■スポンサードリンク
(短編集)
ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 1~20 1/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
【ネタバレ】 始め、ヒロインかわいいなと思って読んでいた。 本のうんちくを元に、謎に迫っていく感じや謎を解く感じは独特で、とても良かった。ヒロインと主人公の対比もとても良く出来ていたと思う。 ただ……最後らへんの、『晩年』に関わるエピソードは、かなり引くというか……。犯人にも引いたし、ヒロインにも引いた。 学生が読むとかわいいなぁ、騙していたのか、でも仲直りしたんだな、続き気になるな、と思えるかも知れない。終わりの方までヒロインはかわいいし、主人公との関係性もいいなと思えた。 社会人が読むと、ヒロインが一番やばい人で、ちょっと近づけない気持ちになった。突き落とされて足が不自由になるところまでは犯人にヘイトを向けられるが、その後の安全を担保するために、善良な主人公を手のひらで転がしていたのが……どうなのそれ、人としてまずいだろ、それこそ晩年、周りに誰もいなくなるぞ、と思えた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすくて面白いです。一方で、違和感も感じます。 どうも北鎌倉、古本屋と女主人の落ち着いた雰囲気と、やや作り過ぎの設定やストーリー展開が合っていない感じが残りました。鎌倉を舞台とした小説と期待して読まないほうがいいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても読みやすくて最終巻まで一気に読んでしまいました。話に出てくる古書が知らないものばかりなので、勉強になります笑 あとは、1〜7巻でストーリーが繋がっていたり、登場人物が巻を跨いで登場するので、全巻読むつもりなら、間を空けずに一気に読んだほうがいいです。(誰だっけ?となるので) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーは良かったし、昔の名作へのレスペクトも気持ちよかったのですが、とにかく文体が読みづらいことこの上ない。アラフィフのオヤジ的には、語り口があまりにマンガ的というか間怠っこしく感じられて、序盤で本を置きそうになるくらいしんどかった。でもこれは私の感覚が古びてしまっただけで、現代の若者向けにはこういう文体で正解なのでしょうね。最初に書いた通り、ストーリーはなかなか面白かったです。旧世代のオヤジとしては、本書で取り上げられた漱石や太宰の作品も若い世代に読み継がれていってほしいなあと願うばかりです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
かねてより表紙絵に惹かれていたこと、鎌倉ヒロインには別のラノベ作品で一作縁があり縁(因縁)を感じたこと、某作者特集のインタビューで「『ビブリア』みたいに、どうにでも書ける構造だったらいいのに、自分は変に作品にテーマを掲げてしまって(結果的に自分で自分を縛ってしまい)書きにくかったよ〜」などと耳にした縁と義理で。 表紙に女性が描かれていて、この女性が持ち出された古本を下に推理を展開するんだな、と思ったが、手足な主人公が付属する以外は、おおむねその通りだった。 推理内容は本書を読む限りでは関連する書籍と証言から被疑者の行動を探るというもの。書籍の値段やタイトル、内容は推理に用いる小道具に過ぎない。 よかった点は店主が中々の策士だったこと。主人公がこれにならわなかったこと。 一人で本を読む人と読まない人は分かり合えるか。 「メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、」『走れメロス』 作品の内容が依頼者や店主の作品説明に終始し、渦中の人物にスポット当て続ける本書は答えを示している。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
確かにストーリーは面白いし、続編も読みたくなる。 しかし、どうしてもライトノベル感というか、 萌え要素のようなモノが邪魔をして、本編を心から楽しめない。 普段、本をあまり読まない人が本好きになる、良いきっかけになる本であるとは思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
口コミ良かったので、読んでみましたが がっつり読み込みタイプの内容が好きな為少し物足りなさがありました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古書のうんちくを素材にした推理もの。気楽に読める。キャラクターが、やや無理設定だが、ライトノベルだと思えば気にすることもない。本に興味はあるが幼少時のトラウマで本を読めない青年。本のことはべらべらしゃべるが、他のことは対人恐怖気味で内弁慶なおっちょこちょいの美人店主。ハァ。30代までなら盛り上がったのかもしれない設定なんだがなあ。 人気シリーズらしいので読んでみた。なるほどね。好きになる人もいると思うよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
栞子は、古本をとおして ニンゲンに対する洞察をすることで、 よくわからないことに スポットライトを浴びせる。 五浦大輔は、栞子のもつ能力にひかれる。 おばあちゃんが 本好きで 本を大切にしていたが、 それを見てはならないというおばあちゃんで。 普通は 本好きならば 読むように進めるはずなのだが。 そのことで、本を読みたいけど読めないというトラウマになった。 それも、有りなのか? という ダブル設定によって 物語を成り立たせる。 夏目漱石全集 贈呈の書き方。 小山清 落ち葉拾い 小菅奈緒 爪切りと耳かき。 論理学入門 三段論法 晩年。 『自信もて生きよ 生きとし生くるもの これ すべて 罪の子なれば』 背取り屋 というのがあるのを初めてしった。 うまく 説明しているようで、 どこかが 欠落している 奇妙な物語。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ひょんなことから古書店の店員になった青年と、本が関われば一流の記憶力と考察力を兼ね備える女店主・栞子とのちょっとミステリー風味の小話で纏められている本書。 文章も綺麗だし、設定もなかなか。話もまとまっていて文学好きならクスっと来るんじゃないでしょうか? だけど、正直続刊を読みたいという気にならなかった。それは何故か。 多分この物語に「次も読みたい!」と思わせるフック的なものがないからだ。 綺麗にまとまってはいるが、逆を言えばこの物語は1巻だけで十分な内容なのだ。続きを読みたくなるような魅力がない。まあ当初この作品は一巻で完結予定だったらしいので、この形は正しいのかもしれないが 小綺麗に纏まりすぎていて、少なくとも自分は「何回も読みたい!」と思う作品ではなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人気シリーズの1作目。どうも私は人気作品というのは、盛り上がりが一段落した頃に手にする傾向がある。私が手にしたこの本も初版から数えて32版目。初版発行から2年ほどが過ぎたものだ。もうそんなに時間が経ったのかと、変なところで時の流れを実感してしまう。 さて副題から色んな人が訪れてのオムニバス形式かと思ったら、1冊完結方式だったことを知る。しかも表紙の彼女は表紙イラストのように店にいないとは。全編入院中、ビックリである。なかなかやってくれると正直思った。つまりは、世間から耳に入ってくる話しは、たかが知れているということか。勝手に想像が膨らんだ私の責任ともいえる。 少々無茶なところもないではないが、面白く読める。ただ男爵こと笠井の常軌を逸した性格は受け入れがたかったことと、主人公の自己完結型的な思考による別れの行動は、話しの流から納得し難いが、雰囲気を崩さず上手くまとめたと思う。ただ、いわゆるミステリーではなく、本にまつわるアレやコレやの話しを想像していた者としては、少々消化不良的な読後感である。勝手な言い分だが、何せ表紙が表紙だから。 これは結構続いているシリーズなので、続きも読んでみたいと思う。勝手な期待を込めて。しかしエンディングを読むに、続けるつもりでいた感じは薄いようだが、どうなんだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2話まで読んで、読むのが苦痛になってきたのでやめました。 物語が進み、栞子さんが動けば、主人公の体格の良さが生かされて面白くなったのかもしれませんがそこまでは読めなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ライトノベルだと思って読めばおもしろい作品じゃないかなあというのがこの巻の感想。一話一話オチがあって、この一冊が連作短編でラストの短編で、いままで少しずつこんな複線がはられていたのね、、、的なおもしろさも。作中でてきた「せどり男爵~」という本は面白そうでした。これをきっかけに読んでみたいというお話もあるかもしれません。雑誌「エコノミスト」に著者のエッセイが乗ってました。この作品、紀田順一郎の「古本屋探偵の事件簿」に影響されて、でもあまりに古書マニア的な話にしても受けないだろうし・・・といったことを考えてこのキャラクターで、最初の話のテーマが有名な漱石にしたとのこと。あとこのシリーズで取り上げて値上がりした本や復刊した本もあるそうで(たとえばヤングの「たんぽぽ娘」とか・・・持ってますが)。この本でちょっと軽いなあという方には(神保町・古書好き・衒学趣味より?)には元ネタ?の紀田順一郎の「古本屋探偵の事件簿」はおもしろいかもしれません。 いま四巻まで読みました。一巻は上記のような感じですが、二巻目以降だんだんおもしろくなり、ミステリーやSF,古書が好きな方でもほほう、といえそうな内容になっていきますので、一巻でやめず2巻以降も読んでみてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
家族の本棚から拝借。 「それイマイチだよ」「粗いよ」とのことなので期待せずに読みました。 ライトノベルはティーンズ向け、と解釈していたので 謎解きの粗さや読みごたえの無さなどは許せる範囲です。 個性的な客人たちのキャラクターがよいアクセントになっています。 主人公とヒロインとの関係は今後もじれったく進行させることを匂わせ 続きを読みたい気持ちにさせられました。 中高生はもちろん、小学生も読めると思います。 大人が読むには、同時進行で何冊か読む中の一冊として いかがでしょうか。いい意味で余韻がないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーとラノベの中間ぐらいに位置してる作品だと思う。 ちょっとした事件の連作であるが設定には一貫性もあり登場人物も個性派揃い。 台詞にちょっとも無理があるのがあったけど(クサイ台詞)それを除けば十分楽しめる作品だと思う。 人が死なないのも○ 病院という空間から事件を解く姿は卓上で物事を解決するマイクロフト・ホームズ(ホームズの兄)に似てる。 次巻に期待したい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
若い人にはおそらくあまりなじみのない古書の世界を垣間みることができます。その世界観をライトノベルに持ち込んだことが成功の秘訣か。栞子さんは謎めいているがゆえに気になる存在です。ただ、読書慣れしている人にとっては少し物足りない内容かもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古書に関するちょっとした、謎解きのような印象を持ちました。様々な本が登場し、あらすじや作者、その時代などが紹介されているので、読書の幅が広がりそうです。栞子さんのいる、古書堂の柔らかな雰囲気、とても好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み始めたら一気に読めました。 ただ、「紫陽花はまだ散っていないのに・・・」という描写がかなり引っかかりました。 紫陽花という花は、それは醜く枯れていく花です。「散る」という言葉の持つイメージからはかけ離れたところにある花だと思います。些細なことではありますが、その先を読み続ける気持ちが挫けるほどでした。 ちょっとした「玉に瑕」がもったいないですが、全体的にテンポもいいし、エンターテイメントとして申し分なかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もしこの巻だけで見切った人がいたとすれば是非次巻以降の本も手に取っていただきたいです、面白いから。 この巻だけではキャラクターの描きこみは充分ではないと感じます、中途半端な感じがします、しおりこさんに違和感を感じませんか?、まぁ名探偵って大体冷血漢だってわかっていればこういうもんだと思いますが。 プロット>キャラクターの関係性が見えちゃうんですね、そこが残念です。まだまだしおりこさんを始めとしてその他のキャラクターが自由に動き回ってないです、そこが気になりますね。 硬い感じがそこそこから感じられそれがのめりこむことを邪魔します、残念です。 大きな幹が有ってそこを元に枝葉が展開していくという構成は好きですし、のめりこみやすい構成だと思います、ただ2巻以降の柔らかさがまだない、そこが非常に惜しいと思います。 ミステリーの一定の質、魅力的なキャラクターの設定、読み手を満足させるためのある一定以上のプロット、どれもありますが上手く絡み合っていない気がします。本格をメインにされてる方からすれば不満でしょうけれど・・・、個人的にはギリギリOKの範疇です。 それらの固さが次巻以降は取れていきます、そこが惜しい、最初から何故出来ない何故やらないって感じですね。 単体で判断すると及第点、シリーズとしてみれば充分に魅力的なものを内に秘めている作品じゃないかと・・・。この巻だけでも結末はつけてますから、作品としては完結していますしね。 まぁご一読を。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これは、ドラマより本のほうがおもしろい! ドラマ2〜3話を見たあたりで読み始めてたのですが、 やめられない止まらない。 原作は、ちょっとだけドラマと設定がちがいます。 ・五浦大輔がビブリア店主の栞子より年下で、学生時代に栞子を見かけてほのかに恋をした過去がある ・栞子は重篤な怪我で足が不自由 ・せどり屋の志田さんはホームレスでいまだに橋の下に住んでいる ・明るく活発で甘えん坊な妹は、栞子に内緒で毎日○○へメールをしている ・五浦の元カノは豪邸に住む厳しい門限つきのお嬢さま ・・・などなど。 ドラマよりも奥行きがある設定だからこそ、 あとのエピソードの布石がたくさんあって、ワクワク感がちがいます。 もともと、刑事ドラマのような殺人事件がおきる物語ではないのですから ドラマもこの設定はかえてほしくなかったな。 原作の2話分を、まぜこぜにして ドラマ1話分をつくっているあたりも、もったいない!!! ドラマ見て、この程度か〜なんて思ってほしくない作品。 ぜひぜひ原作もお読みください。 おすすめです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!