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(短編集)
ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち
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ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全321件 61~80 4/17ページ
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表紙のイラストが素敵で前から気になってました。かなり前にテレビドラマ化されてますが視ていなかった事もあり、電子書籍化されていたので試しに購読してみました。推理物が好きなので楽しく読めましたし、続編も読んでいます。事件に古書をからめている点と事件そのものがあまり重くない個人的な事である点が普通の推理物と違い、斬新に感じました。 | ||||
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ライトノベルだと思って読めばおもしろい作品じゃないかなあというのがこの巻の感想。一話一話オチがあって、この一冊が連作短編でラストの短編で、いままで少しずつこんな複線がはられていたのね、、、的なおもしろさも。作中でてきた「せどり男爵~」という本は面白そうでした。これをきっかけに読んでみたいというお話もあるかもしれません。雑誌「エコノミスト」に著者のエッセイが乗ってました。この作品、紀田順一郎の「古本屋探偵の事件簿」に影響されて、でもあまりに古書マニア的な話にしても受けないだろうし・・・といったことを考えてこのキャラクターで、最初の話のテーマが有名な漱石にしたとのこと。あとこのシリーズで取り上げて値上がりした本や復刊した本もあるそうで(たとえばヤングの「たんぽぽ娘」とか・・・持ってますが)。この本でちょっと軽いなあという方には(神保町・古書好き・衒学趣味より?)には元ネタ?の紀田順一郎の「古本屋探偵の事件簿」はおもしろいかもしれません。 いま四巻まで読みました。一巻は上記のような感じですが、二巻目以降だんだんおもしろくなり、ミステリーやSF,古書が好きな方でもほほう、といえそうな内容になっていきますので、一巻でやめず2巻以降も読んでみてください。 | ||||
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「本にまつわる謎を解き明かしていく」というタイプのミステリはそれほど珍しくないと思いますが、本書は「ラノベ」としてのいい意味での軽さ・読みやすさを持つと同時に、しっかりとしたプロットと本の知識に裏打ちされた傑作だと思います。 ただまぁ、本書の魅力はキャラクターに尽きる、と言わざるを得ないのかも。 ヒロイン・栞子さんのかわいさといったらもう。 本書を読んで「栞子さん」に恋しない人はいるのだろうか? 人見知りで、話下手で、消極的で、でも好きなことにだけは熱くなるというヒロインはいなかったわけではないと思いますが、これまではどうも「オタク女子」っぽく描かれがちだった気がします。 でも、栞子さんはそれとはちょっと違う。 本以外については本当にダメで、なんというか、リアルにめんどくさそうな人なのです。 でもそれだけにむしろ存在感があり、魅力を感じてしまいます。 本書は主人公である五浦くんの一人称の語りにより進められていきますが、愛がありながら冷静に彼女を描写するその語り口も、本書の魅力の一つでしょう。 栞子さんのあたふたっぷりやどぎまぎっぷりを描く生温かい筆致がたまりません。 巻が進むと「先祖」や「血」に重きが置かれるようになり、個人的にはちょっと違和感があるのですが、ストーリーの面白さと栞子さんのキャラクターの素敵さはいや増すばかり。 完結に向けて目が離せないシリーズです。 | ||||
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この本を本屋で山積みになってるのを見て最初に思ったのは「ライトノベルを表紙で釣ろうとしてるんだろうな。中身薄そうな、なんだか軽そうだな。」 とスルーしてました。 スルーし続けても、僕は読書が好きなので「読書家の古本屋の女性が主人公」という設定は気になり、ほんとは面白いんじゃないか?いやいや駄作の匂いがする、いや、しかし。 そんなこんな葛藤が数年あり、とうとう購入してしまいました。 ライトなミステリーです。一般のミステリーに出てくる殺人事件だのなんだのはまったくありません。古本屋で起こるような事件といえば曰く付きの買取だのせいぜい窃盗だのの、些細な事件しか起こりません。 京極夏彦のような濃いミステリーはまったくありませんが。 だけど、それが心地よい。こんなに面白いとは思わなかった。一気に三巻まで読んでしまいました。 主人公の栞子さんは京極夏彦に出てくる京極堂が美女になったような、古本屋の店長で、古本に関する知識は半端ない。京極堂と同じ、推理力も観察力もすごい。弁も立つ。ただし条件付きで。 この能力で、ライトなミステリーを次々解決するんです。 ストーリーは面白かったしキャラクターも魅力的だったし文章も読みやすかったな。 オススメです。 | ||||
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家族の本棚から拝借。 「それイマイチだよ」「粗いよ」とのことなので期待せずに読みました。 ライトノベルはティーンズ向け、と解釈していたので 謎解きの粗さや読みごたえの無さなどは許せる範囲です。 個性的な客人たちのキャラクターがよいアクセントになっています。 主人公とヒロインとの関係は今後もじれったく進行させることを匂わせ 続きを読みたい気持ちにさせられました。 中高生はもちろん、小学生も読めると思います。 大人が読むには、同時進行で何冊か読む中の一冊として いかがでしょうか。いい意味で余韻がないです。 | ||||
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これだけの人気作品に今さらレビューを寄せるのもなんですが、 ・本作だけで完結して読める。 ・6巻の伏線が本作からきちんと描かれていた。 (実際はそこまで考えて書いたなかったのを うまく後発作品で利用したのでしょうけど、 それができるほど、細部をきちんと書いているとも言えます) の二点を素晴らしく思ったので、改めてお勧めします。 章の扉ごとにイラストが入るのはこの巻のみです。 今までのこの著者のファンタジーホラー路線とは かなり違ってきているからなのでしょうね。 | ||||
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人の手から手へ渡った本そのものに、物語がある。中に書かれている物語だけではなく。 ロマンチックだね。 物語は読みやすいし、古書の知識とかも盛り込まれてて、興味深く読めた。 | ||||
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優秀な作家は、資料の殆どを利用しないと言います。 が、この作品は、資料の殆どを使用したような蘊蓄にあふれすぎてて、 物語そのものを楽しむ邪魔をしまくっています。 そしてキャラクターについてもいかにもラノベチックな都合のいい人たちばかりで、 非常にありきたり。 文学オタクでいろんな蘊蓄を知りたい人には最適でしょうが、 純粋に大人の物語を読みたい人にはあまりにも子供っぽすぎて眠くなります。。。 | ||||
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人情とミステリと蘊蓄をこめた、いかにもな作り物で血が通っていない。 とってつけた感じばかりが漂っている。 文章はこなれていて読みやすいが、説明描写が多すぎるし、無駄なシーンが日本のドラマのごとく描かれていて、 無駄にページを食っている。 ただし美少女ハーレムばかりが流行っているラノベとしては上出来かもしれない。 それでもシリーズを通して読もうという気は起こらなかった。 その時間を費やすならもっといいミステリーも人情ものもあるからだ。 | ||||
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まるでよく見かけるような人情味とミステリと蘊蓄をつめこんだ、人工血液しか通っていないピノキオ人形。 お手軽ミステリを交えた展開はまさに漫画みたいで、文章もこなれていて読みやすいが、 説明描写が多すぎるし、無駄なシーンが日本のドラマのごとく描かれていて、ページばかりを食っている。 泣かせよう感動させよう、とばかりに作られたエピソードはあまりにそこが浅くて、 高校生なら釣られても、それ以上の人にとっては白けるどころが片腹痛いしろものだった。 しかも主人公とこの女性を会わせるためだけに入院させたような、とってつけたエピソードにも辟易する。 足の骨折くらいで入院となれば、形成手術などが必要になってもおかしくないし、足を吊ることだってあるはずだ。 それがその描写も説明もないまま、室内で本を沢山積み上げて査定までしてる「単に寝っ転がっている」状態はいかにも不自然で、 作者が脳内で作り上げた非現実的な設定というのがすぐに分かってしまい、興ざめだった。 リアルに近付けないフィクション設定世界で、さらにリアルじゃない人情物ミステリーを展開しても、 感動できる人間は、本をあまり読んだことのない人たちだけだろう。 ただし美少女ハーレムばかりのラノベのなかでは上出来かもしれない。 それでもシリーズを通して読もうという気は起こらなかった。 その時間を費やすならもっといいミステリーも、人情ものもあるからだ。 | ||||
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ウンチクは貯まるけどなんか浅い感じ。読みやすいのですぐ終わる。 | ||||
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この本は、ミステリーを読みたいんだけど難しくて……と思っている人にいいと思います。 文字は大きめで読みやすいですし、文章も丁寧でスラスラ読めます。 実際に存在する本も出てくるので、読書好きには嬉しいのではないでしょうか。 次の巻も読みたくなる、それほど面白い小説でした。 | ||||
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各ストーリーごとのおもしろさと、全体を通してのクライマックスの展開が絶妙。久々に全てを忘れて、ただこの本だけに没頭したって感じ。著者の古書に関する知識の豊富さ、その良さを栞子という完璧なキャラ設定を通してなんの知識もない読者にもわかりやすく伝えられる文才に脱帽。ミステリーファンとしても申し分なし。 | ||||
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鎌倉の片隅でひっそりと営業している古本屋、そこに関わる人々のお話が、 実在する本と謎解きを通して書かれています。 実在する本の内容と、ストーリーがうまく絡みながら進むのが面白く、読み終わった後、あったかい気持ちになる本です。 推理や謎解きのお話が苦手な方でも、楽しめるとても読みやすい本だとおもいます。 謎解きをする美人店長が、先に全てを理解して、人々を助言、操る場面は、解決前のヒントのようでわくわくしますよ。 毎話、登場人物たちによって、出てくる本がとても魅力的に書かれているので、読んでみようかなと思いました。 | ||||
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芳名帳の田中嘉雄は15年前に死んでいた? ばあちゃんの葬式に参列した田中嘉雄なる人物は 孫の敏雄によれば15年前に死んだらしい、、、。 幽霊?誰かの変装? 何のために、、、、 さっそく2巻を買わねば、、、! | ||||
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ミステリーとラノベの中間ぐらいに位置してる作品だと思う。 ちょっとした事件の連作であるが設定には一貫性もあり登場人物も個性派揃い。 台詞にちょっとも無理があるのがあったけど(クサイ台詞)それを除けば十分楽しめる作品だと思う。 人が死なないのも○ 病院という空間から事件を解く姿は卓上で物事を解決するマイクロフト・ホームズ(ホームズの兄)に似てる。 次巻に期待したい。 | ||||
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何か大きな事件が起きるわけでもなく、古書に絡んだ日常的な人間関係を軸に話が展開します。 推理は出て来ますが、そのほとんどは犯人捜しという性格ではなく、古書店店主による人間観察を基にした考察が古書店新人アルバイトの視線から綴られています。 新人アルバイトのほのかな恋心も描写され、人間観察にアクセントを添えていて微笑ましく感じました。 会話主体で進行するため読みやすいのですが、文章技術の一部、特に読点の打ち方や語順を誤っている部分でつっかえてしまうのが少し難です。しかし全体のテンポは好印象でした。 4章からなる短編集でそれぞれ一話完結の形式ですが、最初から順に読むことを強くお薦めします。 一話ごとが短いため気楽に読めるし、読み手の集中力を削がない心理描写が展開されるので電車の中で読むのにはぴったりでした。 読後に続編も購入してしまいました。 | ||||
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話の急展開が面白い本でした。 やはり、小説な主人公はキャラがたって無いと面白くないですね。 その点で、人気のあるのがわかりました。 電子書籍の時代になると古書ってどうなるんでしょうね。 心配になりました。 | ||||
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栞子さんの黒髪眼鏡巨乳文学少女という造形はタイプですし、作品の雰囲気は好きです。 でも文章や展開に粗が多く、ご都合主義オンパレードの残念な作品。 以下ネタバレ込みのツッコミ。 ・「紫陽花はまだ散ってない」って、紫陽花は散るもんじゃなく立ち枯れるもんだから当たり前 ・主人公は活字読めない体質でよく大学に入れたな。裏口か? ・初対面で名前も知らない長身強面の男を入院中の栞子の病室に向かわせるとか、妹は栞子に恨みでもあるのか? ・志田はすれ違っただけで万引きが分かるのか。栞子の推理よりそっちの方が凄いぞ。 ・でも店内で喧嘩腰に万引きを捕まえるのは、犯人が「買うつもりだった」と開き直った場合にあんたが犯罪者になるぞ。 ・新潮文庫(しかも古本)のスピンをリボン代わりに?(ヾノ・∀・`)ナイナイ 新潮文庫のスピンなんて未使用でも劣化するんだぜ? 地面に落ちてる古本からピョロっと出てるボロ紐を、女子高生が好きな男のプレゼントに使おうなんて思わんでしょ。 ・坂口氏は、字も読めない、近くにいる嫁の表情も分からないほど目が悪いのに、よく1人でウロウロできるな。 ・なのに放火魔君が背を向けてうずくまってるのはしっかり見えたんだね。 ・放火魔君はわざわざ店に客がいる時を狙って放火に来るのね。ちゃんと店番役の人がいないと捕まえてもらえないからだろうね。 ・てか折角燃えやすいワゴンセールの本が表にあるのに、看板に放火って(笑) ・栞子さん、本に火をつけて屋上から下に投げるのは犯罪です。 ・てか同じ位置から投げた袱紗は大輔の上に落ちてきたのに、燃えさかる本は庇に引っかかるとかおかしくね? ・そもそも障害が残るほどの怪我を負わされたらその場で警察沙汰にしようよ。 | ||||
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大々的に売り出されているようなので読んでみました。 文章は可もなく不可もない感じですが、すっきりと読めてくどくない。 内容もあっさりとしたミステリーテイスト。謎解きというよりはクイズのようで、 ミステリーの雰囲気を楽しむものなのだと思います。 古書店のもつイメージや、魅力的なキャラクターに支えられて、ストーリーの 雰囲気が良いのが最大の評価点。この世界観にドロドロした情念はそぐわない。 そして、そういった雑味が一切なかったことに好感を抱きました。 カルト的な人気は出ないでしょうが、万人が「まあまあ面白い」といえる作品。 それはそれで希有な才能だと思いますので、星五つとさせていただきました。 | ||||
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