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(短編集)
ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち
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ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全321件 101~120 6/17ページ
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1行読んで,読むかどうか決める。どの頁でも良い。ぱっと開いて1行読む。 私が高校時代からずっとやっている読む本を決める作法です。 はい。もちろん落選でした。ともかく,屑文章が多い。出だしの数頁は,特に悪い。 しかし,読んでいるうちに,それなりに面白くなります。微妙なものです。純文学のレベルを期待してはいけません。もちろん,最高のSFや推理小説を期待してはいけません。 まあ,最近では,面白い本。 | ||||
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もしこの巻だけで見切った人がいたとすれば是非次巻以降の本も手に取っていただきたいです、面白いから。 この巻だけではキャラクターの描きこみは充分ではないと感じます、中途半端な感じがします、しおりこさんに違和感を感じませんか?、まぁ名探偵って大体冷血漢だってわかっていればこういうもんだと思いますが。 プロット>キャラクターの関係性が見えちゃうんですね、そこが残念です。まだまだしおりこさんを始めとしてその他のキャラクターが自由に動き回ってないです、そこが気になりますね。 硬い感じがそこそこから感じられそれがのめりこむことを邪魔します、残念です。 大きな幹が有ってそこを元に枝葉が展開していくという構成は好きですし、のめりこみやすい構成だと思います、ただ2巻以降の柔らかさがまだない、そこが非常に惜しいと思います。 ミステリーの一定の質、魅力的なキャラクターの設定、読み手を満足させるためのある一定以上のプロット、どれもありますが上手く絡み合っていない気がします。本格をメインにされてる方からすれば不満でしょうけれど・・・、個人的にはギリギリOKの範疇です。 それらの固さが次巻以降は取れていきます、そこが惜しい、最初から何故出来ない何故やらないって感じですね。 単体で判断すると及第点、シリーズとしてみれば充分に魅力的なものを内に秘めている作品じゃないかと・・・。この巻だけでも結末はつけてますから、作品としては完結していますしね。 まぁご一読を。 | ||||
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先日たまたま聴いていた或るラジオ番組に著者が出演していて、本人の話が興味深かったのと、同時に出演していた別の作家が『悔しいけど面白い』と感想を述べていたので、興味を惹かれて購入。但し、古書になりようの無い、Kindle版ですがw。 話の概要については他の方のレビューで充分でしょう。取り敢えず感想だけ。 これを“本格ミステリー小説”と銘打っていたら『そりゃ無いでしょ』と突っ込んでいたかも知れません。でも、MW文庫ですから。ハヤカワミステリ文庫とかじゃありませんから。 言い方は悪いかもですが、あくまでも“ラノベ”の範疇で、ラノベ読者の胃にもたれない程度のミステリーを、ちょっと年かさな主人公たちで…と言うコンセプトなんじゃないでしょうか。で、ラノベらしく恋愛劇も入れて、と。 登場人物たちの行動にしても台詞にしても、或いは設定にしても、また推理にしても、やや無理があったり『いや、この場合こうすべきじゃ・こうするんじゃ』と言った箇所は少なからずあると思います。ですが、そこら辺を込みにしても、結構面白かったです。少なくとも、古書や文学作品への興味を惹起されました。 昔は私も化体された、“物”であるコンテンツ、つまり本とかレコードとか、CDとかLDとか…そう言ったものに執着していました。今でもたまに、中古でしか手に入らない本を購入したりもします。ですので、或る登場人物たちの気持ちも、幾らかは理解出来るような気がします。恐らく、著者もそんなところのある人なのでしょう。 そうした、“物”への執着に囚われた人たちのお話が、実に今時らしくダウロード販売で流通すると言うのは、ちょっとばかり皮肉なことですね。 ともあれ、彼らのその後も気になるので、一応2巻は購入しました;これから読むところです(こちらもKindle版。便利ですからね;大手はデータ版の値引き率が低いのがやや難ですが)。 蛇足ですが、こう言う作品は、敢えて映像化しない方が良かったような気がします。どこまでも、読者一人ひとりの想像に任せ、文章から想像を膨らませる方が…。 多分、読者誰もが納得する栞子を、実在の人物で具現化するのは無理なんじゃないでしょうか。…そんな気がします(大輔は割と容易な気もしますがw)。 | ||||
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正直面白くはなかったです。 ストーリーが単調だし登場人物に感情移入できないので退屈でした。 しかしラノベだからと偏見に見えるレビューをつけてる方は心が狭いと思いました。 ラノベにも面白い作品はありますがそういった方は無理して読まなくても村上春樹さんなどだけ読んでればいいんじゃないでしょうか。 | ||||
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主人公君の「本が読めない体質」に賛否が分かれそうなところですが、 ストーリーとしてはなかなか面白いです。 古書に関するウンチクがラノベにしては少しくどいかなといったところ。 きちんと伏線も回収していますし、まとめ方がすっきりしているので読みやすい。 そして栞子さん可愛い。 | ||||
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ビブリアってなんだろう・・・とタイトルに惹かれて読み始めた。ネットで調べると「ビブリア(Biblia)」はギリシア語で「本」「書物」を意味し、 ラテン語では「ビブリア」は「本を愛する人」という意味があるそうだ。 「事件」と名のつくストーリーにありがちな殺人事件や不自然な恐怖感が一切無いのが良かった。主人公が解く謎は小さな出来事やありがちな思い込みの陰に隠れている目立たないけれど大切な真実である。結び目を丁寧にほどいていくと急に現われてくる。謎解きはわかりやすさが命、こういったタイプの推理小説には初めて出会った。繰り返すが、殺人事件がないタイプの推理ものは良い! 古書、ふるほん、価値がありそうで無さそうで、秘密めいた世界が広がっている。私の1977年に買った「旅の仲間」にも少しは価値あるのかな?と期待が膨らんだりして。 | ||||
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喉ごしのよいお蕎麦のように癖がなく、二時間ほどで読み終えられる分量の小説です。 一巻目が非情に厳しい評価が目立っていますが、それも何万部も売れたことによるヤッカミもあることでしょう。 (小説を書きたい、または書こうと思えば書けると思っていたりする人ほど、評価は厳しくなるものです) しかし、本作は壮大な物語を楽しむ小説ではなく、鎌倉や大船等の情景を思い浮かべながらノンビリとお茶でも味わいつつ読む本でしょう。 小説がすべからく「大作」であり「深いカタルシス」を求められるものとは限りません。 軽い歯触りの小説が「深みがない」という事での低評価はお門違いでしょう。 ある程度の推理・文章力(一巻目は確かに稚拙さも目立ちますが) そして静かな空気。 この雰囲気がビブリアの魅力ではないでしょうか。 ラノベ的な女性、との批判もある栞子さんですが、特段嫌らしさもなく(特に愛着もまだ湧いてはいませんが)さらっと読めます。 重たいミステリー(トマスHクック等)に取り掛かるのに億劫な時、病院の待合室や待ち合わせの時間潰しに最適です。 ほんのり恋愛と推理を楽しみたい方に。 また、小説で紹介される本への興味を掻き立てられもしますから、そちらも読んでみるとより良いですね。(たんぽぽ娘が気になり読んでしまいましたよ(笑) | ||||
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ドラマを見て小説を読んでみたくなって買いました。 最初は1冊で一つの事件を解決するタイプの話と思って読み始めましたが、 1話と2話の間に主人公二人以外特につながりが見えなかったので、短編集なんだなと思う事にしました。 そしたら、4話になって前の話に出てきた登場人物が出てきてやっぱり長編だったんだなと思いました。 全体的に、謎解き部分は面白いですがその前フリ部分は退屈で詰まらないです。 だから短編集っぽい作りにして謎解きが沢山あるようにしたんでしょうけど。 面白いかつまらないかと言ったら面白いけどつまらない部分もかなり多かったので星4つ。 | ||||
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これは、ドラマより本のほうがおもしろい! ドラマ2〜3話を見たあたりで読み始めてたのですが、 やめられない止まらない。 原作は、ちょっとだけドラマと設定がちがいます。 ・五浦大輔がビブリア店主の栞子より年下で、学生時代に栞子を見かけてほのかに恋をした過去がある ・栞子は重篤な怪我で足が不自由 ・せどり屋の志田さんはホームレスでいまだに橋の下に住んでいる ・明るく活発で甘えん坊な妹は、栞子に内緒で毎日○○へメールをしている ・五浦の元カノは豪邸に住む厳しい門限つきのお嬢さま ・・・などなど。 ドラマよりも奥行きがある設定だからこそ、 あとのエピソードの布石がたくさんあって、ワクワク感がちがいます。 もともと、刑事ドラマのような殺人事件がおきる物語ではないのですから ドラマもこの設定はかえてほしくなかったな。 原作の2話分を、まぜこぜにして ドラマ1話分をつくっているあたりも、もったいない!!! ドラマ見て、この程度か〜なんて思ってほしくない作品。 ぜひぜひ原作もお読みください。 おすすめです。 | ||||
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全然ちゃいますがな。髪、胸、御目目、どこを比較しても栞子さん(表紙の美少女)に似ても似つかない。栞子さんはあんな狐目じゃないよ……。 ゴーリキーは厚かましくも、「髪は伸ばさず、短髪のままで演技する」とか何とかコメントしたらしい。 ゴーリキーが栞子さん役に決まった事に対する作者、三上廷さんのコメント「想像を越えた」。そりゃーね、ゴーリキー(笑)が栞子さんて……苦笑。放送局がウジテレビだから、まあ致し方ないよね。 作者さんはドラマ化と聞いて喜んだに相違ない。たが、栞子さん役がゴーリキーと聞いて絶望したに相違ない。 本作は面白かったです。ただ、ストーリーが上手く出来過ぎていて、リアリティがほとんどないのがマイナスポイントかな。 | ||||
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各書店でやたらとプッシュされ、ドラマ化もされて(見ていませんでしたが)何かと話題になっていた本作、このたび拝読しました。ストーリーは、あるトラウマから本を読むことができない若者と、本マニアの美しい古書堂店主という相反する二人が、古書にまつわる様々な事件に巻き込まれ、謎を紐解いていくというもの。ミステリーと言えど、ひとつひとつの物語はさほど重くなく、一癖ある登場人物たちの古書にまつわる人間ドラマが展開されます。最後にはほっこり癒され、読了感も○です(栞子さんの洞察力は流石に度を越していますが…)。作中に登場する本の中では、夏目漱石の『それから』しか読んだことはありませんが、この小説に出てくる本たちは、作中の物語もさることながら、栞子さんがとても嬉しそうに(笑)解説してくれるので、どれも一度手にとってみたくなります。私も無性に古本屋巡りをしたくなりました^^ 続くような続かないようなどっちつかずの終わり方をしていますが、各方面で好評なこともあり、現在四巻まで刊行されているようです。今巻で何か伏線が張られているのかな? | ||||
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設定や語り口が日常的で、違和感、抵抗がなく軽く読め、続けて次が読みたくなるところはチューインガムみたい。 | ||||
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以前読んだ宮部みゆき著の小説を思い出しました。古書店の老店主が孫の少年と一緒にちょっとした事件を解決するというものでした。詳細は忘れましたがその老店主が言ったせりふで「本は捨てるわけには行きませんからな」というものが印象に残っています。 古書店と事件がどう結びつくのかと思って読むと安楽椅子探偵モノのようです。武器は本の知識と本に対する愛情。 情報が何でも圧縮されて目の前を流れていってしまう世の中です。本を読み、愛でるということがとても贅沢であるように思えてきました。 | ||||
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貴重な書籍です。書籍状態のコメントに偽りはありませんでした。 | ||||
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張られた伏線もきちんと回収されて、思ってたよりもきちんとしたミステリー。派手なアクションなどはないけれど、主人公の店主に対する微妙な心の動きもきちんと書かれてて、ヤキモキさせられますね。恋愛小説としてもなかなか良い感じです。 | ||||
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オリジナルは2011年3月25日リリース。電子書籍化は2013年2月21日リリース。三上延氏は1971年生まれ。今、最も人気上昇中の一人だろう。 読了してまず思い浮かべたのは、日本ミステリー史上、屈指のキャラクタ、島田荘司の生み出した御手洗潔と石岡和己だった。この二人と篠川栞子と五浦大輔に共通して感じるのは『優しさ』だ。キャラクタに『優しさ』を感じさせる、というのは、実は大変なことだと思う。その『優しさ』は何処から来ているのか、を考えてみれば、それは深い深い古書への愛情から来ているのが容易に感じられる。この古書への愛情というのが『本物』かどうかは、読み進めばすぐに分かってしまう。中古レコード店、古書店勤務を経て、作家となった三上氏の古書への愛情は、本当に本が好きな人しか書けないものばかりだ。 そしてぼくも登場人物同様に無類の『本好き』だ。だからミステリー好きでは文庫本のレア本として知られているエラリー・クイーンの『フォックス家の殺人』やディビット・ハンドラーの『傷心』、あるいはファンタジーでは確か最初の日本語訳が文庫本で出された今やすっかり有名になってしまったW.W.トールキンの『指輪物語』などを初版で持っている。こういうものを持っているということは『本好き』には、たまらなく嬉しいのだ。この気持ちが理解できる人がこの作品を読むと実に『響く』と思う。 そして栞子さんがとても魅力的だ。 『本好き』ですらすらとそのあらすじだけでなく、印象的な言葉をよどみなく語り、感想を語る。そんな魅力的な女性が本当にいなくなってしまっている気がする。画一化された女性像をマスコミから提示され、それをただ模倣するだけ、そんな女性ばかり増えている気がする。この栞子さんのように真摯に好きなものを追いかけている女性の可愛らしさにこそ、男性は惹かれると思うのだが、どうだろう。 そして、この本では『本好き同士は惹かれ合う』と言っているけれど、それ以上に『語り手』と『聞き手』は惹かれ合うのではないかな、と思うのだ。 | ||||
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オリジナルは2011年3月25日リリース。電子書籍化は2013年2月21日リリース。三上延氏は1971年生まれ。今、最も人気上昇中の一人だろう。 読了してまず思い浮かべたのは、日本ミステリー史上、屈指のキャラクタ、島田荘司の生み出した御手洗潔と石岡和己だった。この二人と篠川栞子と五浦大輔に共通して感じるのは『優しさ』だ。キャラクタに『優しさ』を感じさせる、というのは、実は大変なことだと思う。その『優しさ』は何処から来ているのか、を考えてみれば、それは深い深い古書への愛情から来ているのが容易に感じられる。この古書への愛情というのが『本物』かどうかは、読み進めばすぐに分かってしまう。中古レコード店、古書店勤務を経て、作家となった三上氏の古書への愛情は、本当に本が好きな人しか書けないものばかりだ。 そしてぼくも登場人物同様に無類の『本好き』だ。だからミステリー好きでは文庫本のレア本として知られているエラリー・クイーンの『フォックス家の殺人』やディビット・ハンドラーの『傷心』、あるいはファンタジーでは確か最初の日本語訳が文庫本で出された今やすっかり有名になってしまったW.W.トールキンの『指輪物語』などを初版で持っている。こういうものを持っているということは『本好き』には、たまらなく嬉しいのだ。この気持ちが理解できる人がこの作品を読むと実に『響く』と思う。 そして栞子さんがとても魅力的だ。 『本好き』ですらすらとそのあらすじだけでなく、印象的な言葉をよどみなく語り、感想を語る。そんな魅力的な女性が本当にいなくなってしまっている気がする。画一化された女性像をマスコミから提示され、それをただ模倣するだけ、そんな女性ばかり増えている気がする。この栞子さんのように真摯に好きなものを追いかけている女性の可愛らしさにこそ、男性は惹かれると思うのだが、どうだろう。 そして、この本では『本好き同士は惹かれ合う』と言っているけれど、それ以上に『語り手』と『聞き手』は惹かれ合うのではないかな、と思うのだ。 | ||||
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ドラマにもなったのですが、そちらの方は全く知りません。以前より文庫本を持っていたのですが、久々に読みたくなっちゃった。主人公の性格も本好きの感じがするし、出てくる人物もそれぞれ個性があった面白い。 | ||||
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どうしても、ドラマ化されるとその印象が強くて楽しめない本も多いのですが、良い意味でTVとは違うと思います TVを見た人でも十分楽しめると思います 個人的にはこの本のストーリー展開の方が好きです | ||||
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素直で読みやすい文章。エピソードを繋げて物語を綴る素直な構成。面白いお話。そして魅力的なキャラクター。これは当たりです。 | ||||
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