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図書館戦争
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図書館戦争の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全291件 261~280 14/15ページ
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設定や世界観はとてもいいんだけど、主人公の郁がどうも好きになれない。 軍隊みたいな階級社会で上官に向かってあの口の利き方はありえない。 一般の人には痛快なのかもしれないけど実際に階級社会で生きてる自分にはただの非常識にしか写らない。よって感情移入もできずにつまらなかった。 | ||||
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有川浩さんの作品は読んだことがありませんでした。 新聞などに広告が大きく載っていて続編も出ているのできっと面白いんだろうと思い読んでみました。 確かに面白かったのですが・・・内容が薄っぺらな気がしました。 場面設定などは独自のものでそれはすばらしいと思うのですが、人物設定が薄っぺらな感じです。 主人公があまり物を深く考えていない体育会系の設定だからでしょうか・・・。 まぁそれだから物語自体の爽快感が出るのかもしれませんが・・・。 おまけに表紙の絵で想像していた内容とは違い、読み終わったあと「なぁんだ。ティーンエイジャー向けの恋愛小説だったのね。」と思いました。 もう少し掘り下げた内容だったら続編も読んでみようかと思っていたのですが続編には手が伸びそうにありません。 | ||||
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この本は、本屋大賞にもノミネートされる位に、本好きに支持されている作品です。 私もずっと気にしていたのを、一気読みしてしまいました。 主人公の郁が本の為と、一目ぼれしてしまった人を追いかけて、図書館隊に入って本を守る戦いをする話と言うと、そのまんまですが、本当にそんな話です。 これは、本が好きな人だったら誰でも共感できてしまう話ではないでしょうか? もし、自分の大好きな本が、目の前で蹂躙され、破かれ、読めなくなってしまったら、貴方は我慢できますか? 前にも一度、メディア規正法は成立しかけた事があり、それに戦々恐々としたものとしては、ぜひとも世に広まって欲しい作品です。 別に難しく考えなくても、この作者はライトノベル出身ゆえにテンポもよく、いつもの作品と違ってとてもコミカルな内容なので、娯楽作品としても充分面白いですよ。 | ||||
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まず、何がいいってキャラクター同士の掛け合いが楽しいこと! ストーリーもいいのですが、それよりも会話自体の楽しさが私のツボにスマッシュヒット。 私自身、図書館司書の資格持ちなので、作者があとがきに書いていた「図書館の自由に関する宣言」はもちろん知っていました。 それがこうくるか、というじです。サクッと読めるので、厚さは感じませんでした。 | ||||
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このごろ、「どうしても買いたいっ!」と思える本がなかなか無かったのですが、この作品にはやられました。 おもしろい。とにかく面白い。 私も夢は図書館司書ですがこんな図書館も楽しいだろうなあ、と思いながら読みました。 1600円はちょっと高いですが、それでも「買いたいっ!」と思えます。 堂上さんはカッコよすぎです。 | ||||
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ライトノベルを読んだことがなかったので、説明過剰で軽い文体に最初はなじめませんでした。 しかし、設定・構成・登場人物のユニークさに、映画を見ているようにどんどん引き込まれました。 この本と合わせて、ぜひ、現実の日野市立図書館の歴史、現状を知って欲しいと思います。初代日野市立図書館館長・前川恒雄著「移動図書館ひまわり号」「われらの図書館」「新版図書館の発見」など。こちらにも市民の図書館のために戦ったアツい人達がたくさん出てきますよ!(ドンパチはありませんが。) ちなみに、現実の図書館も、今、業務委託が進んだり予算が削られたり、専門職の締め出しがあったりして、この小説の雰囲気もあながち絵空事でないのが怖いです。 | ||||
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作者はきっと情熱的な本大好き人間なんだろうと思う。漫画を読んでるような軽さだけれど、本が好きでたまらない、熱い気持ちが伝わってくるようなノリで楽しかった。文庫で出るのをまとうかと思ったけれど、ついつい待ちきれずに三冊とも買ってしまった。読みたい本を読めない、読むことを規制されてしまうというテーマは、以前、アメリカのドラマ「ファミリータイズ」の中でも、取り上げられたこともあって、決してありえない話だとはいえないと思う。 | ||||
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これは楽しい! 著者自身があとがきで書いているように「図書館の自由に関する宣言」を元に膨らませた、有害図書の規制に闘う図書館員という設定がもうアイデア勝ち。ステロタイプな登場人物と、妙にお役所めいた「戦争」に楽しみながら一気に「読み干して」しまいました。 他のレビュアーが書かれていましたが確かにハードカバーで¥1,600という価格はどうかと思うのですが、内容は充分楽しめる小説でした。以前から書店で平積みされているのを見て気になってたのよ、これが。それだけの訴求力に充分答える「軽い」小説ですよ。 | ||||
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とにかく面白いです。これが、読み終わった第一感です。 図書を守るための攻防戦という設定自体が、意表を突いていてあっと思わせるのですが、それ以上にこの本を楽しいものにしているのは、登場人物のキャラクターでしょう。主人公の郁は、どう見てもそのあたりのどこにでもいる女の子です。ただ、ちょっと身体が大きく、運動神経に優れているだけです。でも、この女の子の根性は素晴らしいです。とにかく、正しいと思ったことにはがむしゃらに取り組んでゆきます。失敗してしょげたりすることもありますが、すぐに立ち上がって前を向いて進んでゆきます。 この本のテーマは、事件が起こるたびに取りざたされる本の影響と、それを規制しようとする動きに対する反論でしょう。その意味では、子どもたちがアンケートをとって、大人たちをやり込める章が素晴らしいと思います。 さあ、次は「図書館内乱」「図書館危機」を読まなくては。 | ||||
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サクッと読ませてもらいました。面白い! 読んでて思ったのは、漫画してくれないかなぁって。 文章だと難しい言葉が多々あって(バカでスンマセン) 漫画にしてくれれば解りやすくなるかなぁなんて 思ったりしました。 ぜひとも漫画化して欲しい!! | ||||
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貶しているわけではなく、ほめている。良くこんな馬鹿な設定を思いついたと、作者の想像力に感服する。どう考えてもあり得ない設定なのに、実に説得力のある世界観を作り出している。新人だけあってまだ描写力に難がある部分もあるが、設定、世界観の構成が見事なものなので、その点の難を見事に吹き飛ばしている。 もう一つ難を言うならばキャラクター設定と配役が類型的過ぎることだが、ここはこうなるだろうなという先読みを、ものの見事に全部パターン通りに出してくるため、出来の良いミステリーと逆の快感(つまり、「水戸黄門」のような安心できるパターン化)がある不思議な小説だ。もしかして作者は意図的に類型的なキャラクター設定にしたのだろうか?だとすれば、その力量は大したものだと思う。 | ||||
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発想と設定は秀逸。 ライトノベル畑の人なので文体も読みやすい。なので普段本を読まない、あるいは読んでもラノベぐらい、という中高生でもとっつきやすいと思う。 しかし、それが皮肉にも内容の薄さを感じさせる。あまりにコミック的なキャラクターと稚拙な表現。心理的駆け引きの場面も多いが、前述ゆえにまるで緊張感が感じられない。 ライトノベルならまだしも、その3倍は高いハードカバーで出すには値段に見合ってない。 蛇足だが、ポップなノリを強調するなら伊坂幸太郎氏、重厚な駆け引きを求めるなら貫井徳郎氏、この2人がこの作品を書けば文句なしの傑作だったと思う。 | ||||
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本のタイトルとイラストを書店で眺めながら、気になりつつも「ちょっと胡散臭いなぁ・・・B級だったらがっかりだよなぁ」と思ってたんですが、意を決してついに購入!読んでみたら・・・なんだこりゃあ?!有り得ない!有り得ないけど、面白い!!がっかりどころか、一気にハマってしまいました(笑)おそらく、多くの人が持っているであろう図書館のイメージとは程遠いスーパー図書館が舞台です。話の内容は分かりやすく、少々先が読めたりもしますが、なんというか、引き込まれるパワーがありますね。主人公の真っ直ぐさとか、正義の味方とか、痒い箇所はてんこもりなんですが、そこがなんとも言えず大好きです(笑)私の一押しはやっぱり「鬼教官」こと堂上二等図書正ですね!!あんな教官の下でなら、私も働いてみたいなぁ♪シリーズ第二弾も出ているみたいだし、続きが楽しみです!! | ||||
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関西で暮らす著者でありながら、 なぜかお話の舞台は、東京・武蔵野。 念願の図書館員に採用されて寮生活を送る女の子が主人公。 父・母にあてた便りの冒頭に書かれているのが、 なんと「毎日軍事訓練に励んでいます。」と・・・。 「図書館の自由が侵される時、我々は団結して、あくまで自由を守る」 こんな勇ましいメッセ−ジが記されている図書館のプレ−トがきっかけに、 この小説が生まれたそうです。 確かに私の近所の図書館の受付カウンタ−にも、 この「図書館の自由に関する宣言」(日本図書館協会)のプレ−トが 掲げられています。 ある場面で使われていた「本を焼く国はいずれ人を焼く」という言葉から、 以前読んだ「バスラの図書館員」という絵本がふと浮かんできました。 戦火にあえぐイラクの港町・バスラの女性図書館員が、 戦火から図書館の本を守ったという実話をもとに書かれたものです。 (全く内容が違うのですが・・・) 著者いわく「大きなホラ」。 ありえないシチュエ−ションではありますが、 もしかして???と 何かしら現代のきな臭い世相の行く末を妙に予感させる読後感でもありました。 | ||||
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面白いです。 キャラクタの役割分担がキッチリできているうえ、それぞれ魅力的です。 なので、キャラクタたちの会話が面白いこと面白いこと。 それがテンポの良さを生み出して、分厚いですけど(字は大きいし) サクサク読み進めると思います。 私は笠原や柴崎と同世代ですが、彼女らの使う言葉やリアクションにも 違和感がなく、そこもノレた理由だと思います。 主人公は元気な方が好きって方には絶対オススメです。 | ||||
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面白い。その途方もなく荒唐無稽で奇天烈な発想といい、怒涛の展開といい、主人公を始めとする登場人物たちのキャラ造型と、彼らの織りなす心理描写の類まれなユーモアとリアルさといい、「本の雑誌」の2006年上半期の栄えあるBEST1に輝いただけはある(笑)。作者が、あとがきで、今回のコンセプトは、「月9連ドラ」もしくは、「行政図書レンジャー」風に決めた、と述べているように、「図書館」という地味でお堅い舞台において、まるで、映画やドラマのノベラゼーションを読んでいるような、セリフ過多の劇画チックな軽い文体の中で繰り広げられる、国家権力の検閲から、本を守り、図書館を守り、表現の自由を守るという、極めて硬派な怒涛のエンタテインメントぶりに、一気に読了しつつ、本を愛する1人として、熱い想いを抱いてしまう。正に、“万国の読書好きは必読の1冊”と呼べる作品、良い意味で、読み易く、楽しく、大層タメになる1冊なので、小中学生の課題図書としても推薦しておきたい(笑)。ビジュアル的にもイケテル今作、もし、映画化するなら、その時は、笠原郁ー上野樹里(これ、絶対)、堂上ー堤真一、監督ー大谷健太郎、内田けんじ、原田真人辺りでお願いします。 | ||||
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この本は何度読んでも面白かったです!!実際私は2回か3回読みましたが、全然飽きませんでした。 最初は余りよくわからないところもあったけれど、2回3回と読んでいくウチに「あぁ!そういうことか!」となったりしてだんだん味が出てきて「すごい!!」と思いました。 | ||||
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最近読んだ本でこれほど顔にでてしまったものはないです。 もうニヤニヤして駄目!! 王道いってるなぁと思いました。 やっぱり文学って、難しいのも良いけれど、こういう ど真ん中突いた王道ストレートものも必要。 これは文庫化して…良いの?! ハードカバーだからこその、図書館戦争でしょ、、、だって、戦争だよ? 個人的には堂上教官がやばすぎでした。。。 好きな台詞。本を焼く国はいずれ人を焼く。のだぁ!! | ||||
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とにかく設定が面白い。読書が自由に出来ない時代なんて活字中毒者の私には考えられない。ただ、表現の自由は確かに最近規制が強化されている。嫌な時代だな。本書の主題は図書館の自由だけれど、それだけでなく様々な規制に対する自由と読み替えてもいいかもしれない。ストーリーの中心は自由に関する戦いと恋愛だけれど、それがいい具合にブレンドされている。キャラクターも立っているが、なんとなく男性キャラクターの設定が「海の底」とだぶる。恋愛の展開も先が読めてしまう感じ。しかし、そんな些細な欠点をはね除けるエネルギーがある一流のエンターテイメントだと思う。2006年上半期の一押し本である。 | ||||
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すごく面白かったです。 昨日届いて、読みかけの「天使と悪魔」を放り出して今日読み終わりました。 まず表紙のイラストにほれました。 表紙買いすることが結構多いのですが、これはかなり好きです。 それとタイトル!「図書館・・」てのがつぼでベタな感じが見事にはまりました。 図書館てあんまり行かないけど、なんか好きなんですよね。 内容はライトノベルズのSF色が濃く、あとがきにあるように「ラブ」です。 新人隊員と鬼教官の、まだ形がはっきりしない「ラブ」が歯がゆくもありなんともいえない感じが良かったです。 今後どうなるのかが非常に楽しみですが、続編は9月に出るんですね。 残念だったのは、要であるはずの図書館と本に対しての記述が希薄な事。 キャラは立っていて面白く読めたのですが、何故か愛すべき図書の存在があまりにも希薄です。 まあ、一冊の本に深く深く絡んだ話を作るとなると、また別の世界観がうまれてしまい「図書館の仕事」が希薄になるかもなあ・・と思いつつ・・ 本好きとしては非常に残念ではありますが、そこを除けば大変面白かった。 まんが・アニメ向きですね。 続編も購入します。 | ||||
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