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大聖堂



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大聖堂の評価: 4.20/5点 レビュー 79件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全79件 41~60 3/4ページ
No.39:
(5pt)

コメントを要しません

現代の名作で、将来は古典的名著の一つになるでしょう。長編にもかかわらず息継ぐ暇なく読み手を没入させる筆致はさすがに素晴らしいです。
大聖堂〈中〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈中〉 (新潮文庫)より
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No.38:
(5pt)

コメントを要しません

現代の名作で、将来は古典的名著の一つになるでしょう。長編にもかかわらず息継ぐ暇なく読み手を没入させる筆致はさすがに素晴らしいです。
大聖堂〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈下〉 (新潮文庫)より
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No.37:
(4pt)

楽しく読みました

ステンドグラスの絵付けを習っていてその仲間からこの本を読んでいる事を聞いて購入しました
上では大聖堂が焼け落ちる話まででステンドグラスが出て来ないのが残念ですが、中世の教会建築のにも興味が有るのでこのあとの中、下を楽しみにしています
大聖堂〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈上〉 (新潮文庫)より
4102358013
No.36:
(3pt)

ただいま読書中

今中世の教会(特に大聖堂)の建築の勉強をしているので大変参考になります
建築の歴史を勉強している方は是非読むべきだと思います。
大聖堂〈中〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈中〉 (新潮文庫)より
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No.35:
(3pt)

まだ未読です

今、中を読んでいるのでこの下は未読ですが、楽しみにしています
大聖堂〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈下〉 (新潮文庫)より
410235803X
No.34:
(4pt)

楽しめました。

退屈な本は苦手なのですが、この本は夢中で読みました。
面白いです。
大聖堂〈中〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈中〉 (新潮文庫)より
4102358021
No.33:
(5pt)

暴力的な衝動とそれでも高みを目指す人の業(なりわい)

6冊全部一気読みした感想としてまず物語前半分をアップします。

たしかにヨーロッパの大聖堂というのは
単に宗教施設であるだけでなく富と技術の蓄積を示す、すごく象徴的な建物だと思います。
この本を読んでいると、まるでブリューゲルの絵画バベルの塔を詳細にみていくような、そんな気分になります。

とにかくオープニングが衝撃的でこの部分で読者の心をわしづかみ。
極貧というより判断ミスと不幸な事故による飢えで一家死にかけ
しかも出産という非日常と産褥死という絶体絶命
主人公をいじめられるだけいじめ抜いて読者の心を掴むという
あれですハリーポッターと同じパターンですね

アルフレッドやウィリアム、リチャードに代表される暴力的な衝動をコントロールできない人々
変化を拒否する恐竜化した凡庸な教会組織に自らたちの欲得のみで蠢く人々
真の愛と建前化した関係 合理的理性的な知性の煌めき

最後に愛は勝つ とわかっていてもハラハラドキドキさせられる
ストーリーテリングの上手さは筆者の最も得意とするところかもです。

評者は建築職人トムとエリンに強く引きつけられました。あんな夫婦でありたいもんです。

どんな逆境にあっても気高さを失わないレディアリエラもすばらしいけど
ファムファタールというか最後の最後までウィリアムにつれないんだよね
アリエラに人生狂わされたなこの人と思いました。

フィリップにも強い知性を感じますが
ジョナサンに対する愛が一方的で、
修道士とはいえ、やはりかわいそうですね。
大聖堂〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈下〉 (新潮文庫)より
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No.32:
(3pt)

ばいきんマンかよ

まあ確かにおもしろい。解説にあるように時代小説として楽しむこともできよう。
ただ、自分としては娯楽小説の要素が強すぎる感をもった。
飽きもせず繰り返される悪事は、まるでばいきんマンの登場かと思う。またかよ。
底流に流れるものは何だろうと思いながら読み進めるも、わからないままに終わった。

強いていえば、勧善懲悪だろうか。似たような正義対悪の話はどこかにあったような。

当然とはいえ、トムが一番印象に残った。もっと彼に生き生きしていて欲しかった。
トムのファンになって読み進んだのは、私だけではないだろう。
彼がいなくなったせいだろうか?
結局は、薄っぺらく陳腐な、ある意味くだらない小説になり下がったように思う。

おもしろいと思った分、評価が厳しくなりました。
大聖堂〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈上〉 (新潮文庫)より
4102358013
No.31:
(5pt)

中世の希望

中世イングランドの無政府状態という困難な中で、大聖堂建立を目指す人々の群像小説です。
メインの一人ははキングスブリッジ修道院長のフィリップで、その真面目さや努力を惜しまない性格がたまに見せる茶目っ気とまじりあって独特の魅力を出している。
そのフィリップの右腕となっていたのがトムで、これはもう腕のいい職人を絵に描いたようなタイプですね。
大聖堂への情熱は時に犠牲を払いながらも最後まで燃え続け、義理の息子ジャックに受け継がれていく。
ロマネスクからゴシック様式に変わっていく大聖堂の壮大さが綿密に描写され、またスティーブン王と女帝モードの争いやプランタジネット朝のヘンリーといった史実がうまく絡んでくるところがリアリティありました。
ハムレイをはじめとする悪の存在も大聖堂にかかわる部分として大切だと思う。
それにより人々は力よりも法が強い世界を求め、平和と繁栄を望む象徴として大聖堂が建っていくかのようだった。
かなり厚い上中下巻でしたが、いっきに読み通して中世の世界にひたれました。
大聖堂〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈上〉 (新潮文庫)より
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No.30:
(5pt)

導入はちょっと退屈。ここを我慢して読みましょう

「大聖堂」は、
中世イギリスを舞台にした上中下、全3冊の長編。
そして大聖堂建設をめぐる波瀾万丈の物語。
ジェットコースター小説とでもいうべき、
面白い小説です。

さて、そんな「大聖堂」の上巻ですが、
なかなか読むのが苦しいというのが、
感想です。
全編を見通すと理解できるのですが、
この上巻、
長い長い導入部分、伏線です。

物語は動かず、
読み手は退屈に感じると思います。
建築職人のトム、修道院分院院長のフィリップが、
上巻では物語の中心にいます。
ここは我慢で、200ページ読み進めてみましょう。

トムの家族が増えていくあたりから、
物語が活気に満ちてきます。

気高さと下品さ。
誠実と裏切り。
味方と敵。
正義と悪。
最後のエンディングまで、
この上巻で提示された二元性が維持されます。

そして物語が最高に盛り上がる中巻に続きます。
ちなみに上巻では大聖堂は全く姿を現しませんが、
大丈夫。
大聖堂〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈上〉 (新潮文庫)より
4102358013
No.29:
(4pt)

敬虔さと欲望の戦い

下巻の書評に全巻を読み終えた感想として、読み終えた人たちとの感想の共有として述べます。
未読の方には一部結末も含みますので遠慮された方が良いかもしれません。

とにかく一気に読み終えた、読者をグイグイと引っぱって行く著者の物語展開の上手さと
翻訳者の分かりやすい表現がマッチしていた優れものの作品であることは間違いないでしょう。
中世の欧州の雰囲気も分かるし、そこで生きていた人たちの愛憎激しい世界も共感できます。

一方でちょっと無理があるかなあと思うストーリー展開やどうなったのかなあと思う登場人物もいて
作者も長く書いているうちに書き落としたのかなと思ってしまう部分もありました。
あまりにも長編にするため、言ってみれば「渡る世間は鬼ばかり」的な次から次に起る難題に
最後は若干食傷気味になってしまいました。

まず可哀そうだったのがアルフレッド。 どうしてあんな結末にしなければいけなかったのでしょうか。
少なくとも前半の主人公トムの息子であるし、最終的な勝利者ジョナサンの実の兄であるわけですから、
仮に悲劇的な最後であってももう少し人間的な幅を持たせてあげたり、
一度はアリエナとも結ばれても良かったかなあと思ってしまいます。
あんな最後は惨めすぎます。 せめてどこか遠くの町の親方となってささやかに暮らして欲しかった。


あと妹のマーサ。彼女もジャックに恋焦がれていたはずだけど、
結果、幸せだったのかどうか。 新しい恋人が出てきても良かったと思います。
大体、最後どうなったのか、ほとんど出てこなかった気がする。

あとリチャードですけど、十字軍に参加するのは良いのですけど、
スティーブン王がなくなったらまたシャーリング伯として
戻ってきても良かったのでは?
いつのまにかスティーブン王の時代が終わってヘンリー王の時代になってました。
その辺、あれっと思って、何度か読み返しましたが(読み過ごしかも知れないけど)、
いつの間にか、王の交代がなされていて、結局リチャードがそのまま遠征先で死んでしまったのは
納得いかない。 話がややこしくなるから作者が適当に葬ったのではないかと思ってしまいました。

私の理解ですが、結局この本は人間活劇であると同時に神の子イエスの信仰を守る人々と
神と敵対する悪魔の子ウイリアム・ハムレイを登場させその2者間の永遠と続く不滅の戦いを
描きたかったのではないかと思います。 そのテーマはまさに現代にも通じるキリスト教世界における
人間の葛藤そのものであり、今なお繰り返される戦争や病気、天災などに畏怖する社会を
包括するものとして両者が存在すると考えるべきだと言っているのではないかと思います。

ラストシーンのムチ打ちの場面は静寂な中にも
その後も続く厳しい世界の争いを暗示しているものとして
胸打たれました。

これからヨーロッパ中世についてさらに深く勉強したいと思っています。



大聖堂〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈上〉 (新潮文庫)より
4102358013
No.28:
(3pt)

原文で読みたい

全世界でベストセラーなんで期待してましたが
この和訳は…う〜ん
試験英語の訳みたい(ごめんなさい)。。
大聖堂 BOXセット (ソフトバンク文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂 BOXセット (ソフトバンク文庫)より
4797357738
No.27:
(5pt)

やめられない、とまらない

NHK-BSの放送は見ていませんが、荘厳、且つパワフルで圧倒される本です。
上中下、全3巻、ページ数にして2000ページ弱、一気に読破してしまいます。
タイトル通り、読み始めたら止まりません.何度か徹夜してしまいました。
今、3度目の読書中、それも原文(英語版1000ページ)と並行して読んでいます。
矢野浩三郎氏の翻訳も、原文を読んでみるとその素晴らしさが実感出来ます。
原文は知らない語彙も多いのですが、ページ毎、各々の登場人物の会話で興奮させてくれる作品です。
大聖堂 BOXセット (ソフトバンク文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂 BOXセット (ソフトバンク文庫)より
4797357738
No.26:
(5pt)

最高に面白い

ケン・フォレットの代表作にして世界的ベストセラーである。舞台は中世のイギリス、大聖堂建造に情熱をかけた二世代にわたる建築職人の話。中世特有の魔女裁判、飢饉、レイプなどの暗い話と恋愛、希望の明るい話が交互に繰り返される。面白くて大作で睡眠不足になるのを気をつけねばならない。またこの大聖堂は、続編として「大聖堂(果てしなき世界)」に繋がる最初の物語でもある。
大聖堂 BOXセット (ソフトバンク文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂 BOXセット (ソフトバンク文庫)より
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No.25:
(5pt)

面白かった!

司馬遼太郎の小説、読み応えがあって好きなんです。
なので、司馬遼太郎が嫌いな人向け…的なことを書かれている方がいらしたので、ちょっと心配しながら読みました。

が。

オ・モ・シ・ロ・イ!心底面白かったです!

上巻を読み始めて合わないかも、と思った方。

私がそうでした。

そして、上・中・下巻、読み進んでいくうちに惹き込まれました。小説らしい小説ですね、本当に面白かったです。

読み終わるまで観ないように録画していたドラマ版を観るのが楽しみです。
大聖堂〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈上〉 (新潮文庫)より
4102358013
No.24:
(5pt)

ベストセラーに偽りなし

NHKBSで2月5日から8回にわたって放映があるのを知って放映前に読むことにしたが、書店ではは品切れで
売っていないのでアマゾンに注文して買った。
殆どの本は100ページを越えるまで我慢すると面白くなるものだが、これは読み始めから一気に面白くなった。
翻訳がうまいのか、とても読みやすく判りやすいと感じた。1800ページの長丁場ですがストーリーは何度も山場があり
読者を飽きさせない組み立てに感心しきりです。
ヨーロッパの暗黒時代の本はあまり読みたくないと思っていたが、人間模様は何時の時代も変わらないものですね。
2000万部のベストセラーと銘打って書店に出ていたが、これは偽りなしのベストセラーと思った。
今、この続編が同じタイトルで出ているので読んでいる。
大聖堂〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈上〉 (新潮文庫)より
4102358013
No.23:
(5pt)

ジェフリー・アーチャーのテンポとリズムに似た、ノンストップフィクション、まさに出会い

古いヨーロッパの街を旅すると、数百年の時を経て今なお美しさを誇る建築に出会うことがあります。中世の大聖堂はまさにその最たるものでしょう。そしてその建物に触れたとき、数百年前、名も知れぬどこの誰かも、息を呑む思いでその建築美に心を振るわせたであろうことを思うと、なんともいえない感慨にとらわれることがあります。
 この長編はそんな感動とともに、一気に最後まで読ませてくれる壮大なストーリーがあります。キリスト教世界の確執、貧しさや権力に屈指ながらも生き生きと暮らす力づよい人々、大聖堂建築のごまかしのない詳細な描写、そして何より魅力的な登場人物が度重なる荒波に揉まれながらも幸せをつかんでいく様に、理屈ぬきに惹き込まれていきます。
 かつて親しんだジェフリー・アーチャーのテンポとリズムに似た、ノンストップフィクション。まさに出会いの一冊。いつまでも記憶に残る作品といえるでしょう。
大聖堂〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈上〉 (新潮文庫)より
4102358013
No.22:
(5pt)

そびえたつもの

まず、面白い。舞台は十二世紀のイングランド。かなり分厚い本で全3巻もあるが、読み出したら止められなくなるだろう。登場人物はそれぞれにとても魅力的だ。大聖堂建立に取り付かれた建築職人トム・ビルダー。清廉潔白にして、知性と情熱に溢れた修道院長フィリップ。そして「姫君」エリアナ。この勝気な姫君の波乱万丈な物語、どん底からの復活と意外なる成功は誰の目も見張らせるものがあるだろう。敵役のほうも手ごわい。ズル賢い「敵」と根っからの聖職者であるフィリップとの対決には毎度ハラハラさせられる。破れて叩きのめされたと思っても、また復活していく。そのさまには胸がすく。

小説に登場するのは美人が多いが、この本でも例外ではない。だが男たちもそれぞれに魅力的だし、女たちの魅力は美しさよりもその強さ賢さだ。彼女たちの恋、そして怒りと復讐。魅力的なキャラクターに意外な展開、そして情熱。

壮麗なる大聖堂は、情熱だけでは建立できない。高度な技術と知識、緻密な計算、そしてひとの力がいる。機械というものがろくにない時代、動力というものが人力のほかにたいしてない時代に、どうやってあんな建築が可能となったか。権力を誇示したいという意図しかないなら、頓挫したに違いない。美しいものを建てたいという情熱。それを可能にするために必要なもの。一代ではかなわなくとも、引き継がれていく情熱がそびえたつ大聖堂を可能にしたのだ。

どこからどう見ても美しい。それが大聖堂というものであり、この小説もそうだ。どういう視点で読んでも面白い。この小説は天にそびえる「大聖堂」である。

大聖堂〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈上〉 (新潮文庫)より
4102358013
No.21:
(5pt)

素晴らしきかな

のっけから情景の浮かぶ活写とストーリー展開が読者の裏をかくところ、そして、登場人物のキャラクターに感情移入できること請け合いで、膨大な分量も手に汗握りながらついつい読み進んでしまう、これは劇場版小説と言っても過言ではない素晴らしいドラマだと思います。

大聖堂〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈上〉 (新潮文庫)より
4102358013
No.20:
(5pt)

こんなおもしろい作品があるなんて

中世のヨーロッパものはなかなか取っつきにくい印象がありますが、この作品はそんなことはありません。
しかしながら、あくまで強圧的な封建領主vs開明的な教会という大きなテーマ自体は、いかにも中世のヨーロッパ。
それに、開明的な石工が「大聖堂の建築」をテーマに絡んでくることで、テンポ良く話が進んでいきます。
ヨーロッパ中世ものの心惹かれる要素が「これでもか」というくらいちりばめられた傑作です。

ケン・フォレスト、今回初めて読んでみましたが(続けて『大聖堂』〜果てしなき世界〜も読んでしまいましたが)他の作品も読んでみたくなりました。
大聖堂〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂〈上〉 (新潮文庫)より
4102358013

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