまりに大絶賛だったので、期待して読みましたが思ったよりイマイチでした…

もちろん大賞を取っただけあって、ものすごく悪いわけではないけれど、他の方のレビューを見た感じでも私と同じく帯の煽り文句に騙された気分の人も多いみたいですね(^-^;

感想やあらすじを書くとそれだけでネタバレになりそうな複雑な構成ですが、 もっと省くとこは省いてもいいように思います。

そしてとにかく最後の展開はああやっぱり感の方が強いですね。

何より登場人物に特異な人が多すぎてリアリティーに欠けるというか…

いくら世の中にはいろんなアイデンティティーを持った人がいるといえども、 そこまで類は友を呼ぶかな?って感じです…

作者の表現で私がひっかかったのは、登場人物の台詞の乱暴さと、登場人物一人一人が少し完璧に描かれすぎているところですかね?
世の中、そんなに美男美女や才色兼備や天才で溢れていませんから!(笑)

なので、もう少し登場人物に欠点を加えて、リアリティーを与えてほしかったかなあと私は思いました。
消失グラデーションAmazon書評・レビュー:消失グラデーションより
4048742566
No.7:
(3pt)

いいレビューを書くには、詳しく具体的に書きましょう。

、、ん、それ読んだよ。ミステリ評で絶賛、ハードルあがって読んだけど、きれいにひっかかった。

あ、まだ読んでないの?そう、青春ミステリ好きなら、いいと思うよ。数年前話題になった、あれを是が非でも思い出しちゃうけどね。

うん、いや、いえないよ。え、それもいえないなーー。読み終わったら、いろいろ語り合いたくなるから、読んできてよ。

うん、わかった。あ、まだヒカルくん追ってるの?じゃ、「背徳の死角」でさ、、、
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4041012287
No.6:
(3pt)

悪くはないけど、読後感はいまいち

かなり注意しながら読んでいたが、このトリックには気付かなかった。 古典的な叙述トリックであるがうまく機能していると思う。 とはいえ、爽快なだまされ感ではなく、”うーんそうなのか?”といった感じか? 選評に惹かれて購入したが、平均的なレベルではないか?
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4041012287
No.5:
(3pt)

やはり自分で読まないとわからない

最初から最後までイッキに読めました。最初に事件が起こって謎解きのパターンかと思ってましたが、それではなかった。最後にアイテムの単語1つで、誰かが言われていた様にオセロがひっくり返って行くような気持ちよさがありました。登場人物は何人かは書ききれていなかった感じもありましたが、もしかしたらまた別の話で主人公として描かれるつもりでいらっしゃるのかなと期待しています。
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4041012287
No.4:
(3pt)

馳&綾辻さんの選評に食指が動いた一人です。

「ひとつ取れば崩れるようなブロックが、誤りなく組み上げられた建築である」北村薫さんの評がこの作品をいちばん正しく評価していると思います。ミステリを読んでる方ならすぐに著者が仕掛けた謎に気付いて結果「どんがらがっしゃーん」と総崩れになった方も多いのでは(笑)わたしも最初のほうにボコッと崩れちゃいました(苦笑)
転落の謎は面白かったですが、あとの謎は「あ、やっぱりか」でした。
感情移入できるキャラクター、魅力的な登場人物がいればもっと楽しめたかなと思います。
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4041012287
No.3:
(3pt)

持ち上げるほどではない

中学生ー高校生向けといった感じです。

デビュー作ということですが、派手な帯文句で売らんかなの姿勢が却って期待はずれとの評価につながる気がします。

内容を整理し、2/3ぐらいの長さにすれば読みやすくなったのではないでしょうか。

他のレビューにもありますが
・展開が強引
・トリックに難あり
・文章が稚拙 というか、最近の流行にあわせたように思えます。
消失グラデーション (角川文庫)Amazon書評・レビュー:消失グラデーション (角川文庫)より
4041012287
No.2:
(3pt)

書評では良さそうでしたが・・・

某週刊誌にて、☆4つ半がつけられていて、書評者もお勧めされていたのですが、私には文章が合いませんでした。
選考委員の作家の方達は、文章は良いと思われたのでしょうか?

トリックやサプライズは、よく考えられていますし、おおっ!と驚かされましたが、
いかんせん文章が、とくに会話が読むに耐えられなくて、途中の章を飛ばしてしまいました。

私は30年近くミステリを読んできましたが、ここ最近はこうした文章が合わない作家さんが
増えてきました。時代なんでしょうね。
今の若い方達は、違和感なく読まれるのでしょうか。
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4041012287
No.1:
(3pt)

帯の印象が強すぎた

全体として、うまく構成され纏まった作品だと思います。
展開が隙間なく詰め込まれているため飽きることなく読み進めることができました。
ただ、登場人物の配置がご都合主義的で、会話も「造られた感」が丸出し。だから結末まで読んでも、ただ予定調和の中に収まってしまったような印象がもったいない気もします。

ただ問題は内容よりも帯に書かれている内容。

「横溝正史没後30年目に現れた、傑作!!」

「間違いなく、わたしが読んだ中で最高の傑作である ―― 馳 星周 氏」

「繊細かつ大胆な展開、真相の波状攻撃、そして衝撃の結末」

ここまで書かれてしまったら、ミステリファンなら誰しも結末を推理したくなるものです。
その予想すらも裏切ってくれるほどの作品なのかと思いましたが、正直、結末が予想できてしまって面を喰いました。

ただ推理は面白いし、畳みかけるように暴かれる真相にはページを捲る手が止まりませんでした。多数の人物を書ききる筆力も、デビュー作としては十分でしょう。

しかし私がいままでに読んだ小説での最高傑作かと言われると、まったくそうではなく、ここまで過剰に持ち上げられた作者様がかわいそうに思えます。
新人離れした筆力と、斬新なミステリを書ききった、ただそれだけで充分話題になっただろう作品だったために、この帯については本当にもったいないと思いました。
消失グラデーション (角川文庫)Amazon書評・レビュー:消失グラデーション (角川文庫)より
4041012287

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