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図書館戦争
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図書館戦争の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全291件 61~80 4/15ページ
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実は、以前ケーブルテレビでアニメ版を見ました。 言論を弾圧する政府と表現の自由を守るライブラリー・タスクフォース。 大女の主人公と小男の鬼教官の恋。 どこをとっても陳腐この上ない設定で、一時的に記憶喪失に陥った鬼教官が記憶を取り戻し主人公が嬉し泣きをするクライマックスシーンにも白々しさしか感じませんでした。 その後、「小説版ではもうちょっと複雑なストーリーなんだよ」と噂を聞いて、小説版を読んでのこのレビューです。 正直に言います。「これは小学生の書いた小説ですか?」 主人公の「おてんば」っぷりも、政府役人の「怖さ」も、全てステレオタイプです。 特に役人の怖さの描写はひどい。日教組や全教の「進歩的」教育に洗脳された人間が思い描く第二次大戦中の「憲兵」そのものです。 たかだか本を押収する権限しかないのに、無駄な居丈高さ。 今どき、警察が刑事犯を逮捕するときだって、「はい、これ一緒に見てくださいね、これこれの罪で、礼状がこのとおり出てますから、あなたを逮捕しますね。分かった?分かった、はい(手錠カチャッ)はい、●時●分、執行」こんな感じですよ。 そしてタスクフォースはなぜか自衛隊払い下げの銃を使って訓練している。 なんで?政府の立場は本を規制する方なんでしょ?いわば「反政府組織」であるタスクフォースはなんで堂々と活動できるの? 主眼は主人公と教官の恋愛を描くことなんでしょうけど、リアリティを感じさせるものがなにひとつなく、ページをめくるのがひたすら苦痛でした。 これなら、「ロミオとジュリエット」とか「八百屋お七」とかの古典的恋愛モノを読んだほうがまだ楽しめるだろうという感じです。 そもそも、アニメ版を見たのも、その前に「バントーラ図書館」という図書館が出てくるあのアニメを見て「図書館」という単語に引っかかったからであって、そうでなければ見ませんでした。 「エンターテインメントだから」という言い訳ではとても足りないほど低レベルです。 | ||||
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「しまったぁ――――――――――――――!」「え……えええ――――――――――――――――――!」うるさい郁。 作者お得意のラブコメ王道ど真ん中。脊髄で考える笠原郁の熱血バカぶりが楽しい(趣味の問題で、楽しめない人もいるようです)。今回は塩も楕円もザリガニも出てきません。出てくるのは、思想の自由と検閲、という硬派なテーマ。読む側も、ついつい感情移入してしまいます。ついでのことながら、作者自身がこの作品によって、世の「読書人」たちのバッシングを受け、この本に出て来る検閲社会の実在をみごとに証明してみせました。プロ根性というべきでしょう。 | ||||
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有川浩天才だと思った…。図書館・軍隊・恋愛の前人未到のミックスをさらりと。 軍関係の描写が、不慣れな自分には多少読みにくかったけど、それが子どもっぽいファンタジーになるのを絶妙に防いでいると思う。 恋愛ものとしては、ガラスの仮面さながらの定番のツボを確実に押さえていらっしゃる。 めちゃくちゃ厳しいのに主人公のことを大切に思ってくれていて、しかもその気持ちを隠してるなんて、紫のバラの人再来ですよ! いいわぁ堂上教官。やられた。 主人公に共感できない人が多いみたいですが、私は応援できます。 逆ハーレムになりそうなときだけはこんな本だったのとちょっと戸惑いましたが、、笑 ただこの本は多くの人が手に取るだろうから、人によって子どもっぽいと思うのはよくわかります。 | ||||
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面白くありません。 ライトノベル?漫画みたい?だったら漫画を読めばいいと思います。 こんな無価値なものをこんな長編でよくも作ったなと思います。 例えば小説としては×だけれども、笑える物語として楽しめるものなら良いと思います。 物語が駄目だとしても、登場人物のキャラクターが愛せるなら良い作品だと思います。 ただこの作品は、物語、登場人物、書き方・・・・どれもこれも面白くありません。 時間の無題を避けたいなら、この作品は避けるべきでしょう。 | ||||
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美品で安かった。図書館戦争シリーズは気に入って全部揃えました。 | ||||
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コミックから作品にハマり、原作を読んでみたいと思いました。図書館戦争シリーズ、最高です! | ||||
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映画で見て、読みたくなりました。内容はもっと濃くておもしろいです。 | ||||
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読みたい本が行政の勝手な解釈で読めなくなる。 腹立たしいことだ。 行政であっても不当なことは不当だ。 でもそれが、国民が要望し法律として制度化されたらどうか。 そしてそれが、強制力を持つ専門職を備えていたらどうか。 ほとんどの人は沈黙を強いられるだろう。 たとえ、表現の自由の具体化としての出版はできるから検閲ではない。 だが、本屋に行くと行政が実力で介入してくる。 紙の本は先細りにならざるを得ない。 さて、そこに図書館を守るこれまた行政の一組織が登場する。 名を図書隊という。成立には多くの血が流された。 当然、対抗力として戦力を具備し警察をしのぐ戦歴を重ねるに至る。 主人公は高校生の時にその図書隊に救われ、志を固めた。 その成長の物語だ。 こう書くとまるで、東ドイツやソ連、今の中国や北朝鮮のような体制だが、そこはそれ。 テレビはバカな番組を作っているし、新聞は適当にあちらこちらに迎合しながら好きなことを書いている。 雑誌にいたっては本では無いということでお目こぼしに預かっている。 本に関わること以外は普通に日本だ。 それだけに、リアルだ。 本を読むことが習い性になっている人間にとっては、いたたまれない世界だ。 しかし、展開される物語はどこかほのぼのとしている。 主人公がとんでもなくストレート、言い換えれば「バカ」なのが救いだ。 振り回される周囲はお気の毒さまかもしれないが、なぜか楽しげだ。 それは外に強敵を持つ組織には良くある身内の結束かもしれない。 テーマの重さに比べてずいぶん楽しく読める。 傑作だと思う。 ただ、恋敵や肉親の敵とかが登場する割りに妬み、嫉み、恨みといった負の感情が感じられない。 ライトノベルの枠を守ったのか、それとも当時の作者が負の感情を扱いかねたのかはわからない。 その点が気になった。 | ||||
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図書館のお話です。これを読むと本が好きになります。本に対する考え方も少し変わります。さらに恋愛のときめきもあります。 | ||||
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なぜ図書館なのか? その設定の必然性がいまいちよくわからない。 | ||||
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最初,題名を見たときなんだろうや正直ありえない世界観とか現実とかけ離れたものだったらどうしようと 最初は読もうか読むまいか悩みました。 しかし、読んでみるととても面白く、世界観もよかった。そしていろいろと考えられる物語です。 恋愛だけじゃないと思います。実際に現実にありそうな世界観だと思います。 もうファンになってしまいアニメから映画まですべて見ました。 すべてはここから始まる。 | ||||
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読み終えて素直な感想はとても面白かったです。 真っ直ぐで熱血バカで、すぐ泣いてしまう笠原郁という女の子のキャラクターも好きです。 でも、なんかモヤモヤするというかアレルギー的な受け入れ拒否な感情が湧いてきました。 それで、皆さんのレビューをいろいろと読んでみてその正体がわかりました。 本作品はベタ甘と呼ばれるような恋愛模様も描かれているのですが、なにぶんフィクションなので、その恋愛物語を盛り上げるために図書館戦争というぬるい戦争を舞台にしているような気がしてならないからです。 それに命がけの部隊である組織の上官にそんな刃向い方するか? とか、なんか引っかかるところがあります。図書を武力で守ると設定自体が受け入れられないのか私って気付きました。 本当に紛争が起こっている地域があるのに、ここ日本で戦争ごっこを舞台に繰り広げられる恋愛小説を果たしてエンターテイメントとして楽しんでいいのだろうかという罪悪感のような気持ちが私の中にありました。 だから、手放しに面白かったと言えなかったんだと思います。 | ||||
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文学として読むと物足りないかも知れませんが、漫画感覚でライトに楽しめます。「メインテーマは別にあって、そこはかとなく漂うラブコメ」が好きな方におすすめ。 渡辺多恵子さんの「風光る」が好きな方は、好きだと思います。 | ||||
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文体がラノベ。 世界観の出し方はそれなりで問題提議としても良い。 しかし『読んで面白いか?』と問われると決して面白かったとは言えない。 起こる事件の緊迫さが全く出ていないのと、ハードボイルドとか恋愛とかのめり込めるジャンルにも入ってこない。 視点があっちこっちで統一性がないし、無いなら無いでよいのだが変えたことでのストーリーの深みがあるわけでもないので意味が分からない。 どうでもいい話に割きすぎていて薄っぺらい。 刑事ドラマでありがちな展開すぎて新鮮味が無かった。 読むに値しない。 | ||||
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近未来の日本において、言論統制を目的として本の検閲・没収を行なうメディア良化委員会と本(読書、読者)を守るための軍備を備えた図書隊との戦争を描いた作品。この大胆な設定の下、ハート・ウォーミングな物語に仕上がっている。何と言っても、竹を割った様な真直ぐな性格で、頭より体が先に反応し、粗忽で、頑固で、猪突猛進で、男勝りでありながら、憧れの"王子様"を追って図書隊防衛軍に入隊したという乙女心を併せ持つヒロインが圧倒的に魅力的である。このヒロインを中心としたラブ・コメ的要素を含むピュアな恋愛小説ともなっているのだ。教官との関係も含んだヒロインの成長物語ともなっている点は、まるで「スチュワーデス物語(古い!)」を想わせる。 エピソードの紡ぎ方も巧みで、重いテーマを扱いながら、全体を爽やかなユーモア味が包んでいる点も心地良い。冒頭から(読者には)分かっている事実を、ラストで改めて提示されて泣けたというのも稀有な体験だった。更に、意識して使っている言葉のギャグが可笑しく、ヒロインと寮の同室の友人との会話はまさに抱腹絶倒。ヒロインだけではなく、この友人(美人だが毒舌家で一癖も二癖もある)やバラエティに富んだ教官達の造形にも感心させられた。 本作の背景には、現在、読者数が減りつつある出版事情、愛読家が本を取り上げられた時の憤り・"やるせなさ"と言った事に対するアンチテーゼとして、一人でも多くの人が好きな本を自由に読める世の中になって欲しいとの作者の願いがあると思うが、それをこうした切り口で小説化するアイデアは卓越していると感じた。笑って泣ける一級のエンターテインメント作品と言えるのではないか。 | ||||
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先日公開された映画「図書館戦争」の原作。 あとがきによれば「月9」ドラマをイメージして 「LOVE」いっぱいの物語に挑戦したそうです。 P244 折口さんという記者のことば 義理も縁もない他人に何かを頼むとき 「協力してくれるべき」とか「してくれるだろう」とか 甘い見通しを持ってる奴は絶対失敗するわ。 協力って期待するものでも要求するものでもなくて 巧く引き出すものなのよ。 おもわず先の参議院選挙を思い出してしまいました。 「本を焼く国はいずれ人を焼くのだ」 思想信条、表現の自由を守ることは 本当はこのくらい大変なことなんだと そして女性センターの本にいちゃもんつけた議員のいる国、日本。 きちんと抵抗しないとズルズルと自由はなくなるということも 改めて思いました。 ライトノベルでまるで少女マンガのよう展開もありますが 底辺に流れる主題は、とても重いものでした。 | ||||
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装丁とタイトルからしては硬そうな雰囲気だが、さすがはメディアワークス。 超ライトノベルで色恋を全面に出しながら図書館の存在意義に対していろいろと示唆している。 個人的には非常に面白く読み進め、シリーズも読破。 映画にもなって続編を期待したいものの出ないかな。 | ||||
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メディア良化法が施行された架空の日本。 図書を守るため、憧れた人に会うため、図書隊に入隊した郁の活躍を描く。 教官である堂上・同期の手塚との喧嘩に近いやりとりを通じ、 図書を守る中、隊員として成長していく・・・ 郁の憧れの人は始まってすぐに分かってしまうが、 おもしろい小説の設定に加え、実に際だっているキャラ達が相まって、 実に爽快な物語の世界を構築している。 シリーズものでもあるし、その第1作目となる本書。 当然これを読んでおくと、以降も楽しく読めることであろう。 | ||||
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レビューで賛否両論分かれるように、活字型の人間の方々には、非常に薄く、非常に疲れる作品だと思います。 ライトノベルって感じなのでしょうね。シリアスな部分よりもキャラクターを目立たせて世界観を表現していると思います。 ただ、ラストの史料館の攻防はそれなりにリアリティはあったと思います。もちろん「小説の中のお話」という前提ですが、笠原の心境等を真剣に考えさせられました。 あとはキャラが良い。完璧な人間がいなくて、みんなどこかしらに抜けがあるところが共感できます。 特に柴崎が良いですね。もし柴崎のような女性が身近にいたら、騙されてるってわかっても、間違いなくホレます(笑) 気になる点は ・セリフを大声でしゃべる人が多くて、「!!」が多様されててたまに誰のセリフかわからなくなる ・「戦争」の段階ではキャラの個性がわかりにくい。内乱まで読めば共感できる部分があるかもしれないけど、戦争止まりになる人もいると思う。 くらいかなぁ… 評価を付けるとしたら、個人的には「5以外は考えられない」おもしろさでした。ただ、恋愛モノが嫌いな人にはハマらないです。 | ||||
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面白いことは面白い。図書館の自由に関する宣言からこれだけのストーリーを練り上げる力量はすごいな、と思う。だけど、、、、言葉使いが気になるのは私だけ?あのキャラクターたちの独特な言い回しは、作者の意図?それとも最近の若者はこんな風にしか話せないのか?どうにもそこが気になって、完全にストーリーに入り込めなかったのが残念。これだけたくさんの人に評価されている本をこんな風にとらえてしまう私は結局、歳をとったということなのかなあ。。 | ||||
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