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図書館戦争
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図書館戦争の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全291件 121~140 7/15ページ
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私がこの本を初めて読んだのは、中学生の時でした。 今でも愛読する、大好きな本です。 この本の一番の魅力は、タイトルからは分からない程の甘い恋愛と、タイトルに違わぬ派手なアクションが一冊で楽しめる事。 恋愛モノが好きな方にも、アクションモノが好きな方にも、どちらにもお勧めします。 読んで損などありません。一度は読んで頂きたいです。 そして読み出せば、息もつかせぬスピード感に引き込まれます。 読み切ると、続きが気になって気になって仕方なくなるはず。 この図書館シリーズは、戦争・内乱・危機・革命・別冊 1・2、全部が面白いと思います。 これから読もうという方、ちょっと迷っている方。思い切って読み始めてはいかがでしょうか。 きっと外れでは無いでしょう。 | ||||
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いまひとつ面白くなかった。 設定が納得できないのもあるが、最も気に食わなかったのは敵方を全く描いていないことだ。 常に主人公側にスポットが当てられており、良化特務機関がただ悪魔的なものとしてしか示されていない。 敵さんの考えが示されていないのだ。 いや、示されている。彼らは本の検閲を行い、公序良俗とやらを守らんとしているのだ。 だが、それはあくまでも総体的なお話である。 その組織が「人間」によって構成されている以上、 良化特務員ひとりひとりの人格、人間性を描かなければ嘘になってしまうように思う。 本当に心の底から本の検閲は必要不可欠だと思っている隊員もいるだろう。 自分らのしていることは果たして正しいことなのかと悩んでいる者もいるかもしれない。 あるいは、図書隊に恨みをおぼえて良化特務機関に入ることを選んだ者。 そういった個物性が全く明かされていない。 もはやショッカーとなんら変わらない。 彼らはショッカーと違い、理知的な作戦を立て、サブマシンガンを使いこなすにも関わらずだ。 1巻しか読んでいない。後々描かれているのかもしれない。 だとすれば、嬉しい。 物語が「人間」を疎かにしてはならない。 | ||||
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面白いと思う人にはとても面白いのだと思います。 中学生くらいの方が読むには面白いんじゃないでしょうか?? 社会に出たいい大人で面白いと思う人は少ないんじゃないかなーと思いました。 なんというか、全体的にとても漫画ちっく。 | ||||
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読み始める前はどんなストーリーか分からなかったけど、読み始めると「有川浩ワールド!」でした。 お約束の展開で安心?出来ましたね。面白かったです。間違いなく、続編を購入すると思います。 | ||||
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図書館での抗争という非現実的なストーリーではあるが、読んでいて頭の中に絵が浮かんでくる作品です。主人公の郁と上官の堂上とのコミカルな会話のやり取りも本作に惹きつけられる要因の1つです。インターネットなどが普及している現在、{表現の自由・言論の自由}といった当たり前の権限を題材に様々な視点で描かれており読者に訴えかけているように感じました。アンケートを行う上での極意なども記載されており、なるほどと学ぶこともあります。子供が大人に対して好きな本を読む自由を訴えかけている場面では、ついつい応援してしまうほど本に入りこめました。郁に対して厳しく接してきた同期の手塚が物語が進んでくるにつれて郁を少しづつ認めあう関係性にも注目して読んでみて下さい。 また、新聞の社説でも頻繁に多用されている「看過」「恣意的」「形骸化」などの表現も使われており、日本語力に自信のない方にとって語彙力を身につける教材になる一冊になるのではないでしょうか? | ||||
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この小説の女性の主人公は、いろいろと優れた要素はあるのですが、 基本不器用な感じで、それでいて正義感は強くて、無鉄砲に突っ走ったりします。 この主人公を好きになれるかで、このシリーズそのものの好き嫌いが 分かれてくるかと思います。 私はあまり好きにはなれませんでした。 いい大人なのに周りにも危険を及ぼすような行動をとり、 あまりそれを反省することも、それを責めることもない本人と周りの 行動には、違和感がありありでした。 また、戦場とも言える場面で、命の危険があるのにあまりに 緊張感がないような箇所もあり、それはどうかと思いました。 ストーリ展開そのものは、荒唐無稽ともとれますが、 多少の無理はあるものの、十分世界観は構築されているかと思います。 ところどころ、いいなと思われるシーンもあり、 完成度はそれなりに高いと思います。 ですが、基本好きな小説ではないので、星3つで。 | ||||
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私は普段からライトノベルをよく読んでいて、 ライトノベルの独特のコミカルさに慣れているからそれなりに楽しめた。 でも、1回読んだらもういいかな?という感じ。 わざわざ買って、何度も読みなおすような内容でもないが、 図書館などで借りて気軽に読むにはいいと思う。 恋愛物としてもイマイチだし、戦闘シーンとかはほとんどなくSFとかでは無い感じ。 まあ、普段あまり本を読まない人でもそれなりに読みやすい内容といったとこ。 今年話題になった「謎解きはディナーのあとで」と同じように、 最近はカジュアルな内容のものがよく売れるのかな? 良く言えばカジュアルだけど、悪く言えば軽いかも。 気になるなら、1回読んでみてもいいかもしれない。 | ||||
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私は とても楽しく読みました。 装丁とタイトルから 重たい本なのかというイメージをしましたが、 読みやすく そして進展するにつれて あれれ、・・・なんだこれって少女漫画の世界じゃないか。 40才にもなって自分は(主婦です)ラブコメ好きなんだ。という新しい一面(?)を発見するに至りました。 マンガをよんで「このカップルのその後は・・・もっと具体的に書いてよー」て気になった経験はどなたもあると思いますが、図書館戦争シリーズ最終刊まで読むと、カップルのその後を書ききってくださったことに感謝です。 ここまで満腹にしてくださる作家さんはなかなかいないのでは。 有川浩さんの他の著作にも次々手を出してみましたが、 何冊も読んで行くと 文体のアクに多少辟易するところもあります。 似たような表現や キャラも少々気になりました。 でも図書館戦争シリーズが一番楽しかった。 また このようなシリーズ物を生み出して欲しいな。 | ||||
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友達に薦められて読んでみました。 ストーリーの切り口は悪くないけど、作者に「読ませる」力がない。文庫で読みましたが、薄いのにとても疲れました。 最悪なのは地の文まで話し言葉だということ。これ、皆さん読みにくくないの? 会話文の「〜〜じゃないよ」 という言い方も文章にすると一瞬「?」となります。否定を表すのでない時は、「〜〜じゃないの」と表記する方が分かりやすいと思います。 コメディタッチの会話文も面白くない・・けど、これは単純に笑いのツボの違いか? あれこれ設定を詰め込んだのに生かしきれていない、それどころかキャラクターに頼りきっているのにそのキャラクターが貧弱。キャラが立っていないというわけではなく、「いい味出してる」訳じゃない・・・ということです。 小説としてはもちろん、ライトノベルと思ったって読者をこの世界に引き込むだけの力はない。 ・・・以上は私の個人的な感想で、引き込まれてる人も若い世代には大勢いる訳だからそれなりに面白い要素があるんでしょうね。私には見つけられませんでしたけど。 でも、これだけははっきりしています。 フツーの本を読んでいる、高校生以上の人間には時間の無駄。読んでても暇なので暇つぶしにも向きません。 | ||||
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日本なのに銃装備が当然のように描かれている、この世界観がどうしても好きになれない。 合う人にはとことん合うだろうし、合わない人にはとことん合わない作品だろう。 | ||||
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有川浩は「阪急電車」から入ったので、こちらの作品はかなり違和感を感じました。 これがラノベ、ってやつなんですね。 こんな縦割り社会の中で上官達と馴れ馴れしく話す笠原や柴崎達というのもありえない・・と思うし、「〜っつうの!」ってな感じの言葉がやたらと多くて耳障りでした。 手塚と堂上との恋愛?モードも結局数ある中での狭い人間関係の中での感情移入、とありがちだな、と思えただけでした。 結局、何度か挫折しながら時間をかけて読み進めましたが、最後までは読むに至りませんでした。 ちなみに中学生の息子もちらちら読んでいたので、「おもしろいの?」と聞くと「うん!」と言って いました。世代なのか感性の違いなのか。。 | ||||
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表現の自由や知る権利、 情報を取捨選択する権利などをわかりやすく 考えるのに格好の教材ではないかと思います。 図書館の武装化には無理があるけど、 細かな設定を積み上げてなんとか成立させている。 書籍をめぐる交戦はスパイスとしてありとしながら、 メインはそこで生きるキャラクターたち。 そして、そのキャラクターたちがいい味を出してます。 評判が高いのも納得です。 | ||||
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「阪急電車」の次に何を読もうかと考えたとき、全4巻とあまりにも長過ぎるのに躊躇しつつも、折角読むのならやはり代表作をと思い、とりあえず、この第1巻を読んでみることにした。しかし、この第1巻を読み終わった限りでは、この第1巻のどこが面白いのか、このシリーズがなぜ作者の代表作として評価されているのかが、私には全く見えてこなかった。 この作品では、「図書特殊部隊」と「良化特務機関」が、検閲を巡って戦いを繰り広げる。しかし、肝心のその検閲の内容が、政治的なものならいざ知らず、「こじき」などの用語であったり、エッチ系の雑誌だったり、著者の経歴であったりと、バカバカしいほどレベルの低いものであり、こんなことで軍隊まがいの組織同士が戦いを繰り広げる設定には、全く説得力が感じられなかった。また、両者の戦いは、暗黙の交戦規定のもとで行われる妙に紳士的というか、馴れ合い的なものであり、現代の悲惨な戦争を知る我々から見るとかなり違和感があり、「こんな戦争ってあるの?」と思ってしまう。そもそも、この作品で描かれている正化31年という時代のメディアを巡る社会情勢は、現代と大差なく、軍隊まがいの組織や戦争を必要とするようなシビアなものとは思えない。 そんなことからか、少なくともこの第1巻は、図書館戦争というエンタテインメントよりも、むしろ、隊員同士の恋愛沙汰がメインに描かれている。しかし、かといって、恋愛小説といえるほどの中身があるわけでもなく、どっちつかずの中途半端な作品に終わってしまっている。巻末に、「ジュエル・ボックス」というわずか14ページのショートストーリーが掲載されているのだが、長大な本編よりこの方が、恋愛小説としてよほどよく出来ており、皮肉なことに、私には、これが一番面白かった。 考えてみれば、全4巻でこのシリーズが完結するのだとしたら、この第1巻は起承転結の起であり、導入部に過ぎないわけで、そう考えれば、第1巻としては、こんなものなのかもしれない。ただ、世の中に読むべき本が溢れている中、2巻目以降も読んでみたいと思えるような魅力のある第1巻でなかったとは、断言せざるを得ない。 | ||||
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機関や職務などの名称はややこしいが、別に気にしないでも充分楽しめる。ノリがちょっと軽すぎるのでは、と思ったが、娯楽作品、エンターテインメントなので全然オッケー。よく動く(物理的にも精神的にも)登場人物や、いびつな条例への真っ当な憤り、論理的な反論などは読んでいて胸がすく思いがする。『王子様』を巡る展開はかなり照れました。面白かった。半年くらいしたら、2冊目を読もう。 | ||||
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まだ読めてませんがストーリーは斬新でおもしろいです | ||||
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図書館戦争シリーズが、母校の大学の本屋ではベスト5を独占してました。 大人気ですね。 期待して読みました。 感動はしませんでした。 ユニークな設定だと思います。 しかし、”オチ”は、最初から読めている通りでしたし、登場人物たちが”子供”に思えてしまいました。 ごめんなさい。 シリーズの次の作品に期待します。 | ||||
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まず図書館が自衛隊並の部隊を持つという突飛な設定に入り込めるかがポイントです。 私は本作のアニメは見ていませんが、「機動警察パトレイバー」を思い出してしまいました。 図書館隊とメディア良化委員会の対立など設定のディティールはしっかり作りこんであります。なので、にわかに想像できないシチュエーションだけにはまり込みやすいです。日常から逃避するにはもってこいの小説です。 更に、会話文がいかにもアニメ的なところが読み易さに繋がっています。軽妙なやり取りには思わずニヤリとさせられる場面もしばしばあります。 登場人物もキャラが皆立っていて分かりやすいです。恋愛要素ありアクションありのエンターテイメント小説で、いかにも映像向けの作品です。 ただし、戦闘行為を描く場面もあり、結構生々しいところもあります。そのあたりが受け入れられるかどうかです。書店や図書館での銃撃戦は想像しにくいですから…私はそういったところも描ききっているところが気に入りました。 単行本版あとがきに加え、文庫版あとがきもあります。短編も追加されて、しかも児玉清さんとの対談まで収録されており、至れり尽くせりの内容です。 | ||||
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元々アニメで見ていたこともあり別冊を含め6冊を一気に読み切りました。一言で言って「有川さんは腕の立つ小説家」だと思いました。 郁と堂上教官のラブストーリーを前面に押し出していますが、メインテーマは「言論統制社会の不自然さ/怖さを伝えること」にあると思います。このメチャクチャ固いテーマを甘々のラブストーリーで包んでしまえるなんて並みの作家に出来る技では無く、オリジナリティある発想力には脱帽します。 ただし、図書館が武装組織を持って戦っているという世界観がかなり突飛であるため、その設定が受け入れらないと読み続けられないことになるのですが、そこさえ受け入れてしまえばとても面白い小説になり得ます。 登場人数は多いものの一人ひとりのキャラ設定がしっかりしているため読み易いです。魅力的な人物像が多く、もっと先を書いて欲しいと思います。情景描写がやや弱い雰囲気はあるものの上橋菜穂子さんクラスのストーリーテラーであると私は感じました。 誰が決めたのかわからない放送禁止用語が存在し、それに引っかかるからという理由で過去の優れた作品が封印されてしまう日本の状況を見ると、この作品で語られる「言葉狩り」が今の我々の世界でも進行しつつある怖さを思い知らされます。 | ||||
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私は大好きなシリーズですが、ラブコメ要素が強いので、好みがわかれる小説だと思います。 図書館で武力抗争という現実にはありえない設定ですが、その設定も意外と詳細に作りこまれていて、 私たちが日ごろ当たり前に享受している様々な自由(表現の自由、言論の自由)の大切さも感じることができます。 そういった当たり前の自由を享受できない特殊な状況がこの小説のバックグラウンドであり、 そのため図書館が武力をもってこれに対抗するといった設定の中、特殊部隊の一員である主人公が、教官と恋に落ちてゆく… 設定がリアルだけに、その中での恋模様は感情移入しやすく、多くの女性には好まれる作品だと思います。 ただ、男性には、そのまじめな設定、戦いの描写の中においての恋愛ラブコメ要素が馬鹿馬鹿しく陳腐なものに感じられるかもしれません。 登場人物も一人ひとりのキャラが立っている反面、どうしても漫画チックなキャラクター(言動が読めてしまうキャラクター)に感じられるため、小説に重みを求める人には軽いライトノベル的に思われてしまうかもしれません。 ただ楽しむために読む、という点で読めばとても面白い小説です。 でも、キャラがベタなだけで、有川さんの書く文章やストーリー構成はきちんとされていますし、最近良くある「文章も稚拙で、内容も薄く、キャラも軽薄、展開もめちゃくちゃ」な小説でないことだけは間違いありません。 この限られた状況設定の中、よくこれだけ色々なエピソードを描けるなあと関心してしまいます。 シリーズが続くので長く楽しめるという点でもオススメです。 | ||||
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実際に図書館に掲げてあるという、「図書館の自由に関する宣言」からここまで話を広げたというのがおもしろいな、と思いました。 これを読んだ今現在(2011年)丁度青少年育成条例なんかで一部の本も問題視されてたりして、タイムリーで感情移入もできました。 ですが、いくら問題図書の検閲が厳しくなったからと言って戦争がおこり死人まで出るなんて…とちょっとその辺の設定についていけない気持ちもありました。あとオリジナルの設定でしかも一巻なので説明が多く、ちょっとだれました。 しかし全体的にキャラの掛け合いが楽しくてさくっと読めました。 恋愛模様は読めすぎる感もありますが、わかりやすくて純粋に楽しめます。 シリーズ全巻読みたいと思います。 | ||||
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