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平成猿蟹合戦図



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【この小説が収録されている参考書籍】
平成猿蟹合戦図

平成猿蟹合戦図の評価: 3.77/5点 レビュー 35件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.77pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
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No.21:
(5pt)

鮮やかな敵討。

それぞれの登場人物の本音はがっつり方言で。人物ごとの視点でのチャプターの移り変わりはテンポ良く。隙間時間に読もうと思っても、先が気になってページが止まらないので、一気読みがおすすめです。これまでの著者のタイトルの印象からは想像がつかないような、さっぱりとした内容で、後半は目頭が熱くなりました。誰が猿?誰がカニ?臼や栗達も大活躍。
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No.20:
(5pt)

横道世之介のスピンオフみたい

あの名作「横道世之介」のスピンオフのようで一気に読んでしまいました。登場人物もバリエーション豊かで魅力的でした。でもつい高良健吾が頭に浮かんでしまってやや複雑な気分。楽しませていただきました。
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No.19:
(4pt)

ちゃんと生きていこう。

「良ぐ分がったな。俺、この便で帰って来るって」
「分がるも何も、日に二便しかねもの」
「せば、もし俺が夕方の便だばどしての?」
「そいだば、また夕方来るもの」
「暇だな」
「んだ、今、そう言ったべ」

歌舞伎町でバーテンをやっている主人公には、こういう田舎がある。

スナックの女の子にも、そのママにも、それぞれ自分を育てた町や田舎がある。
この本の主人公たちは、みんな東京で暮らしているけど、自分自身を育んだ歴史を後ろ盾に生きている。全員、別に、パッピーに生きてきたわけでは無いんだけど、酸いも甘いも自分の歴史が、今の自分の行動を後押ししてくれているんだな。スネずに、前向きに、そして素直に生きていこうと思わせてくれました。
元気出ます。
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No.18:
(4pt)

自分の立ち位置を自分なりに見つけてこれからの人生を歩む。

吉田修一さんの小説を読むのは本作が初めて。
なので、他の作品と比べてどーのこーのというのはありませんが、いろんなことを試しているのかなという印象を持ちました。

主人公級の登場人物が複数名いて、それぞれの視点、語り口調で物語が進み、それぞれがそれぞれに絡み合っていきます。
でも、複雑に絡み合って読み手が混乱しかねないということは全くありません。
文庫で500ページ超でかったるい部分がないでもないですが、比較的軽快に読み進めることができます。
主人公級複数名の重さ/軽さの案配がこの作品の読みやすさ、魅力なのかもしれません。

平成“猿蟹“”合戦図というタイトルではありますが、仇討ち・復讐劇という感じはあまりないと思います。
(そのへんに物足りなさを感じる人もいるかなあという気もしますが。)
「えー、こんなことないでしょ。でも、あるといいな。」というおとぎ話感のほうを強く感じます。

なんとなく生きてきたり過去をうまく整理できないでいたりするそれぞれの登場人物が、自分の立ち位置を自分なりに見つけてこれからの人生を歩む。
このあたりが猿と蟹の事件をきっかけに栗やら臼やら蜂やらが集い自らの個性を活かしていく物語とかぶってきて面白く読めました。
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No.17:
(4pt)

器用な作品ではありますが・・・・・・

有る意味でバルザック的な人間模様を散りばめた、確かに読ませるエンターテインメント作品であると言えます。主要人物8人の背負った過去と性格の描写は、見事に各人の個性を際立たせています。その登場人物の動きに読者は引き込まれて筋を追って行き、物語の展開に引き込まれます。その面での作者の文章力はさすがで、小説の書き方を心得ているなと、その才能を感じさせられます。ただ、この作品のテーマは一体何なのかということがどうも解りません。題名からして、人間模様を描けばそれでよかったのかとも思いますが・・・・・。それにしても、殺し屋を除いては出てくる人物総てが基本的に「良い人」ばかりで、あまりに話が上手く行き過ぎていると感じたのは自分だけでしょうか?
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No.16:
(4pt)

誰が「蟹」で誰が「猿」なのか??

九州の五島から、乳飲み子を抱えた女の子が
父親である男の子を探して博多・・そして東京へ。
さらに新宿でのひき逃げ事件を偶然目撃したバーテン。
新宿、そして秋田を舞台にさまざまな人々が交錯した物語は
進んでいきます。

誰が「猿」で誰が「蟹」?
そして、ウスや鉢は誰???と思いながら読んでいくと・・・

最後にやっぱり「猿蟹合戦」として結末を迎えます。
ほほーーー。こうきたか!

P479のセリフがすごい!!同感&納得
「人を騙す人間にも、その人間なりの理屈があるんだろうって。
だから平気で人をだませるんだろうって。
結局、人をだませる人間は自分のことを正しいと思える人なんです。
逆にだまされる方は、自分が本当に正しいのかといつも疑うことができる人間なんです。
本来ならそっちの方が人として正しいと思うんです。
でも、自分のことを疑う人間を、今の世の中は簡単に見捨てます。
すぐに足をすくわれるんです。
正しいを言い張るものだけが正しいんだと勘違いしてるんです。」
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No.15:
(4pt)

読んでいるときは楽しいよ。

読んでいるときはこの先どうなるのだろうという興味でワクワクし、一気読みさせるところは吉田修一のプロの技だろう。 最後の方で泣かせる展開にもなる。 でも、読み終えてしばらくすると,こんなにうまい具合には人生いかないよね、悪い人の方が一枚も二枚も上手なのが普通だよな,と思ってしまうのが欠点かな。 感動した自分が馬鹿に思えてしまいました。
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No.14:
(4pt)

「人に優しくする気持ちを持ちなさい」といわれている気がした

帯にあった「明るい復讐劇」というのは、その要素もなくはないけど、そんなに強くそれを感じることはなかった。

 それよりも読んでいて、読み終えて感じたのは、「憎しみからは憎しみしか産まない」や「人に優しくする気持ちを忘れてはいけない」ということを語り掛けられた気がする。

 最近、「情けは人の為ならず」の意味が二つになっているというのを聞いたことがある。

 「情けをかけることはその人の為にならないから、その人のことを思えばこそしてはいけない」という意味を、間違った意味だと思う人もいるかもしれないが、あながち間違っているともいえない。
 問題は、そこに本当の意味での、愛情だったりやさしさがあるかどうかということではないか。
 そんなことを、本作かや登場人物たちから教えられた気がする。

 とても大切なことを、語り掛けてくれていると思うので、ぜひ多くの人に読んでもらいたい。
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No.13:
(5pt)

現代を風刺した「御伽草子」

タイトル通り平成の「御伽草子」と言った本です。
いろんな場所から集まった「非力な」8人が、衆議院選挙と言う場でもって「巨悪な」大物を打ち破る話です。
タイトルに即して言えば、小さな「蟹たち」が集まって、大きな「猿」を打ち倒すと言うことでしょうか。
ただ、この物語が語ろうとしていることは、ただ単に「蟹たち」が「猿」を倒すと言うことではない様に思えます。
衆院選の開票を前にして、夕子が傷ついた湊に語り掛けるところがあります。
「人を騙す人間にも、その人なりの理屈がある」とした上で、「人を騙せる人間」と「騙される人間」の二種類の人間がいて、「騙される方は、自分が正しいのかといつも疑うことができる人間なんです。」と定義し、「本来ならそっちの方が人として正しいと思うんです。でも、自分のことを疑う人間を、今の世の中は簡単に見捨てます。」と語ります。
ですから、この本で語られるのは、「蟹」=「騙される人間」、「猿」=「騙す人間」として、平成の現代を「御伽草子」として風刺した小説と言えるでしょう。
「御伽草子」風にしたために、非常に読みやすく、エンターテイメントとして楽しめる面白い作品になっています。
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No.12:
(5pt)

十分に面白かった。横道世乃介寄りかな

この作家さんに対する期待度が高いがゆえに、厳しめの評価も目立ちますし、他にも吉田作品には傑作がありますが、これも十分に面白かった。
最初は人間が複数出てくるし、場面がよく変わるので戸惑うかもしれないが途中からそれらが絡まりだし、止められなくなります。
もう少し読んでいたい気になるし、もしかしたら続編があるのかな?と思わせるような作品です。
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No.11:
(4pt)

作り込んだストーリー

新宿・歌舞伎町のバーテンが総選挙に出て通ってしまう、という現代風ファンタジーのようなお話を、映画的なリアリズムで作り込み、彫琢した、といった風合い。同じ作者の『横道世之介』のような、コミカルで人間肯定的な部分が少なからずあり、作者が楽しみながら書いているような気もした。しかも、書名から予想されるハッピーエンドの後味はすっきりしていて、楽しい通読だった。とはいえ、細部に至るまでが計算し尽されており、多数の話のピースがラストに向かって全部がカチッと構図のなかに収まってしまっている点、やや人工的過ぎる印象も残った。つまり、言い換えれば、話を作り過ぎ、ということ。
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No.10:
(5pt)

かなり面白い。やさしめの吉田ワールド

「悪人」とは違い群衆ドラマとして、仕上げてあります。強いて言うなら、「悪人」を「世ノ介」のリズムで読めます。読後感、「スカッとする」。加えて、人の世の繋がりと人生の転機の不思議さ。50歳過ぎたから、余計に___
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No.9:
(4pt)

読後はさわやか

映画化される数年前に読んだ「悪人」がきっかけで全読リストに入った吉田修一、今回は、特に後半軽いタッチで、テンポ良く、横道世之介を書いた吉田さんを思い起こした。といっても、横道世之介は明るい本とはいえないのだけど。

最初は、暗いシチュエーションが重なり重いかな、と思ったけれど、中盤から前向きになり、第3部はもう「爽快」こんな純平のようなキャラ、嫌いじゃない、というか好き。なんとなく奥田英朗 の「純平、考え直せ」の純平と重なった。どちらも、新宿で水商売。キャラも近いかも? 

私は、吉田修一の描写するお年寄りには弱い。この作品だと「さわ」。さわの独考がひとつひとつ切ない。悪人だと祐一の母の年老いた背中。切なくて涙が出そうになる。田舎の両親の所に跳んで行きたくなる。お年寄りに心配をかけてはいけない。

<ここからはネタばれ>
最後がとんとんと進むのは良しとして、高沢と双子の殺し屋の取っ組み合いは不自然。普通、あの状況で身体ひとつで向かっていかないよね?湊にしても、自力で助けれる可能性はゼロなのだから、逃げるか、助けを呼びに行くでしょ〜

もともと、対抗馬が、殺し屋を雇って、純平じゃなく、自分を襲わせ、それを純平側がやったことにする、ってそれはないっしょ〜
また、それを純平側のせいにするにしても、投票の二日前に起こった事件で、どうやって、純平側に確かな疑惑あり、と投票者たちが思い込むところまで持っていくの。有り得ないでしょ〜

まあ、有り得ないお人よしの集まりで、有り得ないストーリィで、だから、猿蟹合戦、というか、まるで、「御伽噺」のようだって事ですよね。その中でも、いくつかのエピソードを織り込んでいく技はさすがです。
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No.8:
(4pt)

人の力を信じよう!!

タイトルの通り、“親の敵を子が討つ”復讐劇がモチーフとなっている。
復讐劇の発端となるエピソードは、吉田修一らしくリアルで酷い。

しかしながら、『悪人』や『さよなら渓谷』の様に、犯罪を通してどうしようもなく
重くやるせない人間の“業”や“性(さが)”を深く抉る作品にはなっていない。

瑛太(=赤ん坊)が無邪気にすくすくと育っていくように、朋生が、美月が、夕子が、圭司が、美姫が
竜也が、友香が、そしてサワおばあちゃんが、純平の衆議院議員選挙活動をきっかけに各々の過去を
乗り越えて本来の自分を取り戻し、あるいは新しい未来を=自分を作り出していく。
(そしてそこには『悪人』のもう一つのテーマであったとも思われる閉塞感あふれる地方社会の再生
への思いも込められている。)

人の力を信じよう!!…誰だって新しい自分になれる!そんな再生に向けたメッセージが込められた作品である。
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4022508922
No.7:
(5pt)

「悪人」の後に。

個人的には凄く好き。

誰も救わない、救われない名著「悪人」の後に、ベッタベタの王道展開の本書。悪人の逆は善人だし、諸行無常の後は勧善懲悪でしょう、とでも言いたげな本書。

確かに、悪人の重厚さを期待して読むと確実に幻滅する内容かと思う。その一方で、悪人と同じ世界の中で、こんな話もあるんだよと自己理解しながら読むとこのヌルさがなんか嬉しく感じるのも事実。

多くの主要人物の話を交互にまぶしつつ、ラストに向けて収束していくストーリー展開は読んでいて非常に小気味いい。内容が良い意味で軽いので、何かおもーい本を読んだ後に読むと丁度良いと思います。
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No.6:
(5pt)

完成度の高いエンターテイメント小説

地方出身者たちが東京そして秋田を舞台に織りなす群像劇。
昔話のさるかに合戦を下敷きに,2組の親を殺された(に等しい)者たちの復讐劇を描く。しかし,この復讐ストーリーは同時進行ではなく,片方の復讐がなされたところから物語は始まり,もう一つの復讐劇は読者にそうとは知らされずに,最初の復讐に関与した人間を含めて全登場人物を巻き込みながら本物語を構成してゆく。

登場人物たちが,いずれも愛すべきキャラクターの持ち主なのが,読み手を引きつける。その上に,作者特有のストーリーテリングの巧みさと相まって,非常に面白く読める。結末は予定調和的であるが,それに至るプロットには起伏もあり,十分に楽しめる作品だ。

他レビュー者が言うように,人間性の深い部分をあぶりだすような視点や仕掛けはなく,純文学的な深みには欠けるが,純粋なエンターテイメント作品としては完ぺきなのではないか。
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No.5:
(5pt)

サワばあさんの人生昔話

題名がどうにも謎だった。

 ヤンキーというか、典型的に軽率な生き方をしている九州離島の二人の男女から物語は始まる。
東京・歌舞伎町に出て来て、更に軽はずみな若者と交流し、そしてあれよあれよという間に犯罪に首を突っ込んでいく。

 いくつかの泥沼のような過去のしがらみを抱えた、何人かが描かれる。
一見関係なさそうな彼らが次第次第につながり合って絡まっていく様子は、 ちょっと伊坂 幸太郎の作風に似ているかも。
最後は秋田を舞台に活劇風に盛り上がる。

 ただ、サワ婆さんの内面描写は深い。女手一つで高校まで出して一人息子を東京に送り出し、美容院の鏡に胸を張るシーン、孫が田んぼの向こうからかけてくるシーン、夜叉孫に「スカッとする話には毒が入ってるのだ」と秋田弁で話す場面、いずれも鮮やかに心に刻まれる。
 そして、最後に語られるのが平成猿蟹合戦図なのだ。どんなオチさつげだんだべさね?

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No.4:
(5pt)

えっ大館!

明るい!感動!
何で大館?でも良く取材してるなぁ。なんかあの町にありそうな話。
飽きない展開に一気読みしました。
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4022508922
No.3:
(4pt)

明るい、さわやかな物語

最初の書き出しの章、歌舞伎町の路地裏で、田舎から出てきた若い女の子と、その赤ん坊が途方に暮れている・・。
悲劇的な話を想像して読み始めましたが予想に反して、読後爽快な気分になるお話でした。

前半、ひき逃げ事故に関する脅迫の話が中心で進み、後半いったいどんな展開になるのか読めないような話ですが、
思わぬところに話が落ち着き、ストーリー運びがさすが巧みです。約8人の主人公が登場する群像劇ですが
「悪人」とは、また全く違うイメージの話で、面白かったです。
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4022508922
No.2:
(5pt)

前に進む元気がでる小説

善良な人たちが頑張って大きなことをやり遂げようとする作品。五島列島から東京歌舞伎町をはさんで秋田へ、中心的な舞台の移動とともにチェンジされる言語がダイナミックで味わい深く、またそれぞれの言語を用いる登場人物たちがとにかく魅力的。暗くて重いものを抱えながら新しい道を探す者たちがいれば、根っからの呑気さを強みにして世の中に出て行こうとする者たちがいる。極道も政治家もおばあちゃんもそれぞれの個性を発揮。特に物語の根底をいろんな意味で支えているおばあちゃんが最高。彼らが織り成す群像劇が、読み進めれば進めるほどドラマチックに盛り上がっていき、やがて読むものに前へ進む元気を与えてくれる劇的なクライマックスへ。吉田修一さんの書いたもののなかで、ここまでエンターテイメント性の濃厚なものは今までなかったように思う。『悪人』に代表される人間のダークサイドの多様性の探求から、『横道世之介』の叙情あふれる常春な青春ストーリーをへて、さらに別の境地へ。これから次の展開にまた期待してしまいます。
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