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消失グラデーション
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消失グラデーションの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全54件 1~20 1/3ページ
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青春スポーツ小説としても面白い。本格推理としても面白い。それに思春期の登場人物たちも個性があり、独特の雰囲気を醸し出す小説でとってもいい。なのに、なのに、何故! まったく不必要な無駄な"叙述トリック"(とよんでいいのか?) これがなければ秀作なのに。残念・・・ この作家、不必要に人物を複雑にする傾向にあるように思う。『イン・ザ・ダスト』でも、事件の関係者が多い上に、人物相関も交錯して。かつ名前が混雑して。(途中で登場人物と相関図をメモに書きだしてたが、図が複雑になって諦めた) 何か拘りがあるんでしょうね。この作家の作品は好きなので、これからも読むつもりですが、この意味不明の拘りは止めて欲しい。それ以外はとっても秀逸だと思う。文章も好きだし。 | ||||
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メインの事件に用いられたトリックのためのよく練られたプロットだと思いますが、いかんせん、その事件が起きるまでの流れがちょっと冗長過ぎました。確かに、そこに至るまでの丁寧な伏線と言えばそうなのですが、青春小説ではなくミステリとして読んでいるので、事件が起こるまでが長すぎて疲れます。また、作品全体に仕掛けられたトリックには、読んでいる途中で気づくことができるようなヒントや違和感があからさまにあるので、気づく人も多いのではないかと思います。ちょっと期待しすぎたという声が多いようですが、確かに、悪くないけど期待しすぎはNGといったところでしょうか。 | ||||
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幾つか腑に落ちない点があり、違和感を持ったまま読み進めたが‥さすがに無理ありすぎ、ミステリーとして反則ギリギリ、個人的には反則認定。読んだ時間返して欲しい。ひどい。なにこれ。 | ||||
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面白くなるのはだいぶ後半のほうでそこまで読むのがつらい人多いと思う。最後のネタバラシは面白い。 キャラも前半は特に好きになれない。 作者のロマンス、恋愛に関して感覚がずれてると感じる。健康的でない | ||||
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あらすじの展開に辿り着くまでが長い。もっと削れるだろう。同性愛だの性同一性だのと余計な装飾でまみれていて鬱陶しいし、押し付けがましい。 父親には何も言わず不孝の極みだ。今まで育てて金も出していたのになんなんだ? 犯罪者と教師イビりのコンビには全く共感できないし、他の登場人物にしても同じ。 犯行もトンデモが過ぎるし、ヒカルがご都合の塊で気持ち悪すぎる。 | ||||
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話にムリがありすぎる。「そんなワケないだろ」と、突っ込み所満載。 登場人物に感情移入出来ない。 おすすめはしません | ||||
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またこのパターンか。 言葉遊びが過ぎますね。 主要な登場人物は単なる変態ですか。 小説だからって何でもありって訳ですか。 作者が読者に対して「どう?びっくりしただろ」って ドヤ顔してるんだろうな~ マジ気持ち悪いわ。 | ||||
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結構、我慢して読んで見たが、伊達先輩との絡みの辺りで脱落した。後半、素晴らしい展開があるのかもしれないが、学園ものと言ってもハーレム系ラノベみたいなものだし、キャラもブレブレ。どうして横溝正史賞を取れたのか、そちらの方がミステリーだ。 | ||||
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キャラの魅力もまったく伝わってこない。 ダラダラした展開、テンポの悪さ、途中で寝落ちすること数回、、。 そもそも登場人物紹介文が既におかしい。 女子マネーを男子バスケ部員なんて呼ばない。 こんな小細工するのは良質ミステリーとは言わない。 いざ種明かしされてもまったく意外性はなく、「ああ、またか、こいつもか」という感想しか出てこなかった。 | ||||
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※ 少し真相に触れています ※ 他の人の指摘にも多いですが、綾辻氏や馳星周氏による、「歴代受賞作の中でも三本の指に入る逸品!」といった、帯の惹句の大絶賛のせいで期待値が上がり過ぎました。 とにかく良くも悪くも「読者を騙そう」とする意図が強すぎて、キャラ設定や展開に無理やご都合主義が多くなっています。それは巻頭の「登場人物紹介」ページから始まっていて、嘘は書いてないけど、その紹介の仕方はどうなの?というものがあります。おかげで一応疑っていた、「実はあの生徒は〇〇なんじゃないか?」という疑惑を見事に逸らされました。最近の作家さんもミステリー慣れした読者のヒネくれた視点を惑わすために色々な工夫が必要で大変だろうとは思いますが、今作の露骨な「叙述トリック」には好き嫌いがはっきり出るでしょうね。 そうした叙述トリック以外にもご都合主義は多く、学校に侵入する「ヒカルくん」の存在はその最たるモノ。まるで今作に合わせて用意されたようなキャラ設定や、事件の現場に偶然に居合わせたタイミングなどを始め、その他の事後処理もすべて彼がいないと成立しないもので、いくらなんでも都合の良い「何でも屋」すぎて、一気にリアリティが無くなりました。 高校のバスケ部を舞台にした生徒たちの青春ドラマも、全国大会を狙うほどの強豪校での出来事で、私のように適当に部活をしてきた程度の一般的な生徒とは部活に掛ける熱意が違い過ぎて、その温度差にイマイチ感情移入が出来ないものでした。 また今作のテーマであるはずの「性の不一致」に対しても、それほど突っ込んで描かれている訳ではなく、どちらかと言えば、今作の「どんでん返し」のために採用されただけ、という印象が強いです。 デビュー作としては大作だと思いますし、ロジカルな推理は本格ミステリーの醍醐味を感じられますが、それ以上にキャラ設定や展開にご都合主義や無理が多く、その良さが相殺されてしまっています。 | ||||
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横溝正史ミステリ大賞受賞――。 とすると、それは一体どんなレベルの文学賞なのか…。 本作初っ端から、テンポがなく読むのに疲れる。 トリックの整合性やらの以前に、読ませる描写がない。 もちろん作家ごとの個性はあるのだが、例えば思い付くのは島田荘司氏などと 比べると格段に読みづらい。 「テンポ」というものがいかに重要か、改めて 気付かされた作品だった。 説明のくどい似たような記述が延々密度濃く続く。 これはつらい。 作品世界や装丁のうまさでイメージはライトノベル(青春+学園+ミステリー)風 に見せているが、中身がそぐわない。 | ||||
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ずいぶん高評価が多かったので期待して読みましたが、人物の設定が結構特殊で最後に種明かしをされても「えっ、そうだったの?」以上の感想は私にはありませんでした。 ラストもなんだか「そんなの実際に可能か?」とついつっこみそうになりました。 学園ミステリーとしては可もなく不可もなくといったところでしょうか。 | ||||
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巧みな叙述トリックが用いられており、騙された感が非常に強い。最後の数十ページの展開には良くも悪くも唖然とさせられた。 | ||||
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横溝正史ミステリ大賞受賞作で、綾辻氏ら、選考委員のメンバーが絶賛していることもあり、かなり期待値が上がってしまうが、まあデビュー作としてはよくまとまっている構成だが、ミステリーとしてトリックの仕掛け自体はどうも予想の範囲を超えるような斬新なものではないという感じだ。 開かれてた空間での、素人監視下の被害者消失という一種の密室物理トリックネタと、敢えて書いてしまうと叙述トリックが組み合わされているが、密室物理トリックネタ自体はもともと著者もメインとしては扱っていないようで、トリック自体はありふれたものとなっている。 一番の本書のキモである叙述トリックであるが、最初から学園内での登場人物の描写や行動が伏線として書かれているため、どことなく違和感を覚え、ミステリーを読みなれた読者ならすぐ仕掛けは分かってしまうではないだろうか。この叙述トリック自体は先行作品多数のため、よほどうまくやらないと効果を生まないが、本書は真相が明かされてもああやっぱりな・・という程度の驚きである。 消えた被害者の真相など学園青春ミステリーとしてある特異なテーマを軸に描き切ってあり、物語の構成としては破たんなくまとまっているが、期待値が上がっているだけに、ミステリーとしてはさほど突出したトリックが使われていることもない。 解説でどんでん返し系のミステリーにありがちな、真相発覚後の世界観が一変しても、それまでの物語の構造を破壊するようなパターンには陥っていないのが優れていると解説されているが、メインネタが叙述トリックなので、物語の矛盾が生じないのは当たり前じゃないか。小説内では自明のこととして進行しているのだから。 | ||||
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2011年第31回横溝正史大賞を受賞した本作品は、使い古された言葉だが、「新人離れした」上質のミステリ作品として、オススメできます。 かつては、新人賞と言えば、江戸川乱歩賞という時代があって、乱歩賞受賞作さえ読んでいれば、その年の新人の書いた上質なミステリを堪能できると言っても過言ではありませんでした。 しかし、その後は、新人賞の数も増え、上質な新人の作品も分散してしまい、今では、乱歩賞受賞作ならハズレなし、ということもなくなりました。 そんな中、この数年の新人賞受賞作で、評価の高さが際立っていたのが、本作品です。 新人賞作品なのに、その年のミステリ・ランキングでも上位に食い込んでいるし、ネットを通じても賞賛の声が高い。 これは一読の価値あり、と判断しました。 ミステリの分野としては、かねてより作品が生み出されている、「人間消失」もので、舞台を高等学校のバスケ部に置くことで、青春ミステリや学園ミステリと呼ばれるものとなっています。 この点だけみると、特別な作品には思えません。 実際、ストーリー展開も、当初は、バスケ部員の男女の人間模様を綴っていて、あまりミステリらしさは感じませんでした。 メインとなる消失事件が発生するのも、400頁余りの作品の100頁辺りからで、テンポの早いストーリー展開が多い昨今の作品の中では、事件発生までに費やす頁は長い方だと思います。 しかし、終盤に来て、この100頁が決して無駄な描写でなかったことに気づかされます。 結論として、使われているトリックの素材は、決して斬新なものではありませんでした。 しかし、使い方によって、これほど「意外性」を持たせられるのか、と感心させられます。 特に、作品の冒頭のある記述によって、私は意外な真相を見抜くことはできませんでした。 一見すると、アンフェアに思えたのですが、よくよく考えてみると、ぎりぎりフェアです。 よく考えられているとしか言いようがありません。 巻末解説に、青春小説の部分とミステリが巧く融合しているという説明がありましたが、正にそのとおりで、真相解明によって、サブとなるテーマ(本作品では、「青春」)に鮮烈な印象を残すというのは、ミステリのひとつの理想を行くものでしょう。 そのような意味からも、私は本作品を高く評価したいと思います。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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トリックについては、多くの方がレビューされている通り、 、、、スカッと騙されるような気持よさは味わえませんでした。 ミステリーの核となる部分なので、非常に残念。 それよりも伏線の導入部分である、 青春小説の体裁部分が非常に読んでてしんどかった。 なんかこう、、学校内の不和に悩みリストカットを試みる少女や、 クラスメイトから孤立しする主人公など、、シリアスな設定を持ってきているのに、 登場人物の語り口は非常に軽妙で、ライトノベルのようなやり取り。とても不自然でチグハグでした。 その気持ち悪さに我慢が必要。 | ||||
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とても安く買えましたし、美品で、内容もすごくテンポよく最後まで騙されました。これから、長沢樹を全部読みたくなりますよ。 | ||||
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一言で言うなら"期待外れ"といった感じでしょうか。 横溝正史賞受賞、綾辻さんら大御所のベタ褒め、ミステリーランキングにランクイン とまぁ読む前にハードルを随分上げて読んでしまったのは事実ですが。 どんでん返し部分に関しても早い段階で分かってしまいました ただ、登場人物のキャラクターなどは青春モノ小説として考えれば個人的には嫌いではないです笑 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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