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図書館戦争
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図書館戦争の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全291件 101~120 6/15ページ
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ライトノベル感覚で読めます。けれど軽すぎず、本当に適度な快適さでした。 ただ、言葉の使い方で引っかかることが・・・。 例えば、気弱になる、ということをこの人は「日和る」と表現したりします。 日和見主義が元の意味で、本来「日和る」と書いた場合に気弱になるというだけの意味合いはないので、それだけで使われていることにものすごく抵抗がありました。 他にも色々と違和感を覚える言葉の使い方は結構出てきます。前後の流から意味は解るものの・・・文字を主体とする小説でこれはどうなの?と。 高校生の私でもこれなのですから、もっと語彙が豊富な大人の方には違和感が強く残るかもしれません。 そこだけが本当に残念でした。 | ||||
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過去のベストセラー本を探している際に見つけ、手に取りました。 当初、そのタイトルから 「本をめぐる様々な社会問題との知力を駆使した戦い」 と勝手な想像をしていましたが実際は 「厳しく検閲を強行しようとする団体 VS 検閲から本を守ろうとする図書館 の、武力VS武力の攻防戦の中 上官と部下(主人公)のじれったくも甘い恋愛模様」をメインとするストーリーでした。 恋愛ものを学生以来読んでいない私にとって 思わぬ選書となりましたが ラブ要素があると分かった時点で頭を切り替え 単純に楽しもうという意気込みで読み進めました。 作中の組織や制度の矛盾点は目につくことがありましたが そういう設定なのだ!と割り切って読むのをおすすめします。 いちいち「この設定で○○はありえない」などと考えてしまうと一気に覚めてしまいます。。 とにかくラブシーンは甘い!甘くて顔がにやけてしまいます。 なんだかこういう感じは久しぶりだな〜と 純粋にウキウキ気分を楽しみました。 戦闘シーンは若干物足りない感もありましたが あまり詳細に泥まみれ・血まみれに書かれても ラブシーンとの差が激しくて引いてしまいそうなので このくらいでちょうどよかったのではと思います。 どちらかというと、ラブストーリーが印象深い本であると感じたので そういう認識の上読むのがよいかと思います。 | ||||
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数ページでリタイアの40代です。 「フリーター家を買う」などは一気によめたのですが、ラノベ調は無理です。 | ||||
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図書館好きにはたまらない一冊。 図書館の仕組みの細部までよくわかる。 「見計らい」って羨ましかった。 ある面では,現代の図書館の退廃ぶりに対する喝を入れるような物語のように読めるかもしれない。 自由は戦うものだという民主主義の基本を地で行く。 登場人物も設定も現代社会そのもの。 「赤毛のアン」という単語がでてきてほっとしました。 具体的な本の話題があると安心できるかも。 ps. 平成31年までに,全巻読破したい。 | ||||
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この作品は、アニメ化・アニメ映画化(2013年GWに実写映画化)しました。 これはあくまでも近未来日本が舞台であり、小説なのです。現実と対比しても、あまり意味はないのでは、と私個人は思いますが。 『本を守るために戦う』って? そんなんあり得ねえ!! そう思う人はいると思いますが、どうか先入観で判断しないでください。 そんな「あり得ないだろ」設定の中に、ちゃんと作者・有川浩の、現実社会への問題提起がされているんです。 『図書館内乱』……耳の不自由な毬江ちゃんに、小牧が難聴者の出てくる「レインツリーの国」という本を紹介するが、 それが「難聴者への配慮に欠ける」行動であると、メディア良化隊に査問会にかけられてしまう。 毬江ちゃんが協力し、小牧は無事解放されますが、これはとても大きな問題だと思います。 自分の勝手な思い込みで、人を判断してしまうことはありますよね。 でもそれが、誤解だったら? 差別は、もっと大変なことになります。 きっと有川さんは、そういうことを懸念しているのではないでしょうか。 『図書館危機』……茨城県立美術館で、メディア良化隊に狩られるであろう作品を展示することになり、特殊部隊が 応援に行くことになる。しかし、そこは荒れ放題で、良化法賛同隊がいるような有様だった。 その上、銃を持つことでは何も解決にならないと言い張る、「無抵抗者の会」という団体が 特殊部隊に銃を持つなと叫びたてる。 「無抵抗者の会」の彼らは、「銃を持たないことで対話は生まれるのです!」「あなたたちは敵とはいえ、同じ人間をあのような惨状にして…」 「銃をもって、英雄にでもなったつもりか、あんたらは!!」などと、作品を守るために戦った特殊部隊や茨城の図書隊の彼らに言います。 ですが、誰も、銃など持ちたくないのです。自分の手で人を殺めるなんて、普通はしたくないでしょう。 それを彼らは、表に立って自分の手を血で濡らしてまで、戦っている。 私は、英雄になったつもりかだなんて、言えません。 「無抵抗者の会」の彼らの言葉を見ていて、とても悲しく感じました。 自分たちは戦えないくせに、人が自分たちのために戦って人を殺めることを、声高に否定するなんて。 戦う人たちはきっと、守るべきものがあるから、戦っているのだと思います。 図書隊の彼らにも、家族はいるし、愛する人だっている。 それは、良化隊だって同じ。 だけど、そんなことを考えていたら、自分たちが先にやられてしまう。 「自分がやられるより、先にやれ」 郁は、そんなことを考えていました。 戦うって、生半可なことじゃないんです。 殺したくない、でも先にやらなければ殺されてしまう。 矛盾と戦わなければならないんです。 多分、そんなことを、有川さんは思って書いたのだと思います。 自衛隊モノを描いていたからこそ。 ただ、ずっとこんな話ばかりでは飽きるだろうと、ラブコメ要素も入っているわけです。 ラブコメだけど、それだけじゃない。 これは―――、『戦闘ラブコメ』だ。 これを読むときに、ラブストーリーのところだけを見るのではなく、 有川さんの想いも、是非、感じ取ってほしいと思います。 随分長くなってしまいましたが、この私の拙いレビューを読んでくださった方、どうもありがとうございました。 私は有川作品は好きなので、また、どこかで。 | ||||
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なぜ、図書館や出版物を守るのに軍事力がいるのか? ここが理解できないと、小説を読み進めて行くのは辛いです。 | ||||
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ライトノベルとして読めば、すごい良質だと思う。 キャラクターも魅力的だし、ラブコメ部分は楽しんで読めた。 ただ、言論の弾圧とか統制とか、図書館の独立とかって部分は……。 同じ国なのに、公的機関が武力衝突をしているっていう設定は最後まで腑に落ちなかった。 読み進めるほどに引っかかりが強くなって、このことに触れる部分は苦笑せざるを得なかった。 どちらかをテロリストなりレジスタンスなりって設定にすれば、問題なかったのになぁと思うだけに残念。 | ||||
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暑さに人一倍弱い私は、早くも夏バテ気味。 本は読みたいけれども、思考力は限りなくゼロに近い。 そんな時には、こういう軽くて、楽しい本がお勧め。 熱血バカ、笠原郁と、怒れるチビ、堂上の小競り合いは、かなり面白いです。 | ||||
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気分転換したいときに、楽しんで読むことのできるライトノベルです。 胸がキュンとするシーンもあるので、 1巻から続編の6巻まであるので、これから読み進めていくのが楽しみです。 主人公はもちろん、サブキャラの恋の行方もかなり気になるところがあるので、 いろいろときめくことができると思います。 個人的に、小牧さんの恋の話がお気に入りです♪ | ||||
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月9連ドラがコンセプトらしい。少女小説のようなキャラと人間ドラマで氷室冴子を思い出す。 しかしなぜこんな舞台設定にしたのだろうか。図書館を戦場にドンパチする良化特務機関と図書隊は双方公務員。言わば自衛隊と警察が戦うようなもので、対犯罪者ならともかく、殺し合う公務員と武器に税金投入が許されるか? 戦場と化す図書館を利用する市民がどれだけ存在するのか? 著者の本好きは分かるがこの設定、ディテールに凝れば凝るほど非現実感が増す。基本ラブコメだし、普通の図書館でも充分成り立つと思うのだが。 | ||||
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同一国家内にある二つの公的機関が武力衝突をしている状態では、国家機能は破綻しており、すでに法律どうこうの次元ではありません。 少なくとも、どちらかの組織は非国家組織もしくは他国家組織になるはずで、国家が機能している状態でのあらゆる武力衝突は、歴史的にその図式以外ありません。日本と書いてあることから、国内に、自衛隊、警察、図書館隊、良化委員会の4つの武装組織があることになりますが、その中の二つが「表現の規制」を理由に戦闘行為を行っており、国家がその状況を黙認しているというのは、全く常軌を逸した社会情勢であり、何の風刺にもなっていません。この小説は、著者が実際の図書館に関する宣言を引用していることから、単純な娯楽小説ではなく、社会的なメッセージを意図していると考えられます。しかし、上記の理由からこの小説は、あまりにも浅薄で非常識であり、少年少女に与える影響は有害であるとすら言えます。現実に問題になっている「表現の自由」に関する例(エロ、こじき等)に関連させて、暴力的な執行を行う検閲組織を描くというのは、悪質なプロパガンダとしか考えられません。 | ||||
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1本筋が通っていると思われるのは、本が大好き。本によって、思考方法含め、人生が変わったと日々実感されている人にとっては共感できる部分が多いのではではないでしょうか。正直、読み始めて戸惑いました。ライトノベル? SF小説? ラブコメ? 結局、全てがあてはまり、あまり深く考えない方が楽に読める作品であるし、おふざけの中に「本を守りたい」という強い意志がキラリと光れば、つっこみどころ満載でもゆるせる作品であると50手前のおっさんはこう思います。 | ||||
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筆者は、有名な「阪急電車」の作者でもあるが、本書もバックグランドとなる場面設定とストーリー軸が非常に秀逸である。情報管理を巡り、国家治安権力に対抗して組織された図書館を防衛する部隊という設定である。この構成においては、続編話も大変続きやすいし、過激さ故に映像としての映画化やアニメ化も容易で、武器等のメカニック的マニアックな面白さもスパイスとして振りかけられる。著者は、極めて発想の豊かな人物か、大変柔軟な戦略的思考の持ち主か、たぶん両方だろう。 | ||||
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設定はとても面白く、帯を見てかなり期待して購入しました。ただ、読み進めるにつけ、キャラクターに合わせるのが少ししんどく……。(笑) 心情をもう少し丁寧に書いてくだされば、私みたいないやらしい読者でも楽しめたかもしれません。 あと、敵方にも何か言いようがあって、戦争なるものを起こしていると思うのですが、それについては表面上のことにしか触れていなくて残念でした。 全体的に、大人向けという感じではないです。 多分、作り手側の表現方法について、作者は思うことあって書きはじめたと思うのですが、ネタとして書かれる方々の心理が、一方向からしか提示されていなかったので、それらがまるで煽動されているようで、言いようのない不確かな感覚が残りました。 もう少しじっくり考えさせてほしい、というところでしょうか。 戦争という題材じゃなければ、それも納得いくんですけど、戦争という題材なので、そこはきっちりしてほしかったです。 勧善懲悪として描くなら、悪が中途半端かな。 恋愛要素も、高校生でもきついかな。 まあでも、そのあたりは好みだと思うので、いいと思います。 ひとつひとつの落とし方は流石と思うので、☆ふたつで。 読むのが辛い本でしたが、四冊買ってしまったので、頑張って読破しました。 | ||||
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公序良俗を大義に、世のあらゆる情報や言論の統治・弾圧を目論む良化委員会と、図書館法を盾に対抗組織として結成された図書特殊部隊。その争いは銃器を伴い、時に死者を出す事もある、という荒唐無稽な設定。 一見してとても気恥ずかしい「オタクの中のオタク」なDQN世界であり、手にするのも憚るようなラノベと思ったが、読むにつれて流石ベストセラー!歴史、組織背景、登場人物を丁寧に描写する事により中々どうしてリアルで厚みのある世界を作り出すことに成功している稀有な作品です。 新米の女性隊員とその取り巻きの掻き分けもうまく、各々が個性的で面白いです。物語中に起きる有事がいちいち非日常世界でのお話で、現実世界の情景と照らし合わせて脳内変換する必要が少なくとも私にはあったので、そこらへんの小説より読み進めるスピードは遅く、その為結構ラノベと評されがちですがとても趣深い作品となりました。台詞、心情描写もいちいちリズミカルで流麗だし、プロット進行も飽きさせません。良作です! | ||||
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奇想天外の設定ですが、読み進むうちになじんできて、登場人物に愛着が。結局はまってしまい、あと5冊続くシリーズを読破することになります。 | ||||
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タイトルにも記載したとおり、有川浩氏は『ラノベを読んでいた大人』を対象に作品を書かれているそうです。 なので、たくさんの人が指摘しているように文体はラノベ調であり、舞台も突拍子のないものです。 しかし、有川氏が大人を対象とした際に意識したのは『大人は小さな嘘がある本を読まない』というところらしく、この本の内容は細部まで、矛盾や疑問が生まれないように作られています。 図書館の仕組みや業務内容に関しても綿密な取材を重ねられたらしく、図書館雑誌からインタビューを依頼されるほど真実味のある内容です。初めは大人にはなかなか受け入れられないのではと危惧した有川氏でしたが、72歳の読書からファンレターが届いたこともあるそうです。 大人にはきついとは一概に言い切れない作品です。 大人には〜ということに関して書かれている方が大勢いらっしゃったのでこんなレビューを書いてみました笑 私は満足の一冊でした。1巻だけでも、是非読んでいただきたいです。 | ||||
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有川浩さんの自衛隊三部作の流れを引きずりながらも、「進化したラブコメ」という印象でした。 図書館のもつ、紙媒体をあまねく伝えるという古典的なイメージと専守防衛に徹する戦闘員という、 本来ミックスしにくい要素を「大事なモノのために人は戦える」というメッセージをベースに 見事な有川ワールドが炸裂! それでいて、筋立てやキャラ設定など緻密でしっかりしていて飽きさせません。 恋愛モードは高めなので、心して読まないと、どろどろになるかも。 スリリングな戦闘シーンも極甘恋愛モードも両方欲しい人にはいいかもしれない。 はまったら、ぜひ4冊+別冊2冊全部読破されたし。 あまりの甘さに、ふらふらしてしまうと思いますが、こころが愛で満たされることも確かです。 | ||||
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全巻読んでの感想ですが自分は最後まで楽しめました。図書館+ミリタリー+スポコン+ラブコメな感じの本書。 ハードカバーですがジャンル的にはライトノベルです。 主人公である笠原はバカで短気で熱血で真っ直ぐで乙女でとても好感が持てます。 主人公の上司である堂上教官は自分にも他人にも厳しい。けど見るべきところはしっかり見て公正に評価してくれるし、困ったらしっかり助けてくれる。男の中の男です。 基本はこの二人の小競り合いやベタ甘会話をみてニヤニヤしながら読めます。甘すぎてこっ恥ずかしいぐらいです。 他にも沢山魅力的なキャラが出てくるのでキャラ読みでも十分楽しめると思います。 個人的には緒形副隊長がお気に入りです。 なにやら映画化も決定したようでまたあの世界が楽しめると思うとわくわくしています。原作全部アニメでやってくれないかなぁ。 | ||||
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一冊の本が貸し出されるまでの手間、手配、手続きの雰囲気や様子がよく描けていた。主題である「本を守る」という理念にひかれて購入。思想の自由のために権力と戦う連帯感に引き込まれた。その考え方に共感しました。図書館という地域に開かれた場所に納められた叡知と思想をまもる為には平凡な会社員では影響力を出せない。社会で影響を与えられるには国家資格だろう。栄光をつかむは何の為。図書館にある思想の自由を守るために国家資格で社会に発言できる身分になっていたい。それも一度打ちのめされた職人や会社員等が取得した国家資格は味がつく。エリート大学出身者より影響力を持てるだろう。特に学生たちには。資格がなければ影響力をだせない。一人の有資格者がいれば地域は守れる。その連鎖がおきれば日本はよくなるだろう。今の日本政府の様子ではいつ図書館戦争になってもおかしくないかもしれない。しっかり監視したい。 追記 大人のケンカの仕方が参考になった。法を使い、人脈を使い、当事者以外の第三者に判断させていく手間と知恵は真似できそう | ||||
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