■スポンサードリンク


図書館戦争



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
図書館戦争
図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)

図書館戦争の評価: 3.60/5点 レビュー 291件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全291件 161~180 9/15ページ
No.131:
(5pt)

絶妙なのりつっこみ

メディアの検閲というシリアスなテーマなのに、軽い恋愛小説みたいに読めてしまう。人物間の会話・心理描写が絶妙であり、ぐいぐい引き込まれます。このシリーズからシリアスな部分を除いたのが別冊シリーズになり、べたべたの恋愛小説でちょっと引いてしまいますが、本編シリーズはこのあたりのバランスが良く、とても楽しめます。
図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.130:
(5pt)

やっぱり好きです、図書館戦争。

元々、私はハードカバーより文庫の方が読みやすくて好きなので文庫化はとても嬉しいです。
待ってる期間は長かったですが、オマケ(アニメDVDでの書き下ろし話)までつけて出して下さったので満足するしかありません。
有川先生の作品は塩の街からずうっと追ってきてますが、やはり図書館戦争は別格だなと改めて思いました。
作者の、そして登場人物の"本が好き"って思いが作中から溢れ出てきて読んでいる間幸せな気持ちにひたれます。
登場人物も魅力的で、恋愛小説のくくりにいれるのが勿体無いような気すらします。
作品自体はすごく甘いです。阿呆じゃないかって思うくらい甘いです。
だけど、それを上回るキャラの魅力、世界が、確かにあると思えます。
一つの作品ですので、必ず合う合わないがあると思いますが私はピッタリ合う人間でした。
また、表紙もハードカバーからのイメージを崩さない徒花スクモさんで良かったなと思います。
きっと、これから先も私はこの作品が好きなんだろうなと読みなおして改めて思いました。
図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.129:
(5pt)

楽しく読んでください

この本の良さは、名優・児玉清さんも認めています。
こう書けば、教養好きの方も読んでくださるでしょうか。

-------------------

好みによりますが、とても楽しめる本です。
私は読書が好きですが、本は教養のために読むものだとも思っていません。
そして自分が無知であることを自覚しています。
そういう人にお勧めの作品です。

この作者の魅力でもありますが、キャラクターの台詞や行動がいちいちかっこよく、あり得ないです。
そして、設定がぶっとんでいます。
もちろん不自然です。リアリティがありません。

でも、小説の世界なのだから、現実的に描く必要は全くないです。
かっこいいキャラクターと、ありえない世界で繰り広げられる非日常に魅かれます。

有川さんは、エンターテインメントとしてこの作品を書かれていると思います。
私はこの作品をとても楽しんで読みました。
だから、成功なんだと思います。

作品のテーマとか、あまり考えないでください。
物語は教訓を形にするものであってほしくないなって思います。
物語があって、運が良ければ教訓が得られるかもしれないって程度で良いと思います。
一部の児童文学作家さんは、すぐに教訓やテーマに話が及ぶのは学校教育の弊害だとおっしゃっています。
子供がお菓子を与えられた喜びのように、好きなものを単純に楽しむ喜びが本でも与えられれば良いって。

でも、読書に意義を求める方にも、お勧めできます。
絶対に読み飛ばさないでください。
この作家さんの考え方が随所に反映されています。
そこを汲んでみてください。
共感できる部分があります。
私は、有川さんの文章は宮部みゆきさんと似ている気がします。
文章に作家の正義感や優しさがにじみ出ています。
ラブコメと一蹴して、物語だけ追っていくのは損です。
図書館戦争Amazon書評・レビュー:図書館戦争より
4840233616
No.128:
(5pt)

有川ファンなら文庫も購入するしかない

なかなか文庫化されず、待ちくたびれてましたがようやく実現しました。
しかも怒涛の刊行スケジュール!しばらく楽しめそうです。
この作者は文庫に思い入れがあるのか、単行本にないおまけストーリーをつけてくれるので
文庫収集家には大変うれしいです。

内容はいつもの有川節の軍隊物のスパイスに甘い味付けした架空の物語ものです。
有川節にはまっている方なら、安心して楽しめる良作です。

図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.127:
(5pt)

有川先生の出世作。

単行本も持っていますが、読み返しや持ち運びの利便性から文庫本も購入しました。
DVDも持っているので、ジュエルボックスが悔しくて買った訳でもありません。

図書館戦争の面白い所はメリハリもしっかりあるところ。
ずっとコバルト的な少女漫画のノリではなく、
良化機関との闘争シーンなんかは専門用語みっしりでお堅く書き上げています。
図書隊についての説明なんかもページ全体が引き締まっていていかにもという感じです。
締めるとこは締めているからこそ、甘いシーンがさらに際立っています。

このメリハリ、図書館戦争の頃の有川先生にはあって、最近の有川先生にはないものだと思います。
最近はめっぽうラブコメ一直線なので。
図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.126:
(4pt)

文庫化待ってました

文庫化するのを今か今かと待っていました。

ヒーローとヒロインの性格が似ているのは有川さんの作品では初めて読んだ気がする。  

気が強く体育会系な二人の今後の展開が気になる。。



また二人を取り巻く登場人物も個性的で惹かれる人物ばかり!


次を早く読みたくなった


図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.125:
(5pt)

文庫化待ってた

図書館戦争シリーズは値段が若干高いと感じられたので、文庫化になるのはとても嬉しかったです。
おかげで友達にも気軽に貸せたりして助かっています。
シリーズ全巻集めたいと思います。
図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.124:
(4pt)

もし、検閲が行われたらどうなる?

前略
お父さん、お母さん、お元気ですか。
・・・念願の図書館に採用されて、私は今

-毎日軍事訓練に励んでいます。

■あらすじ
舞台は公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まる法律として、制定された「メディア良化法」と、
それに対抗して作られた「図書館の自由法」が成立してから30年が経った、正化31年。
これは検閲を実施するメディア良化委員会と、それに立ち向かう図書館の戦いの物語だ。
主人公の笠原 郁は、男顔負けの身体能力を持ちながら、本を読むのが大好きな女の子。
高校生の頃の”ある事件”をキッカケに、自らも図書防衛員になることと、”王子様の背中”に追いつく事を決意する。

■本と図書館
幼い頃から僕は”図書館”が身近にある生活を過ごしてきた。
社宅に住んでいた頃は、”バスの移動型図書館”が社宅の空き地に定期的に来てくれたし、自転車を20分も漕げばキレイな図書館があった。
子供にとって、図書館は欲しい!っと思った本を好きなだけ借りられる夢のような場所だ。

■本と武器
”夢のような場所”である【図書館】と遠い存在である【戦争】だから、【図書館戦争】の存在はずっと気になっていた。
著者の有川浩さんは、図書館で旦那さんから聞いた【図書館の自由に関する宣言】を見て、本書のアイディアをパッと思いつき、即座にまとめたそう。

第1 図書館は資料収集の自由を有する
第2 図書館は資料提供の自由を有する
第3 図書館は利用者の秘密を守る
第4 図書館はすべての検閲に反対する

図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。


■活き活きとしてキャラクター
”もし、検閲が行われたらどうなる?”という事を念頭に置きつつ、リアルに話は進む。
少しぶっ飛んだ設定も登場キャラクターが活き活きと笑い、叫び、泣き、悩む姿が丁寧に描かれているため、違和感が無い。
自由とは何だろう、と難しく考えながら読むもよし、郁の恋に注目するもよしの楽しい小説だ。

----------------

blogにもアップしています。
よかったら見てくださいな。

つ http://ameblo.jp/shun0223/entry-10883117207.html
図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.123:
(2pt)

大人が読むには辛い本

おもしろいと聞いて、文庫化を機に買ってみたが、コバルト文庫か?と思った。
初めて見たのが近所の中学校の図書室だっただけに「なるほど」という気がしないでもない。

SFものを小説として書くには読者を引き込む緻密で壮大なプロットが必要だと思う。
そういう点で作者は筆力からは到底無理なものを書いてしまったか、とも思う。
テーマの大きさの割に話が矮小だし、自衛隊や法律に詳しくなくとも至る所で違和感を感じる。
設定は面白いと思っただけにガッカリもひとしおで、全体的にとても稚拙な作品だと思った。
だが、これで賞をとってしまったというのだから驚きというか、嘆かわしいというか。
もったいない。もっと練ればよかったのに。大人が読むには辛い本だ。

話自体はドタバタラブストーリー。人気があるのはこのベタな部分ゆえだろう。
検閲や図書隊にまつわる重いテーマも実際はこの軽いベタ部分を彩る背景でしかない。
登場人物の設定や、主人公の性格(どう考えても本を読みそうにない)、
階級組織での上官への態度なども、少女マンガでの「お決まり」といった感じだ。

また、言葉の扱いが粗雑。本の大切さを語るのなら、言葉の美しさも考えてほしかった。

発売直後に2冊買って読んでしまったので、一応最後までは読んでみるつもり。
せっかくだからドカンとすごい裏切りを期待したい。

図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.122:
(4pt)

荒唐無稽も気楽に流せない世界観に惹かれる

『図書館戦争シリーズ』の1作目,版元を角川文庫社に変えて文庫化となりました.
巻末の記述によりますと,文庫化にあたり加筆・訂正が行われているとのことです.

書籍などの検閲が法の下により執り行われているという日本が舞台となっており,
規制側の過激な行動とそれに対抗して武装化した図書館などという設定はもちろん,
冒頭で軍事訓練に励む主人公の女性の様子は,パッと見あまりに荒唐無稽に映ります.
ただ西暦2019年とすぐそこ,そして近年の情勢からお気楽に受け流せないのも事実です.

作中へと移れば,クセのない文章はさらりとしていてラブコメも読みやすく感じられ,
かと思えば,歴史的背景や戦闘など『重厚さ』が大事な場面もしっかり描かれています.
シリーズの開始時にありがちな,人物や世界観の紹介に偏りがちというようなこともなく,
主人公の同僚でもある女性が,狂言回し的な役割となって物語をうまく進めている印象です.

反面,熱血漢に溢れ暴走するヒロインやクールで優秀な男性パートナという組み合わせや,
厳しい教官とその裏に覗く優しさや相棒の存在はいささか目新しさに欠けるかもしれません.
これ以外にも,主人公の教官への言動は行き過ぎているとうか受け入れがたいところが少々….

幕引きはとある事情が明かされて…となりますが,それは独白で読み手のみが知り得たこと.
物語の軸でもあり,いずれ伝わるであろう『秘密』がどうなっていくのかに期待が脹らみます.

なお,巻末には『単行本あとがき』に加え『文庫版あとがき』が新たに収録されており,
他に『図書隊について』という設定資料,『文庫化特別対談 有川浩×児玉清 〜その1』,
アニメDVDの初回限定版に特別冊子としてついていたショートストーリが収められています.
(この巻ではDVD4巻から『ジュエル・ボックス』を,そして今後も継続されていくそうです)
図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.121:
(5pt)

よかった!!!

東京都で規制条例が可決されるなど、(まあ抗争はないにしても)リアルに検閲が起こるかもしれない,と考えてしまいました。恋愛のストーリーも入っていて全体的に重くならず一気に読んでしまいました。

ところで、主人公たちが現状に疑問を持たないのが不思議、だかなんだかとレビューされている方がいらっしゃいましたが主人公は作中で「守りたいのは今」と言っています。また日野図書館の話を読めば分かる通り先に武装したのは良化隊側です。主人公たちはそんなことを考える暇もなく検閲と戦わざるを得ないのだと思いました。
図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.120:
(4pt)

悔しいけれど面白い、典型的な少女漫画風ラブコメ。

もともと電撃文庫でデビューされて、一般書へ移られた有川さんだけあって、内容はドタバタのラブコメ。ただ、図書館を舞台にしている割に内容が軍事オタクっぽくていわゆる自衛隊3部作の延長線上にある設定なのでしょう。(未読ですが・・)はっきり言って単行本で高い金を払って読みたくなるタイプの本ではなく、いわゆるエンターテイメント、ラブコメ、ラノベスタイルなのですから、最初から文庫で出版してほしいですね.洋書ははじめからハードカバーとペーパーバックで同時にでますし.設定に関しては、今の図書館自体が情報の保存という役割がなくなり、ただの違法レンタル屋に成り下がっている状態なので、税金の無駄、クリエーターの敵としか思えず、また嘘にまみれた新聞や週刊誌のために命を張るなんて考えられません。表現の自由をたてにあることないこと、プライバシーも考えずに書き散らかすマスコミ。それによる規制。無関心による統制検閲の放置。東京都などでは規制条例ができ、人ごとではなくなっています.大々的な検閲/規制が行われても図書館に自営の組織ができるとは思えません。.しかし、悔しいけれど面白い。有川さんの表現力は天性の物なのでしょうね.いい意味で少女マンガ的、ラノベ的作品だと思います.
図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.119:
(3pt)

作者はひょっとして自衛隊嫌い?(冗談だけど)

社会面の矛盾を無視するとしても、文章はコ○ルト文庫のテイストで、会話は不自然かつ誰のせりふかわかりにくく、主語が省略されていることが多くて読みにくい。
これが今のライトノベルの特色かもしれないが、ちょっと不親切あるいは拙くないかい?

また、図書館という不特定多数の一般市民が利用する場所で戦闘すること(基地の隣に図書館があるなんて)、日本人同士が殺しあうことに、主人公たちが何の疑問も葛藤も持っていないことが最後までひっかかった。

図書隊員は自衛隊員をある程度モデルにしていると思われる。一般市民を巻き込んでも同じ民族を襲ってもかまわない、と思っている自衛隊がいたら、そら恐ろしいだろう。
作者が自衛隊をよく知っているだけにきになるのだ。

次の「図書館内乱」にその答えがあるのだろうか?

でも途中で止めることなく一日で読んでしまった。恋愛場面はきつかったが、ストーリーはまあよかった。


図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.118:
(2pt)

う〜ん・・・・

以前から友達に薦められていたこともあり
文庫化を機に購入。

う〜ん・・・
正直私にはちょっと受け付けないかも。

というのも、登場人物のセリフ語尾が気になってしまい、
(小さいカタカナのァであったり、〜すぅであったり)
あまり登場人物に感情移入できませんでした。

というか読み始めてから中身がライトノベルだと知って
軽く衝撃を受けてしまったこともあるのかな。
普通の小説だと思ってました;

とりあえず同時に2冊購入してしまったので、
2巻でこのお話を好きになれたら良いなと思います。

図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.117:
(5pt)

シリーズそろえたい!!

文庫版、待ってました!
ハードカバーは友達に借りて読みました。
ただ、全巻そろえるにはお財布が…と思い、文庫版を心待ちにしていました。
この文庫版には、短編もついてます。
甘あまな展開ですが、堂上ファン必読です♪
図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.116:
(2pt)

説教エンタメ?

わたしはあまり楽しめませんでした。この作者の方の癖かもしれませんが、「子供だ」とか「何もわかっていない」とか「未熟だ」等々上から目線の説教のような表現が盛り込まれていて、キャラ間のやり取りとはいえとても鼻につきます。この方の小説で是とされる価値観と自分の価値観が合わないからでしょうか。まるで自分がこき下ろされているような気分になります。ストーリーもどこかで何度も見た、物語世界にしか存在しえないキャラ、設定、心情ばかりで組み上げられており、あまりにも完成され尽くしていて感情移入する隙がありません。唯一最大の個性である表現の自由に関するテーマも、政府や特定団体が国民を危険思想に誘導しようとするような状況と戦うならともかく、差別表現や青少年への影響を懸念してのことなら多少行き過ぎがあっても軍隊を使ってまで戦うほどのことでもないような気がします。今の日本社会ベースで公的機関同士で内戦を繰り広げるだなんて・・・表現の自由の問題以前のとんでもない内患です。漢字が多くて使われる言葉も平易ではなく、読みやすいとはとても言えないのに内容はマンガ・・・。
図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.115:
(5pt)

素敵に「甘い」物語

有川浩さんの「図書館戦争シリーズ」の待望の文庫化です。

舞台設定は、近未来の{公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まる法律}として、
「メディア良化法」が成立し、国家による検閲がなされている社会で、それに対抗する
組織として、変容した図書館と防御武装した図書隊との軋轢がある世界。

高校時代に出会った図書隊員の姿を求めて、本を検閲から守るために
図書隊に入隊、エリート部隊に配属された主人公・笠原郁の恋と活劇の物語です。
(少しオーバーですが^^;)

この作品の魅力は、緻密な世界設定と主人公・笠原郁と上官である堂上との
恋の描写でしょうか。上官の堂上に認められたい郁と郁の存在を認めつつも、不器用にしか
感情を表現できない堂上との歯がゆく、そして甘甘の恋(本人達は、自覚なしですが)の行方は、
とても感情移入できると思います。

二人を取り巻く登場人物も人物形成が緻密で、物語の中で活き活きと躍動しています。

逆説的ですが、国家の情報統制なく、有川ワールドを思う存分楽しめる今の世界は、
とても素敵だと思います。(東京都の青少年 健全育成条例も紙一重ですね)

レアな方は、SF作品のレイ・ブラッドベリの「華氏451度」(国家により、本の所有と読書が
制限されている世界の物語)も読まれると面白いと思います。

間違いなく、楽しめるエンタテインメント!!是非、手に取って、読んでみて下さい。

図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.114:
(1pt)

受け付けませんでした・・・

有名な作品であるし、タイトルにも興味をそそられて読み出しましたが・・・。

設定は面白いと思ったのですが、全くもって受け付けませんでした。
おそらくドラマやアニメとして見るならOKなのでしょうが、この展開を小説として読む事は
出来ません。
というより、ドラマ化、アニメ化されることを前提に書いているのではないか?と思って
しまいました。

ただレビューを見ると絶賛されている方も多いので、好き嫌いの分かれる作品なのでしょう。
自分は若い女性ではないので、おそらくこの本のターゲット層では無かったようです。

とりあえずハッキリしたことは、私はライトノベルの類は受け付けないということ。
今後、どんなに絶賛されている小説でも、種類がライトノベルであれば絶対に手を出さない
ようにします。
図書館戦争Amazon書評・レビュー:図書館戦争より
4840233616
No.113:
(5pt)

新装開戦

本が好きだという人に、ただただ喜んで、楽しんでもらいたい一冊だ。
ラブコメしながら、戦う物語。特に、女の子ががんばる物語が好きな人にはオススメ。
小難しいことを考えるのは嫌いな人もきっと楽しめると思う。
それでも、立ち止まって考えるようになるだろう。こんな世界になったら嫌だ、と。
本を焼く国ではいずれ人を焼く。その言葉の意味を噛み締める。

私にとって、有川浩という作家と出会った記念の本だ。
いつか全集化されないか?と友人と話すほど、付録で消えてしまうのが惜しまれたスピンアウトも収録されている。
出会ってから5年。懐かしい思いなんか吹き飛ぶほど、がっつり引き込まれる魅力を再確認した。
図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053
No.112:
(5pt)

書籍愛好家にとってはバイブルにしてもいいかもしれない

タイトルの如きかな。読みやすさ、そして書物に対する圧力など色々なことが描かれている。
書物を愛する人なら共感できる作品だと思う。
図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)より
4043898053

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!